メディア: CDリリース情報

PCD-25387 Retas
2024.03.26

アジア有数のメタル大国インドネシアから、強烈なグルーヴのメタル・サウンドと強靭なメッセージ、そしてヒジャブを纏ったビジュアルで世界を席巻中のガールズ・メタルバンド“ヴォイス・オブ・バチェプロト”がついに世界初CDリリース!さらにボーナストラックとしてメタリカ「Enter Sandman」カバーを追加収録!

ジョコ・ウィドド大統領がメタル・ファンであることを公言、大規模のコンサートが開催されるなど、メタル大国として知られるインドネシア。その一方でイスラム教の宗教警察によってパンクスが拘束されるなど、規制が厳しいことでも知られている。そんな社会において“闘争”としてのメタル携えて立ち上がるのがヴォイス・オブ・バチェプロト(VOB)だ!2014年に西ジャワ州ガルト郊外の小さな村シンガジャヤでFirda Marsya Kurnia(ヴォーカル、ギター)、Widi Rahmawati(ベース)、Euis Siti Aisyah(ドラムス)という3人の十代の少女がシステム・オブ・ア・ダウンやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、メタリカなどから影響を受けてバンドを結成。当初はカヴァー曲を演奏していたがオリジナル路線で頭角を現す。エクストリームなサウンドと卓越したテクニック、英語とスンダ語を交えたメッセージ性の強い歌詞、ヒジャブを髪に纏ったヴィジュアルなどがSNSなどで話題を呼び、世界のメタル・シーンを巻き込んでうねりを巻き起こしてきた。2018年にシングル「スクール・レヴォリューション」で正式デビューを飾った彼女たちは2021年にはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロとの対談が実現、2022年には世界最大のメタル・フェスであるドイツ“ヴァッケン・オープン・エアー”出演、そして2023年には初の北米ツアーを行うなど、着実に世界制覇への道をステップアップしていった。

VOBのファースト・フルレンス・アルバム『RETAS』は彼女たちの10年の軌跡の集大成であり、新たな闘いへのプレリュード(序曲)だ。ヘヴィなリフとバキバキと骨をきしますグルーヴ、大地を揺るがすリズムに乗せて、彼女たちのリアルなメッセージが叩きつけられる。「ホワッツ・ザ・ホーリー(ノーベル)トゥデイ?」は“STOP WAR!”と訴えかける反戦ソング、「PMS」は“Perempuan Merdeka Seutuhnya =完全に自由な女性”を指す。「ジ・エネミー・オブ・アース・イズ・ユー」では“人間こそが地球の敵”というペシミスティックな視点が突きつけられ、「(ノット)パブリック・プロパティ」は女性に対する性搾取へのプロテスト・ソングだ。地元の一部保守層から敵視されることもある彼女たちだが「ゴッド、アラウ・ミー(プリーズ)トゥ・プレイ・ミュージック」では“私は犯罪者でも敵でもない。ただ心の丈を歌いたいだけ”と主張する。そんな真摯なアティテュードが彼女たちの音楽をよりダイナミックに、より切実にしていることは間違いないだろう。

アーティストであること、女性であること、そして何よりも人間であること。“やかましい声”を意味するヴォイス・オブ・バチェプロトの音楽は、強い意志で自分の道を貫く3人から世界に向けた、どこまでもラウドなアイデンティティ宣言だ!

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PCD-26117 Live
2024.03.25

北欧AORシーン最注目プロデューサー、トミ・マルム初のライヴ・アルバムを日本独自CD化!

「ハイ・クオリティなAORサウンドでその手のファンを釘付けにして離さないトミ・マルムが、とても貴重なライヴ・パフォーマンスをアルバム化。ホーン・セクションやコーラス・チームを従えたゴージャスなライヴ・サウンドを、是非とも体験して。日本独自のCD化です!」――金澤寿和

初リーダー作『ウォーキン・オン・エアー』(2017年/国内リリースは18年)、2ndアルバム『カミング・ホーム』(21年)でAORファンの間で確固たる存在となったフィンランドのプロデューサー/鍵盤奏者、トミ・マルム。その2ndアルバム収録曲を中心としたライヴ・アルバム。スタジオ・アルバム同様、サウンド・クオリティは極上。

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PCD-26116 99.3 FM
2024.03.25

新世代ヨット・ロック/西海岸AORアーティスト、ペイジ99。過去2作でもキラリと光るカヴァーを取り上げてきた彼らがついに放つカヴァー・アルバム!

「AORクラシックのカヴァーを武器に注目を集めてきたペイジ99が、満を持してカヴァー・アルバムにトライ。ネッド・ドヒニー、ジャック・ワグナー、スターシップらのカヴァーを筆頭に、エリック・タッグが書いたリー・リトナー楽曲、ピーター・ベケット在籍時のリトル・リヴァー・バンド、そしてテン年代のチャイナ・クライシスのリメイクなど、マニア垂涎のトラックが多数。トリオになった彼らの現在進行形AORスタイルをご堪能あれ」――金澤寿和

バークリー出身のミュージシャン、ジョン・ニクソンが、偉大なる1970年代、80年代の米西海岸の音楽の理想の姿を存続させるべく立ち上げたプロジェクト、ペイジ99。全AORファンを驚愕させた1st(2021年)、2nd(2022年)に続く、通算第3作となるカヴァー・アルバム!

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PCD-27078 How We Walk on the Moon
2024.03.25

ジャズ~アンビエント・ミュージックを軸にした「遠い国からの贈り物」のようなアルバム。この1枚を通して聴けば、まるで異国の心地よい夜の時の移り変わりを緩やかに眺めているような、大人の好奇心をくすぐるチルアウトの世界が広がります。

サブスク時代における”レコード・カルチャーの再定義”をコンセプトに活動するプロジェクト「VINYL GOES AROUND」が選曲・監修を手がけた新しいコンピレーション・シリーズの第1弾『How We Walk on the Moon』は”静かな夜”をテーマにしたアルバムです。ヒーリング/イージーリスニングに寄りすぎず、美しい緊張感と、ピュアでメロウなムードに浸る、月明かりの下で聴きたくなるような幻想的なサウンドスケープが環境に溶け込みます。

アンビエントやジャズはもちろん、ソウル、ライブラリー、オルタナティヴなど、種々のジャンルから美しいピースを選りすぐって編み上げた選曲は、敷居を高く感じている人も多い「アンビエント」へのポップ・サイドからの入門としても役目を果たすであろう、すべての音楽ファンに聴いてもらいたい内容です。

収録曲は、スウェーデン・グラミー賞2024のJAZZ部門にノミネートされた気鋭のアーティスト、スヴェン・ワンダーによる7インチ・オンリーの楽曲「Harmonica and…」や、舐達磨やNujabes、ビョークにも引用されたジジ・マシンの「Clouds」、2000年代以降、数多くの楽曲にサンプリングされたウェルドン・アーヴィンの人気曲「Morning Sunrise」などを収録。DJユースとしても重宝するであろう、従来のヒーリング/アンビエント系コンピレーションとは一線を画する面子が揃います。

このレコードと夜を過ごすことがとても贅沢に感じられるような、心が自由な旅へと解き放たれるひとときを味わえる、そんな1枚です。

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It is an honor to be included in this compilation alongside so many other talented artists who
have been an important part of my musical journey and hold a special place in my heart.
私の音楽遍歴の大切な「ひとかけら」であり、心の中で特別な位置を占めている才能のある
アーティストと同じアルバムに収録されたことを光栄に思います。

SVEN WUNDER

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PCD-27077 いるみ
2024.03.25

フラットで無垢な雰囲気を感じさせる6thアルバム。ポップスもあればノイズも、ミニマルな音響も、そしてスペーシーでサイケデリックなインプロヴィゼーションもあり、過去5枚のアルバム全てのエッセンスを随所に感じることができる。本作より山本精一を中心とした不定形ユニットとなり、バンド始動時のコンセプトに戻ったとも言える“素”の羅針盤サウンドが聴ける。

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PCD-27076 福音
2024.03.25

バンド初のミニ・アルバム『会えない人』より時をおかず発表された本作は、新たにミニマルなアプローチを取り入れつつも、純度の高い普遍的なポップスの要素を凝縮。繊細なサウンド・プロダクションと心揺さぶる詞、美しいメロディがさらに際立ち、羅針盤にしかなし得ない感動的な楽曲をおさめた充実の5thアルバム。

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PCD-26115 The Man With The Red Shoes
2024.03.25

イタリアの作編曲家/プロデューサー、マイク・デラ・ベラによるAORプロジェクトのセカンド・アルバム!豪華ゲストを迎えたファーストを上回る傑作!

「イタリアのAORラヴァーから、プロジェクト2作目となる新作到着。ビル・チャンプリン、ネイザン・イースト、ウィル・リー、ピーター・フリーステット、シャロン・フォレストといったレジェンド・ミュージシャンが協力し、デビュー盤越えの傑作を完成させた。メロディック・ハード志向ながらAORサイドに踏み止まるバランス感は、ジョセフ・ウィリアムス期のTOTOファンを直撃」――金澤寿和

80年代後半から活躍してきたイタリアの作編曲家/プロデューサー、マイク・デラ・ベラが、自らの米国ウエストコースト愛を炸裂させたAORプロジェクトのセカンド・アルバム。ファースト以上に西海岸テイストあふれる痛快きわまりない傑作。

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PCD-94194 Uncut Gems
2024.03.25

今大注目のパリのモダンジャズ/ヒップホップバンド、アンダーグラウンド・キャノピーが2022年にリリースしたミックステープ『Uncut Gems』世界初のフィジカル化!!

フランスはパリを拠点に活動をする6人組のモダンジャズ/ヒップホップバンドであるアンダーグラウンド・キャノピー。マッドリブ、J・ディラ、フライング・ロータスなどのカヴァーをすることから活動を始め、2016年に結成。2020年にパリと東京を拠点とするレーベルMENACEからファーストEP『Bluestaeb & S. Fidelity present Underground Canopy』を発表し、日本でも高く評価される。2022年7月には『S?quences』をリリース、そしてその勢いのまま同年11月にリリースされた初のミックステープ『Uncut Gems』が今回CDとLPで世界初のフィジカル化! タイトルの通り、彼らが1年に渡り繰り返されたスタジオでのセッションから発掘されたダイアモンドの原石のような本作。ヒップホップからのインスピレーションを感じさせるグルーヴと都会的な洗練されたサウンドでバッドバッドノットグッドやブッチャー・ブラウン好きには間違いなしの1枚!

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PCD-26114 Late Again
2024.03.25

かつてこのようなサウンドがあっただろうか!?スタイリッシュで優雅でグルーヴィー。マッドリブ主宰のライブラリー・レーベル『MadlibInvazion』の所属アーティストとしても名を連ね、J.Roccもその才能を評価するなど、すでに黒いポスト・レアグルーヴ・ファンから高い評価を獲得。反面、EASY TEMPOなどヨーロピアンなラウンジ/リスニング系のファンをも感動させている大傑作!! クインシーからモリコーネまで。巨人たちの築いた『聖杯』が現代に蘇る。

数年前より頭角をあらわしてきたストックホルムの音楽家、スヴェン・ワンダー。70年代ファンクやソウル、ジャズをルーツに持ちながらも、レアグルーヴをリアルタイムで経験していない若いリスナーを中心に認知が広がっていき、次世代を担う存在として今まさに人気が急伸中の人である。本作はアナログLPのみのリリースであった最高傑作と評価が高い4thアルバムの初CD化。この作品に一貫しているのは、(ヒップホップ的な)打ったビートに、壮大なストリングス、侘び寂びを感じる繊細で美しいメロディ。これがピエロ・ピッチオーニやクインシー・ジョーンズ、エンニオ・モリコーネ・・・などの各界の巨人にも匹敵するサウンドなのだ。その一貫したスタイルと一切無駄曲の無い強靭な作曲力、音質へのこだわりなど全てが職人技。
ここではLP未収録、サブスク未配信のボーナス・トラックも収録。
もうすでに名盤の予感しかしません。

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PCD-94195 Inside the Game
2024.03.25

Slowdiveのサポートを努めたシューゲイズ / ポストハードコアの両刀バンド、Televerによるデビューアルバム!大注目のタイのシーンから誕生した世界基準のサウンドがココに!

先日Slowdiveのサポートアクトにも抜擢されたタイの北部の都市、ナコーンサワンで活動中のシューゲイズ / ポストハードコア・バンド、Televerによるデビューアルバム『Inside the Game』。

2018年に結成されたTeleverはデビューEP『Have A Good Health』をリリースすると、そのヘヴィーで美しいシューゲイズサウンドと迫力のあるハードコアサウンドをミックスした独自の音楽性で注目を集め、これまでにFiddlehead、Turnover、Slowdiveといった様々なジャンルの海外アーティストのサポートアクトを努め、音楽ファンから多大なる信頼を得ている。

結成から約5年が経ち遂にリリースされたデビューアルバム『Inside the Game』はまさにTeleverが表現してきたジャンルが交差する中で熱さと冷たさのどちらも体感できる作品。アルバムのスタートを飾る「Whole」は重圧なギターサウンドが鳴り響く中にヴォーカル、Taeの音に溶けこむようなヴォーカルが加わり完璧なシューゲイズであり、続く「Today」では一気に舞台をポスト・ハードコア・シーンへと移し、シューゲイズなギターサウンドの中で感情的なシャウトが叫ばれる。この2曲だけで既にTeleverの自己紹介が詰まっている。

更に3曲目に収録されている「Ghost」では従来のシューゲイズのアプローチだけではなく、エモ辺りの熱さを持ったギターサウンドがダイレクトに伝わってくるし、タイトル曲「Inside the Game」ではヘヴィーなサウンドにも関わらず00年代のエモやパンクなどからの影響を吸収したことによるポップに響かせることに成功している。8曲目「Always」ではドリームポップ色が強いシューゲイズというまた少し違った角度の楽曲を披露。

ラストを飾る「Goodbye」まで世界的に見ても新鮮なシューゲイズを鳴らし続けたアルバムで、Televerというバンドがアジアを飛び出し、世界で評価される未来が見える作品に仕上がっている。

Telever / Whole(Official Music Video)
https://youtu.be/0vLGz-c1z58

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