メディア: CDリリース情報
PCD-94034 The Hit
2021.04.30
Tweet
ザ・ニュー・マスターサウンズのリーダー、エディ・ロバーツ、レタスのドラマー、アダム・ダイチ、グレイボーイ・オールスターズが誇る鍵盤奏者のロバート・ウォルターという、ジャズ・ファンク・シーンを席巻する3名によるスーパー・バンド=WRDがデビュー!
ジャズ・ファンク~ソウル・ジャズの魅力が全て詰め込まれた圧巻のアルバムが完成! グレイボーイ・オールスターズのメンバーとして知られるニューオーリンズ・ジャムバンド界の重要アーティスト、ロバート・ウォルター[W]、ザ・ニュー・マスターサウンズのリーダーにして世界トップ・クラスのギタリスト、エディ・ロバーツ[R]、そしてレタスのドラマーとして強靭なビートを叩き出す男、アダム・ダイチ[D]による要注意バンドWRDが遂にアルバムを完成! グルーヴィなオルガン、ドラム、キレまくりのギターと、各人の卓越したプレイが畳みかける現代最高峰のジャズ・ファンク~ソウル・ジャズが展開された問答無用の1枚!
PCD-17829 New Direction
2021.04.28
Tweet
〈Black Jazz Records〉の創設者、ジーン・ラッセルが1971年にリリースしたレーベル初の作品『New Direction』が45年の時を経て復刻! アルバムタイトルの通り、これからのレーベルの軌道を描くかのようなスタートダッシュが炸裂したブラック・ジャズ・宣言!
カリフォルニアはオークランドで生まれた〈Black Jazz Records〉は1971年から75年の4年間という短い活動期間だったが、45年経った今もなおインパクトを与え続けているレーベルだ。歴史的なレーベルのスタートを飾った作品はレーベル創立者でありプロデューサーでもあるジーン・ラッセルがベースにヘンリー・スキッパー・フランクリン、ドラムにスティーヴ・クローヴァーを迎えて制作されたピアノ・トリオ・アルバム。ジーンが奏でるピアノとパーカッションが甘いひと時を提供するラテン調の「Black Orchid」でアルバムがスタートすると、続くM2「Hitting The Jug」ではジャズ喫茶を彷彿とさせるような優しいサウンドに仕上がりつつも、同時にジーンのピアニストとしてのテクニックも堪能できる。元々は1947年に公開された映画「大地は怒る」の主題曲としてリリースされたジャズ・スタンダートM5「On Green Dolphin Street」も収録。プレイヤーそれぞれの個性も飛び出したスティーヴィー・ワンダーの「My Cherie Amour」などの名曲カヴァーも絶品な名作です!!
PCD-25321 石井明夫の世界
2021.04.28
Tweet
15歳で毛をオッタテたアックンと出会い、20代にJOKERに参加して過ごした日々は、俺の財産です!41年経っても、15歳の時に感じたアックンの輝きは増すばかり!こんな時代に是非聴いてほしい名盤誕生!アックン最高!(クレージーケンバンド 洞口信也)
マスメディアに取り上げられなくとも長年自らの信じる音とスタイルをやり続けてるアンダーグラウンドロッカー星、石井明夫のリアルRock Music !
パンクを通ったディランの如くブルージーで骨太のロックンロール!
あらゆる枠や境界線や偏見なき広い視点での石井明夫の曲はあらゆる世代の心を撃つ。
1982年若干17歳でハードコアパンクのオムニバス名盤 『OUT SIDER』 に「ROUTE66」で参加して以来 Willardのツアーベーシスト、ブルースビンボーズに参加、 自身のバンド BAND OF BAKSISはパンクロックを通ったディラン+ニール・ヤングとも云えるバンド。彼の創る詩・曲は数多くのライブから更に輝きを増し、聴くものの心をノックする。
PCD-25323 ライブ ! オサムちゃん登場 !
2021.04.28
Tweet
これはもう、忌野清志郎なのか!?
いつの時代でも 人の人生までも変えてしまうような音楽、そしてなによりそのロックでソウルな歌声。今年70歳誕生日を迎えた忌野清志郎にささげます。ソウル(魂)は本物、スーツも、ブーツも本物、おまけに梅津和時も本物。
「忌野清志郎になりたいだけなんだっ!なれないと思うけど(〃▽〃)」
ウワサの青森の清志郎「オサムちゃん」いよいよ登場です!故人の魂も甦るねぶた、イタコそしてオサムちゃん。
その良さをそのまま伝えるにはライブ音源が一番!清志郎のライブでお馴染みの定番曲をたっぷり収録。この熱い魂を是非感じて欲しい!
「ものまねそっくりショー的なものなら出たくないと思ったけど、それ以上に清志郎への愛情を感じたので演奏しようと思った」— 梅津和時
PCD-94017 Get Up Off Your Knees
2021.04.28
Tweet
デトロイト発、漆黒のグルーヴ渦巻くジャズをリリースしてきたスピリチュアル・ジャズ・シーンを象徴するレーベル<TRIBE>から、なんと創設者ウェンデル・ハリソンによる待望のニュー・アルバムがリリース!
<Strata-East>、<Black Jazz>ともに70年代スピリチュアル・ジャズ・シーンを代表するレーベルとして圧倒的な存在感を誇るレーベル<TRIBE>から、創設者の一人として知られるフルート/サックス奏者ウェンデル・ハリソンによる新作が到着!
奥方でピアニストのパメラ・ワイズによるピアノの音色が響き渡る美しき「Woo In Tribute (Tribute to Kresge Eminent Artist Marie Woo)」、セネガル出身のシンガー、ベーシストのパテ・ジェシー等を従え作り上げた、愛と若者の未来について祈る黒いポエトリー・ソング「Siera」、「Samboulan」など、70年代から続くスピリットが途絶えることなく現代に継承された、まさしく<メッセージ・フロム・トライブ>な新たなる傑作アルバムの誕生!
PCD-22422 Play.Make.Believe
2021.04.28
Tweet
向井太一、ケロ・ワン、5lackほか参加の豪華デビュー・アルバム!
ニッポン好きすぎアメリカ人「エース橋本」って一体何者だ!?
その正体は、オッド・フューチャーの初期メンバーにして、SZA、マック・ミラー、チャンス・ザ・ラッパーなど数多くのプロデュース/楽曲提供を手掛けてきた人気者ブランダン・デシャイ! 日本愛全開の新名義で極上のオルタナR&Bアルバムを完成!
タイラー・ザ・クリエイター率いるヒップホップ・コレクティヴ:オッド・フューチャーにフランク・オーシャン等と共に在籍し(08~10年)、これまで数多くのプロデュースワークや楽曲提供、客演で名を馳せてきたシカゴ生まれの実力派シンガー/ラッパー/ソングライター/プロデューサー:ブランダン・デシャイ(brandUn DeShay)。日本文化を敬愛するあまり2017年から東京に一時期移住までした彼は、なんとEXILEやELLY / CrazyBoy (三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)への楽曲提供でも活躍。同時にAce Hashimoto名義でKOJOE、5lack、RAU DEF等とコラボするなど、日本のヒップホップ・シーンとも交流を深めてきた。
そんなエースのファースト・アルバムが、パリのビートメイカー:Onraのレーベル”NBN Records”から満を持して登場! 向井太一をフィーチャーした「2NITE feat.Taichi Mukai」、R&B界注目の新星デヴィン・モリソン参加の「The Great Indoors feat. Devin Morrison & Sir Michael Rocks」、ジャジー・ヒップホップの雄ケロ・ワンとコラボした「4EVERYTHING feat. Kero One」など、その圧倒的なセンスと実力、そして幅広い交友関係が凝縮された楽曲が満載。ファレルとフランク・オーシャンの間を行くようなポップでメロウで浮遊感あふれるオルタナティヴR&Bサウンドが素晴らしいのはもちろん、日本愛を打ち出しまくったその特異なキャラクターも気になって仕方ない!
PCD-94033 Pure Fabrication
2021.04.23
Tweet
コペンハーゲンのレホフ兄弟によるロックバンド、コミュニオンズが4年ぶりとなる2ndアルバムをリリース! ヴォーカル、マーティン・レホフのエモーショナルなヴォーカルを軸にしたデビュー作が大ヒットしサマソニにも出演! ポストパンクからブリットポップまでを鳴らしてきた彼らの歴史を振り返るかのように様々なサウンドを収録した大作が完成!
デンマークはコペンハーゲンを拠点に活動中のロックバンド、コミュニオンズが2017年にリリースしたデビューアルバム『Blue』以来となる待望のニューアルバム『Pure Fabrication』を遂にリリース! 2017年には〈SUMMER SONIC〉のマウンテン・ステージでの堂々たるパフォーマンスを含む2度の来日公演を決行し、翌年には日本限定の12インチアナログをリリースするなど、コペンハーゲンから遠く離れたここ日本でも存在感を放ったコミュニオンズ
アルバムはデンマークからシアトルに移住し、再びコペンハーゲンに戻ってくるまでの経験を元に書いたという壮大なリード曲「Bird of Passage」からスタートし、The Strokesを彷彿させるガレージなイントロからノイズとドリームが混じり合う疾走感のある王道ギターロックに変化していく「Cupid」、グルーヴィーなリズムと少し気怠いヴォーカルが絡み合う「History (The Siren Song)」のようなコミュニオンズらしい楽曲から、サイケやポストパンクをUKギターロックにミックスした「Is This How Love Should Feel?」など新しい一面を出した楽曲まで様々なタイプのサウンドを披露。バラエティーに富んだ楽曲の中でもデビュー当時からの一番の武器であるエモーショナルでロマンチックなマーティンのヴォーカルとメロディーは変わらず中心で堂々としている作品に!
この4年間という長い月日の間には高校からの付き合いだったギターのヤコブとドラムのフレデリックの脱退などポジティブなニュースだけではなかったが、それでも前を向いたフロントマンであるマーティンとベースのマッズのレホフ兄弟2人が完成させた『Pure Fabrication』というアルバムは、コミュニオンズが過去に試してきた様々なスタイルと4年分の想いをこれでもかと壮大に鳴らし続けた全15曲1時間の大作です!
PCD-20435 トゲトゲぽっぷ
2021.04.21
Tweet
オルタナティヴなポップセンスで憂鬱さと心地よさを絶妙にブレンドしたサウンドが東京を中心に注目を集める、男女混成“和風”ローファイポップバンド シャンモニカ待望の1stアルバム!
田中ヤコブ(家主)、豊田亮平(ユメリアソラ)、bearstapeら現行シーンで存在感を示す3組をゲストに迎え、歌謡曲からオルタナまでをも横断する懐かしくも新しいローファイサウンド!
2018年結成、サヤカ(guitar&vocal)、メイ(guitar)、ノブ(bass)、テツマル(drums)による男女混成4人組バンド“シャンモニカ”。
吉祥寺、下北沢周辺でライヴ活動を開始するとともに結成同年に1st EP『ひかえめな告白』を発表、 民謡の歌い手でもあるサヤカが紡ぐ小川美潮(ex.チャクラ)を彷彿とさせる歌声、ポップさと憂鬱さが同居したかような独創的なメロディに、ふとした日常を捉えた懐かしくももどかしい歌詞でじわじわとインディーシーンからの共感を得ると、翌2019年には「りんご音楽祭」のオーディション枠“RINGO A GO-GO 2019”にも選出されるなど注目を集めるようになる。
2020年に発表された2nd EP『変形』ではそのオルタナティヴなポップセンスにさらに磨きをかけるとともに、初のフルアルバムとなる本作では同じく現行インディーシーンを牽引する田中ヤコブ(家主)、豊田亮平(ユメリアソラ)、bearstapeといった多彩なゲストが参加! これまで培われてきたバンドのサウンドをよりボーダレスなスタイルへと拡張した“和風”ローファイポップと呼ぶにふさわしい待望の1stアルバムです!
「スターチス」Music Video
「ノスタルジックブルー(feat. bearstape)」Lyric Video
PCD-26081 CAVINET
2021.04.21
Tweet
山本精一5年ぶりのうたの傑作アルバム『selfy(セルフィー)』に続く、あくまで「POP」を念頭に置いた音楽の中でのインストルメンタル・アルバムが完成。
リズム、旋律、構成、テクスチャーにおいて、山本のキャリア史上極北と言っていいほどの抽象化が施された本作は、前作昨年11月の『selfy(セルフィー)』とはうって変わった、全曲インストルメンタルなアルバムである。
シンプルな「音楽の骨格」みたいなものがずっと続いてゆく中にも、そこにはある種過剰な気配が絶えず背後に感じられ、そしてさいご結果として「恬淡な豊穣」とでもいうべき、なんとも不思議であたらしい音場に到達してゆく。
コロナ禍緊急事態宣言に照準を合わせたかのような怒涛のリリースラッシュのエピローグにふさわしい。
KHGCD-001 Tandem
2021.04.14
Tweet
ゆれ、彷徨いながらも、あなたと私は希望へと手をのばす――。
寺尾紗穂、伊賀航、あだち麗三郎からなるバンド「冬にわかれて」。高い評価を得た初作以来2年半ぶりとなる待望のセカンド・アルバム『タンデム』が完成。より紐帯を強めたアンサンブルと「個」のきらめきが、それぞれの道行きを照らし出す。
無二のシンガーソングライターとして研ぎ澄まされた歌世界を切り拓き続け、昨年2020年にリリースしたオリジナル・アルバム『北へ向かう』、わらべうた/守子歌カヴァー集『わたしの好きなわらべうた2』でも高い評価を得たシンガーソングライター、寺尾紗穂。細野晴臣や星野源を始め、数多くのミュージシャンから絶対的信頼を置かれる稀代のベーシスト、伊賀航。そして、自身名義での幅広い創作から、片想いなど様々なバンド/プロジェクトでその類まれなセンスを発揮している鬼才ドラマー/音楽家、あだち麗三郎。これらのアーティストたちが才能を持ち寄り、じっくりとバンド・サウンドを練り、奏でてきたのが、「冬にわかれて」だ。2018年にリリースした初作『なんにもいらない』で聴かせた有機的配合から更に大きな一歩を進め、まさに本バンドにとっての決定的作品というべきセカンド・アルバム『タンデム』が完成した。
鮮やかな街の景色の中へ優しさが溶け込んでいくグルーヴ・ポップ「揺れる」、どこかシュルレアリスティックなリリックが印象的なワルツ「高度200m」、そぼ降る雨の風景と心の揺らぎを見事に音像化する「もうすぐ雨は」、軽やかな歌がそれぞれの決心を後押しする「彷徨い」……。寺尾紗穂が持ち寄ったこれら楽曲が作品全体を柔らかに包み込みながら、伊賀、あだちによるソングライティング面での貢献度が上昇したのも、本作の特長だろう。抑制的なベース・プレイとシンセサイザーのフューチャリスティックな響きが特有の浮遊感を醸す「rain song」、ストリックな美意識を感じさせるスロー「静かな夜明け」、静謐なピアノ・アンビエント「tandem」が伊賀作。あだちが寄せた、ブラジルはミナス産音楽へも通じるハーモニー感覚とリズムが瑞々しい「山のミルトン」、ガットギターの響きが寺尾のヴォーカルと絶妙なコンビネーションを聴かせる「星の生誕祭」とあわせて、冬にわかれてというトライアングルが今もっとも充実した相互的関係にあることを知らせてくれる。
おぼろげな行く末にゆらぎながら身を浸し、歩む私達。しかし、この彷徨いゆえに、新たな希望がそっと肌に触れることもあるのかもしれない。冬に分かれての三人は、それが儚いものであろうとも、いや、儚いものだからこそ、音楽を奏でることをやめはしない。これは、あなたと私が描き出す、道行きの音楽だ。
――柴崎祐二(音楽ディレクター/評論家)