メディア: CDリリース情報

ZCL-024 黒くなれ
2011.04.19


日本を代表する超弩級にディープなブルース・シンガー、近藤房之助が、日本のクラブ・ミュージック・シーンきっての鬼才プロデューサー/キーボーディスト、SWING-O a.k.a.45とタッグを組み、現在、シーンの第一線で活躍する若手ミュージシャンたちとのコラボレーションによって作り上げた灼熱のファンク&ソウル・カヴァー・アルバム!

この歌を聴け! このグルーヴを聴け!

長年の近藤房之助ファンには、日本にもこんなにも気骨あふれる若手ミュージシャンがいるのだということを、参加アーティストたちのファンには、日本にもこんなにもディープなシンガーがいるのだということを知らしめる、すべての世代に訴えるドス黒いカヴァー・アルバム!ド直球のファンク/ソウル・ナンバーから、ちょっとひねった変化球的楽曲まで、世代を超えた黒人音楽愛が激突!凡百の企画盤とは一線を画す、一枚のアルバムとしてすばらしいと断言できる充実した作品となった!プロデューサーのSWING-O a.k.a.45とエンジニアの福田聡によるこだわりの録音&ミックスも秀逸。

本プロジェクトの発案者であり、録音&ミックスを担当した福田聡、福田の提案に大きな意義を感じ、プロデュースを引き受けたSWING-O a.k.a.45、二人の申し出に応じた近藤房之助、SWING-O a.k.a.45の呼びかけに誇りと意気を感じ、参加したミュージシャンたち、その他スタッフ全員の情熱がこの一枚に詰まっている。

【FROM 近藤房之助】
最初はこの企画に飛びついたんだけど、ハードルが高いぞって思って、去年いっぱいは自信がなかったね。SWING-Oにとってのぼくの良さ、つまらなさと自分が思うものは違うわけで、そこが面白かったね。細かいうっとうしいことは全部SWING-Oがやってくれたんで、ホントはもうちょっといい歌唄わないといけないんだけど(笑)、勉強になりました。若い子たちがすごく良かったんで。各バンドのサウンドがすごく新鮮だったね。ぼくらの世代と明らかにアプローチも違ってて。いろんないいバンドを見て驚いたね。ああいうシーンにいられるっていうのはうらやましくもあったね。ぼくらの世代よりもどっぷりファンクとか黒人音楽に入り込んでて、びっくりさせられたし、いい刺激になったね。SWING-Oが触媒になってくれて、ぼくのキャリアにとってもすごく意味のあるものになったと思う。死ぬ時に思い出すんじゃないかな(笑)。俺たちの頃はブルース演奏するっていうのは金のためじゃなくてね。そういった気持ちの若い世代がいっぱいいるっていうことが心強かったしさ。本来、音楽って自分を解放させるためのものなわけで、本当にリスキーだと思うんだけど、これだけの人たちがいるってことが大発見だったね。

【FROM SWING-O a.k.a.45】
最初のきっかけは、房之助さんの最近のレコーディングをやってるエンジニアの福田くん。房之助さんがソウルやファンクを歌う、今の人たちと絡むアルバムができたらいいと思うんだけどって彼が言ってきて、それ絶対やってみたいって思って、ぼくが具体化しました。少ないコネクションを駆使して(笑)。全体の面倒を見たり、アレンジなり選曲なりの土台を作ったりはするけど、房之助さん本人とバンドからもらったアイデアをうまくまとめてこんなアルバムになりました。結果は、聴き直して感動してるんですけど、どのバンドのメンバーも感動してるっていうのがなによりの証拠だし、いいマジックが全曲に散りばめられたかなと。最初から絶対に意味のある企画だと思ってたけど、実際すばらしいものになったと思うし、こういう世代間交流って日本ではなかなかないんじゃないかな。日本を代表する黒い若手と先輩がひとつになりましたみたいなね。どっちの世代にも驚きがあると思うんで。

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PCD-20089 The County Farm Blues
2011.04.19

ミシシッピ・シークスとして活動した、有名なストリング・バンドのチャットマン兄弟。その一員、カーター(=ボー・チャットマン)が1928~40年に遺した120曲からベスト選曲した24曲だ。ディープで芸人根性たっぷり!
■旧盤PCD-5730『カウンティ・ファーム・ブルース』

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PCD-4493 ハ゜イロット
2011.04.05

リラクシンかつシルキーな歌声で多くのリスナーを癒す「マキ・マンナミ」と、昨年からピアノ・カバー・アルバムが大ヒット!している人気ピアニスト「ジェイコブ・コーラー」とのコラボレーション・アルバム。

演奏、プロデュースを完全に二人が担当し、流れる様に華麗でメロディックなジェイコブのピアノに、クラシカルかつ繊細なマキのヴォイスが調和し、古今東西の名曲達(一部、オリジナル曲)を華麗に、そしてロマンティックにカバーするヒーリング・アルバムが完成しました!!中にはJAZZY なアプローチもあり、インストだけだとチョッと…と仰る方にも利きドコロもタップリな、それこそ星空を見ながら聞きたい、極上のひとときをお約束する一枚です。

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PCD-93397 Can’t Stop to Boogie
2011.03.30

舞技一徹! ヘンリー・カイザー、秋山徹次、バリー・メルトン(カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ)らによる、どうにも止まらないブギ・プロジェクト!問答無用のカッコよさにシビレまくり!!

フレッド・フリスやリチャード・トンプソンからデイヴィッド・リンドレー、デレク・ベイリー、高橋悠治まで、信じられないほど幅広いアーティストと共演してきた、ジム・オルークが父と崇める異能ギタリスト、ヘンリー・カイザー。大友良英や中村としまる、Sachiko M らと並ぶ日本を代表する即興音楽家のひとり、秋山徹次(大友らとともにデイヴィッド・シルヴィアンの最新作『マナフォン』に参加)。この二人が中心となり、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュのバリー・メルトン(フィッシュその人!)らと作り上げたエクスペリメンタル・ブギ・アルバム!

ジョン・リー・フッカーの「Burnin’ Hell」、キャンド・ヒートも取り上げていた「Cherokee Dance」の2 曲のカヴァーを織り交ぜ、タイトル通り、徹頭徹尾ブギしまくる超痛快作!ジョン・リーやキャンド・ヒート、ハウンド・ドッグ・テイラー、キャプテン・ビーフハート(RIP)、初期ファット・ポッサムあたりのファンに弩ストライクな音!爆音で聴き倒してシビレてほしい!

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PCD-93400 The Big One
2011.03.30

ソウライヴのリーダー/ドラマー、アラン・エヴァンスがぶちあげるビッグ・プロジェクト!架空の70 年代のブラックスプロイテーション・ムーヴィー『ザ・ビッグ・ワン』のサントラ、をコンセプトにソウライヴ・ファミリーが集結した謎のバンド、クラッシュド・ヴェルヴェット・アンド・ザ・ヴェルヴェティアーズが巻き起こすシネマティック・グルーヴ・アルバム登場!

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SURR-017CXR Where Did The Night Fall – Another Day Out
2011.03.30

昨年、3年ぶりに自身4作目となるニュー・アルバム「Where Did The Night Fall」が大きな話題を呼んだUNKLEが、その最新のオリジナル・アルバムに加え、過去EPから厳選されたトラックやその他エクスクルーシヴなレア音源収録した豪華2枚組をリリース!

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PCDT-32 The Other Side of Midnight: Live In New Orleans
2011.03.30

ワルい奴らはライヴがヤバい!スタジオ・アルバムを軽く凌駕する驚愕の、白熱の、怒涛のライヴ・パフォーマンスの現在進行形がここに!天才ドラマー、スタントン・ムーア率いる“進化し続ける最強のライヴ・バンド”、ギャラクティックの最新ライヴ盤登場!

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PCDT-39 Flux Outside
2011.03.30

デイヴ・フリッドマン(MGMT、フレーミング・リップス等)全曲ミックス、スコット・マイナー(スパークルホース)参加で、驚異的な進化を遂げて感動の最新フル・アルバムが完成!

ヴァンパイア・ウィークエンドやアニマル・コレクティヴを彷彿とさせるトロピカルでポップなインディー・ギター・ロックと、!!! やLCD サウンド・システムなどのDFA 周辺直系のダンス・ロックが奇跡的なケミストリーは絶品!その新時代の都市型アフロビートともいえる変幻自在のグルーヴは、まさに≪現代のトーキング・ヘッズ≫!ポスト・ロックとダンス・ロックとギター・ポップがおもちゃ箱をひっくり返したように応酬を繰り広げるサウンドが何とも爽快& マジカル!

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PCD-24265 Rise Again
2011.03.30

レゲエの生ける伝説、奇才リー“スクラッチ”ペリー再臨! スピリチュアル感覚とストリート感覚、そしてレゲエの快楽性が同居した傑作ニュー・アルバム!!

ボブ・マーリー(ウェイラーズ)の育ての親であり、ダブの創始者のひとりであり云々はもういいでしょう。レゲエ/ダブにちょっとでも興味がある人であれば知らない人はいない天才・奇才・奇人・変人=リー・ペリー。その音の魔術師ビル・ラズウェルのプロデュースによるニュー・アルバム! エイドリアン・シャーウッドともまたひと味もふた味も違う、ジャンルや国境を越えた活動を展開してきたラズウェルによるプロダクションと、そこに乗るペリーがじつに新鮮!

ペリーがプロデュースした、あのジャマイカの伝説の硬派ラスタ・ヴォーカル・デュオ、コンゴスの大傑作『Heart of the Congos』にも通じるスピリチュアリティを感じさせるすばらしい作品である。まさに“Lee ‘Scratch’ Perry Rise Again”と断言できる傑作だ!

レゲエ・ファンのみならず、すべてのグルーヴ・ミュージック愛好家にお薦めしたい。なお、本作の続編としてリリース予定のリミックスを含むアルバムにはキース・リチャーズが参加予定!

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リー・ペリーaka スクラッチ、ジ・アップセッター、ザ・スーパー・エイプ、パイプコック・ジャクソン等々……。

天才、狂人、予見者、変人、シャーマン?
おそらく、すべてその通りだ。
“Rise Again”(生き返る)。
タイトルが雄弁に物語っているだろう。
ポップ・ミュージックのプロダクションを独自のアート・フォームへと変容させる、明白かつ直接的な共同制作計画である。

エキセントリックな精神的ヴィジョンを、ラスタファリアリズム的なサイケデリアや超現実的で実験的なポップ、力強いプロテスト音楽、そしてきわめてソリッドなダブ・レゲエと融合させ、アフリカンなテイストを加えている。多国籍の陰謀説、旧約聖書の予言、スカトロ的な怒号、ラスタファリアンの詩、そしてオウビア(obeah)として知られるジャマイカの民俗的魔術を明らかにする隠れた連結の世界。密閉された言語ゲームとマンガ本的な形而上学で締めくくられる。

(2011 年1 月29 日 ニューヨーク市ヘルズ・キッチンにて)
ービル・ラズウェル

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私は生き返る。私は勝利のために生き返る。
歴史とともに、ミステリーとともに、予言とともに……。

ーリー“スクラッチ”ペリー

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