ジャンル: JAZZアーティスト情報
PLACEBO
2011.11.18
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漆黒のグルーヴとヨーロピアン・ジャズの洗練されたクールさを併せ持ち、70年代に3枚のアルバムを残したベルギー産ジャズ・バンド、プラシーボ。大胆にエレクトリック楽器を取り入れジャズに軸足を置きながら、ファンク、ソウル、ロックをクロスオーバーするその音楽性は、その後のクラブ/ヒップホップ・シーンにも多大なる影響を与えた。そして今や、世界中のレア・グルーヴ・コレクターはもとより、時にはその対極にいるとも言えるディープなジャズ・コレクターにとっても垂涎の的となった至極の名盤にして欧州いや世界中のレア・グルーヴ/ジャズ・シーンにおける金字塔『PLACEBO』の全タイトルが遂に遂にオリジナルで世界初CD化!海外でも話題必須のP-VINE発プロジェクト!!
【PLACEBO/MARC MOULIN プロフィール】
ベルギー出身のジャズ・ピアニスト、マーク・ムーラン(MARC MOULIN)を中心としたプログレッシヴなジャズ・バンド。マーク・ムーランは大学で社会経済学を学ぶ傍ら、ジャズ・ピアニストとしてベルギーのブリュッセルで活動を始めた。当時ベルギーやお隣フランスには新天地を求め渡って来た本物のジャズメン達が居を構えており、ムーランも”リトル・ジャイアント”ジョニー・グリフィンや、ドン・バイアスらリアル・ジャズメン達のサイドマンとして頭角を現した。そして1969年、ジャズ、ファンク、ロックと全ての要素を取り入れた斬新なバンドを結成する。それがPLACEBO(プラシーボ)だ。
1975年の解散まで3枚のアルバムをリリースし、その後マーク・ムーランはソロ活動を経て1978年にバンド"TELEX"を結成。クラフトワークやYMOと並んでテクノ・ムーブメントを牽引し、1986年に解散するまで5枚のアルバムを発表、いずれもテクノの定番となっている。ムーランはソロ・アルバムのリリースや、他のミュージシャン・プロデュースも盛んに行っており、ジャンゴの再来と言われたギタリスト、フィリップ・カテリーンのシリアスなジャズ作品から、"Lio"というポップ・ユニットの大ヒット作品まで実に間口の広い活動を行ってきた。近年はベルギー・ブルーノートと契約し、原点回帰のジャズ・ピアニストとして活動してきたムーランだが、2004年惜しまれつつこの世を去った。
【貴重なLIVE映像】
http://www.youtube.com/watch?v=hH72oZLmPOA&feature=related
CAL TJADER
2011.11.18
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THE UNITY SEXTET
2011.11.18
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DEREB THE AMBASSADOR
2011.11.18
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PCD-93469 Domi
2011.11.09
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皇帝アントニオ・ファラオ最新作!神童と呼ばれ10 代からイタリア・ジャズシーンで活躍してきたファラオは名門エンヤで1998年に初リーダー作品「ブラック・インサイド」を発表、以後その豪快で男性的なアドリヴ・ラインと、ゴージャスなまでのハーモニー・ワークとで世界中から注目される存在となり、今やユーロ・ジャズ若手最高のピアニストと呼ばれニューヨークを拠点に活躍するファラオ。アメリカツアーやヨーロッパツアーなどを経て2 年ぶり待望のアルバムがいよいよ登場!メンバーはダリル・ホール(b)アントニオ・チェッカレリ(ds)というユーロ・ジャズ鉄壁のリズム・セクションから成る最強のピアノ・トリオ作品。今夏はヘッドハンターズのマイク・クラーク・バンドに加わりランディ・ブレッカーやクリスチャン・マクブライド、ドナルド・ハリソンらとのツアーや、本作リリース・ツアーでヨーロッパをまわるなど精力的に活動するファラオ。持ち味のダイナミックな右手のパンチ・ラインと、繊細かつディープなメロディがたまらない最新作は今年のピアノ・トリオ作品注目度NO.1 間違いナシ!!
PCD-93470 CONNEX
2011.11.09
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フランスを拠点に活躍するピアニスト、ジャン・クリストフ・ショレの最新アルバム登場!「AUTUMN CIRCLE」「UNDER THE WHALE」という2 作のショレのリーダー作品はいずれも輸入盤のみの流通だったが、日本国内でもユーロ・ジャズ・ファンを中心に高い評価を得た。気品あふれるハーモニー・ワーク、端正なタッチと非バップ系のサウンド・メイキング。ECM 作品にも通じる完成度の高さと透明感はユーロ・ジャズの伝統と革新をストレートに伝える最高傑作!本作は、過去作品にも増してトリオとしての完成度、チャレンジ度、静なる興奮度がパワーアップ!センスの良いシュレのピアノは御大チャーリー・マリアーノ生涯最後のスタジオ録音作「シルヴァー・ブルー」でも実証済み。美しく鳴り響くピアノ・トリオの神髄が今ここに!
DGP-278 BOSSA CHRISTMAS
2011.11.09
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PCD-4495 美男子JAZZ -スイーツ・ジャズ・セレクション-
2011.10.26
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知識ゼロでも楽しめる女子ジャズ・ガイド『美男子JAZZ』イメージ・アルバム。J-POP の往年の名曲をクールにジャズ・カバー!ジャズ初心者でも気軽に楽しめるセレクション!!
ジャズは難しい音楽ではなく、知識なんか無くたって、誰にでも気軽に楽しめる音楽であることをテーマに作成されたカバーアルバム。「女子ジャズ」というキーワードが昨年あたりから話題の中、プロデューサー中村智由(native、BLACKQP’67) の呼びかけで集まった男前ジャズ・プレイヤーによるスペシャル・ユニットがJ-POP の新旧の名作をオシャレにジャズ・カバー。青木カレンやquasimode のライブにもゲスト参加するボーカリスト杉山未紗、菊地成孔ダブセクテットやRoutine Jazz Sextet のトランペッター類家心平、キマグレンのサポート・ギター・コーラスも務める日野良一、the fascinations のアルバムゲスト参加やソロアルバムリリースで注目を集めるボーカリスト矢舟テツローなど実力派ぞろいのゲスト・ミュージシャンも豪華!
JEAN-CHRISTOPHE CHOLET
2011.10.21
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ジャン・クリストフ・ショレは1962 年スイス生まれのフランスを拠点に活動するピアニストだ。様々なスタイルのピアニスト達が群雄割拠するフレンチ・ジャズ界において、唯我独尊の道を歩み続けるピアノ・スタイリストである。
1985 年にパリの名門音楽学校スコータ・カントラムに入学。シリアスなクラシック・ピアノを学ぶ傍ら、作曲法や和声を勉強する、卒業後は一転してジャズの道に。ケニー・バロンやリッチー・バイラークらに師事し、ジャズの薫陶を受ける。そしてリー・コニッツやチャーリー・マリアーノら渡欧していたアメリカのジャズ・レジェンド達のサイドマンを務める事で本物のジャズをゼロから現場で学ぶ事になる。ショレはまたテレビやラジオの作曲家としてもたくさんの作品を生み出す職業作家としても売れっ子ミュージシャンで、コマーシャル作家としてのみならず、金管4重奏やチューバのためのエチュードなど、クラシックの現代作曲家として多くの作品を発表しているミュージシャン。
ANTONIO FARAO
2011.10.21
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ローマの皇帝”のニックネームを持つアントニオ・ファラオは1965 年イタリアのローマで生まれた。幼い頃からクラシック・ピアノに慣れ親しんだファラオは、1983 年にミラノのヴェルディ音楽院を卒業。
ファラオと言えば、14 歳の時にジャズクラブのセットチェンジの時に飛び入りしピアノを弾きまくり、イタリアン・ジャズ界の大御所達のド肝を抜いたという伝説が残されている。プロとして活動を始めてすぐに、ウンビアやルガーノ、パレルモ、リヨン等のジャズ・フェスティバルに出演し名前を売って行き、母国イタリアで1987 年には第11 回ミュジカル・レヴュー新人賞を獲得、1991 年にも最優秀ピアニスト賞を受賞した。また1998 年にもパリ市主催のヨーロッパで最も権威あるジャズ賞の一つ、“マーシャル・ソラール賞”を受賞し、ユーロ・ジャズ・シーンにおいてファラオの名前は広く浸透して行く。
1991 年にイタリアD.D.D レーベルから初リーダーアルバム『ヴィアッジオ・イグノート』を発表しイタリア・ジャズ界に華々しいデビューを飾り、1998 年にアイラ・コールマンとジェフ“テイン”ワッツの強烈なリズムセクションを従えた『ブラック・インサイド』をエンヤから発表。その完成度の高さとファラオのダイナミックなプレイにジャズ界は圧倒された。