メディア: LPリリース情報

PLP-7978 Welcome to Dubrock
2023.06.07

あまりにも珍しいボブ・マーリーのダブ作品をコンパイルした、ボブ・マーリーファンはもちろん、全レゲエ・マニア垂涎の1枚が初LP化!

サウンド・システム専用使用目的で作られた、針音も生々しいボブ・マーリーの珍しいダブ・プレート~ダブ作品やジャマイカ現地流通のみのシングル作品等で構成された、これまで門外不出であった貴重な音源をリタ・マーリーがコンパイルした、Pヴァイン盤のみの作品集『ウェルカム・トゥ・ダブロック』。その収録曲のうち、メジャー(アイランド)と契約する前のものと思われる音源をピックアップし初LP化。ボブ・マーリー・ファンだけでなく、コアなレゲエ・マニアも狂喜の内容。

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PLP-7974CW Bunny
2023.06.02

2010年代のBrooklynのインディーシーンを作り上げたBeach Fossils、2017年にリリースされた3rdアルバム『Somersault』よりオリジナルアルバムとしては約6年ぶりとなる4thアルバムをリリース!

前作『Somersault』はそれまでにBeach Fossilsや元メンバーでもあるZachary Cole Smithが舵を切るDIIVが作り上げてきた〈Captured Tracks〉の代名詞とも言える2010年代Brooklynのサウンドから少し距離を取り、ストリングスなども積極的に取り入れた新たなポップネスとネオアコやギターポップといった陽を感じさせるサウンドと、見違えるほどに成長を感じさせたDustin Payseurのヴォーカリストとしてのスキルで見事にリスナーを甘く心地の良い夢の世界へ連れて行った。

今作では『Somersault』以降に表現した新たな方向性を更に奥深く突き詰めつつ、バンドが成熟した“今”だからこそもう一度あの頃に戻ったインディーポップを鳴らした楽曲が共に1枚のアルバムに詰まった大傑作に仕上がっている。アルバムはどこか懐かしい気持ちにさせられるキラキラとしたギターとノスタルジックでエモーショナルなDustin Payseurのヴォーカルが感傷的に心の奥くに刺さる「Sleeping On My Own」からスタートすると、凍える冬を温める暖炉のように穏やかな気持にさせられる優しいインディーポップ「Run To The Moon」へと続いていく。3曲目「Don’t Fade Away」は初期の頃のインディーサウンドを彷彿させるドリーミーな楽曲だが、勢いで勝負するわけではなく、ヴォーカルと楽器隊のテンションの強弱で楽曲を魅せることでバンドの成熟度合いが伺えるし、6曲目に収録されている「Dare Me」でも3rdアルバムで磨きがかかったポップなメロディーラインを初期のBeach Fossilsが得意だったサウンドに乗せることに成功している。

アルバムの後半には今作の中で最もBeach Fossilsらしさが詰まった楽曲「Tough Love」や壮大にシューゲイズを鳴らす「Numb」などを収録し、今までのBeach Fossilsから新たなBeach Fossilsまでを詰め込んだ優しくてエモーショナル、そしてインディーリスナーに正面から刺さる大傑作に!

Beach Fossils – Dare Me
https://youtu.be/llyh2ccHlr4

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PLP-7969 Blessing SUBURBIA meets P-VINE “Free Soul × Cafe Apres-midi × Mellow Beats × Jazz Supreme”
2023.05.31

橋本徹(SUBURBIA)のコンパイラー人生30周年を記念し、集大成とも言えるベスト・オブ・ベスト・コンピレーションが発売決定!

大ヒット・シリーズ“Free Soul”や“Cafe Apres-midi”を始め、過去30年間に350枚に及ぶ人気コンピレーションを監修・選曲してきた橋本徹(SUBURBIA)のコンパイラー人生を祝して、これまでにP-VINEで発表された27タイトルのコンピCDから選び抜かれた名作中の名作を集めた、正真正銘のベスト・オブ・ベスト・コンピ『SUBURBIA meets P-VINE』が登場!

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PLP-7957 Especially Sexy
2023.05.24

ロン・カーター、アル・フォスターを迎えたストレートなジャズ・バラードやマイケル・ブレッカー、デヴィッド・サンボーンなどフュージョン・シーンのトップ・プレイヤーが参加した楽曲など、ストレートなジャズからエレクトリックなサウンドにブラック・コンテンポラリーのフィーリングをも取り入れた1984年作品!

前作『June Night Love』(1983)でその卓越したパフォーマンスと作編曲家としてのスキルを思う存分に見せつけ、日本のジャズシーンに新たな風を吹き込んだ三宅純がアメリカのトップ・プレイヤー達と取り組んだ2ndアルバム『Especially Sexy』がついにリイシュー決定!デヴィッド・サンボーンと共にアーバンでスムースな調べを奏でる「June Night Love」(A1)を皮切りに、マイケル・ブレッカーと共にエレクトリックなビートに切れ味鋭いフレイジングで魅せる「Twist To Open」(A2)、「JFK Express」(B1)といったフュージョン・ライクな楽曲はもちろんのこと、バークリー時代の盟友ボビー・ブルームがヴォーカルをとる「Wish」(A3)、ウェザーリポートに在籍中だった盟友ヴィクター・ベイリーが自在に鼓舞する「Crossing」(A4)、マイルス・デイヴィス・バンドへの参加で注目を浴びていたダリル・ジョーンズがグルーブを支える「Sea-born Mind」(B2)といったライト・メロウな楽曲まで、80年代中頃のフィーリングを凝縮したサウンドを中心に、ロン・カーター、アル・フォスター、ローランド・ハナという豪華トリオをバックにしっとりと吹き込んだアコースティックなジャズ・バラード「Becoming To You」(B4)も収録。ジャズ・プレイヤーとしての矜持も感じさせられる全曲粒ぞろいの作品!オリジナルのレコードに封入されていた当時のライナーノーツやレコーディングの模様を記したブックレットも復刻し、可能な限りオリジナルに忠実な形で再現した世界初リイシューです!

■参加ミュージシャン
ロン・カーター(Bass)/ アル・フォスター(Drums)/ ローランド・ハナ(Piano)/ ボビー・ブルーム(Guitar/Vocal)/ マイケル・ブレッカー(Tenor Sax)/ デヴィッド・サンボーン(Alto Sax)/ ダリル・ジョーンズ(Bass)/ ヴィクター・ベイリー(Bass)/ マイク・スターン(Guitar)ほか

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PLP-7950 Connected
2023.05.24

台湾出身のヴィブラフォン奏者、Chien Chien LuとAlicia Keysのバンド参加経験もあるアフリカン・アメリカンのベーシスト、Richie Goodsによるアイデンティティーを超えたジャズアルバムが完成! BIGYUKIもゲスト参加!!

台湾出身、現在はジャズの本場NYCの第一線で活躍中のヴィブラフォン界の新星、Chien Chien Luと彼女のデビューアルバム『The Path』のプロデューサーでもあり、Alicia KeysやCommonのバンドメンバーとしてもプレイ経験のあるベーシスト、Richie Goodsによるコラボアルバムが完成した。『CONNECTED』という作品はChien Chien LuとRichie Goodsの2人がロックダウン最中にお互いのルーツのコトを交えながらBLMやアジア人に対してのヘイトクライムといった話題の意見交換をしていくうちに制作がスタートした作品。アフリカン・アメリカンであるRichieとアジア人であるChien Chienがそれぞれのコミュニティーの間にステレオタイプとして存在する溝のことを2人で考え、それをアイデンティティが異なる人たちが一致団結して埋めていきたいというラヴ&ピースの思想をコンセプトにした2人のフレンドシップが作り上げたアルバムだ。アルバムは同じくNYCを拠点に活動中のR&Bシンガー、Sy Smithをゲストに迎えた「Water/H20」でスタートする。7分を超える幕開けとなるこの曲ではソウルフルで多幸感生み出しているSy Smithのヴォーカルと優しさに溢れたヴィブラフォンのサウンドが桃源郷へと連れて行ってくれる。3曲目「Embrace the Now」には純アジア人としてNYCのジャズシーンの最前線で戦っているという意味ではChien Chien Luと同じ立場で活躍を続ける日本のキーボード奏者、BIGYUKIをゲストに迎えている。特に楽曲後半のヴィブラフォン、ベース、ドラムだけのパートに徐々に入ってくるBIGYUKIのスペイシーでサイケデリックな空間を作り出すシンセのサウンドには意識を持っていかれる。今作はもちろんジャズを楽しむのに間違いない作品だし、雨の日の定番曲として愛される5曲目「Rain」のカヴァーなども本当に心穏やかにさせられるのだが、ジャズ喫茶風の緩いジャズサウンドに乗せて2人がアジア人へのヘイトクライムを話題に会話している内容が録音された「2021 Interlude」や今作を作るキッカケを同じく優しいBGMに乗せて語っている「Rain Interlude」など大事な大事なメッセージが詰まっている曲もこの作品の特徴であり、何より心に残る。

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PLP-7907 Together
2023.05.24

あのジャクソン・シスターズやサウンズ・オブ・ザ・シティ・エクスペリアンスのリリースでも名を馳せ、TAX SCAMレーベルの最高峰としても名高い“Tiger Lily Records”からリリースされたウルトラ・レアソウル盤が奇跡の世界初リイシュー! ジャクソン 5、ジャクソン・シスターズにも通じる70’sグルーヴィー・キッズ・ソウルのメガ・レア盤の全貌が遂に明らかになる!

ショッキング・ピンクのベースカラーにバンドロゴ一つのジャケット、クレジットは曲名と作曲者名にTiger Lily Recordsのレーベル名のみ、と謎に包まれながらもジャクソン 5、ジャクソン・シスターズにも通じるキッズ・ソウルのウルトラ・レア盤としてディスクガイド本でも取り上げられていた『Together』。1975年にウッドストック・フェスティバル創始者の一人であり名うてのプロデューサーとしても活躍していたマイケル・ラングの目に留まり、メジャーレコード会社との契約、そしてリリースを目前に控えるもリード・シンガーの声変わりにより撤退を余儀なくされたという不遇のヒストリー、さらに当時のレコーディング音源が巡り巡ってTiger Lily Recordsからリリースされるという数奇な運命を辿ったアルバムの全貌が遂に明らかになる! もちろん注目すべきはアルバムの背景だけでなく内容も素晴らしく、愛らしいヴォーカル&ハーモニーでキャッチーなメロディーとダンサブルなバンドサウンドを聴かせるオープニングナンバー「One Kiss And Then」(A1)から、スウィートなバラード「Can I Be The Woman」(A5)、そしてバンド名を掲げたファンキー・ソウル「We’re Together」(B6)と70’sソウルの醍醐味をたっぷりと詰め込んだ極上の1枚!

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PLP-7938 Grit
2023.05.24

1972年、世界でたった2枚のみプレスされたブリティッシュ・ヘヴィ・サイケデリック究極のレア・アイテム! ロンドン・アンダーグラウンドの深層が露わになる瞬間、誰も聴いたことがなかった未発表トラックを加えて奇跡の大発掘!

1970年にロンドン北部イズリントンで結成されたグリットは“幻”のヘヴィ・サイケデリック・バンドだ。ギタリストのフランク“スパイダー”マルティネスを中心にライヴ活動を行ってきた彼らは1972年12月にデモ3曲を録音するが、レコード会社との契約はならず。バンドは作品を発表することがないまま、翌1973年の夏に解散している。それから長く忘れ去られてきた彼らだが、2015年にレア・サイケの世界的コレクター、ハンス・ポコラがドイツのノミの市で、2枚のみプレスされた(3枚説もあり)アセテート盤を発見。著書『7001 Record Collector Dreams』、通称“ポコラ本”で最高レア度ランキングの“6”として紹介したことで一躍話題となった。そして関係者とマニアの捜索を経てマルティネスの所在が判明。彼の所有するマスター・テープを使った本作によって、遂にその全貌が明らかになった!クリーム、ジミ・ヘンドリックス、ジョン・メイオールから影響を受けたというマルティネスのファズを効かせたヘヴィ・リフと鋭いリードが襲い、ジェフ・ボールのロバート・プラントばりのシャウトが轟くサウンドは、バンドの非凡なポテンシャルを露わにしている。アグレッシヴに押しまくる「撃ち込め杭を」(A1)、起伏に富んだプログレッシヴな展開の「子供と放浪者(ドリフター)」(A2)などは、まさに1970年代ブリティッシュ・ハードの原石の塊であり、今こそ聴かれるべき迫力の極盤だ。

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PLP-7979 ADK
2023.05.24

あぶらだこが1stアルバム(1985年)以前にADKから発表したソノシートと12インチの全曲、徳間ジャパンのコンピレーション『グレート・パンク・ヒッツ』(1983年)参加曲をすべて網羅した編集盤。その後のあぶらだこからは想像もつかないほどストレートなパンク/ハードコア・サウンドながらも、ヒロトモの独特の言語感覚とユーモアのセンスは存分に発揮されており、すでに他のいかなるバンドとも似ていない異質の存在感が漂っている。この形では初のLP化となった、大好評、完売御礼の2021年の通常盤に続き、ピクチャー・レコードにて再発。

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PLP-7956 June Night Love
2023.05.24

アンディ・ウォーホル出演のTV-CMに使用されたことで一世を風靡した「Could it be real?」「I knew I was」他を収録。日野元彦、清水靖晃、村上秀一、宮本大路など国内のトップ・プレイヤーを迎え、モダンなジャズからフュージョンへと変遷する当時の時代背景を見事なまでに切り取った1983年作品!

音楽家として知られる三宅純が音楽を手がけたビデオ/カセットテープのCMは名作として今でも語り継がれている映像である。それらCM使用楽曲を収録した三宅純の1stアルバム『June Night Love』(1983)がついにリイシュー決定!三宅純のフリューゲルホルンと清水靖晃によるテナー・サックスの二管にエレクトリックなベースやシンセサウンドが絡み合う「I knew I was」(B1)や澄み切ったピアノと華麗なストリングスで美しいメロディを奏でる「Could it be real?」(A2)といった上述のCMで使用された80年代初頭ならではの楽曲はもちろんのこと、恩師でもある日野皓正に捧げた「You would smile so」(A4)やニューヨーク在住時にマサチューセッツ州のコンクールで作曲賞を受賞した「Scorpio」(B2)といったアコースティックなジャズも収録、錚々たるミュージシャン達と卓越したパフォーマンスを繰り広げるプレイヤーとしてのみならず、1stアルバムにして多様なスタイルを披露した作編曲家としての才能が導き出された作品!オリジナルのレコードに封入されていた三宅純、日野皓正両氏による対談記事も復刻し、可能な限りオリジナルに忠実な形で再現した世界初リイシューです!

■参加ミュージシャン
日野元彦(Drums)/ 清水靖晃(Tenor Sax)/ 宮本大路(Soprano & Tenor Sax)/ 村上秀一(Drums)/高水健司(Electric Bass)/ 内田浩誠(Acoustic & Electric Piano)/ 秋山一将(Electric Guitar)/ 河原秀夫(Acoustic Bass)/ 野力奏一(Keyboards)/ 北島健二(Electric Guitar)/ 是方博邦(Electric Guitar)/ イヴ(Chorus)ほか

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PLP-7926 The Next Movement
2023.05.17

シカゴの強力ヴォーカル・グループ、ネクスト・ムーヴメント、1980年発表の唯一のアルバムを世界初LP再発! ダンサー、ファンク、スロー、すべて文句なしの大充実作!

1982年にプレリュードにもシングルを残しているシカゴの超本格派ヴォーカル・グループ、ネクスト・ムーヴメント。彼らがシカゴの名物プロデューサー、クラレンス・ジョンスンのレーベル、GECから1980年に発表した傑作。甘く、切なく迫るスローもさることながら、ファンク~ダンス・ナンバーで見せる華麗なハーモニー・ワークは絶品。これは他のヴォーカル・グループには求めえないと言ってもいい。とりわけ、ガラージ的なノリを持つダンサー「Crazy ’Bout Your Lovin’」は超強力。80年前後のダンス・サウンド好きには間違いのない一枚。

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