メディア: CDリリース情報

PCD-25405 Love Changes Everything
2024.06.07

オーストラリアが世界に誇る古今無双のインストゥルメンタル・バンド、ダーティ・スリー、じつに12年ぶりのニュー・アルバム『ラヴ・チェンジズ・エヴリシング』。ふたたびあの音に酔いしれるときがやってきたのだ。
孤高のダーティ・ミュージックに打ち震える

2012年の『トゥウォード・ザ・ロウ・サン』以来、10年以上ぶりとなるアルバムのために、彼らが飛行機でやってきて、集まり、演奏をはじめた。話は終わりだ。それ以外に言うべきこと、するべきことがあるだろうか? 音楽は彼らの言語であり、真の愛である。彼らはけっしてそれを聴くことをやめない。そして今、『ラヴ・チェンジズ・エヴリシング』。
波と原始的な霧から立ち上がるのは、「Love changes everything I」と適切に名付けられたシングル。ダーティ・スリーが産声を上げた、荒々しく混乱したインディ・ワールドに6本の手で敬意を表した「Love changes everything I」が、猛烈な嵐のなかで新しいレコードの幕を開ける。太陽がウォーレン・エリスのヴィオラのカミソリの刃にきらめき、ミック・ターナーのギターとジム・ホワイトのドラムの喧騒の上に乗り、彼らは魚から汚物へと騒々しく進化する。『ラヴ・チェンジズ・エヴリシング』のほかの楽曲では、警戒心と忍耐力がループに巻き込まれることを可能にし、アンビエントになり、超越し、そしてまた戻ってくる。
ダーティ・スリー(ウォーレン・エリス、ミック・ターナー、ジム・ホワイト)は1992年にメルボルンで結成され、ギター、ドラム、ヴァイオリンまたはヴィオラで演奏していた。数年のうちに彼らはオーストラリアを飛び出し、世界に進出した。それから10年以上、彼らは地球上を絶え間なくツアーし、その間に7枚のアルバムを発表し、個別に尊敬すべき才能(ニック・ケイヴ、キャット・パワー、ボニー”プリンス”ビリー、PJ・ハーヴィ等)との多くの実りあるコラボレイションを行った。この20年間、彼らは誓いを新たにしたり、エンジンをかけたり、ライヴをしたり、アルバムを作ったりするために何度か集まってきた。『ラヴ・チェンジズ・エヴリシング』は、湧き出たばかりの清水のような透明感で沸きあがってくる。その透明性は、ディストーションの濁流、ダーティなギター、ヴァイオリンの汚れ、そして、ときにマイクの許容範囲を超えて打ち鳴らされるドラムの音へと変化していく。
こうした形は、今日の彼らのように風化するために生まれてきたのだ。時間は関係ない。彼らはときを経て集めた英知で、毎回、新しいもののように歌わせている。それは更新する。『ラヴ・チェンジズ・エヴリシング』。

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PCD-25404 Hey Panda
2024.06.07

鬼才ショーン・オヘイガン率いる桃源郷ポップ楽団ハイ・ラマズが帰ってきた! じつに8年ぶりとなる待望のニュー・アルバム! 現行R&Bやヒップホップなどからインスピレイションを得たという、30年以上におよぶハイ・ラマズの歴史上最大の問題作!

ハイ・ラマズが発表する『ヘイ・パンダ』は、モダン・ポップ・ミュージック/ディープなリスニング体験であり、彼らの個人的な宇宙域からしか出てこない。ポップ・ミュージカルの前作『ヒア・カム・ザ・ラトリング・トゥリーズ』のリリースから8年、ハイ・ラマズはその無二のハーモニック・ヴォイスと、ショーンが“並外れて良い”と考える今日のサウンド・プロダクションをミックスして、『ヘイ・パンダ』で彼ら自身をふたたび刷新した。絶賛された初期ハイ・ラマズのかつての黄金時代を振り返らないことを選択したショーンは、代わりに、成人した彼の子供たちが家に持ち込んだ音楽のサウンドや、最近、彼がアレンジを手がけたセッションで出会った音により、自分自身が開かれたことに気づいた。また、ザ・コーラルのアルバム『Sea Of Mirrors』のプロデュースに加えて、フライヤーズ、レイ・モリス、キング・クルール、パール&ザ・オイスターズとの仕事から大きなインスピレイションをもらう一方で、ティエラ・ワックやシカゴのピヴォット・ギャングの作品にも浸り、長年の信奉者のタイラー・ザ・クリエイターから遠くから応援されていた。『ヘイ・パンダ』の幅広いリーチは、ボニー“プリンス”ビリーとの共作による2曲(作曲セッション中に、ゴスペル・ソウルへの愛を共有してショーンと結束した)、レイ・モリスとショーンの娘リヴィのゲスト・ヴォーカル、フヤイヤーズによるプロダクションのひねり、そして、頑強かつ柔軟なハイ・ラマズの存在によって支えられている。後期マイルズ・デイヴィスとクインシー・ジョーンズの衝動を共有し、スティーヴ・レイシー、シザ、スー(Sault)、ノー・ネイム、エズラ・コレクティヴ等々からさらなるインスピレイションを得たショーンとハイ・ラマズは、『ヘイ・パンダ』で新しく、そして今を楽しく生きている!

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PCD-27080 螺鈿の箱
2024.05.31

国産80sニューエイジ~アンビエント名盤が奇跡の世界初CD化!シンセサイザーにフルート、オーボエ、ギター、パーカッションといった生音を織り交ぜた独創的な編成で紡がれるスピリチュアルで幻想的な桃源郷サウンド!

フルート奏者などクラシックのキャリアを経て82年からは作編曲家、85~87年にはロンドンを中心にフルート、シンセサイザー/キーボード奏者としてスタジオ・ミュージシャン、ツアー・サポートメンバーとして活動、日本の音楽シーンを通過することなく海外で高い評価を得ていた松﨑裕子が、渡英前の1985年に100枚限定/LPのみで制作した超希少盤『螺鈿の箱』が世界初CD化!随所に和のテイストを感じさせるスピリチュアルで幻想的なサウンドは、ペンギン・カフェ・オーケストラのサイモン・ジェフスが本作を耳にしたことをきっかけにクラスター、ハルモニアなどの活動でも知られるドイツの電子音楽家、ピアニストでもあるローデリウスの『Pink, Blue and Amber』への参加につながるなど、ハウスやテクノの隆盛とともに世界的な拡がりを見せていた80年代後半のアンビエント・ミュージック興隆期にここ日本から誕生した世界標準の名盤!

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PCD-25399 Lo-Fi Ghibli 2
2024.05.29

ジブリ楽曲のカバー『ローファイ・ジブリ』を筆頭に『ローファイ・シティ・ポップ』、『ローファイ・アニメ』などのリリースで日本だけでなく海外でも一躍その名が広まったローファイ・ヒップホップ・プロデュース・チーム、Grey October Soundによるジブリ楽曲カバー第2弾『ローファイ・ジブリ 2』!

『Timeless』や『The Cave』といった良質なローファイ・ヒップホップ・コンピレーションのリリースで注目を集め、ジブリ作品の名曲群をカバーした『ローファイ・ジブリ』やシティ・ポップの名曲/人気曲をカバーした『ローファイ・シティ・ポップ』、日本の人気アニメソングをカバーした『ローファイ・アニメ』などなどのリリースで日本だけでなく海外でもその名が広まっているローファイ・ヒップホップ・プロデュース・チーム、Grey October Sound(グレイ・オクトーバー・サウンド)。待望となるジブリ楽曲カバーの第2弾『ローファイ・ジブリ 2』のリリースが決定!

今回も“となりのトトロ”(となりのトトロ)、“ルージュの伝言”(魔女の宅急便)などなど誰もが知っているジブリ作品の名曲群を今回もカバー! また今作もジャケットなどのヴィジュアル・イメージは前作『ローファイ・ジブリ』も手掛けたイラストレーターの長谷梨加が担当。

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PCD-25397 Bleach
2024.05.23

『K-ALT』シリーズ第二弾は韓国のオルタナティヴ・エレクトロバンドGlen Check! 
二度のサマーソニック出演や渋谷WWWでのワンマンライブを成功させ、日本でも根強い人気を誇っている彼らの最新アルバム『Bleach』が待望のフィジカルリリース!

韓国のオルタナティヴ・エレクトロバンドGlen Checkが2022年にリリースをした3rd アルバム『Bleach』を初のフィジカルでリリース!Glen Check は2011年にデビュー後、2年連続で韓国のグラミー賞とも呼ばれる韓国大衆音楽賞の最優秀ダンス・エレクトロニック・ミュージック賞を受賞。2012年と2013年にはサマーソニック、そしてフランスのNuits sonoresやアメリカのSXSWなど世界各国のフェスへの出演を果たし、2015年には渋谷WWWでのワンマンライブを成功させ日本でも根強い人気を誇っている。前作から約9年ぶりとなった本作は幼少期をフランスとアメリカで過ごし、幅広い音楽に触れてきたという経験からエレクトロニカ、ロック、R&Bなど1980年代から現在までの様々なジャンルからインスピレーションを受け制作された傑作!ボーナストラックとして「Acid Test (2024 Remix)」を収録!

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PCD-25392 wellwell
2024.05.21

フジロック出演から台湾ヘッドライン公演までを大成功に収めたインディーポップ~サイケポップ・バンド、xiexieが遂にデビューアルバム『wellwell』をリリース!

2020年1月に結成された4人組バンド、xiexie。海外のインディーサウンドから影響を受け、インディーポップ、サイケポップ、ドリームポップ、オルタナなどを組み合わせた独自のキャッチーで心地の良いサウンドを鳴らし続けてきた彼らが遂に待望のデビューアルバム『wellwell』をリリース!

xiexieがリリースするデビューアルバム『wellwell』は彼ららしいサイケデリックなギターリフとヴォーカル、Meariのキャッチーなヴォーカル、そして浮遊感のあるプロダクションが絶妙に絡み合う「please me」や、ライブでは初期の頃から人気曲であるxiexie流のロックンロール「city」などが収録される。また9曲目に収録されている「kiwi」には今台湾で最も注目すべきバンドの一つであるI’mdifficult(我是機車少女)からヴォーカルのアーネストがゲスト・キーボードとして参加し、xiexieらしいアジアとのコラボレーションが今作でも実現している。他にもxiexieらしいドリーミーでサイケデリックな新曲群はもちろん、アコースティックギターとパーカッションが少し哀愁を漂うメロディーと絡み合うナチュラルなアコースティック・ダンスチューン「my time」など、今までには無かった新しいxiexieも詰め込んだ1枚になっている。

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PCD-25403 2010 Mixtape
2024.05.17

3月に行われた初の来日公演もSOLD OUTと今一番勢いのあるサウスロンドン発のプロデューサー“edbl”が早くも最新アルバムをリリース決定! 同じくサウスロンドンのシーンやUK各地で活躍する新進気鋭のアーティスト達をフィーチャリングしたジャジィでオルタナティヴな現在進行形ヒップホップサウンド! 

その変幻自在のスタイルやメロウでソウルフルなサウンドで過去60組以上のアーティストとのコラボレーションを実現し、常に世界の音楽シーンを牽引するUK/サウス・ロンドンを拠点に活動するプロデューサー、ビートメイカー、マルチ・インストゥルメンタリスト“edbl”(エドブラック)による最新アルバムがリリース決定!メロウなヴァイヴスでチルなフロウを聴かせるSummers SonsのTurtとマーキュリー・プライズにもノミネートされた注目の若手ジャズ・ミュージシャンQuinn Oultonによるコラボ「Never Stops」(M2)やレゲエのフィーリングとヒップホップのグルーヴを受け継ぐ次世代のネオソウル・シンガーIYAMAHをフィーチャーした「The Scene」(M8)など同じくUK各地やサウスロンドンのシーンで活躍する新進気鋭のアーティスト達をフィーチャリングしたジャジィでオルタナティヴな現在進行形ヒップホップサウンド!2024年3月にBLUE NOTE TOKYOで開催され、最終セットではフロアが総立ちとなったSOLD OUT公演にもスペシャル・ゲストとして登場したギタリストKazuki Isogaiとのコラボレーション「TOKYO」(M11)は白熱のライヴを再現するかのようなキラー・インストゥルメンタル・チューン!

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PCD-25396 Five Steps On The Sun
2024.05.10

現代最高峰ドラマー、サイモン・フィリップスを共同プロデューサー/ドラムに迎えたプログレッシヴ・メタル・プロジェクト、ダーウィン最新アルバムがリリース決定!ベースには自身の1stアルバムでも世界を席巻中の女性ベーシスト、モヒニ・デイが加わった超弩級リズムセクション!さらにグレッグ・ハウ、デレク・シェリニアンら超絶テクニカル・プレイヤーも参加した、プログレッシヴかつメロディックなハード・ロック/メタルサウンドは必聴!

「DarWinはプログレッシヴ・ロックによる人類の命運、そして艱難に満ちた世界への探求の旅路である。」~DW

DarWinがシーンに登場したのは2018年。そのプロフィールは一切神秘のベールに包まれながら、デビュー・アルバム『Origin Of The Species』は豊潤なメロディとドラマチックな展開、卓越したミュージシャンシップ、壮大な宇宙観でプログレッシヴ・メタルという枠に留まることなく幅広いリスナー層から支持を得る。さらにジェフ・ベック/マイケル・シェンカー/TOTOなどとの共演で知られるドラマー、サイモン・フィリップスが演奏だけでなく共同プロデューサーとして参加したことでも大きな話題を呼んだ。それからビリー・シーン(Mr.BIG)デレク・シェリニアン(ドリーム・シアター)ガスリー・ゴヴァン(アリストクラッツ)ら実力派プレイヤーと共演を果たしてきたDarWinが2024年、ニュー・アルバム『Five Steps On The Sun』を発表する。これまで人類の進化、気候変動など地球規模のトータル・コンセプトを描いてきたDarWinだが、本作では大気圏外へと飛び出っていく。「One Step On The Sun」「Five Steps On The Sun」「The Sun」は組曲形式でインストゥルメンタル・パートを強化、太陽系規模の叙事詩を綴る大作だ。

そんなコンセプトと呼応して、本作は凄腕ミュージシャン勢が集結。サイモン・フィリップス、そして“シュラプネル”レーベルからデビュー、マイケル・ジャクソンのバックも務めた超絶テクニカル・ギタリストのグレッグ・ハウがファーストからレギュラー参加。またB’zのツアーに同行、ソロとしても8月に来日するスーパー・ベーシストのモヒニ・デイを全面フィーチュア。それに加えてデレク・シェリニアン、アンディ・ティモンズ、ジュリアン・ポラック(J3PO)らがプレイ、メタルもプログレッシヴもフュージョンも超えた息も付かせぬハイブリッド・テクニカル・バトルを繰り広げる。デイヴ・リー・ロスやリンゴ・スターのバンドでベースを弾いてきたマット・ビソネットがヴォーカリストとして参加し、パワーと透明感を兼ね備えたヴォイスはサウンドスケープの幅を広げるものだ。本作のベーシック・トラックはスイスのマウル“パワープレイ・スタジオ”にDW、サイモン、モヒニが集まってライヴ形式でレコーディング。より生々しいフィーリングを得ることに成功している。

「すべての曲は“旅”。心といたわり、そして祈りが注がれている」とDWは語る。ロック進化論に新章が綴られる。そのタイトル・ページにはDarWinと記されているだろう。

【Music video】
Be That Man
https://youtu.be/EkD_VfuPNHA

Soul Police
https://youtu.be/0qq4NSVE0Hg

Inside This Zoo
https://youtu.be/DPVC3-E0IU8

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TRCP-310 LIVE IN ASTON 1977
2024.05.08

ダモ鈴木在籍時のライヴ盤『ライヴ・イン・パリ 1973』に続く、CAN後期の貴重なライヴ盤が登場!
CANのライヴ・シリーズ第5弾『ライヴ・イン・アストン 1977』、2024年5月31日発売。
元セックス・ピストルズのグレン・マトロックによるライナーノーツ訳付。

このシリーズは、結成メンバーのイルミン・シュミットとプロデューサー/エンジニアのルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細な作業により最高のクオリティで見事に復元した。このアルバムは、バンドの1977年の英アストンでのパフォーマンスを収録しており、キーボード&シンセにイルミン・シュミット、ドラムにヤキ・リーベツァイト、ギターにミヒャエル・カローリ、サンプリング&サウンドエフェクトにホルガー・シューカイ、そしてベースには本シリーズで初登場となるロスコー・ジーが参加している。

また、今回のアルバムのライナー・ノーツは、元セックス・ピストルズのグレン・マトロックが担当し、彼が実際に体験したCANのライヴに関して執筆している。日本盤にはその対訳が付く。

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PCD-27083 Westcoastal
2024.05.08

数多くのCCM作品をプロデュースしてきたLAの鍵盤奏者/アレンジャー/プロデューサーであるデヴィッド・ディグスの80年代レコーディング未発表音源集!
新曲「ウェン・フェブラリー・ターンド・ブルー」収録!!

「クインシー・ジョーンズやブラザーズ・ジョソソン、リッチー・フューレイのサポートなど、L.A.音楽シーンの影の実力派の一人、作編曲やプロデュース、ビッグ・バンド・リーダー、キーボード奏者として活躍したデヴィッド・ディッグスによる、80’sの未発表コレクションを新章リイシュー。ヴォーカルにはリック・リソー、全米No.1ヒットを飛ばしたボブ・カーライル(元ALLIES)に愛娘レイチェルなど。シーウインド、イエロージャケッツのボビー・コールドウェル歌唱曲などをカヴァーしている。」――金澤寿和

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