メディア: LPリリース情報

PLP-7429 Retas
2024.03.26

アジア有数のメタル大国インドネシアから、強烈なグルーヴのメタル・サウンドと強靭なメッセージ、そしてヒジャブを纏ったビジュアルで世界を席巻中のガールズ・メタルバンド“ヴォイス・オブ・バチェプロト”がついに世界初LPリリース!さらにボーナストラックとしてメタリカ「Enter Sandman」カバーを追加収録!

ジョコ・ウィドド大統領がメタル・ファンであることを公言、大規模のコンサートが開催されるなど、メタル大国として知られるインドネシア。その一方でイスラム教の宗教警察によってパンクスが拘束されるなど、規制が厳しいことでも知られている。そんな社会において“闘争”としてのメタル携えて立ち上がるのがヴォイス・オブ・バチェプロト(VOB)だ!2014年に西ジャワ州ガルト郊外の小さな村シンガジャヤでFirda Marsya Kurnia(ヴォーカル、ギター)、Widi Rahmawati(ベース)、Euis Siti Aisyah(ドラムス)という3人の十代の少女がシステム・オブ・ア・ダウンやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、メタリカなどから影響を受けてバンドを結成。当初はカヴァー曲を演奏していたがオリジナル路線で頭角を現す。エクストリームなサウンドと卓越したテクニック、英語とスンダ語を交えたメッセージ性の強い歌詞、ヒジャブを髪に纏ったヴィジュアルなどがSNSなどで話題を呼び、世界のメタル・シーンを巻き込んでうねりを巻き起こしてきた。2018年にシングル「スクール・レヴォリューション」で正式デビューを飾った彼女たちは2021年にはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロとの対談が実現、2022年には世界最大のメタル・フェスであるドイツ“ヴァッケン・オープン・エアー”出演、そして2023年には初の北米ツアーを行うなど、着実に世界制覇への道をステップアップしていった。

VOBのファースト・フルレンス・アルバム『RETAS』は彼女たちの10年の軌跡の集大成であり、新たな闘いへのプレリュード(序曲)だ。ヘヴィなリフとバキバキと骨をきしますグルーヴ、大地を揺るがすリズムに乗せて、彼女たちのリアルなメッセージが叩きつけられる。「ホワッツ・ザ・ホーリー(ノーベル)トゥデイ?」は“STOP WAR!”と訴えかける反戦ソング、「PMS」は“Perempuan Merdeka Seutuhnya =完全に自由な女性”を指す。「ジ・エネミー・オブ・アース・イズ・ユー」では“人間こそが地球の敵”というペシミスティックな視点が突きつけられ、「(ノット)パブリック・プロパティ」は女性に対する性搾取へのプロテスト・ソングだ。地元の一部保守層から敵視されることもある彼女たちだが「ゴッド、アラウ・ミー(プリーズ)トゥ・プレイ・ミュージック」では“私は犯罪者でも敵でもない。ただ心の丈を歌いたいだけ”と主張する。そんな真摯なアティテュードが彼女たちの音楽をよりダイナミックに、より切実にしていることは間違いないだろう。

アーティストであること、女性であること、そして何よりも人間であること。“やかましい声”を意味するヴォイス・オブ・バチェプロトの音楽は、強い意志で自分の道を貫く3人から世界に向けた、どこまでもラウドなアイデンティティ宣言だ!

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PLP-7449 Ethio Jazz
2024.03.25

ムラトゥ聴くなら、まずはコレ! ムラトゥのキャリア最高傑作というべき大名盤にして、エチオ・ジャズ史上最重要アルバムが待望のリプレス!

エチオピアの巨匠音楽家/マルチ奏者、ムラトゥ・アスタトゥケが、米国から帰国後の74年に祖国エチオピアのAmha Recordsよりリリースした本作は、その名もズバリ『エチオ・ジャズ』。ムラトゥのキャリアにおいてはもちろん、現代エチオピア音楽の歴史においても、マイルストーンとして燦然と輝き続ける名盤である。管が奏でるエスニックな郷愁のメロディ、太いうねりを生むポリリズミックなリズム・セクション、妖艶なヴィブラフォンにスモーキーなローズやオルガン、そして全編を包む米国譲りのモーダルなジャズの響き…それが奇跡的なバランスで融合した本作は、紛れも無くエチオ・ジャズの頂点に君臨する名盤であり、新たなサウンドを手に入れんとするムラトゥの才気がこれでもかと迸った野心作だ。聴く度にその妖しいカッコよさにゾクゾクする。『ブロークン・フラワーズ』の劇中曲として使用され話題を呼んだ「Yekermo Sew」や「Gubelye」もたまりません!

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PLP-7443 How We Walk on the Moon
2024.03.25

ジャズ~アンビエント・ミュージックを軸にした「遠い国からの贈り物」のようなアルバム。この1枚を通して聴けば、まるで異国の心地よい夜の時の移り変わりを緩やかに眺めているような、大人の好奇心をくすぐるチルアウトの世界が広がります。

サブスク時代における”レコード・カルチャーの再定義”をコンセプトに活動するプロジェクト「VINYL GOES AROUND」が選曲・監修を手がけた新しいコンピレーション・シリーズの第1弾『How We Walk on the Moon』は”静かな夜”をテーマにしたアルバムです。ヒーリング/イージーリスニングに寄りすぎず、美しい緊張感と、ピュアでメロウなムードに浸る、月明かりの下で聴きたくなるような幻想的なサウンドスケープが環境に溶け込みます。

アンビエントやジャズはもちろん、ソウル、ライブラリー、オルタナティヴなど、種々のジャンルから美しいピースを選りすぐって編み上げた選曲は、敷居を高く感じている人も多い「アンビエント」へのポップ・サイドからの入門としても役目を果たすであろう、すべての音楽ファンに聴いてもらいたい内容です。

また、LPは「VINYL GOES AROUND」が監修した『ORIGAMI/折り紙』と名付けられた全くの新しいタイプの帯を添え付けました。アルバムの世界観を更に深めるような、こだわりのデザインとなっています。

収録曲は、スウェーデン・グラミー賞2024のJAZZ部門にノミネートされた気鋭のアーティスト、スヴェン・ワンダーによる7インチ・オンリーの楽曲「Harmonica and…」や、舐達磨やNujabes、ビョークにも引用されたジジ・マシンの「Clouds」、2000年代以降、数多くの楽曲にサンプリングされたウェルドン・アーヴィンの人気曲「Morning Sunrise」などを収録。DJユースとしても重宝するであろう、従来のヒーリング/アンビエント系コンピレーションとは一線を画する面子が揃います。

このレコードと夜を過ごすことがとても贅沢に感じられるような、心が自由な旅へと解き放たれるひとときを味わえる、そんな1枚です。

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It is an honor to be included in this compilation alongside so many other talented artists who
have been an important part of my musical journey and hold a special place in my heart.
私の音楽遍歴の大切な「ひとかけら」であり、心の中で特別な位置を占めている才能のある
アーティストと同じアルバムに収録されたことを光栄に思います。

SVEN WUNDER

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PLP-7448 The Gift Of Love
2024.03.25

西海岸のソウル・ヴォーカル・グループ、バラッズが1969年に発表した唯一のオリジナル・アルバム(レア!)を久々のLP再発! ジーン・チャンドラーの「God Bless Our Love」やタイトル曲といった珠玉のバラードからデトロイト調のダンサーまで、きわめて充実した内容の傑作アルバムに、シングル・リリース・オンリーのナンバーを追加収録予定。70年代に入るといよいよスウィートな魅力を全面に打ち出していく彼らの、いわば揺籃期とも言える頃の姿をとらえた一枚。

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PLP-7447 Beyond Body And Soul
2024.03.25

70年代スウィート・ソウルを代表するピカイチの名盤! 凄腕甘茶プロデューサー、ポール・カイザーの制作により、ニュージャージーのグループ、ソウル・ジェネレイションが1972年に発表した決定的アルバムを久々にLP再発!

ラスカルズの「Ray Of Hope」のカヴァーをはじめとするミディアムから、タイトル曲等のバラードまで、ファルセット・リードのクリフ・パーキンス以下4人が織り成すスウィート&ドリーミィ・ワールドにメロメロ!ジョー・サンプル(key)、チャック・レイニー(b)、ポール・ハンフリー(ds)らによるバッキングもじつにすばらしい。シングル・オンリーの2曲――秀逸ダンサー「Praying ForA Miracle」と激甘バラード「I Wonder WhatShe’s Doin’」――を追加収録。

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PLP-7439 Groove-diggers Presents -Rare Groove Goes Around: Lesson1
2024.03.25

Groove-Diggers Presents!!! 誰もが一度は耳にしたことがあるスーパー・キラーから知る人ぞ知る激レア・チューンまで“レア・グルーヴ”の真髄に迫るヴァイナル・コンピレーション!

2006年のシリーズ始動以降、ソウル~ファンク~ジャズ~ブラジル~ラテンまで、ジャンルや国籍、年代にとらわれず常に良質なレコード(グルーヴ)を発掘(ディグ)し続け、これまで100タイトルを超える作品をリリースし続けている〈Groove-Diggers〉シリーズから、ついにヴァイナル・コンピレーションがリリース決定! 知る人ぞ知る激レア盤からの発掘音源から誰もが一度は耳にしたことがあるであろうスーパー・キラーチューンまでセレクトした本シリーズでなければ実現不可能な究極のコレクション!
第一弾となる本作には、70年代を代表するブルー・アイド・ソウルの名盤、Erik Tagg『Rendez Vous』収録の極上メロウ・チューン「Got To Be Lovin’ You」を皮切りに、ハワイアンAORの傑作『LUI』からは「Oh, Oh(I Think I’m Fallin’ In Love)」、マイアミの開放的な空気感とサザン系の腰の入ったグルーヴでフリー・ソウル~レア・グルーヴの名盤として名高い『CHOCOLATECLAY』収録の「The Cream Is Rising To The Top」と爽快なフィーリングとグルーヴで聴かせるキラーチューンのオンパレード!後半からは、近年奇跡的なリイシューで数多のディガーを感涙させたモダン・ソウルのメガレア盤『POSITIVE FORCE』「Everything You Do」や、レアCCM盤の1枚として長きに渡り再発が望まれていたJIM SCHMIDT『Somethin’ Right』収録のミドル・バラード「Love Has Taken It All Away」としっとりと聴かせるナンバーも多数収録!ラストには日本国内はもちろんのこと海外のDJからもフックアップされたイハラカンタロウの最新アルバム『Portray』から新たな時代を予感させるフリー・ソウルチューン「つむぐように(Twiny)」で締めくくる極上コンピレーション!

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PLP-7432 Inside the Game
2024.03.25

Slowdiveのサポートを努めたシューゲイズ / ポストハードコアの両刀バンド、Televerによるデビューアルバム!大注目のタイのシーンから誕生した世界基準のサウンドがココに!

先日Slowdiveのサポートアクトにも抜擢されたタイの北部の都市、ナコーンサワンで活動中のシューゲイズ / ポストハードコア・バンド、Televerによるデビューアルバム『Inside the Game』。

2018年に結成されたTeleverはデビューEP『Have A Good Health』をリリースすると、そのヘヴィーで美しいシューゲイズサウンドと迫力のあるハードコアサウンドをミックスした独自の音楽性で注目を集め、これまでにFiddlehead、Turnover、Slowdiveといった様々なジャンルの海外アーティストのサポートアクトを努め、音楽ファンから多大なる信頼を得ている。

結成から約5年が経ち遂にリリースされたデビューアルバム『Inside the Game』はまさにTeleverが表現してきたジャンルが交差する中で熱さと冷たさのどちらも体感できる作品。アルバムのスタートを飾る「Whole」は重圧なギターサウンドが鳴り響く中にヴォーカル、Taeの音に溶けこむようなヴォーカルが加わり完璧なシューゲイズであり、続く「Today」では一気に舞台をポスト・ハードコア・シーンへと移し、シューゲイズなギターサウンドの中で感情的なシャウトが叫ばれる。この2曲だけで既にTeleverの自己紹介が詰まっている。

更に3曲目に収録されている「Ghost」では従来のシューゲイズのアプローチだけではなく、エモ辺りの熱さを持ったギターサウンドがダイレクトに伝わってくるし、タイトル曲「Inside the Game」ではヘヴィーなサウンドにも関わらず00年代のエモやパンクなどからの影響を吸収したことによるポップに響かせることに成功している。8曲目「Always」ではドリームポップ色が強いシューゲイズというまた少し違った角度の楽曲を披露。

ラストを飾る「Goodbye」まで世界的に見ても新鮮なシューゲイズを鳴らし続けたアルバムで、Televerというバンドがアジアを飛び出し、世界で評価される未来が見える作品に仕上がっている。

Telever / Whole(Official Music Video)
https://youtu.be/0vLGz-c1z58

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PLP-8065 META ROOS AND NIPPE SYLWENS BAND(’78)
2024.03.20

ヨーロピアン/ブラジリアン・ジャズのクラシックとして愛される、北欧スウェーデンの歌姫メタ・ルースの1978年セカンド・アルバムが待望のアナログ・リイシュー!

北欧はスウェーデンが誇る歌姫、メタ・ルースがキーボーディスト、ニップ・シルヴェンズと組みリリースした、1978年のセカンド・アルバム。
エリス・レジーナの名演で名高いジョルジ・ベン作「Zazueira」とニール・セダカ「Here We Are Falling Love Again」という数多のフロアーを沸かせてきた2曲のクラブ・ジャズ・クラシックスをはじめ、ビリー・ジョエル「Just The Way You Are」、ロバータ・フラック「Feel Like Making Love」、マリーナ・ショウ「Street Walking Women」、キャロル・キング「You’ve Got A Friend」など、数々の名曲を素晴らしいポップセンスにて清涼感たっぷりにアレンジ。帯付仕様にて待望のリイシューです!

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PLP-8052 Behind Better Days
2024.03.20

再発LP盤も即完となったジャズ・ギターの名手Joe Passによる超プレミアム盤『Better Days』の礎とも言える幻のアルバムがついに初VINYL化! 
『Better Days』制作前後に行われたギター、ベース、ドラムというトリオ編成によるシンプルながらも研ぎ澄まされた秘蔵スタジオセッションが魅せるジャズ・ファンク決定盤!

ジャズ・ギターの名手として名高いJoe Passが1971年に西海岸のトップミュージシャンを従えレコーディングした『Better Days』は正統派のジャズ・ギターリスナーからアシッド・ジャズ、ソウルリスナーにも通じる名盤として高い評価を得ていますが、その同時期に『Better Days』参加ミュージシャンでもあるベースのCarol Kaye、ドラムのPaul Humphreyとともに行った貴重なスタジオセッション音源がついに初VINYL化! トリオというシンプルな編成ならではの切れ味鋭いギタープレイは、Joe Passのギタリストとしてのスキルと才能を十二分に堪能できるジャズ・ファンクアルバム! 過去CDフォーマットでリリースされた『Better Days』のボーナストラックとして音源化はされましたが、VINYL/LPフォーマットとしては世界初リリースです!

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PLP-7674 Transfusion
2024.03.20

世界のグルーヴマスター、ファンキー・ドラマー、レス・デマールによるレアグルーヴ・クラシック『トランスフュージョン』が帯付き仕様で待望のリイシュー!

西海岸のファンキー・ドラマー、レス・デマールの70年代の一番油の乗った時期の作品の一枚。
通好みな知る人ぞ知るレーベルDobreに残された77年のスタジオ録音アルバム。何といっても冒頭の「Moondial」は、そのイントロのドラム・ブレイクがジュラシック5「Lesson 1」、デ・ラ・ソウル「Stone Age」をはじめ、DJシャドウ、グレイボーイなどにもサンプリングされた大クラシック。他にも「Canned Heat Suite」「Kaballa」などのジャズ・ファンクや妖艶なアフロ・ラテン・ファンク「Bacchanal」など、アルバム通してグルーヴィーなナンバー満載過ぎるファンキー・フュージョンな一枚。

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