メディア: CDリリース情報

PCD-26072 mikazuki
2019.04.08

クールでスタイリッシュな佇まいのなかからこぼれ落ちてくるたっぷりのメランコリーとロマンティシズム。叙情と高揚感が同居した、真にエモーショナルな唯一無二のインストゥルメンタルを奏でるバンド、GROUP、じつに15年ぶりとなる待望のニュー・アルバム『mikazuki』!

■日本のポストロックの先駆者の一組にも数えられるインスト・バンド、GROUP。しかし、彼らが奏でる音楽はポストロックとは言いがたい。彼らが奏でるのは、途方もなく感動的な“ただの”インストゥルメンタルである。現在のメンバーは、タケヒサ(g)、イゲ(g)、イシカワ(b)、テツロウ(ds)、ハンチョー(tp)、ケンジー(ss)の6人。本作は、歌心あふれるエモーショナルな音楽で多くのファンを魅了してきた彼らの、じつに15年ぶりとなるニュー・アルバム(通算第3作)である。
■メンバーの脱退~交代などもあり、前作『Before Turning Off the Light』(2004年)から15年もの歳月が流れてしまったが、さまざまな感情を喚起する起伏に満ちた音楽は健在。有機的に絡み合う、情感あふれる2本のギター、ときに清々しい表情を見せる、むせび泣く2本の管、繊細かつダイナミックに躍動するドラム&ベース……。計り知れない訴求力をもって迫ってくる、ひたすらにすばらしい傑作が誕生。ふたたびあの音に酔い、泣き、笑い、感動に打ち震えるときがやってきたのだ。なんと美しく、優しく、切なく、狂おしく、雄弁なインスト音楽だろう。名状しがたい感動が押し寄せてくる……。
■録音&ミックスは、skillkillsや幾何学模様などを手がける君島結(ツバメスタジオ)。ヴィヴィッドかつアナログの温もりあふれるサウンドにも注目してほしい。
■前作『Before Turning Off the Light』につづき、鬼才映像作家、大月壮がカヴァー・アートを担当。ノスタルジックかつ新鮮な、なんとも味わい深いデザインに仕上がっている。

15年前っていうとiPodを持ち歩いてた頃だ。ずっと前のような気もするし、つい最近のような気もするなぁ~って思いながら新作を聴かせてもらってたらジーンとココロに来るものがありました♡。ずっと聴いてられるけど…次も15年後とは言わず、早めに夜露詩句デス!!!
會田茂一

ニューアルバム、おめでとうございます!私もいつかこんな洗練された、すごく調和のとれたバンドをやりたいです。あとはギャルバンもやりたいです。還暦過ぎた頃かな。お手本にさせていただきます!
石橋英子

音楽の事をよく知らないままこんなところまで来てしまった。
知り合いだから言うわけじゃないよ。
この15年ぶりに嫉妬してる。
進んでく音が……俺には聞こえる。
KILLER-BONG

GROUPが聞ける幸せ。叙情、侘び寂び、気品と紳士的ジェントルな佇まい、メロディ、ハーモニー、テンポ、グルーヴ、それら全てが日々の生活と年月、時代との調和の中でより味わい深く彩られているようだ。柔らかで軽やかな詩情の音楽達。なんども、なんどでも、くりかえし、くりかえし、、、
COMPUMA

15年ぶりの新作完成、おめでとうございます!GROUP以前からの活動もありながら、ここまで来ること自体、今の自分を振り返っても思うことではあるが、普通の感覚では、無理!と感じてしまう。持って生まれた好き心と出会いは止むものではない、ということなのか。いや、正体はベールに包まれているようではあるが、マゾヒストに違いない。真物であるがゆえの瘴気が行間から立ち上り、こちらの不能を嘲笑い、マゾヒストが変態であるとか何とかいうより、実に確かな営みの肌触りが伝わる。そんな素晴らしい音楽!勝手なことを言ってすみません!!
佐藤ビンゴ(VICE JAPAN, 54-71)

GROUPの演奏を聴いた夜に悪い夜はない。
その夜だけは、悲しみも些細な出来事も、あらゆるものが輝いて。
曽我部恵一

俺がGROUPを知ったのは18歳の多感な時だったと思う。その頃はPOSTROCKというジャンルが流行っていたのもあって購入した。一瞬で感情を掻きむしられるサウンドに魅了された。そして気がつけば毎日のサウンドトラックになっていった。曲をかけては色んな所に行き、当時好きだった女の事を思った。LIVEにも行った、そしていつかこんな大人達のように音楽に向き合い、素晴らしい曲を作りたいと思った。もはや言葉ない人生観にすらなった。それから十数年の時が流れ、GROUPのメンバーのケンさんと内田さんとは同じバンドのメンバーになった。GROUPとも対バンした。メンバーのBARにも酒を呑みにいった。

今思い返すと彼らの音楽に不思議な魔法がかけられていたんだと思う。それが俺に、今のお前は腐ってないか、クソな大人になっていないかと、音楽を愛してるかと問いかけていたからだ。

時は流れる、確実に。誰も止められない。誰にも本当に止められない。俺も成長し、変わって行った。
それでも事ある毎にGROUPのCDだけは聴き続けた。もう盤面も傷だらけで最近聴いたら記憶のようにSKIPして飛んでいた。

新しいCDを買おうと思っていた矢先のこの出来事だった。正直聴くのが怖くもあった。
まるでtrainspotting2が良くなかったらどうしようと思ったように。
でもそれは間違いだった。俺は進まなくちゃ行けないし、聴かなくちゃいけない。
一曲目で久々に音楽で涙が出ました。何も言う事なんてないです。これが聴きたかった。
先輩方、これからもまたずっと聴きます。そして応援してますし、LIVEに行きます。REALファンより
田我流

ニニロッソ的な夕焼けの海を思わせながらも、実は強烈にアーバン。そんな不思議な光景が、このアルバムを聴いていると、ウニウニと浮かんできます!
中原昌也(Hair Stylistics)

誰もいない冬の海、遠くに不気味にそびえるガスタンクのシルエット、国道沿いの夕暮れ。記憶の奥底に張り付いたまま、いつどこで見たのかも思い出せない風景みたいに、瞬間と永遠が同居した美しい演奏。
15年前の前作も改めて聴き返してみたらまったく色あせていなくて最高ですが(「LINE」が本当に好きです)、今作もきっとそうなると確信しました。うっとりしながらリピートします。
VIDEOTAPEMUSIC

ハイハット4つ半で景色が変わり 悪魔がアルペジオを重ねハーメルンの笛吹きが旋律を奏でる頃から ご先祖様の重低音が聴こえてくる。心を乱す為だけのアンサンブル。どうか 君達の耳で確かめて欲しい。
柚木隆一郎

GROUPの楽曲には独特のcoda・終結部分がある。バンドの音が一旦鳴り止んだあと、圏さんのギターだけが残ってリフレインしているところへ、石川くんのベース、ハンチョーとケンジーの管楽器が静々と入ってくる。あの時間を超越したテープループのような残響と反復が鬱々とした日常をリセットしていく瞬間、私は不覚にも「Yeah!」などと絶叫してしまう。素晴らしい!GROUPには歌手がいない――客演することはある――のだが、このバンドの音を聴いていると(たったいま新譜を拝聴している!)歌に対する熱意が込上げてくる。メンバーのケンジーが本作のレコーディングに入る直前、フレッドニールのレコードを小脇に抱えて飲み屋に入ってきたことと、このGROUPの新作の質感(=歌手不在の歌)には何かしらの因果関係があるに違いない。Yeah!
渡邊琢磨(音楽家)

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PCD-22411 Happy Camper
2019.04.03

最高にチルでドリーミーなゆるふわインディ・ポップ大傑作を世界に先駆け日本独自CD化!

ヨ・ラ・テンゴやザ・シー・アンド・ケイクのファンからマック・デマルコ以降のローファイ・ファンまで激必聴!はたまた“南国リゾートに繰り出したシガレッツ・アフター・セックス”な趣もアリ?!

60’sポップやボサノヴァなどに影響された超ドリーミーでアンビエントなポップ・サウンドを現代的なユルさと洒脱感で奏でてみせるUSオースティンのデュオ、サマー・ソルト。2018年9月にデジタル配信のみで自主リリースされたファーストがあまりに素晴らしいので、世界に先駆けて日本独自CD化! コクのあるハイトーン・ヴォーカルにハートウォーミングなメロディ、ローファイながらも至福のアンビエンスを生み出すバンドサウンドとメジャー7thを多用したラウンジーなコードワーク・・・南国リゾートでまどろんでいるようなこの心地よさには誰も抗えません! ヨ・ラ・テンゴのジョージア歌唱曲やザ・シー・アンド・ケイク、マック・デマルコ系ローファイ・ポップ、曲によってはマジー・スター~シガレッツ・アフター・セックスのファンまでトロけさせちゃう極上チルアウト・ポップです!このセンスはただ者じゃない!

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PCD-24822 Monstera Deliciosa
2019.04.03

Nai Palm(Hiatus Kaiyote)- “A genius”
Gilles Peterson(BBC Radio)- “An icon of the Australian scene”

ハイエイタス・カイヨーテのネイ・パームをして”天才”と言わしめ、あのジャイルス・ピーターソンからは”オーストラリア・シーンの象徴”と称賛される才能=レニアス!ネオ・ソウル以降の新しい時代を切り開く重要作の完成!

ギタリスト、コンポーザー、そしてヴィジュアル・アーティストとしての顔を持つメルボルンのプロデューサー、レニアスが、あのハイエイタス・カイヨーテのベーシスト、ポール・ベンダーと鍵盤奏者のサイモン・マーヴィンを率いて放つ大注目作!妖艶な日本語と心地よい歌声が怪しい世界へと誘うエモーショナルなネオ・ソウル・ナンバー「Terms」、程よいポップ・センスを溶け込ませた「My Song」、ママズ・ガン~ヤング・ガン・シルヴァー・フォックスを彷彿とさせる「Hold My Hand」、タイトル通りのモダンな香り漂う「Modern Romance」まで、とろけるようなドリーミー・サウンドが詰め込まれたこの上なく素晴らしい内容!世界が注目する逸材が遂にそのベールを脱ぐ!

 

■Members
Laneous – Guitar, Vocals
Paul Bender (Hiatus Kaiyote) – Bass
Simon Mavin (Hiatus Kaiyote) – Keys
Hudson Whitlock (The Cactus Channel) – Drums
Donny Stewart (Jazz Party) – Vibes, Flugelhorn

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PCD-24835 Immigrance
2019.04.03

世界を席巻する現代最強ジャズ・コレクティヴ=スナーキー・パピー!超待望にして大傑作の最新スタジオ・アルバムが、4月の来日公演直前にリリース!!

肉体的なグルーヴ、クールでモダンな構築美、民族音楽的要素が完璧なバランスで溶け合った〈スナーキー・パピー・サウンドの集大成〉というべき超イマジナティヴな進化作!

ジャズ+ファンク+ダンス+フュージョンを融合した究極のミクスチャー・サウンドで、シーンの最前線を牽引する現代最強のジャズ・コレクティヴ、スナーキー・パピー。ベーシストのマイケル・リーグを中心に04年にテキサスで結成され、現在はNYブルックリンを拠点に活動。3度のグラミーをはじめとする数々の受賞歴を誇り、メンバー各自が別ユニットやプロデュースワークにも引っ張りだこという彼らが前作『Culcha Vulcha』(’16)以来3年ぶりとなる新作を完成! 「すべては流動的。すべての物事は絶えず動き続けている。誰しもがある種の移民状態にある」 そんなあらゆる“動き”をテーマにしたとマイケル・リーグが語る本作は、名作『We Like It Here』(’14)までのイマジナティヴなフュージョン・サウンドと前作で顕著だった民族音楽的要素がますますハイブリッドに融合。クールさと熱気が一体となったサウンドは一聴してかなりキャッチーでありながら、深く聴き込むごとに発見されるハイレベルな“仕掛け”の数々に驚かされる「流石スナーキー・パピー!」と唸らずにはいられない進化作!

https://www.youtube.com/watch?v=fEHpq-BxFm4
https://www.youtube.com/watch?v=bYmwV537kAQ

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PCD-24837 NHKドラマ「浮世の画家」オリジナル・サウンドトラック
2019.03.29

三宅純の全編書下ろしによる話題のNHKドラマ「浮世の画家」(主演:渡辺謙/原作:カズオ・イシグロ)のオリジナル・サウンドトラックがリリース決定!

2017年度のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの出世作を超豪華キャストと共にスーパーハイビジョン(8K)で映像化しNHKドラマ「浮世の画家」。終戦から数年を経た日本を舞台に描かれる、微妙な人間関係の生み出す緊張感、先の読めないサスペンス的要素、そしてそこはかとないユーモア。繊細で緻密な原作の独特な世界観を、その映像美と共に見事に音像化した奇才、三宅純による劇中曲の数々がここにオフィシャル・リリース。三宅にしか表現し得ない映像喚起力に満ちたサウンドによって単独の音楽作品としても強い魅力を放つ本作は、原作やドラマのファンのみならず、三宅純ファンも必聴だ。

★8Kスペシャルドラマ「浮世の画家」:NHK BS8Kおよび総合にて2019年3月放送
【原作】 カズオ・イシグロ 【脚本】 藤本有紀 【音楽】 三宅純
【出演】 渡辺謙、広末涼子、前田亜季、寺田心、中村蒼、大東駿介、渡辺大知、和田正人、萩原聖人、秋山菜津子、武田航平、前野朋哉、佐藤隆太、長谷川初範、佐野史郎、余貴美子、小日向文世、奥田瑛二 ほか

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PCD-25273 Agora
2019.03.27

フェネスことクリスチャン・フェネス、5年ぶりのニュー・アルバム!エレクトロニック・ミュージックを革新させつづけてきたフェネスがまたしても新たな地平を切り拓く!

フェネスことクリスチャン・フェネス、途方もなく感動的な傑作『ベーチュ』(2014年)以来、5年ぶりとなるニュー・アルバム。英タッチからのリリースとなる通算第7作『アゴーラ』(ポルトガル語で「今」の意。古代ギリシャ語で「広場」「市場」といった意味もある)で、フェネスはまたしてもデジタル・ミュージックの新たな領域を開拓している。ここにはフェネスのすべてがある。グリッチ・ノイズ、アンビエント・ドローン、大胆に加工されたギター、ラディカリズム、ロマンティシズム、センチメンタリズム、ポップネス……。それらが比類なきセンスとバランス感覚をもって大胆かつ繊細に混合、編集され、圧倒的なまでに美しい音世界を構築している。おそろしく純度の高い音の粒子が渦を巻き、変調されたギターと交錯し、誰も聴いたことがないサウンドスケープを表出する。名状しがたい感動が押し寄せてくる。

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PCD-24664 Breaking Atoms – 25th ANNIVERSARY EDITION
2019.03.27

90’sヒップホップ最高峰の名盤として今でも語り継がれているメイン・ソースのファースト・アルバムの、リリース25周年を記念したアニヴァーサリー・エディションが本人たちの監修のもと奇跡のCDリリース!デビュー前のNasが参加したことでも知られる“Live At The Barbeque”や“Looking At The Front Door”を筆頭に数々の名曲を収録した問答無用のヒップホップ・クラシック!

◆ 日本でも絶大な人気を誇るラッパー/プロデューサー、ラージ・プロフェッサーがK・カットとサー・スクラッチとともに結成していた伝説的なヒップホップ・グループ、メイン・ソース。91年に今は亡き名門レーベル、ワイルド・ピッチからリリースしたファーストにしてラストとなってしまったアルバム『Breaking Atoms』はラージ教授によるソウル、ジャズ、レア・グルーヴを用いたプロダクションが高い評価を得て、“Looking At The Front Door”や“Just Hangin’ Out”等のヒップホップ・クラシックを生んだ名盤中の名盤!“Live At The Barbeque”はデビュー前のNasやアキネリらが参加していることでも知られる名曲中の名曲!
◆ そのメイン・ソースは今作のリリース25周年を記念してオリジナル・メンバーでまさかの復活を果たし、昨年9月には奇跡の来日も実現!そしてその復活に合わせ、メンバーの監修の元にリリースされたのがこの『Breaking Atoms ? 25th ANNIVERSARY EDITION』であり、新たなジャケットと豪華なブックレット、そしてリマスタリングを施したアナログ盤が限られたウェブサイトのみで限定リリースされて大きな話題となりましたが、このたびメンバーの監修によるこれまた奇跡のCDリリースも決定!

★日本独自CD 化
★初回限定25 周年記念ジャケット仕様
(※通常盤はオリジナル・ジャケットになります)

*Main Source: 25 Years of “Breaking Atoms”
https://youtu.be/XtyeO39yth8

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PCD-24786 Fuck What You Think
2019.03.27

ラージ・プロフェッサー脱退後、新たなMCとしてマイキー・Dが加入し、再スタートしたメイン・ソースが94年にワイルド・ピッチよりリリースを予定していたものの諸事情によりオクラ入りしてしまった(98年にリリース)セカンド・アルバム『Fuck What You Think』!『Breaking Atoms』の25周年記念エディションと合わせ、ボーナス・トラックも追加して初となる国内盤化が実現!

◆ファースト・アルバム『Breaking Atoms』に続くアルバムを制作するも志半ばでラージ・プロフェッサーが脱退したメイン・ソースは、残されたメンバーのK・カットとサー・スクラッチがラージ教授の師であるポール・C(故人)制作の“I Get Rough”等のリリースでも知られるマイキー・D&LAポッセのマイキー・Dを新たなMCとして迎え入れて復活。Nasやウータン・クランのデビューによってNYハードコアなサウンドが席巻していたシーンの流れを意識するかのようにハードなグループとして蘇生し、復活シングルとしてリリースされた“What You Think”が好評を博すとファースト同様ワイルド・ピッチの元でアルバム『Fuck What You Think』を制作。同作の完成が広く伝えられたものの、今度はマイキー・Dが脱退したことでアルバムはオクラ入りとなり幻のアルバムとして語り継がれることに…(※メイン・ソース解散後の98年に唐突にリリース)。そんな曰くつき(ながらも好盤!)な作品が『Breaking Atoms』の25周年記念エディションと合わせ、ボーナス・トラックも追加して初となる国内盤化が実現!
◆ハードコアに生まれ変わりながらもM1“Diary Of A Hit Man”を筆頭に『Breaking Atoms』期を彷彿させるファンキーなサンプリング・サウンドは健在であり、かのマドンナが“Human Nature”(95年)でサンプリングするM3“What You Need”、後にロックスとしてバッド・ボーイからデビューを果たすジェイダキス、シーク・ルーチらをフィーチャーしたアツいポッセ・カットM10“Set It Off”等、マニアを唸らせる楽曲の揃いながら『Breaking Atoms』という名盤の影に隠れてしまって語られることの少なかった『Fuck What You Think』ですが、『Breaking Atoms』とは別なベクトルでの名盤と呼んで過言はナシ!
◆今回のリイシューにあたってマイキー・D名義でリリースされた“Without Breakin It Down”と“Got’m Say’n Hey”(プロデュースはラージ・プロフェッサー!)がボーナス・トラックとして収録!

★日本独自CD化

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PCD-17798 Celia (1970)
2019.03.27

人気MPBシンガー、セリアの1970年激レア1stが久々の復刻!

ジョイス、イヴァン・リンス、トニーニョ・オルタ等の名曲を奇才アルトゥール・ヴェロカイやホジェーリオ・ドゥプラのアレンジが華麗に彩る名盤!フランス・ギャルのクラブ・クラシック「Zozoi」のカヴァーも!

伸びやかな低音ヴォーカルで魅せる人気ブラジリアン・シンガー、セリア。全編のアレンジをアルトゥール・ヴェロカイが手掛けたことで有名な2nd『Celia』( ’72)の再発に続き、英Mr Bongoが負けず劣らずの名盤である70年1stも復刻! ジョイスとネルソン・アンジェロ(当時は夫婦)が楽曲提供などで積極的に関与した他、イヴァン・リンスやアントニオ・アドルフォ、さらにトニーニョ・オルタやロー・ボルジェスなどミナス(街角クラブ)勢の楽曲も取り上げるなど、70年代にして実に先見の明があるコンポーザー・ラインナップ。アレンジの大半はトロピカリアの奇才ホジェーリオ・ドゥプラが手掛け、ヴェロカイも1曲参加している。トニーニョ・オルタ永遠の名曲「Durango Kid」やミルトン・ナシメントの歌唱で有名な「Lennon -McCartney」も推したいが、やはり白眉はフランス・ギャルのフレンチ・ブラジリアン・グルーヴ・クラシック「Zozoi」のカヴァー「Zozoio」だろう。

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PCD-18856 Hotel Paral.lel
2019.03.27

エレクトロニック・ミュージックの枠を越え、今や現在のミュージック・シーンを語る上で欠かすことのできない存在となったフェネスことクリスチャン・フェネスのファースト・アルバム(1997年)の発表10周年を記念し、2007年にリリースされたデラックス・エディション。 グリッチ・ノイズからアブストラクトなビート、ロマンティシズムまで、何でもやってみよう的な若さと瑞々しさあふれるヴァラエティに富んだ秀作。これがすべての出発点だ。

オリジナル・アルバム全曲に加え、1996年にリリースされた7インチ・シングルから「5」、そのカップリング曲「6」を日本盤ボーナス・トラックとして、さらに、ティナ・フランクによる「Aus」の秀逸なビデオを収録。

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