メディア: CDリリース情報

SALVOCD-015 The Very Best Of The Move
2008.06.06

ロイ・ウッドが率い、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の前身グループとしても知られているザ・ムーブ。先日リリースされた4枚組のボックス・セットが好セールスを記録していますが、少し高額なボックスには手が出せない…なんて方のために、1枚にコンパイルしたナイス・プライスなベスト盤がリリース!とは言え、全25曲/77分を超える圧倒的なヴォリュームと、レアな写真をふんだんに織り込んだ20ページに渡るブックレットを封入とこちらも負けず劣らず豪華!M2“Blackberry Way”を始めM1、M5、M6といった全英トップ3を含む代表曲を網羅しており、M20には“Piece Of My Heart”のライブ・テイクを収録!

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PCD-93119 The Adventures Of Seymour Liberty
2008.06.06

悪魔的な陶酔感。スピリチュアル、コズミック、スモーキー…いかなる言葉を用いてこのサウンドを表現すれば良いのか。濃密な、あまりに濃密なブラックネスと70年代の亡霊のようなヴィンテージ感、染み出すようなヤバい雰囲気と猥雑なエロティシズム、永遠に続く悪夢のような麻薬的甘さ。USインディー・ソウル/HIPHOPシーンに突如出現した黒く無邪気な白昼夢、コウルトレインがお届けするかつて無かったドープネス・ソウルの金字塔!

★まさにインディ・ソウル・シーンのコルトレーン!

ドゥウェレ、ディアンジェロ、ドニー等が開拓したネオ・ソウルの新しい流れ、その潮流から突如出現した驚異のシンガー・ソングライター、シーモア・リバティことコウルトレイン。セントルイスで活動する彼がHIPHOP系のプロデューサー、ケノーティス・スミスの全面的バックアップで作り上げた奇蹟のデビュー・アルバム。スピリチュアル・ジャズの精霊ジョン・コルトレーンを想起させるアーティスト・ネームも印象的だが、サウンドの方も驚くべきスピリチュアルさ。まさに麻薬的と表現するほか無いブラック・ミュージックの温かいぬかるみがここにある。

★こんなドープでアシッドなソウルは聴いたことが無い!

エヴァーグリーンな名曲の風格さえ漂わせるアル・グリーン賛歌「Green」を筆頭に、マーヴィン・ゲイ「What’s Going On」的なヤバ過ぎる陶酔感を感じずにはいられない「The Girl Of My Dreams」、バウンシーなしびれ系コズミック・ソウル「Screw」など、スティーヴィー・ワンダー、カーティス・メイフィールド、アル・グリーン的な70sニューソウルの濃密な空気感と、サーラー、ジェイ・ディー周辺にも通じるスピリチュアルでドープなコズミック感が幻想的で立体的なサウンドスケープを創りあげれば、ダニー・ハサウェイ似のブルーな歌声が濡れながらすべり抜ける、という圧倒的な世界。

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PCD-93063 Alles Wieder Offen
2008.06.06

最新スタジオ・アルバム! 27年にも及ぶバンドの過去に様々な形で自己言及しつつも、単なる焼き直しには終わらず、同じ所に留まることを良しとしない彼らの意思がはっきりと表れた傑作。

インダストリアルやノイズ・ミュージックの偉大なる先駆者といったノイバウテンの画一的なイメージからは想像もつかない多様な音楽性と緻密で大胆な音響設計が実に新鮮に感じられる。

ノイバウテンを知らなかった若い世代にこそ、先入観なしに聴いてみて欲しいアルバム。

ベース、ピアノ、ヴォーカル、 パーカッション、ギター、ストリングスが順に折り重なり、次第に高まっていく冒頭の「Die Wellen」、アレキサンダー・ハッケのメロディアスなベースのフレーズが冴え渡る「Nagorny Karabach」、特徴的なメタル・パーカッションの音が鳴り響く「Weil Weil Weil」、中国の北京から現れた注目のエクスペリメンタル・ユニット、White の紅一点Shenngy(日本でも有名なガールズ・パンク・バンド、Hang On The Box の元ドラマー!)をゲスト・ヴォーカルに迎えた「Ich Hatte Ein Wort」等々、捨て曲は一切なし!

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XNAE-10001 SOUL電波
2008.06.06

過去と未来、夢と現実、生死の境界線をやすやすと行き来するこの怪電波は、あなたの脳内に届くやいなや、未体験のパノラマを映し出す。

切ない夏の恋を歌う「タオル」、加齢臭漂う「ヒルトップ・モーテル」、そして親孝行の大切さを説く「RESPECT!OTOSAN」……、アンテナを立て、SOUL電波をキャッチせよ。

考えるな、感じろ!


下井草 秀(文化デリック)

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