メディア: CDリリース情報
PCD-25379 The Birth Of Boogie Woogie
2023.11.27
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巷で話題のブギ・ウギ。ブギ・ウギって何? これです! ってなコンピです!
終戦直後の日本を明るく照らしたあの曲のルーツを探る編集盤が登場! 1920年代末にアフリカ系アメリカ人の間で人気を博したブルース音楽の一ジャンル、ブギ・ウギ。30年代後半にブームが起こり、その流行は50年代前半までつづき、ジャンプ・ブルースの発展に大きく貢献し、リズム&ブルースとロックンロールにも多大な影響を及ぼした。本コンピレーションは、あの曲誕生以前のおもに戦前の作品を中心に、「ブギ・ウギとは何か?」を堅苦しくなく気軽に楽しもうというもの。戦前研究所の異名を取る小出斉の選曲により、気楽にブギ・ウギ求道コンピが誕生! ブギ・ウギという用語をはじめて使用したパイン・トップ・スミスによる1929年のヒット曲「Pine Top’s Boogie Woogie」からとにかくゴキゲン!
PCD-26103 The Future Was Disappointing
2023.11.15
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アイルランドのシンガー・ソングライター、ザカリー・クロフォード、前作同様、フィル・マーティン(ドーン・パトロール、マーティン&ガープ)のプロデュースによる、デビュー作をはるかに上回る充実のセカンド・アルバム!
「アイルランド出身ザカリー・クロフォードの待望2ndは、デビュー作以上に知的でハーフ・ビターなジェントル・ポップ進化系。マーティン&ガープやドーン・パトロールで活躍するフィル・マーティンが全編プロデュース。アップデイトされた西海岸AOR~ヨット・ロックの今のカタチが濃縮されて」――金澤寿和
自称アイリッシュ・ノスタルジック・ロック・ミュージシャン、ザカリー・クロフォードのセカンド・アルバム。デビュー作はコロナ禍でリモート中心の制作だったが、今回はプロデューサーのフィル・マーティンのオランダのスタジオにおもむき、生で録音。それが功を奏し、前作以上にハイ・クオリティな作品となった。洗練されたサウンドとジェントルな歌声がすばらしく心地好い。
ALPCD-15 終末処理場
2023.11.15
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INU~アウシュヴィッツの故・林直人が主宰したアンバランス・レコードから1980年にリリースされた伝説のノイズ・コンピレーションアルバム「終末処理場」が待望の初アナログ再発!
所謂ノイズ、インダストリアルと呼称される当時の関西アンダーグラウンドシーンで活動していた3バンドを収録。“非常階段”の名盤「蔵六の奇病」(1982年)の2年前にリリースされたことから、事実上彼らのファーストアルバムとも評されており、初期のフリーフォームなロックからノイズに展開していく光景をB面の1曲で体現している。“NG”は重厚なインダストリアルサウンドにダークな歌が覆いかぶさる、まさに暗黒という形容がふさわしい圧巻のサウンドメイキング、そして“ジュラジューム”はサイケデリックと電子ノイズが融合した唯一無二のエレクトロニックミュージックを展開。いずれも日本における最初期のインダストリアル・サウンドとして高く評価されており、のちのジャパノイズが世界へと広がっていく礎を築いたといっても過言ではない重要作。40年以上の年月を超え、遂に初めてのアナログ再発!
PCD-94160 Anon Playable Cloud
2023.11.15
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UKはブライトンを拠点に活動中のインディ・コレクティブ、Pet Shimmersの最新作『Anon Playable Cloud』が世界初のCD/レコード化!カオスでカラフルなWeird Indie POP!世界中探しても彼らにしか鳴らせないサウンドで中毒者を増やし続ける!
2020年にリリースしたデビューアルバム『Face Down In Meta』のVINYLがあっという間にソールドアウトするなど、インディーリスナーの間で話題を呼び、着実に熱狂的なファンを増やし続けるUKはブライトン発の7人組インディーコレクティブ、Pet Shimmers。Pet ShimmersはKaty J PearsonのコラボパートーナーでもあるOliver Wildeを中心にRobbie & Monとも活躍するWilliam Carkeetなどを含めた一癖も二癖もある豪華なメンバーで構成されており、UK国内ではPorridge RadioやHappynessといったアーティストのツアーに参加している。今回世界初のレコード化としてリリースされる彼らの3枚目のアルバム『Anon Playable Cloud』の魅力は、とにかく変な音がたくさん鳴っているところだろう。冒頭を飾る「Swan Ton」からまるでオモチャの国のために作られたカオスだけどカラフルな音がキラキラと弾けているし、続くリード曲でもある「Sonder」でもとにかく変でノイズなども混じっているのにも関わらずキャッチーで人懐っこい楽曲だ。3~4曲目の「Edgelord」から「Wet Chems」の流れでは、Pet Shimmersが過去にツアーサポートとして参加したAlex Gを彷彿させるインディーサウンドをエクスペリメンタルに調理する楽曲を作り上げており、実験的なフレーズが散りばめられる中で使われているバンジョーのサウンドが柔らかさを生み出すのに一役買っている。本当にゴチャゴチャなアレンジをしているのにも関わらず楽曲の良さがダイレクトに伝わってくるソングライティングも彼らの実験的な音楽性を成り立たせている一つのポイントだ。他にもシューゲイズとサイケデリックが交差する「Ubernormaliz」やムーディーなポップさがノスタルジーを生み出している「Low Motion」など、極めてカラフルで中毒性抜群の作品!
Pet Shimmers – Sonder (Official Video)
https://youtu.be/2s_CodCgq7I?si=7z-t3qUr-PlLa2qR
PCD-25374 MOHINI DEY
2023.11.14
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超絶テクニカルなプレイで注目を集めるインドの女性べーシスト“Mohini Dey”1stアルバム! Narada Michael Walden、Simon Phillips、Marco Minneman、Guthrie Govanほか豪華ゲスト参加、さらに国内盤のみSteve Vai、Jordan Rudesら参加のシングル曲をボーナストラックとして追加収録!
1996年、インドのムンバイ出身のモヒニはミュージシャンの両親から影響を受け、ウェザー・リポートやマイルス・デイヴィスを聴いて育つ。ベーシストだった父親の手造りベースを弾いていた彼女だが、10歳のときにフェンダー・ジャズ・ベースを入手。観客の前でプレイするようになる。『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)などで知られる映画音楽家A.R.ラフマーンに認められたことでインド国外でも注目されるようになった。さらにYouTubeやSNSを通いて動画が世界的に視聴されたことでトップ・ミュージシャン達から共演をオファーされる。そんな中にはスティーヴ・ヴァイ、ジョーダン・ルーデス、ガスリー・ゴーヴァン、マイク・スターン、マルコ・ミネマン、クインシー・ジョーンズら錚々たるアーティストがおり、モヒニは彼らからミュージシャンシップを吸収、さらなる成長を遂げていった。近年彼女は“フォーブス・インディア”誌で“30歳未満最大の成功を収めたミュージシャン”に選出されている。2017・2018年にガスリー・ゴーヴァンのバンドの一員として来日、2019年にはB’zのツアーにサポート・ベーシストとして参加、日本のロック・ファンからも支持される彼女が2023年、遂に完成させた初のリーダー・アルバムが『モヒニ・デイ』だ。
デビュー・アルバムとはいえ、既に百戦錬磨の彼女だけあり、オリジナリティと完成度を兼ね備えた世界観が確立されている。ロックからジャズ/フュージョン、ファンク、インドのコナコルなどを縦横無尽に取り込み、自らのアイデンティティで咀嚼。コンポーザーとしての資質に加えて超絶テクニカル・プレイもフィーチュア、起伏に富んだスリリングなリスニング・エクスペリエンスを味わうことが出来る。そんな彼女をがっちりサポート、時に火花を散らすバトルを繰り広げるのが世界の実力派ミュージシャン達だ。ギターにロン“バンブルフット”サール、ガスリー・ゴーヴァン、ドラムスにサイモン・フィリップス、ナラダ・マイケル・ウォルデン、マルコ・ミネマンら強力な布陣が参加。それを真っ向から迎え撃つモヒニのミュージシャンシップがさらに浮き彫りになっている。なお彼女の夫マーク・ハートサッチもサックスをプレイしている。さらに日本盤ボーナス・トラックとしてスティーヴ・ヴァイとジョーダン・ルーデスが参加した「キャン・ユー・フィール・ミー」を収録。さらに豪華なオールスター・アルバムたらしめている。
「Meat Eater」(Bass Solo Play-Through Movie)
https://youtu.be/QcobPfoWNKQ
「First Food Then You」(Bass Solo Play-Through Movie)
https://youtu.be/vSu9xzO35gM
「Simon Phillips | Recording Session」
https://youtu.be/X2vby1Bj7P8
https://youtu.be/eoqt0q_Y8nc
【Guest Musicians】
Drummers:
Narada Michael Walden (Mahavishnu Orchestra, Weather Report)*M7
Simon Phillips (TOTO) on M3
Marco Minneman (The Aristocrats) on M6
Guitarists:
Guthrie Govan – UK (The Aristocrats) on M2
Ron “Bumblefoot” Thal (Sons of Apollo, Guns and Roses) on M1
Keyboardists:
Scott Kinsey (Tribal Tech) on M4
PCD-94178 In Our World
2023.11.10
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Hiatus Kaiyote、The Internet、FKJ、さらにはPrepなど10年代以降世界各地に現れたフューチャリスティックなソウル・サウンドがUKでさらなる進化を遂げた! SOUL、JAZZ、R&B、HIPHOPを通過した先鋭的サウンドで注目のブライントン発UKフューチャー・ソウル大本命“YAKUL”。edblとの共作も話題を呼んだ彼らがついに日本デビュー! 2017年のデビューから現在までにリリースされたシングル、EP、アルバムから選りすぐりの楽曲をセレクトした日本独自仕様ベスト・アルバム!
UK/ブライトンをベースに活動する4人組フューチャー・ソウルバンドYAKUL。SOUL、JAZZ、R&B、HIPHOPをベースにエレクトロニックなバンドサウンドが特徴的なスタイルで2017年にシングル「Giveaway」でデビューを飾ると、翌2018年には「Realigned」、「Bad Karma」とコンスタントにシングルのリリースを行い、そして2019年発表の1st EP『Getting Late』がGilles Peterson、Jamz SupernovaといったUKのTOP DJたちにフックアップされロンドンを中心に注目を集める。さらに2020年のUrban Music AwardsではBest Jazz Act of the Yearにノミネートされるなど多方面で高い評価を受けるようになると、2021年にはJordan Rakeiとの仕事でも知られているJim Macraeを共同プロデューサーに迎えた1stアルバム『Rise Indigo』を発表、これまでのスタイルに70~80年代のAORやシティ・ポップにも通じるフィーリングをクロスオーヴァーしさらなる進化を遂げると初のUKヘッドラインツアーも敢行するなどUK国内で確固たる地位を確立する。そして2022年にサウス・ロンドンで注目のプロデューサーedblとバンドのフロントマン、James Berkeleyによる共作アルバムが日本国内でもリリースされるなど欧米のみならず日本、アジアでの注目も集めるアーティストである。
PCD-22446 冒険
2023.11.02
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ジャギジャギのギターとスカスカのドラムから生み出される独創的なリフと、飄々としたヴォーカルとひねくれたメロディが妙にクセになる! 2人組屈折ギター・ポップ・バンド、あっけらかんずによる、たまらなくジワるデビュー・アルバム!
安易なロックっぽさから逃げ回り、進化しない、進化した退化で無駄に暗躍する、東京の中央線沿線を中心に活動するG/Vo相馬、Dr糸数の2人組バンド、あっけらかんず。「BPM120以上禁止」「出来るだけ遅く」「爆音ドラム禁止」「ハイハットを出来るだけ使わない」「8ビート出来るだけ弾かない」という自らに課した制約の下、各種エフェクターを駆使してギター&ドラムの最小の編成をカヴァーし、ユニークきわまりない音楽を作り出している。奇矯なギター・リフとミニマルなドラム、エキセントリックなメロディが織りなす、非ロックでありながらもロックでしかないそのサウンドは、不思議な中毒性にあふれている。ニュー・ウェイヴやポスト・パンクの香りも漂う、むやみに斬新かつ刺激的なデビュー・アルバムだ。あっけらかんずが誘う、場所も時代も超越した冒険の世界にようこそ!
PCD-94180 Lo-Fi Anime
2023.11.02
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ジブリ楽曲のカバー『ローファイ・ジブリ』やシティ・ポップのカバー『ローファイ・シティ・ポップ』のリリースで日本だけでなく海外でも一躍その名が広まったローファイ・ヒップホップ・プロデュース・チーム、Grey October Soundが新たに人気のアニメソングをカバーした『ローファイ・アニメ』!
◆『Timeless』や『The Cave』といった良質なローファイ・ヒップホップ・コンピレーションのリリースで注目を集め、ジブリ作品の名曲群をカバーした『ローファイ・ジブリ』やシティ・ポップの名曲/人気曲をカバーした『ローファイ・シティ・ポップ』のリリースで日本だけでなく海外でもその名が広まっているプロデュース・チーム、Grey October Sound(グレイ・オクトーバー・サウンド)。新たに彼らがローファイ・ヒップホップでカバーするのは日本が世界に誇るアニメソング!「BLEACH」や「聖闘士星矢」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「けいおん!」、「ドラゴンボール」等々の主題歌や挿入歌などなど海外でも高い人気を誇る楽曲群をカバー!
◆ 今作もジャケットは数々の書籍やCDのカバーに宣伝美術、映像ヴィジュアルなどを手掛け、『ローファイ・ジブリ』や『ローファイ・シティ・ポップ』のヴィジュアルも担当したイラストレーターの長谷梨加が手掛けている。
PCD-94171 SENT
2023.11.02
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台湾を代表するネオソウル/R&B/ジャズシンガー9m88が、2022年にリリースした前作『9m88 Radio』に続く最新アルバムを早くもリリース決定!日本を代表するトランペッター黒田卓也をゲストに迎えた楽曲ほか、ジャジィでソウルでそしてポップなナンバーを圧倒的な表現力で魅せる珠玉のヴォーカル・アルバム!
台湾を代表するネオソウル/R&B/ジャズシンガー“9m88”による最新作『SENT』は、彼女の現時点における最高のパフォーマンスを幅広いスタイルでリスナーに“送り届ける”珠玉のヴォーカル・アルバム!先行シングル第一弾「若我告訴你其實我愛的只是你 – What If?」(M6)は、90年代に活躍し台湾の音楽シーンに多大な影響を与えながらも不慮の事故でこの世を去ったSSW、プロデューサー張雨生による名曲のカバーで、ゲストには日本を代表するトランペッター黒田卓也を迎え、その洗練されたグルーヴとアーバンなサウンドで元々高い評価を得ていたオリジナル曲にジャジィかつメロウなフィーリングを注ぎ込んだ楽曲で話題となり、続く第二弾「頭髪 – Hair」(M1)ではウッディなベースとストリングスでしっとりとしたアコースティックなジャズ・バラードを聴かせてくれましたが、アルバム収録曲でも変幻自在のスタイルを披露!台湾の伝統音楽とロックをクロスオーヴァーしたスタイルで注目のバンド“百合花”を率いる林奕碩による楽曲「足久無見 – Tsiok Kú Bô Kìnn」(M3)ではテンションの高いアッパーなスタイル、そしてフォーキーなギターとともに透明感あふれるヴォーカルで歌い上げる「Sent」(M4)や軽やかなボサノヴァ・ナンバー「夏天妳要離開我了 – Farewell Summer」(M8)と、幅広いスタイルのサウンドにもフィットするヴォーカリストとしての類い稀な表現力を示したと言っても過言ではないでしょう!
頭髮 – Hair (Official Music Video)
https://youtu.be/lv1H3S690dE?si=Dcp2w1PLmkrtytTX
足久無見 – Tsiok Kú Bô Kìnn (Official Music Video)
https://youtu.be/y5ZTkQg6-No?si=27X4MUXSscVHGU4r
看向我吧 – Look at My Way (Official Audio)
https://youtu.be/Odk6kybRnS4?si=X0Pl9epaKU2Hkdjx
PCD-94179 Dream Come True
2023.11.02
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レア・グルーヴシーン最重要アーティストHilton Feltonが1971年に“THE THREE OF US”名義で残したタイトでグルーヴィーな極上ソウル・ジャズ!
洗練されたタッチで魅せるメロウなフィーリングと極上のグルーヴで絶大な支持を集める鍵盤奏者Hilton Feltonが活動初期に自身のレーベルであるHilton’s Concept最初のリリースとしてTHE THREE OF US名義で1971年にリリースした本作は、当時Hiltonがレギュラーでバンドを組んでいたJoe Harris(Bass)、Johnathan Setell(Drums)とのトリオによる極上のソウル・ジャズアルバム! 濃厚のグルーヴを聴かせるソウル・ジャズ「Here Comes David」(M1)、「Music Shall Never Die」(M2)はもちろんのこと、アグレッシヴなターとの絡み合いでテンションMAXな「Your Analysis」(M3)、メロウなヴォーカルが切ないバラード「Maybe You’ll Come Back To Me」(M4)、そしてシングルとしてもカットされた多幸感溢れるキラー・ソウル「Dream Come True (Parts 1 And 2)」(M5)と全曲捨て無し!最新リマスタリング!!