メディア: CDリリース情報
PCD-24672 That Summer Feeling
2017.10.23
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二年ぶり、南海サックス人情派、浦朋恵から届いた季節外れの暑中見舞い。海でも恋でもヘソ出しルックでもない浦朋恵の「あの夏の感じ」を極上極楽自家製南海リズムに乗せて贈ります!
■2010年にアルバム『Rockin’ At The 1,000,000 Restaurants』でソロ・デビューして以降、モリモリ、ブリブリと注目を集める存在となり、ムッシュかまやつ(RIP)やエゴラッピン、ハナレグミ、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、cero、パンチの効いたオウケストラ、カーネーションらのライヴ、レコーディングにも参加している大阪のバリトン・サックス/クラリネット奏者、浦朋恵。ぽっちゃり系女性タレントとして時々テレビに出演したり、大和ハウスやキユーピーのCM音楽を制作していたりもする浦が、2015年の『ナツメヤシの指』以来、2年ぶりにリリースする待望のニュー・アルバム。
■新機軸として髙山純(speedometer.)とmetomeによる打ち込みトラックを約半数の楽曲に導入。怪しいエキゾチック音楽、歌詞はともかくスウィートなラヴァーズ・ロックから打ち込み深海ダブ(なんじゃそりゃ)まで各種レゲエ、カリプソ、ランバダ、テックスメックス、トロピカル・ディスコ、クンビアと、ますます冴えわたる国も時代も超越した浦朋恵自家製南海リズム全12曲! 参加ミュージシャンも超豪華!
●参加ミュージシャン:小野瀬雅生(CKB)、髙山純(speedometer.)、エマーソン北村、田中邦和、伊藤大地、長見順、岡地曙裕、関根真理(渋さ知らズ)、佐藤芳明、中島徹、森俊也(Matt Sounds)、秋廣真一郎(Matt Sounds)、metome、椛島隆、直枝政広(カーネーション)他
《セルフ・ライナーノーツ&収録曲紹介》
「夏にしか曲が出来ない」ということに気がつきました。師走生まれの雪山育ち、しかも体型が体型故、夏は本当に苦手な季節なんですが…ビーチ・ボーイズとTUBEと私。てな訳で、(海でも恋でもない)満員電車の人熱れと洒落にならない脇汗、爺さんのお通夜と婆さんのシミーズ姿、深夜喫茶に深夜蟬という私のさえない「あの夏の感じ」を自家製南海リズムに乗せて吹いたり、いつもより多めに歌ったり(今回は弾いたり、も)してみました。
吹き込みはエンジニア椛島隆さんのスタジオを中心に大阪、東京で2017年の5月~9月にかけて行いました(曲作りとほぼ同時進行)。歌ものの作詞は前作から一緒に曲作りを始めた縦川ウォルターさんに今回もお願いしました。今回の新機軸はspeedometer.こと高山純さん、テン年代の電子音楽家metomeさんに作成してもらった打ち込みトラックを約半数の収録曲に導入したこと。演奏には毎度お世話になりっぱなしのエマーソン北村さんに伊藤大地さん、Matt Soundsの秋廣真一郎さんと森俊也さん、渋さ知らズ他の関根真理さん、CKBの小野瀬雅生さん、カーネーションの直枝政広さん、蛇腹の佐藤芳明さん、マダムギター長見順さん、ボ・ガンボズの岡地曙裕さん、ジャズ系の田中邦和さんと中島徹さんらに加え、日頃から大阪でデモ音源製作を手伝ってくれる「ともえ軍団」の皆にも参加してもらいました。
8月某日午後2時、華氏97度。バリサク背負って、PCと着替えを詰め込んだバッグを前カゴに突っ込んだママチャリでスタジオまで片道25分、モチロン日陰一切ナシ。それでも100gも痩せなかった私の「この夏の感じ」を暑中見舞いが返ってきたのは秋だった、みたいな感じでお楽しみ頂ければ幸いです。
曲解説
「東粉浜ツアー」
チン電に揺られて住吉の粉浜のしじみ開けも見ず隠りてのみや恋ひ渡りなむ。当初はマーティン・デニーっぽいアレンジを考えていましたが、経て、経て、高山純さん考案ダーク・トロピカル・バージョンに落ち着きました。
「街灯の下で蟬が鳴いている」
街灯をお日様と勘違いしたオールナイト蟬の声がジャワジャワ騒がしい熱帯夜。気絶するように眠りに落ちる、ひとりぼっちのB級勤労女子のレゲエ。オーラスの慟哭ギターはCKBの小野瀬雅生さん。
「かじる豆」
「豆」の正体は私にもわからないのですが…週半ば、明日も早起き確定なのに、今夜もフラフラ寄り道してしまうヤロー共の悲哀を自家製ランバダで。格調高いアコーディオンはガレージシャンソンショー他で活躍する蛇腹美男子佐藤芳明さんにお願いしました。
「夏の暮れ方」
逢魔時、開かずの踏切の前で過去と現在が交差する、なんちゃって。二年程前からライブではちょこちょこ歌っていた自家製レゲエを今回はテン年代の電子音楽家metome さんに丸投げしてみました。哀!哀!
「ヤタケちゃん海へ行く」
潮溜まりを眺めているヤタケちゃんはオリックスの大ファン(で、とってもいい奴)。デモの段階ではオーガスタス・パブロ風ファー・イーストものでしたが、いつの間にかクラフトワーク+スーパースター&スター(最高!)が誘う雨の箱作海水浴場、という雰囲気の曲に仕上がりました。間奏のイーリアン・パイプは関西アイリッシュ音楽界のベテラン金子鉄心さん。
「喫茶ホリディマジック」
親友マリコの体験談から生まれたオールナイト喫茶もの。電飾看板とアロワナのいる水槽とディック・セント・ニクラウス。架空の屋号はアメリカで初めて捕まったマルチ商法団体名から頂きました。エマーソン北村さんと関根真理さんに「トロピカル・ディスコ要素」を、カーネーションの直枝政広さんに「サイコーに信用出来ない男」を、各々、お願いしました。
「二人の兄貴」
デモの段階では、なんちゃってハイライフという感じの曲でしたが…経て、経て、イーノ『アナザー・グリーン・ワールド』っぽい無情の自家製カリプソに仕上がりました。舞台は東北系中華料理店(クミンの香りが店内に染み付いてる)の午後4時、って感じかな。格調高い中華&南海ピアノ演奏はジャズ、サルサ両刀使いの名人中島徹さんにお願いしました。
「星になったAさん」
自家製ノルテーニョ風。工業ビート作成=高山純さん、蛇腹サンプル提供=佐藤芳明さん、濁音ギター実演=ともえ軍団の横山九郎さん。
「月面旅行(The Moon)」
英吉利の軽音楽家ロン・グッドウィンが1958年に発表した妄想のアウター・スペースものをサン・ラ+最近のジェリー・ダマーズ風に調理してみました。ママチャリでコンビニに向かう途中、満月ではなくてへの字口の弦月を見上げる深夜のイメージ。ベース・フルートは田中邦和さんに、ガース・ハドソン風オルガンはエマーソン北村さんに、音響効果/ダブ加工は椛島隆さん。
「宝くじに当たったら」
浦朋恵専属作詞家(?)縦川ウォルターさんの十八番、B級勤労女子のレゲエ。リズム・セクションはレゲエ系のライブでいつもお世話になっているMatt Soundsの森俊也さんと秋廣真一郎さん、エマーソン北村さん、W伊藤=コンカロックスの伊藤慎也さんとエスカルゴ・マイルスのリン・テ伊藤さん。スタイリスティックスから拝借したコーラスは浦、浦&浦から成る自家製アイ・スリーズ、タクシーを呼び止める声はイコマのサワコ、長見順先輩にもブルーな一鳴きを戴きました。
「チート!」
いつかは大好きなチップマンクスを…という野望をエンジニアの椛島隆さん(タンプーラ玩具の操作も)に叶えてもらいました。
「大和川を下って」
オーラスは自家製天気予報音楽。阪堺線が川を横切る遠里小野の辺り、土手道を南港に向かってズンズン歩いたり、犬走りまでザーっと降りてみたり、という初秋の浦さんぽ。エレピのソロとベースはmetome さん。エンディングに登場する高架下のドラムスは岡地曙裕さんから戴きました。
ジャケット
フロントとバック・カバーは雑誌の連載でもお世話になっているキャメラウーマン木村華子さんに「シュッとした」スタジオで撮影してもらいました。私が小脇に抱えているテスコの旧式シンセは椛島さんのスタジオから借りてきたもの。で、お面はメキシコ雑貨TOMBOLAのナンバマンさんからの(これまた)借り物。衣装は10年程前に知人に作ってもらった円盤ドレス(フロント)とマリコ&高山さんと一着¥800で揃えた西班牙製幽霊島Tシャツ(バック)。野菜は大阪高島屋の地下食料品売り場で調達しました。
インサートには東南ミナミのイロエロ壁画と私(華子ちゃん撮影)、ザ・たこさんの山口しんじさんもコッソリ参加の偽チカーノ・バンドの偽アー写(千坂恵介さん撮影)、超上海っぽい近所の店とコーチェラのフェス便所+椰子の木(松山良平さん撮影)を散りばめました。デザインは前作でもお世話になった横田百合さん。いつも無理言うてすんません。
浦朋恵
PCD-25243 Canto De Marajo
2017.10.23
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大人気ドメニコの弟=アルヴァーロもまた才人だった!
兄も全面参加のレイドバック・サウンドにとろける至福の音響系ブラジリアン・ポップ作!ミックスはマリオ・カルダートJr.!
自主盤でありながら、ブラジル最大手の新聞“O GLOBO”の〈2016年ベストアルバムTOP10〉にデヴィッド・ボウイ、レディオヘッド、ビヨンセ、ボン・イヴェール、アノーニなどと並んで選出された大傑作を日本リリース!
現代ブラジル音楽界の最重要ドラマー/プロデューサー:ドメニコ・ランセロッチの実弟にして、オルタナ・バンド:フィーノ・コレチーヴォのリーダー、さらにマリア・ヒタやマルコス・ヴァーリ等に楽曲提供するソングライターとしても注目されるアルヴァーロ・ランセロッチ(a.k.a. アルヴィーニョ・ランセロッチ)によるソロ2作目。ゆったりとたゆたうヴィオラォンやパーカッションに、立体的なアンビエンスを現出させるエレキギターやシンセ、そこにドメニコがドラムやMPCで心地よい刺激をプラスし、アルヴァーロの気怠い歌声がそれらを掻き分けるように泳いでゆく…。紛れもなく現在の先鋭ブラジル音楽シーンを象徴する音世界でありながら、延々と浸っていたいこのレイドバックした気持ちよさは他を圧倒している。
PCD-25242 護得久栄昇大全
2017.10.11
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本人以外、すべて本物。分かるよね。
これが沖縄からの最終刺客!!?チャメー!
沖縄では保育園でも踊ってしまうほど話題沸騰中!!
2017 年正月に行なわれた沖縄のお笑い芸人No1 を決めるテレビ番組に出演以来、
人気を呼びテレビ・ラジオを始めCM 出演するなど今や沖縄での注目度No1!護得久栄昇。肩書きは護得久流民謡研究所会長。沖縄に数多いる民謡教室の師範をイメージ~デフォルメして演じるキャラで話題沸騰。
沖縄民謡好きは勿論、そうでない人もいつの間にか引きつけられてしまう憎めないキャラと歌、4月5月6月と配信のみだったシングル音源は全て1位に輝いた(@沖縄)。それらの珠玉曲を含む待望の初フル・アルバム『護得久栄昇大全』が完成!やっぱり沖縄は熱い!
2017年10月1日の「琉球フェスティバル」でもバカウケで場内大騒ぎ。
さあ全国のみんな、チンダミするよ~~
☆各界の著名人から護得久会長へコメント☆
■小宮山悟(元ニューヨーク・メッツ)
めんそーれ!
しーじゃも、おすすめぬ『護得久栄昇』、わかるよね……。
■佐古忠彦(TBSテレビ)
聴かせる、笑わせる、沖縄の風景が浮かんでくる!
そこにあるのは沖縄の魂!
護得久栄昇先生!いますぐ会いに行きたい!
【プロフィール】
昭和27年1月1日生まれ。
産声は「チャメー」だった。
護得久流音楽協会師範
うちなー古典音楽護得久流教師
うちなー民謡保存会教師
2017 年正月に行なわれた沖縄のお笑い芸人 No1 を決めるテレビ番組に出演以来、沖縄で人気を呼びテレビ・ラジオを始め CM 出演するなど沖縄での注目度 No1コントキャラ『護得久栄昇』。
肩書きは護得久流民謡研究所会長。
沖縄では「あ?そんな民謡教室の師範いるよね」といったイメージをデフォルメして面白おかしく演じるキャラで話題沸騰である。
沖縄在住の方はもちろん沖縄民謡好きや沖縄民謡を習っている県外の方も「あるある」と思わず笑ってしまうマニアックな面白さがそこにはある。
■すでに媒体でも大活躍中
♪地上波
KYデンジャラス produce 護得久栄昇アワー(RBCiラジオ)
ゴールデンアワー「護得久栄昇のあんたの人生チンダミしようね」(FM沖縄)
Mr.KINJO-TV(OTV沖縄テレビ)
♪CM
やよい軒(ラジオCM)
OTV沖縄テレビ「ステーションCM」(TVCM)
上間菓子店「スッパイマン」(TVCM)
TVCM「メガネ21」
久米仙酒造「久米仙ゴールド」イメージキャラクターへの起用
♪連載
おきなわ倶楽部「護得久栄昇のチンダミ相談室」
WEDDING BOOK「ちゅら婚 Vol21」6,7,8月号
♪LINE
LINE『チャメー!スタンプ』 第一弾、第二弾発売中
PCD-25241 桃源郷
2017.10.11
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くるり脱退後、さらなる才能が開花。京都という街で吉田省念が培ったポストフォーク大名盤の誕生!!
瑞々しくも煌びやかなサウンドで衝撃を与え、正統ロック~ルーツサウンド~フォーク/ブルースに根差し、アヴァンギャルドサウンドまで、京都ならではのゆったりとしつつも濃密な温かい空気を凝縮~熟成させた、メロディアスで爽快な傑作ポップ・アルバム『黄金の館』に続く等身大、吉田省念待望のニューアルバム完成!
ゲストミュージシャンを迎えながらも殆んどの演奏を自ら行い、丁寧に構築されたサウンドワークス。クラウス・ディンガー(NEU, ex.KRAFTWERK)と共に音楽活動を行っていたエンジニア尾之内和之を迎え”省念スタジオ”で全て収録。古都京都から虹色のシャワーが降り注ぐ。大滝詠一~鈴木慶一ファンにも聞いていただきたい。
<プロフィール> 吉田省念
13歳、エレキギターに出会ってから現在に至る迄、様々な形態で活動を続ける。95年には村八分・チャー坊追悼コンサートに若干15歳で出演。18歳、MTRで自宅録音に没頭 色々な楽器を演奏する事にも興味をもつ。演奏、アートワーク、詩集など全て自分で行ったCD付きブックレット「月刊ナイフ」を作成。すみれ患者/SUZMENBA/MAHER SHALAL HASH BAZに参加。2008年「songs」をリリース。吉田念と三日月スープを結成。2009年 吉田省念と三日月スープ「Relax」をリリース。2011年~2013年くるりに在籍。ギターとチェロを担当「坩堝の電圧」をリリース。2014年 京都・拾得マンスリーライブ「黄金の館」主催。「キヌキセヌ」リリース。RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZOに出演。2015年 主演:森山未來 原作:荒木飛呂彦 演出:長谷川寧 舞台「死刑執行中脱獄進行中」の音楽を担当。2016年 P-Vine Records より「黄金の館」リリース。フェスティバルトーキョー2016 まちなかパフォーマンスの演目「うたの木」にて音楽を担当。京都を拠点とし、既成概念にとらわれない音楽活動を展開中!
●プロデュース・作詞・作曲:吉田省念
●エンジニア・ミックス:尾之内和之
●ゲストミュージシャン:Drums:伊藤大地/Senoo Ricky、Bass:谷健人、Contrabass:千葉広樹、Piano:Yatchi、Cello:四家卯大
PCD-24675 Elevate
2017.10.11
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ハイエイタス・カイヨーテに続きオーストラリアから登場したソウル・コレクティヴ、30/70( サーティ・セヴンティ)が満を持してニュー・アルバムをリリース!
ハイエイタス・カイヨーテのメンバー、ポール・ベンダーがプロデュースを担当!
アライシャ・ジョイ(Vocal)、ジギー(Drums)、ヘンリー(Synthesizer, Bass)、トーマス(Synthesizer, Guitar)、ジャロッド(Piano)の5人を核に総勢11人にもなるオーストラリアのアンサンブル30/70(サーティ・セヴンティ)。ハイエイタス・カイヨーテやノア・スリーも所属するWondercore Island Recordsが大プッシュする逸材バンドで、ジョーダン・ラカイの作品を彷彿とさせるネオ・ソウル~カマシ・ワシントンの世界観にも通じるスピリチュアル・ジャズ、更にはヒップホップ~R&Bまで様々な要素を絶妙な塩梅で織り交ぜたオーガニックなサウンドを聴かせてくれる逸品!このセンスはハイエイタス・カイヨーテに匹敵します!!
PCD-24657 LIVE
2017.10.11
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ザ・ニュー・マスターサウンズと互角の人気/実力を誇る現行ファンク・バンド、ザ・ベイカー・ブラザーズによる熱気に満ち溢れたライヴ・アルバム!更に今回はファンク~ブレイクビーツ・クラシックとして知られるバンバーラ「Shack Up」と、スティーヴィー・ワンダーによる誰もが知る大名曲「Pastime Paradise」のカヴァーを収録!
最新アルバム『High Rez』と、アシッド・ジャズやインディ・ロックのファンまで巻き込んで大ヒットした2014年リリースの『Hear No Evil』からフロアにマッチした作品を厳選し再演!スタジオ録音盤とは一味も二味も違う剥き出しの彼等の魅力が体感できる最高のジャズ・ファンク・サウンドばかり!正に、そのザ・ニュー・マスターサウンズの最新ライヴ・アルバム『The Nashville Session』に勝るとも劣らない圧巻の内容です!
PCD-24677 Thx
2017.10.11
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憂いを帯びたハスキーな歌声と、ほんのりとサイケデリックな浮遊感あふれるサウンドが切なくも心地好く胸を打つ。シンガー・ソングライター、ハンナ・リードのプロジェクト、ロメルダの、本邦初登場となる絶品ニュー・アルバム。
テキサス州シルスビー出身のシンガー・ソングライター、ハンナ・リードのプロジェクト、ロメルダが、フランキー・コスモス等が在籍するブルックリンの要注目レーベル、ダブル・ダブル・ワミーからリリースするニュー・アルバム。訴求力あふれるハンナ・リードの切なくハスキーな歌声がとにかくすばらしい。それが、ときにラウドな展開も見せる、シンプルながらも過不足ないバッキングと相まって生み出されるメランコリックな音楽に一瞬にして引き込まれてしまう。ハンナのヴォーカルが胸に迫る極上のバラード「Bam Sha Klam」や、エリオット・スミスにインスパイアされたという途方もなく美しい「Out There」、荘厳なクロージング・ナンバー「Only World」等、ほのかにサイケなフォーク・ロックはえもいわれぬ魅力に満ちあふれている。リード・トラックのアルバム・オープナー「Interstate Vision」の最初の一声から格別の叙情がこぼれ落ちてくる傑作。
マジー・スター~ホープ・サンドヴァル、日本のゑでぃまぁこんや井手健介と母船といったアーティストのファンにも強くお薦めしたい。
Similar Artists: Florist, Julie Byrne, Angel Olsen, Frankie Cosmos, Pinegrove, etc.
Influenced by: Richie Havens, Low, Elliott Smith, Nina Nastasia, Silvia Perez Cruz, etc.
Lomelda – Thx (Full Album Stream)
NJ-006 在庭坂~Underground Utopia~
2017.10.11
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フクシマ市の西の外れ、アンダーグラウンドユートピアの里から「ホッ」として「ドキッ」とさせられる円熟のマダムギター節健在!!
Pヴァインにて4枚ほか、自主レーベル、にょんrecordにての6枚目となる作品。現在、マダムが住み続ける福島の地、ほか、会津、南相馬、東 京などを跨いで繋いで繰り広げられる総勢40名に渡るミュウジシャンによる時空を越えたサウンド… その土地に住み、生活している音を新しい形で音にできたと思っておるのですよ。まあ、だいたいがフザけており、みなさんが昔から耳にしとるメロディーなど もコラージュしてみたりもしました…? だれかに誉めてもらいたいですが、まずは自画自賛から出発したいと思います。(マダムギター長見順)
● 参加ミュージシャン:近藤達郎(鍵盤、アレンジなど)、岡地曙裕、芳垣安洋(ドラム)、ワダマコト(ギター)、浦朋恵(バリトンサックス)、土生”TICO”剛(スティールパン)、パンチの効いたブルース
● プロデュース:長見順、近藤達郎
PCD-24674 Ready And Waiting
2017.10.11
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P-VINEが誇るレア・グルーヴ・シリーズ〈Groove-Diggers〉、なんと、これまで80タイトル以上をリリースしてきた当シリーズでも初となるジャマイカ産が登場!かつてKing of Diggin’ことMURO氏もピックした最高のジャマイカン・スウィート・ソウル~ラヴァーズ・レア・グルーヴ名盤!
なぜジャマイカ発のアルバムを〈Groove-Diggers〉で出すのか? それは、ジャマイカン・スウィート・ソウルと呼べる曲多数の内容に加え、あのリカルド・マレーロやトピックスの激レア名盤をリリースしていたレア・グルーヴ・ディガーにとって最後の砦、最難関として名高い魅惑のレーベル〈TSG〉からもリリースされていたからなのです。これは、、、そそる…!!! 1976年にリリースされた本作は、ジャマイカ出身のフィメール・シンガー、シンシア・スクロスの心地良い歌声と、名キーボーディスト、ハロルド・バトラーによる洒落たシンセの響きを軸に、流麗でスウィートなジャマイカン・モダン・ソウル~ラヴァーズ・チューンが展開された最高の内容!更にボブ・マーリーの名曲「Guava Jelly」や、マージー・ジョセフのヒットでお馴染みの「Words Are Impossible」のカヴァーなど、レゲエ~ラヴァーズとしての聴きどころも多数!TSG盤のアートワーク仕様で念願の再発!
PCD-24673 Carnival Of Life
2017.10.11
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金澤寿和監修〈Light Mellow Searches〉新作!
「オランダからのニュー・カマー、ティム・トレファーズの約1年ぶり第2作。ポップさを増した音の中に、マイケル・フランクス「Monkey See, Monkey Do」やアート・ガーファンクル「Another Lullaby」のカヴァーをちりばめた、現在進行形のアダルト・コンテンポラリー・スタイルがココに!」
―金澤寿和
20代とは思えぬクオリティの前作『Never Trust A Man In A Fur Coat』で鮮烈なデビューを飾ったオランダの若きブルーアイドソウル~AOR職人:ティム・トレファーズのセカンド・アルバムが完成! さらにウェストコースト色を強め、軽やかなサウンドを手に入れた本作は、前作以上にAORファン垂涎の内容。「Hold On」や「Who Is Fooling Who」といった自作曲の素晴らしさもさることながら、グルーヴィに聴かせるマイケル・フランクスの名曲「Monkey See, Monkey Do」と、透明感たっぷりなアート・ガーファンクル「Another Lullaby」(ジミー・ウェッブ作)というカヴァー2曲もたまらない。さらにインストゥルメンタルの表題曲では爽快なフュージョン・サウンドも披露! 次世代AORの注目株として、その才能からますます目が離せない!