メディア: CDリリース情報
PCD-26080 selfy
2020.11.17
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「オルタナAOR 」のさきがけとなったソロ2 作目の『Rhapsodia(ラプソディア)』、そして前作の『童謡(わざうた)』から4年、少し時間をおいて今秋リリースされる山本精一のあたらしい「うた」のアルバムは、あくまで歌が中核を担いつつも、今年7月にリリースされたばかりの山本のインスト・ソロ作『CAFE BRAIN』に特徴的だった「耳ざわりのいいアヴァンギャルド」にも通底する、実験的な音像を絶妙に混ぜ合わせた仕上がりなっている。歌と歌の間をあたかも濃霧のように漂う即興的音響は、それぞれの楽曲の持つ夢幻性や曖昧さをさらに深く増幅させてゆく。
またこれまで山本の羅針盤以降のソロ作は、基本的にドラムス以外の演奏をほぼ山本自身で行ってきたが、今作ではドラムスにsenoo ricky、キーボード/シンセに、西滝太、IEGUTI、坂口光央、1曲のみリズムトラックの制作をSatoshi Yoshiokaが担当するなど、かつてないアプローチをみせており、このような積極的なコラボレーションの導入も、今作における特筆すべきおおきな変化であり、魅力となっている。
PCD-24994 BES ILL LOUNGE Part 3 – Mixed by I-DeA
2020.11.16
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SWANKY SWIPE/SCARSのメンバーとして知られるシーン最高峰のラッパー、BESによる人気ミックス・シリーズ『BES ILL LOUNGE』の最新版は盟友I-DeAとのジョイント!新録音源としてB.D.、D.D.S & MULBE、BIM、MEGA-Gとの各コラボ曲やSCARSの名曲”MY BLOCK”のBESによるリミックスを収録!
◆ SWANKY SWIPE / SCARSとしての活動でも知られ、SCARS『THE ALBUM』(06年)、SWANKY SWIPE『Bunks Marmalade』(06年)、ファースト・ソロ・アルバム『REBUILD』(08年)といった日本語ラップ・クラシックな作品を次々とリリース。2007年にはULTIMATE MC BATTLE – GRAND CHAMPIONSHIPに出場して準優勝を果たし、その実力をシーン内外に強くアピールして人気/評価を不動のものに。少しのブランクを経て2012年には自身のかかわった楽曲に新曲/フリースタイルを加えたミックス・シリーズ『BES ILL LOUNGE: THE
MIX』をリリースして完全復活を果たし、以降は自己名義の作品のリリースのみならずISSUGIとのコラボレーションでも『VIRIDIAN SHOOT』、『Purple Ability』と2枚のアルバムをリリース。さらに近年ではSCARSとしても再始動するなど、活発な活動を続けているシーン最高峰のラッパー、BES(ベス)。
◆ 故D.L(DEV LARGE)のもとでD.LやEL DORADO RECORDS作品などの制作を手掛け、SEEDAやBESを始めとするSCARS勢、NORIKIYOやBRON-KらSD JUNKSTA周辺、さらにはMSCやJUSWANNAなど00年代中期以降の日本語ラップ・シーンにおける重要アーティスト/作品にことごとく関与しており、そのプロデュース/ディレクションの凄まじさは「I-DeA塾」とも称されるほど多くのアーティスト/関係者から畏敬の念を抱かれ、一方、SCARSのメンバーとして、またソロとしても自己名義で作品をリリースするなど多岐に渡ってディープ・エリアで活動してきたシーンを代表するプロデューサー/エンジニア、I-DeA(アイデア)。
◆ これまでにも前述のSCARS『THE ALBUM』やBES『REBUILD』など随所でリンクしてきたBESとI-DeAが再びガッチリと手を組むのは、BESのミックス・シリーズの最新となる第3弾『BES ILL LOUNGE Part 3』!BESがこれまでに関わってきた膨大な楽曲の中からI-DeAらしい切り口でチョイスされており、BES~SWANKY SWIPE楽曲だけでなくJUSWANNA~メシア THE FLY、MEGA-Gの楽曲、さらにはTEK of SMIF-N-WESSUNとのコラボ曲など渋いラインもセレクション!
◆ そして!本シリーズのキモとも言えるエクスクルーシヴな新録音源では、サシで楽曲を制作するのは初となるB.D.や同じく初顔合わせなBIM、D.D.S & MULBE、MEGA-Gとの各コラボ曲を収録!プロデュースはDJ SCRATCH NICEが2曲、そしてK.E.M、BES & I-DeAが担当。さらにはSCARSの名曲”MY BLOCK”のBESによるリミックスも収録!
PCD-94004 Wild About You – The Complete Meteor/Flair/Modern Singles
2020.11.13
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問答無用のブルース大巨人エルモア・ジェイムズがモダン系列のミーティア、フレア、モダンに残した全SP/シングル作品をぶち込んだコンピレーション!新たなマスト中のマスト盤が誕生!
激情迸るディープなヴォーカルと、聴く者の心をえぐる強烈なボトルネック・ギター――ハウンド・ドッグ・テイラーからデレク・トラックスまで、多くのミュージシャンに影響を与えた(ている)エルモア・ジェイムズ。その絶対のモダン・レコード時代、1953年から56年にリリースされたシングル作品をすべて網羅。トレードマークとなる、3連でたたみかけるいわゆるブルーム調のナンバーから、ピアノやサックスをフィーチャーし、南部らしさとアーバン、ジャンプ感覚が同居したブルームダスターズ・サウンドが炸裂する楽曲、味わい深いブルース・バラードまで、これぞエルモア!どれか一枚と言われたら強力にお薦めしたい決定版!エルモア最高!
PCD-94005 Blue Guitar – The Chief/Age/U.S.A. Sessions 1960-1963
2020.11.13
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わたしが知るかぎり、アール・フッカーは最も偉大なスライド・ギタリストだった――B.B.キング
ブルース・ギター職人アール・フッカーの最充実期、1960年代初頭の作品を集めた決定的アルバム!
モダン・ブルース・ギターの最高峰、そして革新者としてもB.B.キングやオーティス・ラッシュら多くの大物が認めるアール・フッカー。その絶頂期、1960年代初頭のチーフ、エイジ、USA録音を集めたコンピレーション。ヴォーカリスト以上にブルーな言葉を発するギター・インストからジュニア・ウェルズやリリアン・オフィットらの歌伴作品まで、これぞブルース・ギターの極み。アグレッシヴな速弾き、師匠ロバート・ナイトホークと並ぶ「泣き」のスライド・ギター、まさにブルース・ギターの可能性を拡げた男だ。
PCD-27047 わたしの好きなわらべうた2
2020.11.11
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シンガー・ソングライター寺尾紗穂が日本各地のわらべうた/守子歌を発掘採集、彼女ならではの美しいリアレンジの下、新たな命を吹き込む大好評作『わたしの好きなわらべうた』の続編が登場! 様々なミュージシャンと作り上げた、「忘れられた」記憶と、美しいうたの世界が再び。
2007年のデビュー以来、数々の名作の発表やコンサート活動を続けてきた、シンガー・ソングライター寺尾紗穂。常に時代の先端にありながらこの世界に生きる人や事象に想いを懸けてきた彼女の活動は、今や老若男女の全世代から、そして国境を超えたリスナーからも厚い支持を受けるに至っている。
今年3月には、3年ぶりとなるオリジナル・アルバム『北へ向かう』を発表、更なる深化を遂げた歌の数々が好評を博したが、早くも次なる新作アルバムが完成した。
各地のわらべうた/子守唄を発掘し、清廉なアレンジを施した上で現代に提示する、大好評作『私の好きなわらべうた』の続編となる本作。稀代の「ソング・キャッチャー」としての審美眼によって、原石のごとき民族史的遺産を掘り起こし、ときに繊細に、ときに大胆にリコンストラクトしていく。ダイナミックなピアノと透明で凛然とした歌声を軸に、盟友あだち麗三郎(ドラムス)と伊賀航(ベース)によるバッキングや、歌島昌智らによる各種民族楽器が彩りを添え、「忘れられた」美しいうたの記憶が鮮やかに蘇る。
■参加ミュージシャン
参加ミュージシャン:あだち麗三郎(ドラム)、伊賀航(ベース)、歌島昌智(民族楽器)、小林うてな(スティールパン)、等々力政彦(イギル)他
PCD-94006 Cannot Be, Whatsoever
2020.11.11
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UKが生んだ現代最高の美麗ポップ・ユニット:ノーヴォ・アモール待望の2ndアルバムは、困難な時代を生きるすべての人を優しく照らす希望の光のごとき最高傑作!この圧倒的な感動をぜひ詩情溢れる詞世界と共に味わってほしい!
Bon Iver、Asgeir、Coldplay、James Blake、Kodaline、Thom Yorke、Sigur Ros、Tychoなどのリスナーは1000%必聴!MV再生数は軒並みミリオン超えの超話題アーティストが、キャッチーに進化した本作でついに日本ブレイクを果たす!
ウェールズ出身のシンガー・ソングライター、アリ・レイシーによるソロ・ユニット=ノーヴォ・アモールが、本国UKを中心に感動の嵐を巻き起こした傑作1stアルバム『Birthplace』以来2年ぶりとなる2ndアルバムをリリース!2014年のEPデビュー以来一貫してきた大自然の神秘をそのまま音像化したような繊細にして雄大なフォーキー・ポップ・サウンドは今作でさらなる高みに達し、メロディラインやアレンジのフックが際立ったことで、美しさを一切損なわずにキャッチーさを獲得。文句なしの最高傑作が誕生しました!ノーヴォ・アモール&エド・タレット名義でアルバム『Heiress』(2017)をリリースした盟友エド・タレットが今回もほとんどの曲を共作しており、第二のメンバーさながらに大活躍。主役のアリ・レイシーは、作詞作曲はもちろん、持ち前の澄み切ったハイトーン・ヴォーカルに、ピアノ/シンセ、ドラム、ベース、ギターの演奏、さらにはミックス、プロデュースまで自らこなす驚異のマルチぶりを発揮しています。ボン・イヴェールの次代を担う才能に相応しい感動と癒しのサウンド。音の向こうに広がるのは山々や湖の壮大な絶景……。閉塞感に満ちた今の世の中に必要とされるのは、こんな音楽に違いありません。
PCD-24997 West Side Soul
2020.11.04
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これを聴かずして絶対にブルースは語れない!シカゴ・ブルース新時代を切り拓いた伝説の男、マジック・サム、1967年録音の歴史的大名盤!
オリジナルLP、および現行の2011年新装版ではファースト・ヴァースがオミットされているジミー・マクラクリンの「エヴリー・ナイト・アンド・エヴリー・デイ」のカヴァーの完全版を含む1990年版をリマスター。はじめて正真正銘のオリジナルLPカヴァーを使用した紙ジャケット仕様でお届けする。
1969年に32歳で夭折した不世出の天才ブルースマン、マジック・サム。そのブルース・ヴォーカルとギターの瑞々しさに驚嘆すること絶対のデルマーク・デビュー・アルバム。ブルース・ブラザーズやエリック・クラプトンも取り上げた名曲「スウィート・ホーム・シカゴ」は、本作収録ヴァージョンで定番化したのだ。ブルースを聴くなら、まずこの名盤である。そして、ブルースをきわめるのも、この名盤なのだ。
PCD-24998 This Is The Beginning – The Artistic & U.S.A. Sessions 1958-1963
2020.11.04
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1950年代後半に、マジック・サムやオーティス・ラッシュらとともにシカゴの若手として登場し、80歳を超えた今なお、現役で活動を続ける伝説的ブルースマン、バディ・ガイ。その最初期の録音を集めたコンピレーション!
ローリング・ストーン誌が選ぶもっとも偉大なギタリスト100人の第23位!クレイジーに、ヒステリックに弾き倒すブルース・ギタリスト、その権化ともなるバディ・ガイ。本アルバムは、そのギターの出発点にして早くも個性丸出しの最初期、1958年のデビュー・シングル作品、そして、名門コブラ・スタジオでのセッション中継、さらに、新進シンガーであったジェシー・フォーチュンらのバックでの陰湿ギターまでを集めた「、チェス・レコード以前のバディ・ガイのすべて」である。
PCD-26079 Today’s Latin Project
2020.11.04
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魅惑的和モノの世界! 海外ディガーをも虜にする国産音源を紹介する話題のディスク・ガイド『和レアリック・ディスクガイド』より、アフロ・キューバン/ラテン・スタンダードに80年代初頭のジャズ~フュージョンのエッセンスを加えた希少盤『トゥデイズ・ラテン・プロジェクト』(1983年作品)が世界初CD化!
プロデュースは戦後まもなくから日本の音楽シーンにラテン音楽を紹介してきた東京キューバン・ボーイズの見砂直照と70年代から今なおラテン音楽の魅力を伝え続けている竹村淳が手掛け、アナログからデジタルへと移行する80年代に入り新たな視点でラテン音楽の普及に努めた歴史的重要作品!
アレンジャーには実験的ロックバンド“マライア”での活動やソロ作品でも注目を集め近年世界的にも再評価の著しい清水靖晃や、洋楽ロックをベースにしたスタイルで当時の音楽シーンに多大な影響を与えたSHOGUNの大谷和夫らが参加するなど、日本のみならず世界標準のクオリティで制作された珠玉のエレクトロニック・ラテン・サウンド!
PCD-94002 Enta Da Stage
2020.11.04
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ブート・キャンプ・クリックの快進撃はここから始まった!重すぎるベースラインと強烈なフロウ、ジャズやファンクをサンプリングしたむせ返るほどの煙たさが充満する、ダ・ビートマイナーズの出世作にしてアーリー90s NYハードコア屈指のクラシック!
バックショットとファイヴ・フットの2MC+プロデューサー・チーム、ビートマイナーズのイヴィル・ディーからなる3人組=NY・ブルックリン出身のブラック・ムーン、93年ファースト・アルバムにして問答無用のクラシック!NYのNervous Recordsが新設したヒップホップ・専門レーベル=Wreck Records第1弾アーティストとして鮮烈なデビューを飾ったブラック・ムーン。「Who Got The Props?」「Buck ‘Em Down」「How Many MC’s」などを筆頭に、バックショットのハードなフロウと、ビートマイナーズのイヴィル・ディー&MR.ウォルトによるラフで黒光りした重低音が腹の奥底に突き刺さる!オリジナルCD盤の全14曲に加え、12インチ・ヴァージョンの「Buck Em Down (Da Beatminerz Remix)」など2曲のボーナス・トラックを追加!全員バック・パックを背負って聴くべし!