メディア: CDリリース情報

PCD-17771/2 Reworked By Detroiters
2017.11.08

なんと!ムーディーマン、UR等がリミックス!ファンク・ミュージックの開拓者ジョージ・クリントン率いる伝説のバンド、ファンカデリックによる歴史的名音源をリミックスした禁断のアルバムがリリース!

枯れることなく魅力的な音楽が誕生するデトロイト音楽シーンの過去~現在、そして未来までが詰め込まれた1枚!リミキサーには黒いハウス・ミュージックを作らせたら右に出るものはいないシーンの頂点に君臨する男ムーディーマンことケニー・ディクソンJr、デトロイト・テクノの代名詞UR(アンダーグラウンド・レジスタンス)を筆頭に、アンプ・フィドラー、クラウド・ヤング、アンドレス、リクルース、マーセラス・ピットマンなどなどデトロイト・ハウス/テクノ・シーンの雄が集結したスペシャル・アルバム!

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PCD-25245 here
2017.11.06

日本語ラップ・シーン最高峰のMC、KOJOEが放つ4年半ぶりとなる待望のオリジナル・アルバム『here』!
5lackやISSUGI、BES、FEBB、OMSB、MUD、Awichら、そうそうたるゲスト勢が参加!!

同業者からも圧倒的な支持を受けている日本語ラップ・シーン最高峰のラッパー、KOJOEが色んな土地を流離い、探し求めてきた自分にとっての居場所= 「here」とは…実に4年半ぶりとなる待望のオリジナル・アルバム、『here』がついに完成!地域・世代・クルーの枠を超えてKOJOEに共鳴する多くのアーティストたちが参加!

◆ 新潟生まれ、NYクイーンズ育ち。NYのインディペンデント・レーベル、RAWKUSとの契約でも知られ、帰国後は英語と日本語のミックス、ラップと歌の 二刀を使い分けた高いスキルのラップ・スタイルを武器に数々のアーティストと共演。シーン内で圧倒的な支持を受けつつも完全インディペンデントなスタイル で活動を続けている孤高のバイリンガル・ラッパー、KOJOE(コージョー)。

◆ 13年リリース作『51st State』以降は『blacknote』を筆頭とするOLIVE OILとの数々のジョイントや5lack“Feelin29”への客演などで新たなファン層を築きながらコラボ作品やストリート限定盤等のリリースが続いていたが、実に4年半ぶりとなる待望の自己名義のオリジナル・アルバム『here』をリリース!

◆ 自由気ままに色んな土地を流離い、探し求めてきたKOJOEにとっての居場所=「here」。そこで気づいたのは自分自身にとっての「here」とは地元 のことでも、特定の場所でもなく、居場所は音楽そのものでありHIPHOPそのものであった。アートとエンターテイメントの両面性を兼ね備えたその ニュー・アルバムには5lackやISSUGI、MUD(KANDYTOWN)、FEBB、BES、OMSB(SIMI LAB)、RITTO、 PETZ(MONYPETZJNKMN)、YUKSTA-ILL、Campanella、Dusty Husky(DINARY DELTA FORCE)、MILES WORD(BLAHRMY)、SOCKS、Buppon、AKANE、Awichら、地域/世代/クルーの枠を越えて KOJOEに共鳴するアーティストたちが多数参加!先行曲はそのAKANEとAwichが参加した“BoSS RuN DeM”!

◆ Abema TV / FRESH!内にて9/28より毎週木曜にKOJOEがホストを務めるオリジナル・プログラム「Joe’s Kitchen」 がスタートし、アルバムの制作過程を随時発信予定。発売直前の11月3日(金)に渋谷HARLEMにて行なわれるJAZZY SPORTのアニヴァーサリー・イベントでプレ・リリース・パーティを開催。リリース直後の11月後半~12月上旬はオーストラリア・ツアーを敢行し、帰 国後すぐに日本でのクラブ・ツアーをスタート予定!

* 参加アーティスト(A to Z):
5lack / ACE HASHIMONTO / AKANE / Awich / BES / Buppon / Campanella / DAIA / Daichi Yamamoto / Dusty Husky (DINARY DELTA FORCE) / FEBB / ISSUGI / Mayumi / MILES WORD(BLAHRMY) / MUD(KANDYTOWN) / OMSB(SIMI LAB) / PETZ(MONYPETZJNKMN) / RITTO / SOCKS / YUKSTA-ILL

* 参加プロデューサー(A to Z):
Aaron Choulai / Budamunk / Dehab / Dehab / Devin Morrison /  fitz ambro$e / illmore / KOJOE / Olive Oil / SNKBUTNO

*JOE’S KITCHEN : every week on thursday 9pm
https://youtu.be/P2rM_re7PW8

kojoe
【KOJOE (コージョー) プロフィール】
新潟生まれ、NYクイーンズ育ち。07年にNYのインディペンデント・レーベル、RAWKUSと契約し、コンピレーション『Rawkus 50 Mixtape Vol.1』に参加するもその後にRAWKUSが閉鎖。09年に帰国後は英語と日本語をミックスし、ラップと歌の二刀を使い分けた高いスキルのラップ・ス タイルを武器に数々のアーティストと共演するも、完全インディペンデントなスタイルを貫き通した孤高のラッパーとして日本のシーン内で特異な存在を確立。 同業者からも圧倒的な支持を受け、様々なレーベルから様々な名義で作品をリリースし、近年はOLIVE OILや5lackとのリンクで新たなファン層を広げているバイリンガル・ラッパー。

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PCD-26069 Lost Memory Theatre act-3
2017.11.06

ピナ・バウシュやヴィム・ヴェンダースとのコラボレーション、リオ五輪「君が代」のアレンジも記憶に新しい世界的作曲家、三宅純が放つ、失われた記憶をめぐる幻想と覚醒の三部作、『Lost Memory Theatre』の完結編がついに完成!

「人々の失われた記憶が流れ込む劇場がどこかにあったとすれば、そこではどんな音楽が流れているのだろう?」―そんな着想を得てから16年をかけて具現化した『Lost Memory Theatre act-1』が発表されたのは、2013年のこと。記憶の迷宮を彷徨うかのような強烈な音楽体験をリスナーにもたらした同作は、フランスやドイツの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、ジャイルス・ピータソンが英BBCで特番を組むなど、世界中で大絶賛と共に迎えられた。翌2014年には、さらなる記憶の深部へと探求を進めた同「act-2」を発表。Lost Memory Theatreは三宅が自ら「ライフワーク」と位置付けるプロジェクトにまで発展する。

そして今、シリーズ完結編となる「act-3」がここに完成した。アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズ等、三宅サウンドに欠かせないコラボレーター陣はもちろん、ギリシャの国民的歌手ディミトラ・ガラーニや、ピナ・バウシュのカンパニー創設期から活躍したナザレット・パナデロ(ダンサー)やメヒティルド・グロスマン(女優)といったレジェンド達の声、さらにはブラジル音楽界の新鋭ブルーノ・カピナンなどの若き才能もフィーチャー。実に多彩かつ個性的なキャスティングによって上演される幻想と覚醒の戯曲は、全19曲という大作に仕上がった。制作期間中にこの世を去った宮本大路やレミ・コルパ・コプールの生前の「ヴォイス」を随所にコラージュすることで、三宅は作品により重層的な「記憶」を刻印している。果たしてこの第3幕で、三宅純は聴衆をどんな異世界へと誘ってくれるのか…? 今、三度幕は開かれる。Lost Memory Theatreで目撃した鮮烈なる他者の記憶の数々は、今宵あなた自身の記憶となり、終幕後も心の奥深くで静かに帯電し続けるに違いない。

〈参加ミュージシャン〉
アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズ、ディミトラ・ガラーニ、ブルーノ・カピナン、ピーター・シェラー、メルヴィン・ギブス、ヴィニシウス・カントゥアーリア、ナザレット・パナデロ、メヒティルド・グロスマン、ダファー・ユーセフ、ヴァンサン・セガール、宮本大路、渡辺等、伊丹雅博、佐藤芳明、勝沼恭子など

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PCD-24678 I Like Me
2017.11.06

ゲスの極み乙女。や indigo la End でのライヴ、レコーディングにおいて欠かせない存在としてメンバーやファンからの信頼も厚く、さらにDADARAYのフロントマンとしても活躍するえつこのソロプロジェクト、katyusha初のフルアルバム、遂に発売!

「エツコの第一印象は社交的で人の話にもちゃんと合わせられて、とっても面白いヤツ。そんな初見から底抜けにキャッチーなヤツってのはだいたい心の中に、なにか、強い強い揺るがない想いをひっそりと大事に隠し持っていたりするんだ。」 ―ASPARAGUS / 渡邊忍

「胸をぎゅっと鷲掴みされる言葉と、言葉に付随して揺れ動くメロディ、そしてkatyushaの倍音たっぷりの切ない歌声。泣いちゃうよ。女性なら誰しも抱える胸に秘めた思いや景色を代弁してくれて、形にしてくれて、ありがとう。」 ―nikiie

力強く、伸びやかな歌声に乗るピアノの旋律は、まさに至上の音色。えつこという一人の女性としての切ない想いや愛を綴る歌に、思わず心がかき乱される。アルバムと同名曲「I LIKE ME」のメロディのポップさ、また、音楽を奏でることの喜びや意思が、えつこの歌詞と歌声から、存分に伝わってくるのが分かるだろう。バラエティに富んだ12曲は私たちの日々の暮らしを照らし、楽しませてくれること間違いなし! katyusha、必聴!!!

katyusha

■ プロフィール:katyusha
ピアノ教師である母親の影響でピアノを始め、高校文化祭でのバンドブームの影響で歌を始める。専門学校にて本格的に音楽を志し始める。19歳のとき、小学校からの幼なじみと、その先輩からの誘いによりバンド「katyusha」を結成。現在、DADARAYのフロントマンとして活躍すると共に、ゲスの極み乙女。、indigo la Endでは、ライブ・レコーディングにおいて欠かせない存在となっている歌唱力や高い演奏技術、その人間味溢れるキャラクターから、アルカラ、DOACOCK、HUSKING BEE、恋は魔物などのサポートも行っている。

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PCD-83004 he(r)art
2017.10.23

インターネット次世代ドリームポップ【フォトハイ】!
待望の2ndアルバム『he(r)art』が前作から約一年の時を待たずして早くも発売!!

近い将来ブレイクが期待されるニューカマーアーティストを、スペースシャワーTVが年間を通じて様々な展開でプッシュする企画「NEW FORCE」に向井太一、The Wisely Brothersらと共に選出!

謎 の地方都市を念頭に置いていたデビュー作『Film Bleu』とは対照的に「都会」をコンセプトとした今作の主人公は日々の中で影響を避けられない彼ら/彼女ら“he(r)”のそれぞれの生活をベースにし た“ art”を繰り広げる。海外インディとJ-POPを自在に行き来する多彩なサウンドはそのままに、前作以上に躍動感が増した楽曲が中心の今作には、既に ファンの中でキラーチューンと化している「Floor」を収録!! 作曲者であるメンバーの夏botこと管梓は、1トラック72分のシングルリリースで話題となった謎のシューゲイザーアイドル「・・・・・・・・・(ドッツ トーキョー)」に楽曲提供するなど、そのソングライティング力を各方面から高く評価されている。

<プロフィール> For Tracy Hyde
eureka (Vo)、夏bot (Gu)、U-1 (Gu)、Mav (Ba)、まーしーさん(Dr)による5ピース・バンド。2012年、夏botの宅録プロジェクトとして活動を開始したバンドは2014年、ラブリーサ マーちゃん(Vo)が加入し、1st EP『In Fear Of Love』を全国各地のレコード店にて3000部近く無料配布し話題に。2nd EPはライブ会場限定にてステッカー、バッジ形態で販売、iTunesではオルタナティブ・チャートで最高4位を記録。 2015年、ラブリーサマーちゃん脱退に伴い、新ボーカリストeurekaが加入。2017年9月2日にはVANILLA.6、LADY FLASHと共同でART SCHOOL木下理樹の新プロジェクトを招聘する新イベントを開催する。シューゲイザーや渋谷系、60年代から現在までの様々な音楽を自由な発想で取り込 み、中高生からCreation Recordsにリアルタイムで触れた40~50代まで、幅広いリスナーの日常に彩りを添える「21世紀のTeenage Symphony for God」を作り出す。

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PCD-24669 PANIC
2017.10.23

クリエイティブ集団CreativeDrugStoreに所属する奇才DJ/ビートメイカー、dooooによる初のソロ・アルバム『PANIC』!

THE OTOGIBANASHI’Sの作品などに楽曲提供をしてきたクリエイティブ集団、CreativeDrugStoreに所属する奇才DJ/ビートメイカー、dooooによる初のソロ・アルバム『PANIC』!BIMやin-d、JUBEE、OMSB、MonyHorse、HUNGER、仙人掌らが参加!

◆ ストリートを騒がせる注目のクリエイター集団CreativeDrugStoreに所属する岩手県出身のDJ/ビートメイカー、doooo(ドゥー)。2013年に発表された同クルーのTHE OTOGIBANASHI’Sのファースト・アルバム『TOY BOX』にてプロデューサーとして参加して頭角を現すとセカンド・アルバム『BUSINESS CLASS』にもプロデューサーとして続けて参加。16年にはBIM(THE OTOGIBANASHI’S)、OMSB(SIMI LAB)らを迎えた自身初となる12インチ・シングル「STREET VIEW / PURPLE FLOWER」をリリースし、本格的にソロ活動を開始。17年にはin-d(THE OTOGIBANASHI’S)のアルバムへも参加し、ちまたをザワつかせている中、リリースとなる初のソロ・アルバム『PANIC』!

◆ そのBIMやOMSBを筆頭に、CreativeDrugStoreの仲間でもあるJUBEEやin-d、MonyHorse(MONYPETZJNKMN)、HUNGER(GAGLE)、仙人掌(MONJU
/ DOWN NORTH CAMP)、Aru-2、MONKEY_Sequence.19らが参加!ヒップホップを軸に、テクノやディスコ、ポップスから民族音楽まで、幅広いサウンドを取り入れた聴く者を<PANIC>へと陥れる作品となる!

*doooo “Street View” feat. BIM, OMSB & DEEQUITE
https://youtu.be/r3Mjo31x_dU

*doooo “Purple Flower” feat. Babi
https://youtu.be/0h2JX_ha1T8

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PCD-24670 432
2017.10.23

ミュージック・ソウルチャイルを大成功に導いた“Just Friends(Sunny)”、“Halfcrazy”、“Forthenight”を筆頭に、ジョー“Ride Wit U”、フェイス・エヴァンス“Again”、ラヒーム・デヴォーン“Customer”など、膨大なヒット曲を世に送り出してきたソウルの聖地・フィラデルフィアの巨匠、カーヴィン&アイヴァンが太鼓判を押した新世代の歌姫ブリアマリー!! 二人が立ち上げたレーベル[Ethical Music Entertainment]の第1弾アーティストとして電撃デビュー!!

「ブリアマリーは素晴らしい才能を持つアーティストだよ。彼女のサウンドを聴けば、人々はその才能に驚くはずさ」―ミュージック・ソウルチャイルド
「彼女の声は、ミニー・リパートン、チャカ・カーン、アリーヤのような“愛”を歌ってきた偉大なアーティストに匹敵するよ」―カーヴィン&アイヴァン

ミュージック・ソウルチャイルド & メアリー・J. ブライジ“ifuleave”の感動を呼び起こす、ミュージックを迎えたカーヴィン&アイヴァン制作のデュエット曲“Okay”は、フィリー・ソウルの名曲誕生を予感!! フィリー産らしいメロウなヒップホップ・ソウル“Still Beautiful”、松尾潔氏が自身のラジオ番組「松尾潔のメロウな夜」にて紹介済みの’90年代風スムース・トラック“You Can Be”では、リズミカルにラップも披露!! 同郷のヴィヴィアン・グリーンを思わせる美しいルックスでも話題となりそうな、大型新人シンガーの登場!!

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PCD-24672 That Summer Feeling
2017.10.23

二年ぶり、南海サックス人情派、浦朋恵から届いた季節外れの暑中見舞い。海でも恋でもヘソ出しルックでもない浦朋恵の「あの夏の感じ」を極上極楽自家製南海リズムに乗せて贈ります!

■2010年にアルバム『Rockin’ At The 1,000,000 Restaurants』でソロ・デビューして以降、モリモリ、ブリブリと注目を集める存在となり、ムッシュかまやつ(RIP)やエゴラッピン、ハナレグミ、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、cero、パンチの効いたオウケストラ、カーネーションらのライヴ、レコーディングにも参加している大阪のバリトン・サックス/クラリネット奏者、浦朋恵。ぽっちゃり系女性タレントとして時々テレビに出演したり、大和ハウスやキユーピーのCM音楽を制作していたりもする浦が、2015年の『ナツメヤシの指』以来、2年ぶりにリリースする待望のニュー・アルバム。
■新機軸として髙山純(speedometer.)とmetomeによる打ち込みトラックを約半数の楽曲に導入。怪しいエキゾチック音楽、歌詞はともかくスウィートなラヴァーズ・ロックから打ち込み深海ダブ(なんじゃそりゃ)まで各種レゲエ、カリプソ、ランバダ、テックスメックス、トロピカル・ディスコ、クンビアと、ますます冴えわたる国も時代も超越した浦朋恵自家製南海リズム全12曲! 参加ミュージシャンも超豪華!

●参加ミュージシャン:小野瀬雅生(CKB)、髙山純(speedometer.)、エマーソン北村、田中邦和、伊藤大地、長見順、岡地曙裕、関根真理(渋さ知らズ)、佐藤芳明、中島徹、森俊也(Matt Sounds)、秋廣真一郎(Matt Sounds)、metome、椛島隆、直枝政広(カーネーション)他

《セルフ・ライナーノーツ&収録曲紹介》

「夏にしか曲が出来ない」ということに気がつきました。師走生まれの雪山育ち、しかも体型が体型故、夏は本当に苦手な季節なんですが…ビーチ・ボーイズとTUBEと私。てな訳で、(海でも恋でもない)満員電車の人熱れと洒落にならない脇汗、爺さんのお通夜と婆さんのシミーズ姿、深夜喫茶に深夜蟬という私のさえない「あの夏の感じ」を自家製南海リズムに乗せて吹いたり、いつもより多めに歌ったり(今回は弾いたり、も)してみました。

吹き込みはエンジニア椛島隆さんのスタジオを中心に大阪、東京で2017年の5月~9月にかけて行いました(曲作りとほぼ同時進行)。歌ものの作詞は前作から一緒に曲作りを始めた縦川ウォルターさんに今回もお願いしました。今回の新機軸はspeedometer.こと高山純さん、テン年代の電子音楽家metomeさんに作成してもらった打ち込みトラックを約半数の収録曲に導入したこと。演奏には毎度お世話になりっぱなしのエマーソン北村さんに伊藤大地さん、Matt Soundsの秋廣真一郎さんと森俊也さん、渋さ知らズ他の関根真理さん、CKBの小野瀬雅生さん、カーネーションの直枝政広さん、蛇腹の佐藤芳明さん、マダムギター長見順さん、ボ・ガンボズの岡地曙裕さん、ジャズ系の田中邦和さんと中島徹さんらに加え、日頃から大阪でデモ音源製作を手伝ってくれる「ともえ軍団」の皆にも参加してもらいました。

8月某日午後2時、華氏97度。バリサク背負って、PCと着替えを詰め込んだバッグを前カゴに突っ込んだママチャリでスタジオまで片道25分、モチロン日陰一切ナシ。それでも100gも痩せなかった私の「この夏の感じ」を暑中見舞いが返ってきたのは秋だった、みたいな感じでお楽しみ頂ければ幸いです。

曲解説

「東粉浜ツアー」
チン電に揺られて住吉の粉浜のしじみ開けも見ず隠りてのみや恋ひ渡りなむ。当初はマーティン・デニーっぽいアレンジを考えていましたが、経て、経て、高山純さん考案ダーク・トロピカル・バージョンに落ち着きました。

「街灯の下で蟬が鳴いている」
街灯をお日様と勘違いしたオールナイト蟬の声がジャワジャワ騒がしい熱帯夜。気絶するように眠りに落ちる、ひとりぼっちのB級勤労女子のレゲエ。オーラスの慟哭ギターはCKBの小野瀬雅生さん。

「かじる豆」
「豆」の正体は私にもわからないのですが…週半ば、明日も早起き確定なのに、今夜もフラフラ寄り道してしまうヤロー共の悲哀を自家製ランバダで。格調高いアコーディオンはガレージシャンソンショー他で活躍する蛇腹美男子佐藤芳明さんにお願いしました。

「夏の暮れ方」
逢魔時、開かずの踏切の前で過去と現在が交差する、なんちゃって。二年程前からライブではちょこちょこ歌っていた自家製レゲエを今回はテン年代の電子音楽家metome さんに丸投げしてみました。哀!哀!

「ヤタケちゃん海へ行く」
潮溜まりを眺めているヤタケちゃんはオリックスの大ファン(で、とってもいい奴)。デモの段階ではオーガスタス・パブロ風ファー・イーストものでしたが、いつの間にかクラフトワーク+スーパースター&スター(最高!)が誘う雨の箱作海水浴場、という雰囲気の曲に仕上がりました。間奏のイーリアン・パイプは関西アイリッシュ音楽界のベテラン金子鉄心さん。

「喫茶ホリディマジック」
親友マリコの体験談から生まれたオールナイト喫茶もの。電飾看板とアロワナのいる水槽とディック・セント・ニクラウス。架空の屋号はアメリカで初めて捕まったマルチ商法団体名から頂きました。エマーソン北村さんと関根真理さんに「トロピカル・ディスコ要素」を、カーネーションの直枝政広さんに「サイコーに信用出来ない男」を、各々、お願いしました。

「二人の兄貴」
デモの段階では、なんちゃってハイライフという感じの曲でしたが…経て、経て、イーノ『アナザー・グリーン・ワールド』っぽい無情の自家製カリプソに仕上がりました。舞台は東北系中華料理店(クミンの香りが店内に染み付いてる)の午後4時、って感じかな。格調高い中華&南海ピアノ演奏はジャズ、サルサ両刀使いの名人中島徹さんにお願いしました。

「星になったAさん」
自家製ノルテーニョ風。工業ビート作成=高山純さん、蛇腹サンプル提供=佐藤芳明さん、濁音ギター実演=ともえ軍団の横山九郎さん。

「月面旅行(The Moon)」
英吉利の軽音楽家ロン・グッドウィンが1958年に発表した妄想のアウター・スペースものをサン・ラ+最近のジェリー・ダマーズ風に調理してみました。ママチャリでコンビニに向かう途中、満月ではなくてへの字口の弦月を見上げる深夜のイメージ。ベース・フルートは田中邦和さんに、ガース・ハドソン風オルガンはエマーソン北村さんに、音響効果/ダブ加工は椛島隆さん。

「宝くじに当たったら」
浦朋恵専属作詞家(?)縦川ウォルターさんの十八番、B級勤労女子のレゲエ。リズム・セクションはレゲエ系のライブでいつもお世話になっているMatt Soundsの森俊也さんと秋廣真一郎さん、エマーソン北村さん、W伊藤=コンカロックスの伊藤慎也さんとエスカルゴ・マイルスのリン・テ伊藤さん。スタイリスティックスから拝借したコーラスは浦、浦&浦から成る自家製アイ・スリーズ、タクシーを呼び止める声はイコマのサワコ、長見順先輩にもブルーな一鳴きを戴きました。

「チート!」
いつかは大好きなチップマンクスを…という野望をエンジニアの椛島隆さん(タンプーラ玩具の操作も)に叶えてもらいました。

「大和川を下って」
オーラスは自家製天気予報音楽。阪堺線が川を横切る遠里小野の辺り、土手道を南港に向かってズンズン歩いたり、犬走りまでザーっと降りてみたり、という初秋の浦さんぽ。エレピのソロとベースはmetome さん。エンディングに登場する高架下のドラムスは岡地曙裕さんから戴きました。

ジャケット
フロントとバック・カバーは雑誌の連載でもお世話になっているキャメラウーマン木村華子さんに「シュッとした」スタジオで撮影してもらいました。私が小脇に抱えているテスコの旧式シンセは椛島さんのスタジオから借りてきたもの。で、お面はメキシコ雑貨TOMBOLAのナンバマンさんからの(これまた)借り物。衣装は10年程前に知人に作ってもらった円盤ドレス(フロント)とマリコ&高山さんと一着¥800で揃えた西班牙製幽霊島Tシャツ(バック)。野菜は大阪高島屋の地下食料品売り場で調達しました。

インサートには東南ミナミのイロエロ壁画と私(華子ちゃん撮影)、ザ・たこさんの山口しんじさんもコッソリ参加の偽チカーノ・バンドの偽アー写(千坂恵介さん撮影)、超上海っぽい近所の店とコーチェラのフェス便所+椰子の木(松山良平さん撮影)を散りばめました。デザインは前作でもお世話になった横田百合さん。いつも無理言うてすんません。

浦朋恵

www.uratomoe.net

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PCD-25243 Canto De Marajo
2017.10.23

大人気ドメニコの弟=アルヴァーロもまた才人だった!
兄も全面参加のレイドバック・サウンドにとろける至福の音響系ブラジリアン・ポップ作!ミックスはマリオ・カルダートJr.!

自主盤でありながら、ブラジル最大手の新聞“O GLOBO”の〈2016年ベストアルバムTOP10〉にデヴィッド・ボウイ、レディオヘッド、ビヨンセ、ボン・イヴェール、アノーニなどと並んで選出された大傑作を日本リリース!

現代ブラジル音楽界の最重要ドラマー/プロデューサー:ドメニコ・ランセロッチの実弟にして、オルタナ・バンド:フィーノ・コレチーヴォのリーダー、さらにマリア・ヒタやマルコス・ヴァーリ等に楽曲提供するソングライターとしても注目されるアルヴァーロ・ランセロッチ(a.k.a. アルヴィーニョ・ランセロッチ)によるソロ2作目。ゆったりとたゆたうヴィオラォンやパーカッションに、立体的なアンビエンスを現出させるエレキギターやシンセ、そこにドメニコがドラムやMPCで心地よい刺激をプラスし、アルヴァーロの気怠い歌声がそれらを掻き分けるように泳いでゆく…。紛れもなく現在の先鋭ブラジル音楽シーンを象徴する音世界でありながら、延々と浸っていたいこのレイドバックした気持ちよさは他を圧倒している。

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PCD-25242 護得久栄昇大全
2017.10.11

本人以外、すべて本物。分かるよね。

これが沖縄からの最終刺客!!?チャメー!
沖縄では保育園でも踊ってしまうほど話題沸騰中!!

 

2017 年正月に行なわれた沖縄のお笑い芸人No1 を決めるテレビ番組に出演以来、
人気を呼びテレビ・ラジオを始めCM 出演するなど今や沖縄での注目度No1!護得久栄昇。肩書きは護得久流民謡研究所会長。沖縄に数多いる民謡教室の師範をイメージ~デフォルメして演じるキャラで話題沸騰。
沖縄民謡好きは勿論、そうでない人もいつの間にか引きつけられてしまう憎めないキャラと歌、4月5月6月と配信のみだったシングル音源は全て1位に輝いた(@沖縄)。それらの珠玉曲を含む待望の初フル・アルバム『護得久栄昇大全』が完成!やっぱり沖縄は熱い!
2017年10月1日の「琉球フェスティバル」でもバカウケで場内大騒ぎ。
さあ全国のみんな、チンダミするよ~~

☆各界の著名人から護得久会長へコメント☆
■小宮山悟(元ニューヨーク・メッツ)
めんそーれ!
しーじゃも、おすすめぬ『護得久栄昇』、わかるよね……。

■佐古忠彦(TBSテレビ)
聴かせる、笑わせる、沖縄の風景が浮かんでくる!
そこにあるのは沖縄の魂!
護得久栄昇先生!いますぐ会いに行きたい!

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【プロフィール】
昭和27年1月1日生まれ。
産声は「チャメー」だった。

護得久流音楽協会師範
うちなー古典音楽護得久流教師
うちなー民謡保存会教師

2017 年正月に行なわれた沖縄のお笑い芸人 No1 を決めるテレビ番組に出演以来、沖縄で人気を呼びテレビ・ラジオを始め CM 出演するなど沖縄での注目度 No1コントキャラ『護得久栄昇』。
肩書きは護得久流民謡研究所会長。
沖縄では「あ?そんな民謡教室の師範いるよね」といったイメージをデフォルメして面白おかしく演じるキャラで話題沸騰である。
沖縄在住の方はもちろん沖縄民謡好きや沖縄民謡を習っている県外の方も「あるある」と思わず笑ってしまうマニアックな面白さがそこにはある。

 

■すでに媒体でも大活躍中
♪地上波
KYデンジャラス produce 護得久栄昇アワー(RBCiラジオ)
ゴールデンアワー「護得久栄昇のあんたの人生チンダミしようね」(FM沖縄)
Mr.KINJO-TV(OTV沖縄テレビ)
♪CM
やよい軒(ラジオCM)
OTV沖縄テレビ「ステーションCM」(TVCM)
上間菓子店「スッパイマン」(TVCM)
TVCM「メガネ21」
久米仙酒造「久米仙ゴールド」イメージキャラクターへの起用
♪連載
おきなわ倶楽部「護得久栄昇のチンダミ相談室」
WEDDING BOOK「ちゅら婚 Vol21」6,7,8月号
♪LINE
LINE『チャメー!スタンプ』 第一弾、第二弾発売中

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