メディア: CDリリース情報

PECF-1020 JM
2010.07.01

NO, NO WAVE, NO LOVES. 三枚目の正直はアグレッシヴなアヴァン・ロック。
ハードでキッチュ、会話のようなエモーション・イン・モーション。

従来のパンク、ニューウェイヴ~ノーウェイヴ的な要素に加え、今作ではハードロック的なアプローチも。知的なアグレッシヴ・アヴァン・ロック感覚が貫かれたアンサンブル。ライヴやセッションを繰り返し、個性的な表現や独自の構成力を身につけた彼ら。ヘヴィなビートを土台にしながらバンドが誘発する曲の展開、それに日暮愛葉のパターン化しない自由なヴォーカルが応えて更に深みを増すような。そんなやりとりが、曲のクォリティを上げています。衝動的とも、抑制されたともいうべき感情の爆発×ネジレ感覚。エクスペリメンタルな方向性も有した独特なグルーヴは文句なしのテンションです。

「JM」、思わせぶりなタイトルです。

日暮愛葉(Vo&G)率いる、秋山隆彦(Dr)、岩谷啓士郎(G&Eng)、中尾憲太郎(B)、中村浩(Sax)からなる五人組、LOVES.。最強のメンツ、最早、現在のライヴハウスシーンに於けるスーパーバンドと言えます。そんな不動の地位を確立した彼らの最高傑作が遂に完成しました。既にライヴのメイン曲としてもファンにはお馴染みのものを含む近作。レコーディング用の楽曲群というよりは、ライヴやリハーサルを重ねる中で誕生した楽曲がほとんど。つまり、LOVES.という一つの人格、即ちバンドとしてのソングライティングたる手法が過去の作品と明らかに違う創作上の大きなポイントです。

ということからも、メンバー各々の参加意識がこれまで以上に非常に高い作品となりました。今作でも録音の全て、ミックス、マスタリングまでを一貫してメンバーである岩谷啓士郎が担当。先に述べたようにライヴやセッションにより熟成された楽曲ですが、スタジオでの録音作業で新たな息吹きを吹き込まれた新鮮な趣きもあり。まるでN.Y.C.から抜け出して来たようなエッジが効いたノーウェイヴな風合い。キッチュなセンスが光るノリの良いダイレクトで肉感的なロックサウンドです。役者揃いで達者なメンバーだからこそ成せる業、決して直線的ではないアンサンブルでありながらも、昂ぶるバンドサウンドに導かれるリアルタイムの熱量、そのフィーリングをブレずに直射。バンドとしての成熟の証が顕著な約二年振りになるニューアルバム「JM」、傑作です。

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SRVC-1020 GHIBLI REGGAE PLUS
2010.07.01

某レコード店を筆頭に各所で大ヒットを記録したジブリxレゲエの決定盤アルバムにさらに新録3 曲をプラスした2010 年仕様が遂に発売!!ふんわりほっこりした曲調に、阿部恭子の透明感の有るやさしい歌声がとってもキュートにマッチしたアルバムです。海でも山でもカフェでもドライブでもどこでも聴けて和める今夏必聴の一枚です!

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PCD-93351 The Way Out
2010.07.01

ギターやチェロやバンジョーをフィーチャーしたフォークトロニカ的なサウンドと、ありとあらゆるソースからのサンプリング音を緻密に織り合わせ、夢と現実の狭間のような独特な音楽世界を作り上げてきたNYのデュオ・ユニット、ザ・ブックス。

細野晴臣をして「最も新しい音楽は、何故か懐かしさをも含んでいる」と言わしめた彼らが、プレフューズ73やホセ・ゴンザレスとのコラボレーションも経て、ブライアン・イーノにも絶賛された前作『Lost and Safe』から実に5年ぶりとなる待望の4thアルバムを完成!

催眠療法の記録カセットや教育ビデオといった素材から注意深くサンプリングした様々な人声や物音を楽曲の中に取り込んで行く、ザ・ブックスならではの手法は本作でも健在だが(マハトマ・ガンディーからの引用まである)、これまでになくアグレッシヴかつヘヴィーで、ビートが強調された曲も少なくない。従来のフォークトロニカ的なイメージを脱却した新鮮な響きを獲得しつつも、やはりザ・ブックスのものでしかないユニークなサウンドを生み出し続けているのが素晴らしい。

「こんにちは、そして新しい始まりへようこそ」と告げて、ザ・ブックスの4thアルバム『ザ・ウェイ・アウト』は始まる。この北東部のデュオによる5年ぶりの新作である。個人的な意味でも職業的な意味でも新しい家を得た結成メンバーのニック・ツァムートとポール・デ・ヨングは、ニューヨーク市の北方にある山脈地帯に移り住み、『ザ・ウェイ・アウト』は、彼にとってテンポラリー・レジデンスから最初のリリースとなる作品である。これは確かに新しい始まりに相違ない。

10年近くの間に3枚のアルバムを出してきたザ・ブックスは、現代の音楽における真の革新者となった。創造的な意味で複雑であり分類不可能な『ザ・ウェイ・アウト』は、ザ・ブックスの綿密かつ実存的な曲作りの伝統を継承し、これまでのアルバムのシュールレアルな要素に、ユーモラスで子供のような興奮を吹き込んだ。
いつものようにザ・ブックスの自宅スタジオでプロデュースとレコーディングが行われた『ザ・ウェイ・アウト』は、これまでの作品の魅力と親密さを敷衍して、より深くエモーショナルな響きを獲得し、一見お互いにかけ離れた音世界の見事な融合を成し遂げている。『ザ・ウェイ・アウト』で、ザ・ブックスは、美しさと不条理と分かりやすさの危ういバランスをマスターした。「それはとてもいい感触で、くつろぎがあり、世界と一体化して皆がその中にいるような感覚なんだ。」

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PCD-93356 Made The Harbor
2010.07.01

人間の声が誇る神秘的なパワーを見事に引き出した若き女性吟遊詩人3 人組のマウンテン・マン、静かに、そして美しく日本デビュー!!

たった3 人の歌声と、時に入るアコースティック・ギターだけで奏でる、プリミティブかつ息を呑むほど美しい音楽がここに!!!世間の喧噪や爆音に流れるオーバー・ハイプな現代の音楽には忘れさられた音楽本来のピュアな要素を感じられる、名作誕生です!

今年のSXSW でも大きな話題を呼び、アメリカ出身ながらUK でも爆発的に話題を呼んでいる、若干20 代前半の少女3 人組、マウンテン・マン。伝統的なアパラチアン・フォークからブリティッシュ・フォークの音色も感じさせる、素朴でハートウォーミングな音楽を奏で、フォーク・ファンはもちろん、アイアン&ワインやキャット・パワーといったインディー・ロック・ファンにもアピールできるデビュー作を完成。

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PCD-25116 Combopiano
2010.07.01

COMBOPIANO、渡邊琢磨、内橋和久、千住宗臣のトリオ編成となって初のアルバム!
昨年のフジロックでも異常な盛り上がりを見せた話題騒然のパフォーマンスがついにディスク化される!

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PCD-93349 The Entrance Band
2010.07.01

FUJI ROCK FESTIVAL 2010出演決定!!!!

「ザ・エントランス・バンドの音楽は今の時代では経験した事のないような魅惑的でうっとりしてしまうヴァイブスが満載だ。新世代グルーヴのサントラだよ。」

―サーストン・ムーア/ソニック・ユース

全米を席巻しているニュー・サイケデリック・ムーヴメントの代表格、ザ・エントランス・バンドが遂に日本デビュー!!デヴェンドラ・バンハートやサーストン・ムーアをはじめ、世界中のメディアやミュージシャンが挙って愛するトリオの圧倒的グルーヴを感じろ!

◆サイケ・ロックからブルースやジャム・ファンにもオススメ!
とにかく圧巻なギター・プレイに加え、王道ロックにも通じるタイトでグルーヴ溢れるリズム隊のパワーが半端じゃない!!ブルー・チアーからツェッペリンにも通じるこの感じ、幅広いファン層にアピールする内容です!トリップも、踊りも、ヘッドバングもできて、最高!

◆メンバーも豪華!
リーダーのガイ・ブレイクスリーはかつてメジャーでもアルバムを出していた、ネオ・ヒッピー世代前から活躍するサイケデリック・ミュージックの重要人物。ベースのパズ・レンチャンティンはトゥールのメイナードの別プロジェクト、ア・パーフェクト・サークルやズワン、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジなどにも参加する名ベーシスト。新ドラムのデレック・ジェイムスはパワフル系ドラムでめきめきと頭角を現す注目株!

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PCD-24258 The LA Project – Expanded Edition
2010.07.01

2002 年のAOR 名盤がボーナス・トラック4 曲を加えて新装リリース!スウェーデン人ギタリスト、ピーター・フリーステットがビル・チャンプリン、ビル・カントス、マイケル・ラフ、ジョセフ・ウィリアムス等豪華ヴォーカリストとイエロー・ジャケッツの面々を迎えて作り上げたAOR ファン歓喜の爽快西海岸サウンドが満載です!

★当時29 歳だったスウェーデンのギタリスト、ピーター・フリーステットがLA とストックホルムのスタジオで作り上げたデビュー・アルバム。ビル・チャンプリン(元シカゴ)、ビル・カントス、マイケル・ラフ、ジョセフ・ウィリアムス(元TOTO)ら錚々たるシンガーをフィーチャーし、バックにはボブ・ミンツァー(sax)を含むイエロー・ジャケッツの面々やアベ・ラボリエル(b)等西海岸フュージョン・シーンのトップ・ミュージシャンが参加。

★’80sAOR サウンドへの憧憬たっぷりなパーフェクトなコンテンポラリーAOR サウンド。今回の新装盤では未発表曲にライヴ・ヴァージョン、別テイクなど4 曲が追加された拡大版です!

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PCD-93354 The Lady Wants To Be A Star
2010.07.01

AOR ~フリー・ソウル・シーンで人気のシティ・ソウル名盤が待望の世界初CD 化!白人女性SSW、マーティー・リーブスのデビュー・アルバムはブレッカー兄弟、ウィル・リー、ジョン・トロペイなど当時のNY のトップ・ミュージシャンが強力バックアップでフュージョン・ファンもマストです!

★レコード店の店頭に並んだレコード・ジャケットを眺めていつかスターになる日を夢見る彼女…。現在も活動する女性シンガー・ソングライター、マーティー・リーブス(リーボウ)のデビュー・アルバムはジャケットも素敵な一枚。全曲自身のオリジナルでソウルフルな歌声が素晴らしいファンキィAOR 満載です。

★マイケルとランディのブレッカー兄弟にウィル・リー(b)、ジョン・トロペイ(g)ら最高のミュージシャンがバックを固めればフランキー・ヴァリや山下達郎のプロデュースで知られるチャーリー・カレロがプロデュース/アレンジを担当。「For David」「Chance To Dance」など、フリー・ソウル的にも最高なグルーヴィAOR 揃いで、マリリン・スコットとか好きな人はマストです!

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PCD-17377 Hogt Spel
2010.07.01

“エアプレイに対するスウェーデンからの回答”と呼ばれたAOR バンド、ライセンスによる81 年のデビュー・アルバムが2 曲のボーナス・トラックを追加して世界初CD 化!コアなAOR ファンが追い求める北欧産グルーヴィ・ホワイト・ソウルの傑作です!

★ 2 枚のアルバムを残して解散してしまったスウェーデンの5 ピース・バンド、ライセンス81 年のデビュー・アルバム。Edin Adahl などAOR マニアの間で人気の高いスウェーデン・バンドと同様、グルーヴィでソウルフルなサウンが特徴で、歌詞がスウェーデン語だからって聴かなきゃもったいない!当時のアメリカAOR サウンド直系のカッコ良すぎるバンド・サウンドが楽しめます。
レアなオリジナル盤に82 年のシングル2 曲を追加収録、リマスタリングした世界初リイシュー!

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PCD-17380 Feed The Flame:The Fame And XL Recordings
2010.07.01

全国のサザン(ディープ)ソウル・ファンの皆様、お待たせしました!2010 年最高のニュースです。

スペンサー・ウィギンスのFAME~XL録音の全てがやっとこうしてCDとなりました。まずはどうです、このジャケ/ 写真。もうジャケが歌っています。それに負けてないのが中味の凄さ、FAME 時代の超ド級の名作「Love Machine」、「I’dRather Go Blind」は勿論、とんでもないのは未発表曲達、全22 曲中11 曲!も。全く信じられません。タバコ減らして生きてて良かった。その懐の深さではジェイムス・カー以上の実力の持ち主、スペンサー・ウィギンスの完璧なバックにも支えられたFAME には駄作なんてありえません。22 曲全てが名曲/ 名作です。日本人にとってこれ以上の贈り物(アルバム)は、暫くないだろう。鈴木啓志氏が渾身の解説をと、意気込んで、肩にチカラが入り過ぎています。

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