メディア: CDリリース情報

PCD-28037 Last Picture
2017.06.08

昨年、惜しまれつつこの世を去った日本を代表するマルチリード奏者、宮本大路。40年来の盟友である三宅純のプロデュースにより、生前より温めていた“ラスト・アルバム”がここに完成。

「宮本大路は私の音楽に必要不可欠な存在だった。いつまでも存在してくれるものだと思い込んでいた。予想を痛快に裏切るアプローチで、時に共演者を震撼させ、時に微笑みを誘い、音楽に色彩感と立体感をもたらしてくれる、そんな彼はもう居ない。最後の輝きを刻印したこのアルバムを彼に捧げたい」 ―三宅純

白いバリトンサックスがトレードマークのマルチリード奏者として、80年代から現在に至るまでジャズシーンの第一線で活躍してきた宮本大路が、2年間に亘る癌との闘いの末、2016年10月11日にこの世を去った。20年間メンバーを務めた熱帯JAZZ楽団や、自身のユニットであるPINK BONGO、CROSS COUNTERなどで精力的にリリース/ライヴ活動を続けてきた宮本だが、中でももっとも強い信頼関係を築いていた音楽家といえば、三宅純に他ならない。

70年代、バークリー時代からの盟友であり、三宅のデビュー・アルバム『June Night Love』(1983)から最新作『Lost Memory Theatre -act-2-』(2014)までの全作に参加してきた宮本は、闘病の最中、自身の“ラスト・アルバム”と位置付けたソロ・アルバムのプロデュースを三宅に打診する。そうして両者は2016年から制作に着手。しかしながら宮本は、アルバムの完成を見ぬまま、志半ばで天へと旅立ったのだった…。だが、残された三宅は、宮本の念願でもあったこの作品を形にすることを決意。「両者のコラボレーションという意味で、現段階で作り得る最良のオリジナルアルバムとはどんなものか」を模索した結果、こうして本作『Last Picture』の完成に漕ぎつけた。

あくまで宮本大路本人自演であることに拘った本作は、舞台「幽霊たち」への提供曲など、これまでCDリリースされたことのない近年の音源を中心に、宮本の多彩な演奏をフィーチャーした三宅の楽曲全12篇によって構成されている。中でも本作のために書き下ろされ、生前最後のレコーディングとなった多重録音によるサキソフォンカルテット「Last Picture」は、聴く者の心を強く震わせる渾身の演奏だ。多くの音楽ファン、ミュージシャンたちに愛された宮本大路という名プレイヤーの真摯な演奏の数々を、この最後のオリジナルアルバムで存分に楽しんでいただきたい。

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PCD-25226 It Is Love
2017.06.08

金澤寿和監修<Light Mellow Searches>新作!

アース・ウィンド&ファイアーの元リード・ギタリスト兼ヴォーカリストとして今も人気を誇るシェルドン・レイノルズが満を持して放つ初リーダー作!

「80年代のアース・ウインド&ファイアー活動再開時、新加入ながらモーリス・ホワイトの右腕として多大な貢献を果たしたシェルドン・レイノルズ。EW&Fのカヴァー曲を含むリーダー作が、ここに完成」 ―金澤寿和

コモドアーズやモーリス・ホワイトのソロ作品への参加を経て、再始動後のアース・ウィンド&ファイアーに加入。モーリスの右腕としてギターに歌に作曲に…と80年代後半~90年代のバンドを支えた中心人物のひとりであるシェルドン・レイノルズが、意外にも初となるリーダー作をリリース!EW&Fマナーの華麗なオリジナルから、スウィートなバラード、シェルドンのペンによるEW&F曲のセルフカヴァー「Sunday Morning」に、バンドの大ヒット曲「Sing A Song」のカヴァーまで多彩な楽曲を収録。EW&F時代から歌声に定評のあったヴォーカリストしてのシェルドンを本作では存分に楽しめます!

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PCD-22401 JAZZHOP
2017.06.08

Ryohu (KANDYTOWN)によるラップがフィーチャーされた日本盤オンリーのスペシャル・ボーナス・トラック収録!

これぞジャズ・ヒップホップ!華麗なサンプリング、流れる様なフロウが冴え渡る!シーンの立役者ケロ・ワンが原点回帰を見せた最高にメロウな最新作を発表!その名もズバリ『JazzHop』!

ジャジーでスムースでメロウなセンス抜群のそのサウンドは輝きを増すばかり!ベイエリアのヒップホップ・クルー、HBKギャングのアズールと共に、ケロ・ワンがド・ストレートなジャズ・ヒップホップを久し振りに披露!更に日本盤の目玉として、ヒップホップ・シーンを席巻するKANDYTOWN所属の呂布によるラップをフィーチャーした極上のコラボレーション・トラックを収録!ロバート・グラスパー、ケンドリック・ラマーなどに馴染んだ耳で聴きたい”ジャズ”なヒップホップ・シリーズ「We got the JAZZ」が提唱する今聴くべきアルバムは正しくこの1枚だ!

wegotthejazz

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PCD-24640 Old Souls Carnival
2017.06.08

フランスのマッドリブ! マルチ・インストゥルメンタリストにして屈強なビート・メイカー、メドライン! 生音とファットなトラックを自在に操り生み出したファンク~レアグルーヴ・ビーツ・アルバム!

これまでのリリースはヴァイナルのみ!! 日本盤CD限定としてボーナス・トラック6曲、更に彼の十八番であるヒップホップ・クラシック、レッドマン「Soopaman Luva 3」、ビートナッツ「Ya Don’t Stop」の元ネタとしても有名なヒース・ブラザーズの大名曲「Smilin’ Billy Suite Pt II」のカヴァーを収録!

ドイツの名レーベルMelting Pot よりリリースした、ロイ・エアーズ「Everybody Loves The Sunshine」のカヴァーがファンク~ヒップホップの両DJに絶賛され一躍話題を呼んだアーティスト。2013年にリリースした前アルバム『People Make The World Go Round』では、激レア・ディープ・ファンクとして名高いJ.C. デイヴィスの「A New Day」を皮切りに、スタイリスティックス「People Make The World Go Round」、ドナルド・バード「Wind Parade」など全編名作のカヴァー曲で構築。持ち味の野太いビート、ディグ精神により磨きがかかったセンスが光る本作『Souls Carnival』は、間違いなくファンク/レアグルーヴ~ヒップホップ好きのどちらにも突き刺さるアルバムだ。

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PCD-20383 Windmills Of The Soul
2017.06.08

We got the JAZZ
ロバート・グラスパー、ケンドリック・ラマーなどに馴染んだ耳で聴きたい”ジャズ”なヒップホップ

「いまジャズがカッコイイ」という感覚が浸透してきている昨今。
ジャンルを横断した、今のシーンにマッチしたサウンドをお届けする「We got the JAZZ」シリーズ

デビュー作にしてジャズ・ヒップホップの最高傑作として名高いケロ・ワンの出世作『Windmills Of The Soul』が、新作のリリースに合わせて念願の再発!

リリースから12年経った今でも全く色褪せることのないジャズ・ヒップホップ・シーンのマスターピース・アルバム! アーマッド・ジャマルの名曲「Dolphin Dance」の美しいピアノの音色をサンプリングした「In All The Wrong Places」を筆頭に、ジャズとヒップホップのどちらの魅力も存分に引き出したサウンドがひしめき合う最高の内容!「We got the JAZZ」シリーズになくてはならない、これこそ大本命盤アルバムです!

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PCD-17764 Nothing But A House Party – The Birth Of The Philly Sound 1967-71
2017.06.08

洗練の極みを体現した、あの華麗なるフィリー・サウンド誕生の秘密を探るコンピレーション!

60年代半ばのモータウン・サウンドと同じく、70年代のフィリー・サウンドはフィラデルフィア・インターナショナル・レコードの設立とともに一夜にして突然、出現したわけではない。本コンピレーションは、1967年から71年の間にフォーカスし、いかにしてフィラデルフィア産の作品が60年代初頭の軽いキャミオ/パークウェイのサウンドから、相当に独創的で洗練されたものへと変化していったかをとらえたものである。収録曲に参加しているミュージシャンのほとんどは後のMFSBのメンバーになる面々で、1971年から76年にかけてのフィリー産ブラック・アメリカンの作品のほぼすべての音楽的なバックボーンになっている。ソングライターやプロデューサーの多くも、70年代にはるかに大きな名声を得ることになる連中だ。フィラデルフィアがいかにして20世紀のソウル・ミュージックにおける最重要都市のひとつとなったか、その秘密がここに明かされる!

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SKYK-01 スキヤキス
2017.06.08

イイ顔&声の南方系シティ・ボーイ、モッチェ永井と、南海サックス人情派バリトン・サックス奏者、浦朋恵による、「スカ+歌謡曲=ス歌謡」を標榜するバンド、その名もスキヤキス!

東西を代表する重量級の2人の華やかなツイン・ヴォーカル・スタイルで、スカやロック・ステディのリズムにのせて日本語で繰り出されるオリジナル・スキヤキ・チューン(ホロリあり)。秋廣真一郎(g)、伊藤大輔(g)、森影亘(ts)、小粥鐡人(b)、森俊也(ds)という日本のジャマイカン・スカ/ロック・ステディ・シーンを牽引するスペシャルな顔ぶれ(TETSUNIQUES / Dreamlets / Matt Sounds / J.J session / ex. Rocking Time /etc…)によるソレをお聴き&お見逃しなく

〈メンバー〉
モッチェ永井 (Vo)/浦朋恵 (Vo, Baritone Sax)/森影 亘 (TenorSax)/秋廣 真一郎 (Guitar)/伊藤大輔 (Guitar)/小粥 鐵人 (Bass)/森 俊也 (Drums)

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DMF-001 GOD MALVERDE
2017.05.24

噂の#DMF 「DAWG MAFIA FAMILY」 よりA-THUGのSTREET SHITが5/31に完全限定盤としてリリース !

色々と降らせながら街を騒がす噂の集団DOGGIES、そして最近よく名前を聞くDAWG MAFIA FAMILY。新たなプロジェクトとして、DAWG MAFIA FAMILYよりA-THUGのSTREET CDが5/31にリリース。DOGGIESのアルバムで聴かれたあの曲やこの曲、、近年のゲストワークにDOGGIES ( febb, KNZZ, J-SCHEME ) との噂の集団DAWG MAFIA FAMILYによる新曲2曲を収録。そのうちの1曲、”THUG PASSION”はLIL UZI VERTやCHIEF KEEF、RICK ROSSらを手掛けてきた注目のプロデューサー、DP BEATSのプロデュース曲とのこと。
NEXT MOVEへの売り上げを作るために制作されたというこのSTREET CD。A-THUGは最高のラッパーだ。そしてこの3桁の枚数のみの完全限定盤はSTRICTLY STREET HIP HOP。そう思ったならこの作品に間違いなく投資するべきだ。

A-THUGより
「シャバに出て来て一年 フィーチャリングした曲がdopeだから コンピレーションアルバムを出したかった!新しい自分の曲もリリースしてないのがあって、それを1つにしたらdopeになった!DMFの新しいタイトルも ビデオもこれから出るから動きがもっとdopeになる !  その曲も、このコンピレーションアルバムに入るからdopeでしょ!」

とのメッセージも届いております。MOVE DOPE。

 

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PCD-18823 Rockin’ And Rollin’
2017.05.18

blues.the-butcher-590213 10th Anniversary
永井ホトケ隆×沼澤尚×中條卓×KOTEZ=ブルーズ・ザ・ブッチャー。その結成10周年を記念する、うつみようこをゲストに迎えたニュー・アルバム!

■永井“ホトケ”隆(g/vo)、沼澤尚(ds)、中條卓(b)、KOTEZ(hca/vo)から成る日本屈指のブルーズ・コンボ、ブルーズ・ザ・ブッチャー。そのムッシュかまやつ(RIP)、ジェームズ・ギャドソンとの共演盤を含めて通算第8作となるニュー・アルバム。
■今回のテーマはブルーズ豊穣の地、テキサス。リル・サン・ジャクスン、フランキー・リー・シムズら、ダウンホーム系から、Tボーン・ウォーカー、ゲイトマウス・ブラウンら、モダン~ジャンプ系まで、すべてをbtb流に料理! うつみようこ(元メスカリン・ドライヴ~ソウル・フラワー・ユニオン)をゲストに迎え、テキサス・ブルーズの真髄を追求する!
■沼澤尚と中條卓の超強力リズム隊が生み出す鉄壁グルーヴに、永井“ホトケ”隆のディープなブルーズ・シンギング&ギターと、KOTEZのパワフルなハーモニカ&ヴォーカルが乗る唯一無二のバンド・サウンドはますますパワーアップ! 年間平均50本以上のライヴで鍛え上げられたそのアンサンブルはもはや向かうところ敵なしといったところ。ワイルドなロッキン・ブルーズから豪快なジャンプ・ブルーズ、干からびたカントリー・ブルーズまで、すべてをbtbグルーヴで染め上げる!
■今回も小細工は一切なしの完全一発録り。btbのディープ・ブルーズ・グルーヴを知り尽くしたおなじみの内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND等)の録音&ミックスによる格別の“鳴り”を体感してほしい。
■今回、アートワークを手がけるのは、放蕩画家の異名を持つイラストレイター、久原大河。インパクト絶大のイラストでbtbのディープ・ブルーズ・ワールドを表現した秀逸なデザインに仕上がっている。

 

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PCD-22400 Somersault
2017.05.18

「ホットな奴らのホットな頭脳、ビーチ・フォス・ドッグの新譜をお試しあれ!」
―マック・デマルコ

ブルックリン・インディの重要バンド:ビーチ・フォッシルズ、超待望の4年ぶり新作が年間ベスト級に素晴らしい!!

まるで記憶の彼方で鳴り響くネオアコのような、どこまでも気怠く、儚く、美しい青春のきらめきが詰まった大大大傑作!Captured Tracksファンはもちろん、80’sネオアコ/ギターポップ・ファンの心もトロけさすこと間違いなし!

ワイルド・ナッシングやマック・デマルコと並ぶCaptured Tracksの看板アーティストとして人気を誇り、かつては現DIIVのザカリー・コール・スミスも在籍していたNYブルックリンのローファイ・サーフ・ポップ・トリオ=ビーチ・フォッシルズが、2012年の前作『Clash The Truth』以来4年ぶりとなる新作3rdフルアルバムを完成!今回はCaptured Tracksを離れ、フロントマンのダスティン・ペイサー自身が運営するBayonet Records(フランキー・コスモスも所属)からのリリース。前作ではスミスやジョイ・ディヴィジョンなどの影響を感じさせるややダークで耽美的な音世界を構築した彼らだったが、今回は柔らかな光に包まれたような淡いサイケテイストが全編を満たし、時にメロウなサックスやフルート、ストリングスもフィーチャーしながらリスナーを陶酔の淵へと導いてゆく。青春の匂いを纏った甘く切ないメロディを紡ぐ残響ヴォーカルと洒脱なコード進行が織りなす音世界は、ただひたすらに心地よく、まるで遠い記憶のどこかで鳴り響くネオアコのように非現実感と懐かしさが交錯する。シンプルにして永遠に浸っていたい極上の傑作だ。

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