メディア: CDリリース情報
PCD-26062 童謡(わざうた)
2015.08.07
Tweet
「うたもの」本来の姿がここにある
山本精一の「うた」と「アコースティック・ギター」による素朴で奇妙なテイストのオルタナAOR全8曲。
’05年羅針盤『むすび』以来、’11年『プレイグラウンド・アコースティック』まで録音物としては「うた」を封印してきた山本精一の「うた」「ギター」中心の透徹した世界。
山本精一の近年のライブで披露している楽曲の中でも、特にシンプルでフォークソング・テイストの強い楽曲を中心に据えた作品となっている。バンドサウンド中心だった、前作の「ファルセット」とはその意味で、ある種対極のイメージを持つアルバム。
また、話題の映画、東京芸術大学大学院映像研究科作品『恋につきもの』(原作:ふみ ふみ)、の主題歌「恋につきもの」(山本精一作)の歌詞を変えて収録した「ゆうれい」、昨年リリースされたLSD MARCHの道下慎介が主宰する「DONBURI DISK」より意外にも初となる ソロ・アコースティック・ギターでのインストゥルメンタル・アルバム『Lights』の曲に、新たにうたを乗せての楽曲も数曲。
山本精一の近年のうたがじっくり楽しめるシンプルなサウンドが暖かく心地よい。
*童謡(わざうた):いわゆる童謡ではなく、世相等を風刺的にうたう古代の流行歌
■「ここ三年くらいライブでやっていた曲や、サントラになった曲などをまとめた、文字通り『アルバム』な作品です。奇しくも私の作品の中で一番ポップなものになりました。おそらくもうこんなポップなアルバムは作れないと思います。」
(山本精一)
YRC-048 prelude
2015.08.07
Tweet
SD JUNKSTA のKYN a.k.a. KOYANMUSICの初となるプロデュース・アルバム!先行で発表された田我流とのコラボ曲”Walkin”も話題となる中でリリースとなる本作にはSALU や5lack、OMSB、MARIA、MILES WORD、RHYME BOYA、NOTORIOUS KNZZ ら、現行シーンのキープレイヤーたちが参加!
◆ SD JUNKSTA のミュージックマン、KYN a.k.a. KOYANMUSIC が実に3 年ぶりとなる4 枚目のフル・アルバムを完成させた。本作はなんと二刀流の片方の武器であるラップを封印し、あえてプロデューサーに徹することで自身の30 年に渡る音楽人生の全てをBEAT に捧げた全く新しい作品となっている。
◆先行で発表された田我流とのコラボ曲”Walkin”(MV はyoutube にて10 万再生を早くも突破)で新たな面を見(聴か)せ、注目の高まっているKOYANMUSIC。今回はSALU や5lack、OMSB(SIMI LAB)、MILES WORD(BLAHRMY)、RHYME BOYA(DINARY DELTA FORCE)、MARIA(SIMI LAB)、OJIBAH(SD JUNKSTA)、NOTORIOUS KNZZ といったシーン屈指の実力派たちと1 対1 でコラボレーション。本来の得意分野であるサンプリング主体のBEAT 群に加え、弾き、生楽器演奏(バイオリン、ピアノ)等あらゆる手法を駆使した音像は、間違いなくKYN の「新しい看板」となる最高傑作と言えるだろう。
◆他人がどうこう、じゃなく自分はどうなのか?どうあるべきか?考えては行動に移す、という単純な作業をモクモクと繰り返した結果、ふと気づくととんでもない世界にたどり着いている事に気がついた。本作のタイトル通り、この作品はそんな新しい景色が奏でる世界への「前奏曲」に過ぎないのかもしれない。
<参加アーティスト>
SALU、田我流(stillichimiya)、OMSB(SIMI LAB)、FLAME aka FAKE-ID、MILES WORD(BLAHRMY)、RHYME BOYA(DINARY DELTA FORCE)、MARIA(SIMI LAB)、ITTO、三島、DDS(N.E.N)、OJIBAH(SD JUNKSTA)、NOTORIOUS KNZZ、5lack
PCD-24429 Spaced
2015.08.07
Tweet
70 年代・マイアミ産らしからぬコンソール・ジャケがレア・グルーヴ価値観からすればサイコーなミルトン・ライトのレア作、紙ジャケ化!
「Clean Up Woman」でおなじみのベティ・ライトの実兄にして、フリー・ソウル方面で大人気の「Keep It Up」収録の『フレンズ・アンド・バディーズ』(75 年)で有名なミルトン・ライトの’77 年作で、英[Jazzman] が2009 年に世界初CD 化をした『スペースド』。市場在庫が尽きてきたところで、オリジナルの雰囲気を大事に紙ジャケ・リイシュー!
マイアミ・ソウルといえば姿身ジャケが多数を占める中、スタジオのコンソールをジャケに据える大胆な発想が当時のソウル・コンシュマーには受け容れられずか、『フレンズ~~』の影に隠れ激レア化、しかし内容は、ボトムラインがファンキーに絡む「Let’s Take A Break」、『フレンズ~~』に収録されていてもよさそうなアコギ/ 泣きの「All I Know Is That I Have You」など負けず劣らずの充実度!
PCD-20362 Cloud Sports
2015.08.07
Tweet
世界59カ国6000名を超える応募者の中からレッドブル・ミュージック・アカデミーに選出された日本人アーティストAlbino Sound!電子音楽界に久々の超大型新人が誕生!!
今作のミックスは日本を代表するエレクトロニカ/テクノ・アーティストAOKI takamasa が担当。
プロデューサー兼マルチ・プレイヤー梅谷裕貴(ウメタニ・ヒロタカ)のソロ名義Albino Sound。今までにフライング・ロータスやドリアン・コンセプトなどいまや世界の第一線で活躍するアーティストをその卒業生に名を連ねるレッドブル・ミュージック・アカデミーが世界中から集まった応募者たちの中から選び抜いた日本人アーティストであり、その才能は既にレッドブルが認めたワールドクラスのお墨付き。彼の手がけるプロジェクトは多岐にわたるが、今年のTAICO CLUB やRAINBOW DISCO CLUBに出演した他、ウェブサイトTheDayMag.jp の制作した短編ドキュメンタリー・シリーズにサウンドトラックを提供。そして気鋭の若手映像ディレクターとして注目を浴びる石田悠介が手がけた短編映画”Holy Disaster” へ楽曲提供を行っている。クラウトロックやニューエイジなど70 年代の実験的な音楽や現代のベースミュージック、エレクトロニカなどに根を張り、”イメージのスポーツ『Cloud Sports』”と称したビジュアル度数の高い音楽を表現。まずはこのデビューアルバムを聴いて今後の電子音楽シーンを背負って立つ新たな才能の誕生を祝福していただきたい!
PCD-24430 Peace, Love & Music
2015.08.07
Tweet
2012 年の「Do The Jazz」でアンダーグラウンドのダブステップを飛び出し一気に世界的なヒットを起こしたスウィンドル。その後はマーラやジャイル・ピーターソンに見初められデビュー・アルバムを名門Deep Medi からリリースするなど、間違いなくワールドワイドな活動を見せてきた若き天才が放つ待望のセカンド・アルバム!本人が敬愛するジョージ・クリントンの影響を大きくみせるマシーン・ファンクに載せてリスナーへ送る平和と愛の音楽、これぞ新世代のブラック・ミュージック!
◆スウィンドルはどこまでベース・ミュージックを進化させるのか?新世代ブラック・ミュージックとも言えるセカンド・アルバム!
ジャズとダブステップを革新的に融合させ見事に世界的なヒットにしたスウィンドル。マルチ奏者としても活動し『マーラ・イン・キューバ』やジャイル・ピーターソン主催のイベントでも数多く出演してきたが傑作デビュー・アルバムから早2 年、ついに最新アルバムが完成し待望の国内盤としてリリース!ジョージ・クリントンを敬愛する若きアーティストが、世界中を回ったツアーで受けてきたインスピレーションを元に制作した本作はアルバム・タイトル位の通り平和と愛のメッセージを音楽に載せてリスナーに送るというコンセプトのもと繰り広げられる全16曲!
楽曲名にも各地の地名が入り、その街で受けて来た音楽的影響が見受けられる。ロンドン発のアンダーグラウンド・ベース・ミュージックはグライム、ダブステップ、ジャズを昇華した若さ溢れるマシーン・ファンクへと進化し、世界中からのインスピレーションを吸収し、新世代のブラック・ミュージックとしてさらなる発展を魅せつける!
PCD-25187 合葬
2015.08.07
Tweet
ASA-CHANG&巡礼約6 年ぶりの音源作品!映画『合葬』の音楽を担当!
柳楽優弥、瀬戸康史、岡山天音、門脇麦、桜井美南、オダギリジョー等、豪華キャストが出演。
ナレーションは カヒミ カリィが担当という異色のコラボが実現した。ゲストアーティストにCurly Giraffe、木津茂理、エアガレージ・ラボが参加。ASA-CHANG&巡礼の音楽性と映画の世界感がリンクした新作『合葬』発売!
そのトライバルかつアブストラクトな独自の波動に満ちた音楽が国内外で評価されると共に、世界各国のメディアにも取り上げられコアな音楽ファンに大人気のASA-CHANG&巡礼が映画『合葬』の音楽を担当。実験音楽の要素に満ち溢れながらも、美しい鉄琴のハーモニーやCurly Giraffe の清清しい歌声、トランペットの音色されも明治時代を舞台にした世界感に不思議と溶け込んでいく。映画のサントラ盤としてだけではなくASA-CHANG&巡礼にとって約6 年ぶりの音源作品であり、彼らのアーティスト性とこれまでのキャリアが凝縮された作品に仕上がっている。原作は今年没後10 年となる天才漫画家・杉浦日向子が、いまや伝説の漫画雑誌「ガロ」に連載し、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した同名の傑作漫画(ちくま文庫収録)。
これまでの“時代劇”とは一線を画し、現代の若者に通ずるリアルな青春像を描き大きな反響を巻き起こした。 脚本は『ジョゼと虎と魚たち』、TV ドラマ「カーネーション」の渡辺あや。監督は、新進気鋭の小林達夫が務める。
PCD-24420 So Delicious!
2015.08.07
Tweet
ペイトン牧師のちょっとした乱痴気騒ぎ(安田謙一)
アメリカン・ルーツ・ミュージックをパンクにブルース!
ブルース、ラグタイム、フォーク、カントリー、その他のトラディショナルなスタイルをモダンで洗練されたDIY精神や素朴さ、パンク・ロックのエナジーとブレンド、Chessや Yazooをこよなく愛するビッグ・ダム念願のYazoo Recordsよりのデヴュー盤(2015)に日本盤には3曲のボーナス・トラックで!!2曲のPVも必見。
■新作は、バンド史上最も多様性に富んだ曲のコレクションだ。デルタ・ブルースのヒーローたちにインスパイアされたレヴのユニークなフィンガーピッキングのスタイルがさく裂し、オリジナリティの高みへと上りつめている。今作はバンドにとって五作目のフルアルバムで、ブリージー・ペイトンが洗濯板、ベン・ブッセルがドラム、二人はまたサポートボーカルも務めている。
■2006年にデビュー・アルバムBig Damn Nationをリリースし、2008年にはThe Gospel Albumをリリース。2009年のThe Whole Fam Damily とともにアメリカ全土や海外で何百というライヴをこなし経験を積んだ。2010年のThe Wagesがビルボードのブルースチャートで2位を獲得し、Youtubeの再生回数は728,000回を記録した。「Clap Your Hands」はソングライターとして開花しPVも話題となったた曲。
PCD-93959 Celestial Strut
2015.08.07
Tweet
ラテン、アフロなどのワールド・ミュージックをディスコ、ハウスのフィルターを通して現代版にアップデートするボスクの最新作が素晴らしい!ジャイルス・ピーターソン、ジョー・クラウゼル、J・ロックそしてクアンティックなど幅広いスタイルのDJ から支持されるウィスキー・バロンズの名義でも数々の名作を送り出してきたプロデュース・チームでも活躍するボスクことベン・ウッズのワールド・ミュージックとディスコ・サウンドへ溢れんばかりの愛情が爆発する『セレスシャル・ストラット』!
◆ DJ 目線でプロデュースされた全曲シングル・カット級のワールド・グルーヴァー!
ウィスキー・バロンズ名義では数々の名作リエディットやフロア・バンガーをリリースし、世界中の様々なジャンルのDJ から絶大な支持を集めてきたが、メンバーのベンはボスク名義でワールド・ミュージックに特化した作品も発表してきた。セカンド・アルバムとなる今作はM5、11 のようなディスコ・サウンド、M1、3 のようなクアンティックのファンも納得のラテン・ダンサー、M2、4、8 のようなフェラ・クティに代表されるアフロ・ビートなど、DJ ならではの目線でプロデュースされたダンスフロアを盛り上げる極上のグルーヴィー・サウンドを全11 曲収録!ワールド・ミュージックのファンだけでなく、セオ・パリッシュやジャイルス・ピーターソンのDJ プレイを聴くような音楽好きにまでマストでオススメ!!
PCD-20365 Ramda
2015.08.07
Tweet
<POST ROCK BATTLEFIELD>
1999年のオリジナル・リリース時はディラン・グループのメンバーでもあったアダム・ピアースのソロ・プロジェクト、マイス・パレードの2ndアルバム。日本でも多数、年間ベスト・アルバムに選出された傑作!
ニューヨーカーのアダム・ピアースのソロ・プロジェクト、マイス・パレードが1999年にリリースした傑作2ndアルバム。アルバム・タイトルの『ラムダ』とは、ピアースが作り出した、魔法の目を持つという空想上のキャラクターの名前である。この奇妙でありながらも美しく、心地好い音世界は、ラムダが覗き込んだピアースの夢の中なのであろうか。ダブ、エクスペリメンタル、ブレイクビーツ、アンビエント等、多種多様な要素を内包したその音楽はまさに夢幻の世界。パーカッションの連打で幕を開け、フラメンコやガムラン音楽をも取り入れた、ボーダーレスでジャンルレスなマイス・パレード・サウンドの萌芽がここにある。本作のみならず、マイス・パレードが日本のポストロック勢に与えた影響は計り知れない。自他ともに認める名曲「Galileo」収録。
PCD-20366 Ur-klang Search
2015.08.07
Tweet
<POST ROCK BATTLEFIELD>
ディラン・クリスティとアダム・ピアース(マイス・パレード)の二人を中心とするバンド、ディラン・グループ、2000年発表のラスト・アルバムともなる通算第三作。ダビー&グルーヴィな最高傑作!
ヴィブラフォンのディラン・クリスティとドラムのアダム・ピアースの二人を中心とするニューヨークのバンド、ディラン・グループ。その2000年発表の通算第三作にしてラスト・アルバム(解散は表明していない)。前作から4人編成となり、よりライヴ・バンド的な色合いを強く打ち出してきた彼らが、その路線をさらに推し進めた意欲作である。ピアース曰く、古いドイツ語で、「よく響きあう声や音、鳴り渡る」といった意味を持つ“Ur-klang”を探すとはまさに言い得て妙のタイトルで、すき間を生かしつつ、ヴィブラフォンを中心にさまざまな楽器が鳴り響き、有機的に絡み合い、スリリングかつ清々しいインスト音楽を構築している。ジ・オーブのカヴァーを含め、全体的にダブ色の濃い本作が発散するエナジーは、ときにリスナーを夢の世界へと誘い、ときに踊らせつづける。