リリース情報
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Gideon van Gelder
Perpetual
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ギデオン・ヴァン・ゲルダー
『パーペチュアル』 - 2010/06/16
- CD
- PCD-93345
¥2,415(税抜¥2,300)- レーベル: Kindred Spirits
- 解説付 ※解説:渡辺亨
「ブリリアントなピアニスト」
「ギデオン・ヴァン・ゲルダーは僕のお気に入りのピアニストだ。リリシズムとメロディアスな洗練が融合した彼のタッチと感受性が、数年先にはきっと 彼を偉大なピアニストたちに並ぶ存在にするだろう。この一枚は早くも僕の2010年最高のジャズ・レコードに決定した」
ジャズ・ピアノ・ファンからクラブ・ジャズ・リスナーまでを魅了する、新たな才能のデビュー。Kindred Spiritsの新作はホセ・ジェームス・バンドのメンバーとして知られるオランダの新鋭ピアニスト、ギデオン・ヴァン・ゲルダーのデビュー・アルバム!ECM的な透徹したリリシズムとヒューマンな温かさを兼ね備えた、これぞ新しいジャズと呼べる傑作!
★「現代における最もスリリングなピアニストの一人」
「現代における最もスリリングなピアニストの一人」であり、「ともにプレイするグループを高い次元に持ちあげる」才能、と称賛を浴びる若きピアニスト、ギデオン・ヴァン・ゲルダー。オランダではジェシ・ヴァン・ルーラー、ベンジャミン・ハーマンといった大物ジャズマンとの共演も果たし、2007年に本場NYに移住。マルグリュー・ミラー、ヴィジェイ・アイヤー、クレイグ・テイボーンといった面々に師事。08年にはアンドリュー・ヒル・アワードも授賞された気鋭のアーティストである。
★クラブ・ジャズ・リスナーだけに聴かせるのは惜しい、新しいジャズ表現がここにある
NYで会ったホセ・ジェームスのレギュラー・バンドのピアニストとして、アルバムやツアーに参加しているギデオンの初のソロ・アルバムとなるのが本作。テナー、アルトの2本のサックスにドラム、ベース、そして女性ヴォーカリスト、ベッカ・スティーヴィンスというレギュラー・グループによる録音。そのオリジナルなサウンドを何と表現しようか。女性ヴォーカルのハミングは例えばリターン・トゥ・フォーエヴァーのフローラ・プリムを想起させるし、陰影に富んだ曲調は洗練されたスピリチュアル感さえ漂わせる。しかし全編を貫くギデオンのリリカルで耽美的なピアノがこのアルバムを極めて現代的で新しいジャズへと昇華させている。鮮烈なハーモニーとリズムが突き刺さる冒頭の「Wave」、スピリチュアルな美しさをたたえた「Perpetual」、ジョー・ヘンダーソンの「Inner Urge」のカヴァーをまずはチェックしてほしい。
- DISC 1
- 1. Wave
- 2. Glow
- 3. Perpetual
- 4. Lullaby
- 5. Inner Urge
- 6. Arctic Queen
- 7. Who's Afraid Of Red, Green and Bright Light?