ジャンル: JAZZリリース情報

PCD-23936 The Awakening
2008.06.06

Groove Merchantの諸作でおなじみのピアニスト、マイク・ロンゴがMainstreamに残した極上のパーティ・ファンク・アルバムが登場!全編打ちまくりのファンク大会で、御大ディジー・ガレスピーがコンガで参加という珍事も発生!

このアルバムはホントに最高。ディジー・ガレスピー一家の若頭的存在だったイケてるピアニスト、マイク・ロンゴはMainstreamに2枚残してるけど断然こっちがスゴイ。ガレスピー一家大集結という感じで、番頭格のジェームス・ムーディ(ts)以下、カーティス・フラー(tb)、ヴァージル・ジョーンズ(tp)、ロン・カーター(b)のほか、御大ガレスピーも何とコンガで参加。全編手のつけようが無いファンク大会だが、聴き所はミッキー・ロッカーの手数の多いドラム。スコーンとキメる快感で脳内麻薬噴出。高速8ビート・ナンバー「Bitchin’」のシャレにならないプレイで絶叫。頭の3曲「Pass It」「The Awakening」「A Piece Of Resistance」はいずれも痛快すぎる“これぞジャズ・ファンク”なありえなさ。

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TIMMIONCD-4 Hakaloylyt
2008.06.06

ニコル・ウィリネスのリリースで知られるフィンランドのソウル~ファンク系レーベル、TIMMIONが送り出すクールでドープなインストゥルメンタル・ヒップホップ、JUHANI!STYGE RECORDINGSで知られるフィンランドのヒップホップ・シーンだけに、その流れを汲むJUHANIはSTYGEとの交流でも知られるビートメイカーDDAY ONEのプロダクションを彷彿させ、DJ SHADOWやYESTERDAY’S NEW QUINTET辺りのファンにイケるはず!ドス黒いドラム・ブレイクがサクレツするM1を始めM3、M7のようなコラージュされまくったハードなブレイク・ビーツ・チューンだけでなく、クールなギター・ループとブルース・ハープを用いたM2やM5、M6のようなジャジーな雰囲気の曲もあり、FAT JON辺りにも通じるサウンドで日本のヒップホップ~ブレイク・ビーツ・ファンにはツボ!さらにヒップホップ・ファンだけでなく、NU-JAZZファンにもイケます!

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CDBGPD-198CD A Few Useful Tips About Living Underground
2008.06.06

日本でも一大ムーブメントとなったアシッド・ジャズ・シーンを代表するレーベル<アシッド・ジャズ>の看板アーティストとして、ブランニュー・ヘヴィーズとともに圧倒的な人気を誇った(誇る)ジェームス・テイラー・カルテット!彼らの<アシッド・ジャズ>からの最後のリリースとなったアルバムが、名盤『In The Hand Of The Inevitable』に続き再発!その『In The Hand~』の翌年にリリースされた本作だけに、路線は変わらず!アシッド・ジャズ~ディープ・ファンクをベースにしたファンキーなオルガン・サウンドてんこ盛り!当然今回もボーナス・トラックを収録!中でもシングル・カットされた“Creation”の、DJ DEREK DAHLARGEによるリミックスの収録は、ファンにとっては嬉しいはず!アシッド・ジャズ・ファンやJTQファンだけでなく、ニュー・マスターサウンズやベイカー・ブラザーズ辺りのジャズ・ファンク系が好きな人にもオススメな、<アシッド・ジャズ>レーベルを代表する人気盤です!

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PCD-93095 Blow!
2008.06.06

このセカンドは革命だ!もはやニュー・ジャズ・シーンの大本命バンド、と言うべき存在に成長したオランダが誇るジャズ・ユニット、ザ・ジャズインヴェーダーズ。大ヒットしたデビュー・アルバムから2年。高らかに新世代のジャズを宣言する待望の新作は挑戦的なまでにキラー・チューンの連続!エディ・ロバーツ(NMS)、ステファニア・ディピエーロ(ニコラ・コンテ・バンド)参加、今回のキャッチーさは尋常ではない!

★圧倒的な支持を経て大ブレイク、そしてセカンドへ

2006年にアルバム『Up & Out』でデビューしたオランダのニュー・ジャズ・バンド、ザ・ジャズインヴェーダーズ。

アルバム発売前からジャズDJ達を騒然とさせていたそのクオリティは、アルバム発売後またたくまにCDユーザーをも虜にしバンドはブレイク、ファイヴ・コーナーズ・クインテットに続く存在として所属レーベルSocial Beatsと共に大きな注目を浴びるようになったのはご存知の通り。

以降バンドを率いるリーダー/プロデューサーのフィル・マーティンはソウル・スナッチャーズ、AIFFほかでも活躍し、欧州クラブ・ジャズ・シーンを代表するクリエイターとして活躍しているし、バンドを構成するプロ・ジャズ集団、フーディニズの活動も絶好調という中、ついに待望のセカンド・アルバムが誕生。

★今回のキャッチーさは尋常ではない!

ボンゴの音色も高らかにスタートする1曲目「The Sun in Motion」はスピリチュアルな導入から高速ラテンに変化するサビまでパーフェクト。

男性VOとオルガンを加えてラウンジーにスウィングするボッサ・ナンバー「Day by Day」、軽やかなコーラスと4つ打ちが鮮やかにキマったラテン・ジャズ「Perugia」、先日亡くなったマックス・ローチに捧げたと思しきアフロ・キューバン・ジャズ「Max Roach」、キュートな女性VOを迎えたオシャレ過ぎるブラジリアン・ジャズ「Cancao Pegueno」など、枚挙にいとまが無いほどの充実っぷり。

特に前作と違うのはスピリチュアル・ジャズを意識したシーンが増えたこと、ラテン・キックが多いこと、そしてソフトなコーラスの導入によってサウンドに厚みがでたこと。

確信犯的なキャッチーさです!

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PCD-93009 Country Fried Chicken
2008.06.06

近年[Stones Throw / Now Again]のイーゴンが監修、話題を呼んだカシミア・ステージ・バンド。そのレジェンドにはまだまだ続きがあった!!
カシミア・ステージ・バンドでお馴染みの名伯楽=コンラッド・O.ジョンソンにファンクの聖地・ヒューストンにて師事した、コンラッドの育てた最もファンキ-なドラマーとして名高いブッバ・トーマスの代表作にしてレアグルーヴのファンク・サイド最重要盤二枚を、イーゴンの協力のもとCD化!!

「コンラッド・O.ジョンソンから学んだのは楽譜の読み方でも音楽理論でもなく、リズムの叩きかたとビートの刻みかただ」
—そう語ったブッパ・トーマスが、彼の師でありカシミア・ステージ・バンドのマスターでもあったコンラッド・O.ジョンソンのプロデュース協力のもと’75年に完成させた、キャリア頂点作。
カシミア・ステージ・バンド~コンラッド・O.ジョンソン関連作中最も人気、かつレアなこの盤は、学生だった連中がテクニックを身に付けて再び師匠のコンダクトにより完成されたもの。
アルバムは同郷のロニー・ロウズによるブロウが炸裂、カットしまくりのギターに、ブッパがビートを刻むスーパー・ファンク・チューン“Country Fried Chicken”で幕をあける。
“Survival Song”では余裕すら感じさせるクールなファンクネスが。
そして最後を飾る10分強の”Sweet Ray”は、ブッパのアーティストとしての頂点を感じさせる、ファンク・サイドに傾倒した「テキサス・ジャズファンク」の頂点と言っても過言でない出来!
ブッバの荒々しいファンクネスが全編に塗される一方、コンラッド・ジョンソンによる、学生バンドのように演奏の隅々までが統率の取れた感じや完成度が堪らない。

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PCD-93054 Depth of Funk: Keep Reachin’ Up Re-mixed
2008.06.06

オリジナルはジャイルス・ピーターソン『Worldwide』で相当数OA、レアグルーヴ/ディギン系DJも続々プレイ、インストもの主軸の“ディープ・ファンク”にあって歌モノにかかわらず大好評を博した『キープ・リーチン・アップ』(PCD-23750)。

そのオリジナルの持つディープ/ジャズファンク・フレイヴァがよりパワーアップした、“ジャズ”ファンはもちろんのこと、クラブミュージック/ソウル・リスナーにもクロスオーヴァーする「再調理」集!

<主なリミキサー>

●Elizabeth Shepherd Trio: ジャイルス・ピーターソン『Worldwide』@BBCでライヴ披露した、エリザベス・シェパード[Do Right]による再解釈ヴァージョン。このリミキシーズの目玉です!

●Mr. Scruff:ご存じ[Ninja Tune]のグルーヴマスター!ここではディープ・ファンクのビート感覚に忠実に。

●Lack Of Afro: [Freestyle]からアルバム『Press On』を出したばかりの、「ネクスト・クァンティック」!
タメの効いたジャズファンクがたまんない!

●Aaron Jerome:[BBE]からテリー・キャリアー“Dancing Girl”カヴァーを発表。カヴァー・センスもさることながらサウンドも「ネクスト・4ヒーロー」だっただけに、ここでも流麗なクロスオーヴァー・ソウル仕立てに。

●Rob Life: 『Catchin’ Groove』[Breakin’ Bread]も好評の、UKブレイクダンス・シーンのトップDJ。ここではジャズ・ディフェクターズ辺りを彷彿させるダンス・ジャズに。

●Simbad: 最新作『Supersonic Revelation』が各音専誌で紹介、好評を博している北欧・[Raw Fusion]発(本人は仏生まれ、ロンドン在住)のクリエイター。

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PCD-23931 Paul Jeffrey
2008.06.06

ジャケも地味なら主役も地味、でも参加メンバー鬼最高、音は爆裂高速ファンクの連続、というMainstreamファンクの大穴盤的なテナーサックス奏者、ポール・ジェフリーの最高傑作。まさにMainstreamオールスターズが大集合。

60年代後半のSavoy盤でデビューした後、Mainstreamに3枚のアルバムを残したテナーサックスの暴れん坊、ポール・ジェフリー。

その最終作(74年)はまるで正月かお盆のような重要人物大集合状態。

チャック・レイニー(el-b)、デビッド・T・ウォーカー(g)、ジョー・サンプル(p)、ブルー・ミッチェル(tp)、チャールス・カイナード(org)、とリーダー無しでも無条件購入決定なテッパン馬券。音の方がまたエグいです。

1曲目「Soul Revival」からレコードの回転数を確認してしまう奇蹟の高速ファンク。興奮のブレイクも入ってます。「ベンのテーマ」で一息ついたと思ったらM3「Hip Soul Sister」がまたもや悪夢の高速チューン。B面に移ってからも暴走は止まりません。

これマジでオススメ!

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