メディア: CDリリース情報
PCD-94161 Southside Movement And Jackie Ross
2023.08.09
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サウスサイド・ムーヴメントとジャッキー・ロス――シカゴゆかりの二組による、おそらく1980年代初頭に制作された激レア・ジャケなしプロモ(?)LPを世界初リイシュー!知られざる逸品グルーヴィ・ソウル「You Are The One That I Need」がとにかく最高!ぜひとも体験してもらいたい反則ものの心地好さ!1991年にPヴァインがCD化したサウスサイド・ムーヴメントの未発表曲を追加収録!
1973年から75年にかけてワンドと20世紀から合わせて3枚のアルバムをリリースしているシカゴのファンク・バンド、サウスサイド・ムーヴメント。チェスやブランズウィックなどにかなりの数の作品を残している、同じくシカゴの女性シンガー、ジャッキー・ロス(セントルイス生まれ)。シカゴの敏腕プロデューサー、ジェイムズ・ヴァンリアの制作によるその二組の共演盤(6曲収録のミニ・アルバム相当の作品)に、サウスサイド・ムーヴメントの未発表曲を追加し、新たにアートワークを制作して再発。トロピカル/ブラジリアン風味のグルーヴィ・ソウル・チューン「You Are The One That I Need」がとにかく超絶キラー! キャッチーなホーン・リフも心地好い軽快なサウンドと、ジャッキー・ロスの伸びやかな歌声がすばらしい高揚感をもたらす、非の打ち所がないまさに隠れた名曲!その他、粘っこいスロー・ファンク「Cold Hearted Woman」、ホーン主導のファンク・インスト「Open Air」等に加えて、サウスサイド・ムーヴメントの未発表曲も強力無比。ソウル~ファンク・ファン必聴の一枚となる。
PCD-27070 On A Day Of Crystaline Thought
2023.08.02
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70年代初期NYCアンダーグラウンドシーンから放たれた芳醇なサイケデリック・フォーク!幻のサイケデリック・ハードバンド、ザ・フロウを率いたピート・ファインが、ソロで奏でた幻想かつ幽玄な音世界!1974年にプレスされたオリジナルLPは100枚限定の激レア盤が新たな装いでついに蘇る!
ニューヨークのアンダーグラウンドから解き放たれる自由な精神(フリー・スピリット)。1974年という時代、音楽の冒険への旅に赴いた人間がいた。
ピート・ファインは自ら率いるバンド、ザ・フロウを結成。唯一のアルバム『ザ・フロウのグレイテスト・ヒッツ』(1972)はヘヴィなサイケデリック・ロックにトリップ感覚と逸脱したアート・センスを加味した唯一無二のサウンドが“東海岸からのブルー・チアーへの回答”としてマニア層から支持され、2023年に日本盤CDがリリースされるなど、カルト・クラシックとして愛されてきた。だがピートはある日、ラジオから流れるブルックナーの交響曲第8番に触発され、自らオーケストラ音楽を書くことを思い立つ。ニューヨークの総合芸術施設“リンカーン・センター”に何度も足を運んで、独学でオーケストラ譜の読み書きと作曲法を修得した彼が自らの音楽的ヴィジョンを具現化させたのが『クリスタルの想いの日へ』だった。
ピートの12弦アコースティック・ギターを軸にストリングスやフルート、フレンチホルン、トランペットなどをフィーチュア 、手探りでオーケストラ音楽にアプローチする実験性がスリルを伴う本作。「啓示~序曲~サムへ」のプログレッシヴな展開やアシッド・ペイガン・フォークに通じる演奏は現世界からアナザー・ディメンションへと羽ばたいていく。一方、ザ・フロウ時代のナンバー「瞑想」を再構成した新ヴァージョン(アルバムの原題On A Day Of Crystalline Thoughtはこの歌詞から取ったもの)、同じくザ・フロウの「バイジンクス」を発展させた「バイジンキーズ」、また「人生」「バイジンキーズ」ではエレクトリック・ギタリストとしての手腕もいかんなく発揮されるなど、ザ・フロウのハードな側面も受け継がれている。本作を経てピートはギターと交響曲を融合させる独自の音楽スタイルを構築させていくが、そのキャリアの大きな転換点となった作品として重要だ。
本作は1974年に100枚限定でLPがプレスされたが、ほとんど店頭に並ぶことなく、ピートがニューヨークから引っ越した(各地を転々としてアリゾナ州トゥーソンに定住)際に廃棄されてしまった。そのため熱心なサイケ・コレクターですら聴いたことのない“幻”のアルバムと言われている。2000年にはドイツのレア盤サイケ・レーベル“シャドックス”から復刻され、一躍その名が広まることになった。今回のリイシューは初の日本盤化。音源のリマスタリング、紙ジャケット仕様CDなど、世界中のマニアから熱い注目を集めている。
PCD-25369 Wet Ass Plutonium
2023.07.28
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世界の三大首脳による空前のメタル・サミットが実現!
核保有国ならではの破壊的テクニカル・プログレッシヴ・メタルで遂に日本侵攻を開始する!!
ドニー(ギター)、キミー(ドラムス)、ウラジP.(ベース)からなるニュークリア・パワー・トリオが集結したのは2020年のこと。新型コロナウイルスの蔓延、ミサイル実験、隣国との戦争などの諸問題を抜本的に解決するべく、彼らはメタルを旗頭に立ち上がることになった。EP『A Clear And Present Rager』(2020)でミュージシャンとしてのデビューを飾った彼らはその政治手腕を楽器に持ち替えて進軍開始。「Grab ‘Em by the Pyongyang」でライヴ・パフォーマンスを繰り広げるミュージック・ビデオが世界の度肝を抜いた。それから3年間、外交問題などに忙殺されてきた彼らだが、遂に再合体。ポスト・コロナ時代のメタル像を提示するのが『W.A.P.(ウェット・アス・プルトニウム)』だ!デビュー作の音楽的国境線をさらに押し広げる初のフルレンス・アルバムでは、全編鮮烈なインストゥルメンタル・プレイが炸裂する。超絶速弾きやタッピングを駆使したアリージョンばりの技巧派ギター、エクストリームなスラッピングをフィーチュアしたセファリック・カーニッジを彷彿とさせるベース、驚速ビートから変拍子までをこなすハヴォックに迫るパワーとテクニックを兼ね備えたドラミングまで、世界第一線のエクストリーム・メタル・バンドと遜色のないサウンドがリスナーのハートを空爆せずにいない。
アルバムからの先行リーダー・トラック「Nyetflix and Chill」のミュージック・ビデオではスリリングなステージ・パフォーマンスを披露。ホーン・セクションを加えたサウンドの拡がり、今後のバンドの展開において重要な位置を占めるであろう仮想敵国の指導者“プーさん”も登場するなど、彼らの闘いが続くことを大胆に予見している。本作では彼らの政治的ネットワークをフルに活用。クリス・ブロデリック(メガデス、イン・フレイムス)、ベンジャミン・エリス(スカー・シンメトリー)、ブライアン・ホップ(セファリック・カーニッジ)、スコット・カーステアーズ(ファルージャ)らがギター・ソロでゲスト参加しているのも注目だ!
政治理念の違いを乗り越え、3人は突き進んでいく。メタルによる世界平和のために。
Nyetflix and Chill (Official Music Video)
https://youtu.be/8MVWtHRrMjM
PCD-94155 Evening Colours
2023.07.28
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エストニア発、世界中のシューゲイズ・リスナーに愛されるシューゲイズ / ドリームポップの雄、Pia Frausによる最新作『Evening Colours』が完成!
東欧シューゲイズ / ドリームポップ・シーンの中心バンド、Pia Frausが2020年以来の新作アルバム『Evening Colours』のリリースが決定!
1999年にエストニアの首都、Tallinnの芸大の生徒6名で結成され、そこから20年以上東欧のシューゲイズ・シーンを支えてきたバンド、Pia Fraus。過去にはアメリカ一番のシューゲイズ・レーベル〈Shelflife Records〉からアルバムをリリースし、日本でも2019年に来日公演を開催するなど、世界中のシューゲイズ / ドリームポップ・リスナーから信頼を得ているバンドだ。
遂に完成した7枚目のアルバム『Evening Colours』はPia Frausらしい心地の良いドリーミーなサウンドや轟音なシューゲイズを軸にしつつも、シンセやコーラスワークなどでカラフルに新しさを色付けされたアルバムだ。
アルバムは柔らかくドリーミーな轟音と共に心地良い時間が流れていく「French Exit」でスタートすると、3曲目に収録されており、タイトル曲でもある「Evening Colours」でPia Frausが一番得意とするスムースなヴォーカルがドリーミーな音像の中に溶け込んでいき、一気に夢の中へと引き込まれる。
4曲目「Sunny Afternoon」などでもキーになっているレトロなシンセサウンドは今作の新たな特徴で、シューゲイズ~ドリームポップというジャンルの中でまた別の空間へとイメージをワープさせる効果を発揮している。
新しいスタイルを混ぜながらも今作にもこれまでのPia Frausを感じさせる楽曲も多く収録されていて、特に「Cloud Winterland」が流れる時間はまるで雲の上でチルしているかのような感覚にさせられる100点満点のTHE Pia Frausでたまりません! アルバム全体を通して轟音シューゲイズの要素も残しつつもお昼下がりの心地良さを生み出している聞きやすいアルバムに仕上がっています。
またCDにはボーナストラックとしてMy Bloody Valentineの「Sunny Sundae Smile」のカヴァーが収録!
PCD-17855 Tony Allen (JAZZ IS DEAD 018)
2023.07.26
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コロナ禍の中、レーベルの原点でもあるライヴ・イヴェントが開催できない苦しい状況においても無事に完走したファースト・シリーズ全10作品により、LAアンダーグラウンドやジャズの界隈でいま最も衆目を集める存在となった〈JAZZ IS DEAD〉、セカンド・シリーズの第八弾が登場。遂にセカンド・シリーズの最終作となる第八弾の本作では、あのフェラ・クティの右腕であり、残念ながら2020年4月に逝去したアフロビートの創始者、トニー・アレンが登場。
フェラ・クティが「トニー・アレンなくしてアフロビートは存在しなかっただろう」と語るように、フェラのバンド、アフリカ70のドラマー兼ミュージカル・ディレクターを務めた伝説のドラマー、トニー・アレン。“Water No Get Enemy”や“Zombie”といったフェラの全盛期の曲を支えたアフロビート最大の功労者でもあり、自身もアフリカ70を率いて『Progress』や『No Accommodation For Lagos』といったリーダー作をリリースしてきたトニーの影響力は若い世代にも幅広く及び、例えばヒップホップでは、1999年にリリースした『Black Voices』収録の“Asiko”をJディラがコモンの“Heat”でサンプリング、ロック畑からはブラーのデーモン・アルバーンがトニーの大ファンで、ゴリラズやグッド・ザ・バッド&ザ・クイーンなどのプロジェクトで度々共演。過去には〈Strut〉の『Inspiration Information』シリーズでジミ・テナーとコラボ・アルバムを制作し、世界中のドラマーやビート・メイカーを熱狂させたトニーと〈JAZZ IS DEAD〉が夢のコラボレーション。
ファースト・シリーズでは、数々のブラジリアン・ミュージックのレジェンドと共演し、何も「ジャズ」だけがその音楽嗜好ではないことは証明済みのザ・ミッドナイト・アワー(エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハンマド)の二人。お披露目コンピレーション『JAZZ IS DEAD 011』に先行収録された“Ebun”がまさにアフリカ70を思い起こさせるサウンドだったように、今回は全編通して、ザ・ミッドナイト・アワー流のアフロビートを大胆に展開。サイケデリックなキーボードが暴れる、世界中のダンス・フロアのために仕立て上げられた“Steady Tremble”、フェラ・クティの名曲“Gentlemen”を想起させるムーディーなミッドテンポ・ジャムの“Makoko”、激しく叩かれるトニーのビートを舞台にジャズのエッセンスたっぷりなホーン・セクションが自由演技を披露する“No Beginning”と、そこから途切れることなく続くアルバム・クローサーの“No End”と、時代と大陸を飛び越えて叶った、ヒップホップ世代のジャズの感性とアフロビートの理想的な融合がパッケージされた大推薦の一枚。
PCD-94144 The Science
2023.07.26
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ラージ・プロフェッサー、K・カット、サー・スクラッチによる伝説的なヒップホップ・グループ、メイン・ソースのお蔵入りになっていた幻のアルバム『The Science』が30年以上の時を経て、ついに奇跡のオフィシャル・リリース!歴史的な発掘となる完全未発表音源も収録!
ラージ・プロフェッサー、K・カット、サー・スクラッチによる伝説的なヒップホップ・グループ、メイン・ソースは1991年に名門ワイルド・ピッチから名盤の誉れ高きファースト・アルバム『Breaking Atoms』をリリースしてデビュー。翌1992年には映画「White Men Can’t Jump」のサントラのスピンオフ盤『White Men Can’t Rap』収録の”Fakin’ The Funk”やブラン・ニュー・ヘヴィーズ作品へ客演した”Bonafide Funk”をリリースし、セカンド・アルバム『The Science』のリリースへ向けて順調に活動。米THE SOURCE誌などでは『The Science』のリリース告知も掲載されている最中にメインラッパーだったラージ・プロフェッサーが脱退。グループは新たなラッパーとしてマイキー・Dを迎えたことで『The Science』は完全にお蔵入りしてしまうことに…。(その時期の楽曲”How My Man Went Down In The Game”は93年発表のコンピ『Wild Pitch Classics』に収録。)
そのラージ・プロフェッサー在籍時のメイン・ソースが制作した幻のセカンド『The Science』は、ヒップホップ・バブルに沸いた1990年代に数多く生まれてしまったお蔵入り作品の中でもレア中のレアなブツであり90sヒップホップ最高峰のお宝お蔵入りアルバムとして語り継がれており、これまでにその断片がごく少量のアナログ盤やブートレグなどでリリースされてきましたが、まとまった形のアルバムとしての正式なリリースを待っているファンも世界中に多く存在するはず。そして2023年、当初のリリースの報から30年以上の時を経て、ついに奇跡のオフィシャル・リリース!
『Breaking Atoms』以降に制作・発表された上記の”Fakin’ The Funk”や”How My Man Went Down In The Game”等の名曲やコアなファンならばご存知なはの”Time”、”Hellavision”、”Raise Up”、”Bootlegging”といった楽曲が収録となり、そして!完全未発表となる”Fakin’ The Funk[REMIX]”(ヒップホップ・ファンならば誰もが知る名サンプリング・ソースESG”UFO”を使用したヴァージョン!)やドープなインタルード群も収録!これはヒップホップ史を揺るがす発掘となる!
PCD-94162 A Day In The Life
2023.07.26
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新潟から西海岸なインディーサウンドを鳴らすデュオ、periwinklesの2ndアルバムが完成!
LAのPeach Kelli Popもゲスト参加したUSインディー/ガレージ好き必聴のロックアルバムに!
新潟を拠点に活動中のインディーロック・デュオ、periwinklesによる2ndアルバムが完成! periwinklesはヴォーカル&ギターのrihoとドラムのikumiによるバンドで、ライブも完全に2人で完遂させる正真正銘のデュオだ。今回リリースされる『A Day In The Life』は彼らが影響を受けたウェストコーストを彷彿させるガレージ~ロックンロールから90sのオルタナファンにまで届くであろうUSインディー好き必聴の作品に仕上がっている。
LAのサンシャイン・パンク・バンド、Peach Kelli Popがゲスト参加した海外のティーンの日常を描く「GAL」、periwinkles史上最もキャッチーな楽曲としてシングルリリースされていたファジーでローファイなロックンロール曲「Lady Madonna」、更にはThe BethsやBleachedといったバンドを彷彿させるガレージなギターとキャッチーなメロディーが交差する「Let’s go!!」など2023年にロックミュージックが聞きたいあなたに向けたアルバムです!
periwinkles / GAL(Official Music Video)
https://youtu.be/CzC0K1npKj4
periwinkles
Twitter:https://twitter.com/periwinkles___
Instagram:https://www.instagram.com/periwinkles.so.cute/
PCD-94158 Gemini II
2023.07.05
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伝説のJAZZレーベル“TRIBE”の創始者である2人、Wendell Harrison、Phil Ranelinに加えてHarold McKinney、さらにはRoy Brooksといった70年代デトロイト・ジャズシーンのレジェンド達が名を連ねたMarcus Belgraveによる記念すべき1stアルバム!後にデトロイト・テクノの重鎮Carl Craigにもカヴァーされたスペイシー・ジャズ・ファンク「Space Odyssey」を筆頭にスピリチュアルかつ強靭なブラックネスに満ち溢れた名盤がオリジナル・ジャケットで世界初LPリイシュー!
Motown RecordsやRay Charlesのバックバンドでキャリアを積んできたトランペット奏者、Marcus Belgraveがデトロイトで伝説のJAZZレーベルTRIBEとの邂逅から誕生した1stアルバムである本作には、TRIBEの創始者であるWendell Harrison、Phil Ranelinの2人に加えて、同じくTRIBEに自身のリーダーアルバムを残す名鍵盤奏者Harold McKinney、そしてChet Baker、Horace Silverらの名盤にも名を連ねてきたドラム奏者Roy Brooksといった70年代デトロイト・ジャズシーンの錚々たるプレイヤーが参加!トランペット<Marcus>、トロンボーン<Phil>、サックス<Wendell>という重厚なホーンセクションによるど迫力なプレイに圧倒されることはもちろんのこと、後にデトロイト・テクノの重鎮Carl Craigにもカヴァーされた12分を超えるスペイシー・ジャズ・ファンク大曲「Space Odyssey」(M1)といったキラーチューンも収録したスピリチュアル・ジャズ名盤です。今回のリリースに伴いジャケットは過去のLPリイシュー時には採用されていなかったオリジナルLPジャケットを復刻、さらに新たなリマスタリングを施した最新仕様でのリイシューです!
PCD-22445 City Soul : Daydream – Today’s Soul, AOR & Blue Eyed Soul
2023.07.05
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新たな切り口で話題のディスクガイド『シティ・ソウル ディスクガイド~シティ・ポップと楽しむ、ソウル、AOR &ブルー・アイド・ソウル』をリアルに体感するコンピレーションCD第5弾がリリース決定!
シティ・ソウルは、リヴァイヴァル・ブームが続くシティ・ポップと同様のテイストを持った、合わせて聴きたいソウル、AOR&ブルー・アイド・ソウルをまとめて紹介するためのコンセプト・ワード。2冊が発売中の書籍『シティ・ソウル ディスクガイド』(DU BOOKS刊)と、このコンピレーションCDシリーズを軸に展開、好評を博しています。第5弾となる本CDは、2010~2020年代のブルー・アイド・ソウルやAORが中心なのはシリーズ前4作と同様。ですが、プリンス・ファミリーの発掘音源や、モダン・ゴスペル・ソウルの人気曲など、今こそ聴きたいとっておきの1980年代作品も収録。また、今話題のジンジャー・ルートが歌うHALFBY作品など日本のアーティストによる話題曲もあり。およそ80分間、心地いいグルーヴが続く構成は、仕事場や店舗のBGMにも、ドライヴにも最適です。前作同様、『シティ・ソウル ディスクガイド』の著者/編集者であり、長年に渡りブラック・ミュージックを中心に洋楽シーンを紹介してきた小渕晃(元bmr編集長)氏が現在進行系の“シティ・ソウル”を徹底解説した、読み物としても充実した日本語解説を封入!
PCD-25367 ザ・ナコミーターズ
2023.07.03
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世界に向けて発信する「大人のためのルーツミュージック」。
アメリカンルーツ・ミュージックを内包したオリジナル曲は、日本語と英語を自在に操るNacomiならではの世界観。
Nacomiから溢れ出たメロディと歌詞をNacometersのメンバーによって大きく膨らませ彩られ、ロック、R&B、カントリー、ジャズ、とジャンルの垣根を越えてゆったりとした温かい風と共に楽しく流れていく。
ニューオーリンズなリズムにキャッチーなメロディーが軽快に絡む、ライブで定番のインスト・ナンバーは、ピアノとオルガンを操るmasakimuraseの作品。
メンバーが愛して止まないニューオーリンズ繋がりのカバーも2曲収録。(ライナー:文屋 章)