ジャンル: JAZZアーティスト情報
BENNY LACKNER TRIO
2016.02.24
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MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS
2016.01.22
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PCD-24495 You & I
2016.01.16
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これはまるで夢幻の国のビリー・ホリデイか?!セピア色のノスタルジーの中に身も心もゆったりと溶け出してゆく究極の心地よさ・・・
フランスの良質レーベルNo Format! から、時代もジャンルも超越した歌姫がデビュー。気品と味わいに満ちたレイドバック・ヴォーカルと幻想的なサウンドが生み出す真の“癒し”がここにある…
ロンドンが生んだ稀代のブラックビューティ、アラ・ニ。BBC の人気番組:ジュールズ・ホランドの『Later』に出演したり、人気フォーク・ポップ・バンド:ヴィレジャーズと共演したりとすでに本国でも大きな注目を集める彼女が、とろけるように美しいデビュー・アルバムを完成。
リリースはゴンザレス『ソロ・ピアノ』をはじめ美しくも先鋭的な傑作をリリースし続けるフランスの超良質レーベル< No Format! >から。
2015 年の四季ごとにアナログ/配信限定でリリースされた4 枚のEP『Spring』『Summer』『Fall』『Winter』を1 枚にまとめ、移りゆく1 年間の物語となっているこのアルバム。冒頭『Cherry Blossom』のうっとりする美声と花霞のように幻想的なサウンドで幕をあけると、アルバムはどこまでもゆったりと優美に展開してゆきます。随所にNo Format! らしいモダンな音響美学を感じさせながらも、彼女の歌はまるで戦前のラジオから流れてくるスタンダード・ナンバーのようであり、モノクロの恋愛映画のサウンドトラックのようでもあり、はたまた幼い頃に聴いた母の子守唄のようでもあり・・・。
まるでビリー・ホリデイのような滋味深さと気品を湛えたその歌声は真の“癒し”であり、ノラ・ジョーンズなどのジャジー・ポップの“その先”ともいうべき究極のレイドバックといえます。
何もかもが慌しい現代においてもっとも必要とされるのはこういう歌じゃないでしょうか。アラ・ニの歌に身も心も委ねてみて下さい。心がそっと解きほぐされてゆくのがわかるはずです・・・
PCD-25192 NEW YORK AFTERNOON
2016.01.02
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マーク・ロンソン、エイミー・ワインハウス、パティ・オースティン、アイアート・モレイラ、インコグニートなど数々の偉大なミュージシャンに起用されてきたラテン・パーカッショニスト、スノウボーイのキャリア30 周年を飾る16 作目となる新作!ラテン、キューバンだけではなく、フリーソウルやレア・グルーヴのファンやオシャレなカフェ・ミュージックを探すリスナーの心も鷲掴みにできるトラディショナルかつ意欲的な最新作!
◆まずは「New York Afternoon」「Oxen Free」「Olé Mambo」をぜひ聴いてください!!
オリジナルはリッチー・コールとエディー・ジェファーソンによるジャズ・ダンス・クラシックであるタイトル曲の心温まる好カヴァー。フリーソウルのファンもきっと気に入るモダン・ラテン・ソウル「Oxen Free」「Better」。スノウボーイのトレードマークでもありマンボのクラシックでもある「Olé Mambo」のオーセンティックなカヴァーなど・・・
自らがリーダーを務めるヨーロッパで最も人気の高いアフロ・キューバン・ジャズ・グループのメンバーとともに制作された今作は、その圧倒的なスキルは当然のことながら、ラテンやキューバの音楽に馴染みのないリスナーもきっと心動かされるであろう優良曲のみを収録!
PCD-24474 SiSKIYOU
2016.01.02
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「ベニー・ラックナーは透明度が高くとても新鮮で明確な作曲スタイルを持っている。彼は自分のトリオのために素晴らしい作曲方法を見つけ出したのだ」
─ ブラッド・メルドー
ブラッド・メルドーに師事し、その腕を磨いてきたピアニスト、ベニー・ラックナー率いるトリオ名義の新作アルバム!師からの影響も感じさせる作風に、日本人好みのメロディ、デヴィッド・ボウイなどの楽曲のカヴァー、洗練された音響処理の感覚・・・現代ピアノ・ジャズの最先端を突っ走る傑作!
◆ ALL ABOUT JAZZ もベニー・ラックナー・トリオのベストと評価する最新作!
ジャズの名門サイトも最高傑作と評価するベニー・ラックナー・トリオの5 作目となる最新作が国内盤でようやくリリース。デヴィッド・ボウイの名曲「Cygnet Comittee」や、映画『シュガーマンを探して』で一躍脚光を浴びたロドリゲスの「Sugarman」のカヴァーもわかりやすいところだが、日本人の琴線に触れるピアノの旋律と、ロックな色合いのスタイルやときにドラムンベースのような機械的なリズム、アナログとエレクトロニックの両方のデヴァイスを絶妙な感覚でミックスするセンス、そしてタイトにまとまったトリオのバランスは高評価に値する一枚。ビル・エヴァンス的なアプローチだった前作よりもさらに内省的で、美しさを増したスタイルはまさに現代ピアノ・ジャズの最先端を突っ走る傑作!
PCD-21028 Out Of The Blue
2015.12.17
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寒い季節に心を温めてくれる、南国ムード満点の“アイランド・ジャズ”が帰ってきた!
スペイン発のスウィートでスムースなジャマイカン・ジャズ・バンド、ジ・オーディアンズによるスタジオ・アルバム新作が完成!日本デビュー作『アイランド・ジャズ・セッションズ』が爆発的ヒットを記録し、日本のCD ショップのジャズ・カテゴリーに“アイランド・ジャズ”という風穴を開けてから早3 年。紅一点の女性ヴォーカリストの変更により、さらにアダルティーで艶やかなヴォーカリストを迎えての新生ジ・オーディアンズによる最高傑作の誕生!
◆ヴィンテージ感溢れる南国ムード満点の“ アイランド・ジャズ” が再び!
60 年代のジャマイカ音楽である“スカ”を現代版にアップデートし続けるジ・オーディアンズの最新アルバムが遂に完成!日本でのデビュー作となった企画盤『アイランド・ジャズ・セッションズ』はスウィートでスムースでジャジーなフレイヴァーが大好評で一部のCD ショップで爆発的なヒットを記録!今作もヨーロッパでのスカ/ロック・ステディ音楽の中心的存在であるレーベル、リキデイターからのリリースでバンドの最高傑作とも言える完成度!!
◆ビター・スウィートな新ヴォーカルの加入によってアダルトな魅力が更に深みを増す最新作!
演奏力も含め、ジ・オーディアンズ流のジャマイカン・ジャズ・サウンドは高く評価されているが、前作までは紅一点の女性ヴォーカルのキュートな歌声もその評価の一因だったのかもしれない。今作では新ヴォーカリスト、ソフィー・ウェルズが新たに加入し、ビター・スウィートで落ち着いたトーンの声はバンドの持つオトナな魅力をグッと成熟させた!
「Living Upside Down」「Same Old Song」「Love Me Before I Leave」などのヴォーカル曲は前作でこのバンドを知ったリスナーも大いに満足できるグッド・チューン!「A Man And A Woman」の激甘なカヴァーはアルバム屈指のスウィートネス!タイトル曲「Out Of The Blue」や「Red Hot Getawey」等のインスト楽曲ももちろん素晴らしいが、惜しくも急逝したリコ・ロドリゲスへのトリビュート曲「Song For Rico」も涙をさそうアルバムのハイライト!前作同様にインスト曲とヴォーカル曲が良い塩梅で構成され、南の島のサンセットをのんびりと見ながら聴きたくなるようなゆったりチルでムーディーな南国フレイヴァーはオーセンティックなスカ・ラヴァーもカフェ・ミュージック好きにも強力プッシュ!
PCD-25193 Live In Tokyo
2015.12.17
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鬼才ギタリスト、マーク・リーボウがフィリー・ソウル愛を爆裂させた最新プロジェクト=ヤング・フィラデルフィアンズ!待望の初リリースは熱狂の東京公演を収めたライヴ盤!
ジャマラディーン・タクマ(b)、カルヴィン・ウエストン(dr)、メアリー・ハルヴォーソン(g) +ストリングスによる最強布陣であの「ハッスル」などのクラシックスを過激にグルーヴィに解体!アノ日の興奮が鮮やかに蘇る!!
NY が世界に誇る鬼才中の鬼才マーク・リーボウ待望の新作は、フジロックフェスティバル’14 に出演し、日本ツアーも行ったヤング・フィラデルフィアンズ名義での初リリースとなるライブ盤! しかもその日本ツアーから2014 年7 月28 日の渋谷クラブ・クアトロ公演を収録というから日本のファンにはたまらない!
ヤング・フィラデルフィアンズは、故オーネット・コールマンがファンキー・サウンドを展開したバンド=プライム・タイムと70 年代フィリー・ソウルに対するトリビュート・プロジェクトで、メンバーはそのプライム・タイムの一員でもあった名手ジャマラディーン・タクマ(b) とカルヴィン・ウェストン(dr) に、アヴァン系注目の若手女性ギタリスト、メアリー・ハルヴォーソンを加えた最強の4 ピース!さらに3 人のストリングスも華を添える!そしてなんとレパートリーはおなじみのフィリー・ソウル名曲の数々ときた! いつになくグルーヴィでキャッチーなサウンドに心地よく体を揺らす各曲のオープニングはほんの序の口。次第にいつもどおりギャンギャンのギターと共に派手にバーストしてゆく曲後半にかけてのカタルシスは尋常じゃなく、ラストの「ハッスル」などは痛快の極み!
ポケモンなど数多くのゲーム作品でもおなじみの漫画家/イラストレーター=伊藤あしゅら紅丸が手掛けたカバーアートにも注目!
PCD-24475 Gathering
2015.12.17
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崇高なまでに美しいフォーキー・ジャズ・シンガー・ソングライター、ゲイリー・マークスの73 年名盤1st が待望の復刻!日本初CD 化!
枯淡とも言うべき歌世界と名手たちによる高度なジャズのエッセンスが見事に融合されたサウンドは、ケニー・ランキンやマイケル・フランクスのファンも必携。ジョン・スコフィールドの初レコーディング作としても有名。
70 年代のフォーキー・シンガー・ソングライターの系譜においても、ジャズの影響を多分に受けた独自の音楽性や参加アーティストの顔ぶれからジャズ・ファンにも愛される米男性SSW、ゲイリー・マークス。そんな彼のディスコグラフィの中でも、2nd『Upon Oanda’s Wing』(1977) と並び称される名作1st『Gathering』(1973) がついに日本初CD 化。2007 年にKindred Spirits によって初CD 化されて以来、実に9 年ぶりの復刻となる。セルフ・プロデュースにより制作された本作には、若き日のジョン・スコフィールド(g) も全面参加。アコギ、ピアノ/エレピ、サックスやヴィブラフォンなどが織りなすサウンドは繊細にして洒脱で、しっとりと濡れた空気の中に凛と冴え渡る月灯りのようなクールさがたまらない。ケニー・ランキンやマイケル・フランクス等、同じジャジーなテイストのシンガー・ソングライターと比べても、内的宇宙を見つめるような深遠な味わいとガラス細工のようなピュアネスを強く感じさせるゲイリー・マークスの美しき歌世界。その魅力がもっともよく現れた1 枚がこのデビュー盤である。