メディア: CDリリース情報

PCD-17835 Revelation
2021.06.16

ブラック・ジャズ・レコーズを代表するアーティスト、ダグ・カーンによる最高傑作とされる3rdアルバム! 事実上、最後のコラボ―レーションとなった元パートナー、ジーン・カーンの魅力的な歌声がたまりません!

今作は〈ブラック・ジャズ・レコーズ〉に最も作品を残した鍵盤奏者、ダグ・カーンのディスコグラフィーの中でも最も評価が高く、スピリチュアル・ジャズの名盤としても知られる作品。元パートナーであり、幾度とコラボを果たしてきたシンガー、ジーン・カーンとの最後のコラボ作でもあり、彼女のソウルフルな歌声がアルバムを通し活躍しているのがこのアルバムが“名盤”と呼ばれる大きな理由の一つであろう。スピリチュアル・ジャズの金字塔「Power and Glory」ではソウルフルなジーンの歌声と優しさに溢れたダグ・カーンのエレピ、そして高鳴るサックスの組み合わせが極上で、例えばHiatus Kaiyoteのファンなどにもオススメしたい楽曲となっている。更にはJohn Coltraneが生んだ名曲「Naima」のカヴァーではゆったりとした心地良いエモーショナルが広がっていく素晴らしいアレンジが展開されており、大胆なジーンのヴォーカルが活きた「Contemplation」も最高です!
間違いなく“名盤”と呼ばれるに相応しい〈ブラック・ジャズ・レコーズ〉の看板を背負う作品!

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DLIP-0068 TWO MEN
2021.06.15

神奈川は藤沢をREPするMILES WORDとSHEEF THE 3RDによるユニット、BLAHRMYによる実に9年ぶりとなるセカンド・アルバム『TWO MEN』がついにリリース! RHYME BOYA(DINARY DELTA FORCE)やRahblenda(calimshot & Fortune D)、仙人掌が参加し、全曲をNAGMATICがプロデュース!

神奈川は藤沢をREPするMILES WORDとSHEEF THE 3RDによるユニット、BLAHRMY。2010年に自主制作での1st EP『Duck’s Moss Village』、DLiP Recordsに所属して2012年に1st ALBUM『A REPORT OF THE BIRDSTRIKE』をリリース。その後はBLAHRMYとしての活動と並行して個々の活動にも力を入れ、MILES WORDはソロでのEP『STATE OF EMERGENCY』やNAGMATIC、Olive Oilとの各コラボ作を、SHEEF THE 3RDはソロでの1st ALBUM『MY SLANG BE HIGH RANGE MOSS VILLAGE』やRHYME BOYA(DINARY DELTA FORCE)、DJ BUNTAとの各コラボ作をリリース。数々の客演もこなし、BLAHRMYだけでなく各々でも名前を広めていったもののBLAHRMYとしてのまとまった作品は2014年のEP『DMV2-TOOLS OF THE TRADE-』のみで近年はアナログやデジタルでの単発のリリースに留まっていたが…2021年6月、実に9年ぶりとなるセカンド・アルバム『TWO MEN』をついにリリース!

客演にはDLiP Recordsの同胞DINARY DELTA FORCEからRHYME BOYA、DINARY DELTA FORCEのcalimshot a.k.a. Cally WalterとFortune DのユニットであるRahblenda、そしてMONJUから仙人掌が参加し、全曲をDLiP RecordsのNAGMATICがプロデュース!
https://www.youtube.com/watch?v=CHN7fvLMOqw

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PCD-94039 Crazy Game Of Love
2021.06.09

スウェーデンのツー・メン・ユニット、会心のデビュー作につづく約3年ぶりとなる待望のセカンド・アルバム! 前作以上に日本のAORファンを魅了すること間違いなしの傑作!

18年末に日本リリースされた『AT LAST』で新旧AORファンをアッ!と言わせたスウェーデン発のツー・メン・ユニットが、待望の第2作をリリース。前作を上回る激アツの内容に、いま話題のトミ・マルム、ベテラン:レニー・カストロ、TOTOやアンブロージアのツアーで活躍したシェム・ヴォン・シュロックらが参加。
――金澤寿和

スウェーデンのベテラン・ギタリスト、マッツ・ヨハンソンと鍵盤奏者カイ・バックマンの二人を中心とするAORプロジェクトが、2018年にリリースしたデビュー作につづいて待望のセカンド・アルバムを完成させた! 前作に引き続き、北欧AORシーンのキー・プレイヤーたちに加えて、今回はTOTO関係者も参加。

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PCD-25324 Symbol
2021.06.02

孤高の電子音楽家、横田進が追い求めた美の世界後期代表作『symbol』最新リマスタリングリイシュー!

「楽しみながら作品を作ったことはない、ぶっ飛んで作るか、涙を流しながら作るかだ」と、1997年暮れの池尻での取材で横田はぼくに語っている。『symbol』が涙を流しながら作った作品であることは、何度か彼を取材した人間として言わせてもらえれば、間違いない。──野田努(ele-king)※ライナーノーツより

かつてピッチフォークから、日本人はなぜレディオヘッドを評価してススム・ヨコタを評価しないのかと言われたように、海外ではロンドンで回顧展が開催されるほどに評価されている横田進。彼の短い人生のなかで作られた、美しい電子音楽の傑作がここにリイシューされる。通算30枚目のアルバム、彼のレーベル〈Skintone〉からは8枚目となる『symbol』は、2004年10月27日にリリースされている。「象徴主義ということを意識して作った」と当時の取材で彼は答えているが、ここには彼の美学が集約されていると言えるだろう。「思えば、僕がやってきたことは象徴主義的だった。精霊であったり、天使であったり、魂であったり、そういうものはつねの自分のなかのテーマとしてあった」、横田は当時こう語っている。クラシック音楽の断片をカットアップしながら、彼が追い求める美を描写した問題作──リマスタリングされて、いよいよその魅力が世界に放たれる!

■Susumu Yokota
90年代初頭から音楽活動を開始、1993年にドイツのテクノレーベル“Harthouse”から発表した『Frankfurt Tokyo Connection』が国内外で話題となり注目を集めると翌94年には日本人として初めてベルリンのラヴ・パレードに出演、レイヴ・カルチャー黎明期の日本においてシーンを牽引するテクノ/ハウス/エレクトロニカのプロデューサーとして広く知られるようになる。90年代は主に“Sublime Records”、90年代末からは自身のレーベル“skintone”、さらにはロンドンの“Lo Recordings”などインディペンデント・レーベルを拠点に活動を続けていたが、2006年にはハリウッド映画『バベル』に楽曲を提供するなどメジャーなフィールドでも活躍している。長らく続いていた闘病生活の末2015年に永眠、約22年間の活動中に35枚以上のアルバムと30枚以上のシングルをリリースし2012年に発表した『Dreamer』が遺作となったが、没後もシーンの評価が揺らぐことはなく未発表音源のリリースやリイシューなどはコンスタントに行われ、2019年にはロンドンでメモリアル・イベントが開催されるなど今なお世界中のリスナーから愛されているアーティストである。

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PCD-94036 This Is A Blessing
2021.06.02

レア・グルーヴの超人気盤、あの“魔法使い”ジャケットでもお馴染みの『Spread Love』MICHAEL ORRプロデュースによるシティ・ソウル「I Don’tKnow」ほかキラー・チューン満載! 中古レコード市場でもまず見かけることが出来ない=超レアなため、一度もリイシューされていなかった知る人ぞ知る、極上レディ“フリー”ソウル、FAY『This Is A Blessing』が遂に世界初CD化!

80年代からLAを拠点に活動していた女性シンガーFay Hill、1987年にリリースされLAのプロフェッショナルなミュージシャンやエンジニアを起用したアーバン・ソウルな2ndアルバム『Island In My Mind』でも知られたアーティストですが、1981年リリースの1stアルバムである本作はパワフルなヴォーカルとシティ感たっぷりのサウンドが堪らない極上レディ・ソウル!
中でもレア・グルーヴシーンではお馴染みのMICHAEL ORRがプロデュースを手掛け、冒頭のギター・カッティングが心地良すぎるシティ・ソウル「I Don’tKnow」(M5)は本作のハイライトと言っても過言ではないでしょう。さらに当時7インチでシングル・カットされ現在もプレミア化している「I Know Who You Should See」(M2)、「Any Load You Can Handle」(M7)などキラー・チューン満載の名盤が遂に世界初CD化です!

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PCD-94023 Compass: I
2021.06.02

ブルーイ率いるインコグニート~シトラス・サンの作品にも参加するディーヴァ=デボラ・ボンドが待望のニュー・アルバムを完成!ヴルフペックの別動隊フィアレス・フライヤーズが誇るドラマーのネイト・スミスも参戦する大注目作!

言わずと知れたブルーイが指揮を執るアシッド・ジャズ~ジャズ・ファンクの頂点に立つバンド、インコグニートの傑作アルバムのひとつ『Amplified Soul』にも参加、また2016年にはそのインコグニートのバンド・メンバーとして来日もしているワシントンD.C.を拠点に活動する実力派ソウル・シンガー、デボラ・ボンドが待望の新作を完成! 彼女による歌声、美しいピアノの音色が冴え渡る「Stride」を皮切りに、モダンで洗練された絶品ソウル~R&Bばかり!! 影響を受けたと公言しているアニタ・ベイカーやシャーデー、チャカ・カーン、スティーヴィー・ワンダー・サウンドをはじめ、過去~現代のソウル・ミュージックの魅力が詰め込まれた濃密な1枚!

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PCD-17833 WHAT GOES ON~THE SONGS OF LOU REED
2021.05.26

大人気の英エイスのソングライター・シリーズの最新作は、元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの詩人、ルー・リードの傑作曲カヴァー集!

彼らの曲/詩を愛して歌ったアーティスト達。ルーをヒーローだとリスペクトするブライアン・フェリーのタイトル曲からベック、イギー・ポップまでたっぷり20の歌。
「ソングライターとしての才能、Lyricistとして彼が伝えられたもの、二つの別々の点から、私が尊敬し賞賛した男だ。それはまさに現在に関係しています。”私たちは土地のない人々です”この詩は声明だ、ルー・リードの声明だ」(イギー・ポップ)

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PCD-94031 The Recreations
2021.05.26

The BeatlesやThe Beach Boysから連綿と続くグッドメロディーを敬愛しつつ、90年代の英米オルタナインディーバンドを偏愛するThe Recreations。早耳音楽マニアからの熱いラブコールを受けて待望のファーストアルバム発売!

ギターポップ、パワーポップ、ネオアコ、シューゲイザー等の音像にThe BeatlesやThe Beach Boys、ELO、Todd Rundgrenといったポップレジェンドを彷彿とさせるキャッチーかつ繊細なメロディーが融合。作詞作曲と全ての楽器演奏を行う南葉洋平のソロプロジェクトです。2016年にサウンドクラウドに楽曲を発表すると国内外のPopマニアの間で話題となり、米Popマニアによる人気ネットラジオ番組 Pure Pop Radio では「Swing Together」、「Smile Again」などの曲がJelly FishやBurt Bacharach などを引き合いに幾度となく取り上げられる。
同年、アメリカ人ソングライター、スコット・マクファーソン(Prefab Sprout のトリビュートバンドとして知られる SproutlessやPop4などの中心メンバー)のラブコールを受け彼のソロプロジェクトTiny Volcanoのニューアルバム収録となる曲を共作(2021年米でリリース予定)。2017年8月、自らのレーベル「ザクロレコーズ」より6曲入り1st.EP「Swing Together EP」をリリース。某ネットCDショップで先行発売されると早耳音楽愛好家からの熱烈な支持を集めヒット作となる。翌年2018年1月には同EPを全国発売。2021年3月、待望のファーストアルバムをリリース。

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PCD-94037 Sunday Afternoon
2021.05.26

ザ・ニュー・マスターサウンズのエディ・ロバーツがボスを務める現行ファンク・シーンを牽引するレーベル<Color Red>新作! シアトル発のブラス・ファンク・バンド=トゥルー・ラヴズが放つ最高にファンキーな1枚!!

ジョシュ・ホイヤー&ソウル・コロッサル、WRDトリオなど、今年に入り精力的なリリースが続くデンバーを拠点にしているファンク~ソウル・レーベル<Color Red>からの新作は、マックルモアやオデッザ、チャーリー・ハンター、デルヴォン・ラマー・オルガン・トリオらとの共演歴を持つ屈強なプレイヤーたちが集結したシアトル発の要注意ブラス・ファンク・バンド、トゥルー・ラヴズによるセカンド・アルバム!! 重厚なホーンが暴れまくる「First Impression」、疾走感溢れる「Objects in Mirror」、サイケなギターが飛び交う「Robins Revenge」などなど、その70年代な香り漂うサウンドはファンク・フリークの心を鷲掴みにすること必至! 正しくNMSファンはド真ん中なキラー・アルバムの誕生です!

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PCD-25325 吸いきれない
2021.05.19

レゲエ、ブルース、サイケを基盤とした演奏にポエトリーリーディングと女性ヴォーカルが乗るスタイルは唯一無二。2020年代最重要バンドになりうるgnkosaiBANDの最新アルバム『吸いきれない』がついに全国流通。

gnkosai(Dr / Poet)を中心に2013年結成。<FUJI ROCK FESTIVAL>や<祝・春一番>など国内フェスティバルへの出演も経験しながら、湘南・横浜を中心に活動を展開してきたgnkosaiBAND。2020年4月に自主レーベルから発表したアルバム『吸いきれない』がこの度流通作品として再リリースを果たす。

レゲエ、ブルース、サイケを主軸に、ブレイクビーツやダブもミックスされた無国籍なサウンドとアンサンブルはKhruangbinにも通ずる。またgnkosaiがポエトリーリーディングを乗せていくスタイルには、Linton Kwesi JohnsonやMutabarukaに代表されるダブ・ポエトリーにもルーツがあるだろう。しかし彼らにとってのリーディングはあくまでバンド・サウンドの一要素であり、その「音と言葉とビート」の三権分立が換骨奪胎な表現につながっている。

ソロプロジェクトmoqmoqでも活動しているオカザキエミ(シンセベース / Cho)が2018年に加わり初の音源である本作。gnkosaiのリーディングとオカザキの歌がシームレスに掛け合い、後半には別の詞が並立で発声されていくラテン・ロック「春一番」。中華風のサウンドを下敷きにしながら他の曲がカットインしていくダブ・ミックスで混沌の渦に巻き込んでいく「POSSE」。gnkosai単独のリーディング・パートからボサノヴァ・グルーヴに突入し、オカザキが随所でスキャットを入れていく「yajin」など、サウンドはもちろんだが、ボーカリゼーションの対比においても様々なアプローチがとられた全10曲が揃った。

中でも冒頭を飾る「Journey」は、出演してきたイベントと会場の名前をgnkosaiがひたすら「ワン・ツー」と読み上げていき、これまで活動を共にしてきたメンバーたちの名前も挟みこまれる楽曲。シンプルなブルース構造に乗ったその詞表現は、もはやポエトリーでもない領域まで手を伸ばしている。いわば彼らの実績と旅路を辿るメモリースティックだ。しかし以前のようにライブが出来ない状況が長らく続く現在においては、一つ一つの会場にエールを送る、応答確認としての「ワン・ツー」にも響いてくる。どうにか苦境を乗り越え、ライブで再訪することを願う、彼らなりのリアルなレベル・ミュージックなのだ。

全国に向けて放たれる『吸いきれない』。gnkosaiBANDは今あなたに「チェック ワン・ツー」と呼びかけている。

峯 大貴(ANTENNA – カルチャーを切り口に世界のインディペンデントな「人・もの・こと」を紐解くWebマガジン)

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