メディア: CDリリース情報
PCD-24463 Out Of Gas But Still Burning
2015.12.03
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こんなに破天荒な高校生ブラス・バンドが存在していたことはもっと知られていい! タイトルもジャケットもまるで高校生バンドとは思えない不敵なセンスを放つ、テキサス・ヒューストンのカシミア高校の”ファンキー”・ブラス・バンドが74年にリリースした7枚目のアルバム。バンド内の精鋭集団”COLD FIRE”によるキラー・ファンク「$$ Kash Register $$」収録!
アメリカはテキサス州ヒューストンの黒人居住区“カシミア地区”にあったカシミア高校。ブラックパワー吹き荒れファンク・ミュージックが勢いを増す60年代末に赴任してきたコンラッド・O・ジョンソン先生は、時代を読み取る鋭いセンスと指導力で吹奏楽部をファンク・バンドへと変身させた。この、異質すぎるファンキー・ブラス・バンドは全米コンテストで連覇を飾るなど大活躍、それだけに留まらず、69年~75年にかけてなんと8枚ものアルバムをリリース、ヨーロッパや日本(!)をツアーするまでになったのだ。彼らの音源は、高校生とは思えない驚愕の演奏による、まさしくレア・グルーヴの名に相応しいファンク~ジャズ・ファンクの嵐! しかし、学生バンドのレコードなので当然プレス枚数は1000枚未満……内容のFUNK度と稀少度から、オリジナルLPは全てコレクター垂涎盤となっていた。そんなカシミア・ステージ・バンドが残したアルバム8タイトルを世界初!一挙紙ジャケCD化!
■ガーシュイン作のスタンダードをFAT なファンク・リズムでアレンジした「Rhapsody In Blue」は、ある意味、ビッグバンドにファンクを融合させたKSB らしい1 曲!コンラッド先生オリジナルの「The Zero Point」もビッグバンド・ブラスの分厚さとファンキー・ビートが最高の相性をみせるハードボイルド・ジャズファンク傑作!さらに特筆すべきは、カシミア高校卒業後、コンラッド・ジョンソンの教え子であるブッバ・トーマスのレーベル<Lightin’> からもリリースすることになるKSB 後期の精鋭集団=バンド内バンド“COLD FIRE”のキラーFUNK「$$ Kash Register$$」でしょう!
PCD-24464 Expo ’75 Concert Tour Japan/Okinawa
2015.12.03
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空前の吹奏楽ブームに一石を投じる!? 70年代テキサスの黒人高校ブラスバンドは、他とは一線を画す“ファンキーすぎる”演奏で全米連覇、その勢いのままなんと1975年に来日、沖縄国際海洋博覧会にて演奏を披露。その模様を収録した、バンドにとって最後のアルバムとなったレア盤が世界初リイシュー!
アメリカはテキサス州ヒューストンの黒人居住区“カシミア地区”にあったカシミア高校。ブラックパワー吹き荒れファンク・ミュージックが勢いを増す60年代末に赴任してきたコンラッド・O・ジョンソン先生は、時代を読み取る鋭いセンスと指導力で吹奏楽部をファンク・バンドへと変身させた。この、異質すぎるファンキー・ブラス・バンドは全米コンテストで連覇を飾るなど大活躍、それだけに留まらず、69年~75年にかけてなんと8枚ものアルバムをリリース、ヨーロッパや日本(!)をツアーするまでになったのだ。彼らの音源は、高校生とは思えない驚愕の演奏による、まさしくレア・グルーヴの名に相応しいファンク~ジャズ・ファンクの嵐! しかし、学生バンドのレコードなので当然プレス枚数は1000枚未満……内容のFUNK度と稀少度から、オリジナルLPは全てコレクター垂涎盤となっていた。そんなカシミア・ステージ・バンドが残したアルバム8タイトルを世界初!一挙紙ジャケCD化!
■スウィンギー・ジャズファンク「Satin Soul」、タワー・オブ・パワーのカバー歌モノFUNK「Don’t Change Horses」、そして、スリリングなスパイ・ジャズ・タッチの4 ビートとファンクが交互に現れるエレピ入りの「Lockwood Drive」(中盤にはドラムブレイクも!)はバンドの進化を感じるクロスオーヴァー・グルーヴ!
PCD-24466 Synesthetica
2015.12.03
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さながら<エレクトロ版シー&ヒム>な夢心地のメロディアス・フィメール・ポップ!
名門Polyvinyl 発!オールディーズやボサノヴァなどの洒脱レトロ・サウンドとモダンなエレクトロの融合は、春のまどろみのような心地よさ!
ポートランドの男女5 人組ポップ・バンド、レディエイション・シティが、US インディ屈指の名門レーベル<Polyvinyl >へと移籍しての最高傑作3rd アルバムをここに完成!晴れて日本デビュー! まずは休日の青空のようなムードと軽やかなビートに心弾む極上のデイドリーミング・ポップM1“Oil Show”を必聴! デビュー以来の持ち味だった春めいた洒脱ポップ・サウンドはさらにネクストレベルの完成度へと達し、バンド・サウンドとエレクトロ・サウンドを巧みに織り交ぜながら生み出されるメロディアスなポップ・ワールドは、暖かな“もや”の中を漂っているかのようにどこまでもドリーミー。その中を時にコケティッシュに、時に妖艶に舞い飛ぶ女性ヴォーカリスト、エリザベス・エリソンの歌声もとろけるような心地よさでたまりません! 男性ヴォーカルのキャメロンがリードを務めるM4“Come And Go”も、バンドとしての彼らの魅力が際立った好ナンバー!男女ツイン・ヴォーカル・スタイルでオールディーズやボサノヴァ、渋谷系チックな要素を最高のモダン・ポップへと昇華した本作は、シー&ヒムや最近のベル&セバスチャンのファンにも猛烈にスイセン!
PCD-24458 Z
2015.11.27
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” REAL IS BACK !!! “
誰よりもそのアルバムが待たれたラッパーKNZZ。
不可能を可能にする “ラップミュージック”
全てのヒップホップが嫉妬し祝福する
1stアルバム “Z” が2016年1月27日遂に世に産み落とされる。
光さす闇の街 “東京” のノワール 希望の影が差す ギャングスタラップ
このアルバムは全てをぶっ飛ばし 新たなHIP HOPの歴史をズタズタに刻む元ICE DYNASTYの最重要人物 KNZZ。先を約束された才能をもつ不世出のラッパーであった彼は東京のHIP HOPの未来を担うと言わしめたその才能はストリートのドラマの中でその行方を絶った。
様々な噂や憶測がオーバーグラウンドで飛び交う中、KNZZはアンダーグラウンドでそのラップを研ぎ続けた。NOTORIOUS KNZZ。限界を超えアルバムを出すという目標と野望。新たなる才能や仲間との出会いの中でfebb / ONE-LAW / KYN / RYKEY / RUMCHOP 等の作品にラッパー(時にはトラックメーカー)として参加し、その鋭利なスタイルとスキルはより研ぎすまされ、その存在は一つのリリース一回のライヴが重なるごとに大きなものとなって行く。そしてその世界でも最重要なラッパーとその場に居るものが声を揃えて言う状況を作りあげた。
( その最中に登場したZEEBRA TVも話題を呼んだ。 )
高まる期待の中、1st EP “NOTORIOUS IS BACK” をリリースし、様々な場所を騒がせる。そしてそれはHIP HOPが戻って来たという話だ。ストリートミックステープ “IT’S TIP OF THE ICEBERG” は多くの年代の様々な所に存在する才能が集まり大きな動きが底にある事を示し、そしてそれが氷山の一角である事を伝える。
このアルバムがリリースされる事は必然だという事。KNZZの歩んで来た過去と現在。そして未来が詰まったこのアルバムは2016年1月27日リリースになる。正真正銘、東京の本物のギャングスタラップだ。
トラックメーカーには今までも数々のFL$なトラックを提供する今やアジアを代表するjjj。2015年のベストアルバムの一つに数えられ、KNZZ自身もサイケデリックな一曲に参加したBUSHMIND。今や日本のHIP HOPの重要作品に名を連ねる事の無いGENIUS、GOLBY SOUND。febbの盟友であり、最先端のトラックを作るぶっとんだ男、QRON-P。アルバムのリリースの噂もある無冠の帝王DOPEY。長年の仲であり処女作を提供しているというVINNY OCEAN ( DJ EIGHT ) 。意外な組み合わせのように感じるが若くから東京のプリンスとして大舞台に立ち続けるDJ SACHIHO。自身のメタファーであり今までも数多くのトラックを作って来たMAD KRANKE。JACKAの盟友でもありFREDDIE GIBBSやREAKWON等も手掛けるBAYAREAの極上のトラックメーカーDJ FRESH。YOUNG RODDY、TRADEMARK DA SKYDIVER等のJETS勢の作品を手掛けるB CORDERと多彩な重要人物が名を連ねる。
feat. には近年の盟友とも言える危険な香りを振りまく、11月に2ndアルバムをリリースしたばかりのラッパー、RYKEY。アメリカからはJETSよりTRADEMARK DA SKYDIVER。18PRODUCTIONより悪名高きラッパー敵刺。LIVEのサイドMCもつとめる東京注目の若手MC COOKIE CRUNCH。江戸川生まれ。渋谷や池袋を経由し東京に日本に世界にこのアルバムの中に広がるのはTRUEなG HIP HOP。最高のトラックと、臨場感溢れるKNZZのスピットが描く絵に乗る事を激しくオススメする。
PCD-24469 Here Come The Rattling Trees
2015.11.22
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ハイ・ラマズが約5年ぶりのニュー・アルバムとともに帰ってきた!最上のアレンジとハーモニーを備えた、すばらしく温もりあふれるポップ・ソングを享受するときがまたやってきたのだ!
ハイ・ラマズ、約5年ぶりのニュー・アルバムは、演劇として最初に披露されなければならないというショーン・オヘイガンの意向の基に制作された。本作は、6人のキャラクターが登場する物語のためのサウンドトラックである。ショーン・オヘイガンのやさしいヴォーカルと、エレクトリック、アコースティック、シンセの多彩な楽器の数々が、イギリスの労働時間を表現する。極上のメロディとシンプルかつ味わい深いアンサンブル……。“ラマズ”印の新たな傑作が誕生した。
【お詫びと訂正】
お客様各位
本商品の帯と解説書の表記に誤りがございました。
《タイトルト誤表記》
〈誤〉ヒア・カムズ・ザ・ラトリング・トゥリーズ
↓
〈正〉ヒア・カム・ザ・ラトリング・トゥリーズ
お客様には大変なご不便をおかけしましてまことに申し訳ございません。以上のとおり訂正させていただきます。今後、このようなことの発生しないよう、細心の注意を払ってまいります。何卒、ご容赦たまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
PCD-24439 GLOW IN THE DARK
2015.11.20
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“ラブホなう”のビッグ・ヒットから早2年半・・・ついにあのラッパーが帰ってくる!KUTS DA COYOTE、待望のセカンド・アルバム!KOWICHIやMARIA (SIMI LAB)、Y’S、J-REXXXらが参加!
数々のアンサー/リミックスを生み、大きなムーブメントとなった“ラブホなう”、そしてそれを収録したデビュー・アルバム『Escape To Paradise』で高い評価を獲得し、シーン内外で大きな注目を集めたラッパー、KUTS DA COYOTE!新たに新進ヒップホップ・レーベル、THE FOREFRONT RECORDSへ加入し、2年半ぶりに放たれる待望のニュー・アルバム!
◆ 東京ストリート・シーンで暗躍する神出鬼没な集団、EMERALDの首謀者的な存在であり、2013年に数々のアンサー/リミックスを生んだ大ヒット曲“ラブホなう”とそれを収録したデビュー・アルバム『Escape To Paradise』のリリースし、シーンを大いに沸かせたラッパー、KUTS DA COYOTE(カッツ・ダ・コヨーテ)!
◆ その後もJOYSTICKKやKOWICHI、MARIN、DABOら、数多くのアーティストの作品へ参加し、引き続きシーンを沸かせ続けていたKUTSが、新たにY’Sや十影らを擁する新進ヒップホップ・レーベル、THE FOREFRONT RECORDSへ加入!2年半ぶりとなる待ち望まれたニュー・アルバム『GLOW IN THE DARK』をついにリリース!
◆ 先行第一弾シングルはMARIA(SIMI LAB)をフィーチャーした最高にドープなゾンビ・シット“脳ミソくれ”!KID FRESINO作品などで知られるヴィジュアル・クリエイター、Mina Ohmatsu嬢とのコラボレーションによるミュージック・ビデオを始めとしたヴィジュアル戦略もプラン!第二弾シングルにはレーベルメイトとなったY’Sとのコラボによる“夜遊び Skys The Limit”(ミュージック・ビデオは“ラブホなう”などKUTS作品ではお馴染みなHAVIT ART!)、第三弾シングルには人気レゲエ・アーティスト、J-REXXXとのコラボによる“深く考えなくていいよ”をリリース!
◆ その他には盟友であるEMERALDの面々やヒットを連発しているKOWICHI、“ラブホじゃいや”を始めとする絶妙なコラボ曲を発表しているシンガー、MARIN、らが参加!
PCD-24468 SF
2015.11.20
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岡村靖幸、プリンス、井上陽水までをも飲み込み、ニュースタンダードを築くネオ・ソウル歌謡シンガー入江陽。前作『仕事』が高い評価を得た入江の約1 年ぶりとなる新アルバムが完成!面白おかしく泣けてくる変幻自在にして超直球、すこし不思議なソウル・フレイバー・マッドネス!
粗悪ビーツ、butaji との共作7inch、EP を経て、更に歌いまくる入江陽。
US トラップやUK グライムなどのダンス・ミュージックにも接近し、「歪な愛のカタチ」を綴った更にオーバーフローする言語感覚。全編みずみずしい先鋭性が宿り、なのに何だか愛嬌たっぷり親しみ溢れる大衆性。歌謡と黒人音楽、陽気で狂気な3rd フルアルバム誕生!
大谷能生プロデュースによる2nd アルバム『仕事』が多くの評論家、ミュージシャンから絶賛を博して迎えられたネオ・ソウル歌謡シンガー入江陽。昨年末のD’Angelo and the Vanguard のリリースを皮切りにここ日本でもcero やSuchmos、Lucky Tapes といったアーティストたちによってブラック・ミュージックへの傾倒がみられたが、入江陽こそが日本で脈々と紡がれる大衆歌謡曲と黒人音楽の架け橋となる異端にしてかつニュースダンダードな存在と言えよう。今作は日本にグライムを持ち込んだトラックメイカーsoakubeats やEspecial への楽曲提供、アナログ・フォーマットでのリリースで話題を集めているシティポップ・ユニット檸檬のAwa、sim や孤回で知られる大島輝之他、何人かの共作者を迎え、セルフ・プロデュースでの制作に踏み切る。より軽快でキャッチーな方向性に舵を切ったバラエティとユーモア詰まった作品になった今作にはどことなく80 年代テイストが漂う。エンジニアはツチヤニボンド最新作でも緻密で重厚感のあるミックスが高い評価を得ていた中村公輔が前作に続き担当。全編通じて、メロウで歌謡的、親しみのあふれる美しいメロディーにシュールかつトチ狂った言語感覚が言葉遊び的に混じり合う。固有名詞も多いその情景描写の妙は聴後、快感に近い中毒症状を与える。陽気で狂気な「日本のヨーガク」の後継者のポップ劇場、第三幕。
PCD-18809 立ち止まれば
2015.11.20
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■藤島晃一のブルーズは他のブルーズと違って、世界で唯一無二のものです。彼の絵に関しても写真に関しても同じことがいえます。その世界に一度触れると必ず引きずり込まれて行くものがあるので、注意してくださいね!
―ピーター・バラカン
ピーター・バラカン氏が大絶賛する高知在住ブルースマンにして画家。イギリスBBC 放送で紹介され、番組ゲストに招かれたこともあり。わざわざ四国の原地にまで会いに行きNHK の番組で話題となった藤島晃一。時間があればアメリカ南部の路地を我が故郷のようにギター片手に練り歩く。
待望の新作は全13 曲+31P イラスト・ブック付き限定スペシャル・デジパック仕様。
唯一無二。魂の、路上のブルースマン!
PCD-24467 I Will Be Waiting
2015.11.20
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金澤寿和監修< Light Mellow Searches >から北欧AOR の超新星が登場!<ポスト・オーレ・ブールド>最有力の若き逸材!
「弱冠21 歳。スティーリー・ダンやエアプレイ、ペイジスなど、70 ~ 80 年代AOR にディープな愛情を注ぐウィリアム・シークストローム、いま北欧スウェーデンから。都市型サウンド・クリエイターの若年化が進むのは、やはり日本だけではなかったことを痛感させられる衝撃的日本デビュー」
―金澤寿和
全AOR ファンがマストでチェックすべき若き超逸材シンガー・ソングライター、ウィリアム・シークストロームが北欧から鮮烈なる日本デビュー! スティーリー・ダンやペイジズ、アル・ジャロウなど70 ~ 80 年代のAOR/ ウエストコースト・サウンドをこよなく愛し、それを見事なセンスで現在に蘇らせる彼は、なんとまだ21 歳! スウェーデンの閑静な街ウメオにある自宅スタジオでほとんどの楽器を自ら演奏し、レコーディングされた本作は、しかしながらとても宅録とは思えぬ、そしてとてもデビュー盤とは思えぬ素晴らしきクオリティ!往年の名アーティスト達への愛情がたっぶり詰まったメロディとサウンドメイクに、柔らかなイイ声。今や現行AOR の旗手としてシーンをグイグイ引っ張るお隣ノルウェーの先輩オーレ・ブールドに続けとばかりに、北の地から良質AOR を発信するウィリアムの今後の活躍が今から楽しみでなりません!
日本盤には、YouTube で公開されているアルバム未収録曲「You Are Runnin’」の再録バージョンに加え、AOR ファンが思わずニンマリするペイジズ「Come On Home」、デヴィッド・ロバーツ「Wrong Side of the Tracks」のカヴァーという3 曲のボーナス・トラックを追加収録!
PCD-24461 Kashmere “73” Live in Concert
2015.11.20
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テキサスの高校生バンドがヨーロッパ・ツアーを敢行という快挙を成し遂げた73年にリリースしたライブ盤! “FUNK校歌”なオリジナル曲「Kashmere」をはじめ、キラーなドラム・ブレイクやウネるグルーヴィー・ベースの数々は、この頃がバンドの絶頂期だったことを感じさせてくれる。レア・グルーヴ~ファンク・ファン必携の名盤!
アメリカはテキサス州ヒューストンの黒人居住区“カシミア地区”にあったカシミア高校。ブラックパワー吹き荒れファンク・ミュージックが勢いを増す60年代末に赴任してきたコンラッド・O・ジョンソン先生は、時代を読み取る鋭いセンスと指導力で吹奏楽部をファンク・バンドへと変身させた。この、異質すぎるファンキー・ブラス・バンドは全米コンテストで連覇を飾るなど大活躍、それだけに留まらず、69年~75年にかけてなんと8枚ものアルバムをリリース、ヨーロッパや日本(!)をツアーするまでになったのだ。彼らの音源は、高校生とは思えない驚愕の演奏による、まさしくレア・グルーヴの名に相応しいファンク~ジャズ・ファンクの嵐! しかし、学生バンドのレコードなので当然プレス枚数は1000枚未満……内容のFUNK度と稀少度から、オリジナルLPは全てコレクター垂涎盤となっていた。そんなカシミア・ステージ・バンドが残したアルバム8タイトルを世界初!一挙紙ジャケCD化!
■オリジナル曲(FUNK 校歌!?)「Kashmere」は冒頭からタイトなドラム・ブレイク!そして曲中にもバーナード・パーディーばりの美味しすぎるブレイク多数! 2001 年に<Stones Throw>がリリースした名作コンピ『The Funky 16 Corners』に収録され、トップ・ディガーのみぞ知る存在だったカシミア・ステージ・バンドの名が驚きと興奮を持って世界中に認知されるきっかけとなった名曲だ!ブラックスプロイテーション映画クラシック「Shaft」(「黒いジャガー」)のテーマも、オリジナルを凌駕するレベルのスリリングなKILLER カバー!さらに鬼グルーヴィーなベースが引っ張るヤング・ブラック疾走FUNK の「Head Wiggle」も、ホントにこれ高校生の演奏ですか…驚愕!スタジオ録音盤と変わらぬクオリティ+ライブならではの緊迫感も加わった73 年リリースの5 枚目!