ジャンル: JAZZリリース情報

HS-15LP Music / Sangam
2008.06.06

1950年代から90年代までジャズ・シーンで活躍したトランペット奏者ドン・チェリー。オーネット・コールマンやジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、アルバート・アイラー、アーチー・シェップといったジャズ・ジャイアントたちとも共演してきた偉大なるプレイヤーが、81年にリリースした幻のアルバムが再発!78年にパリで録音し、81年にマイナー・レーベルからワン・ショットで1000枚のみプレスされたという本盤は、ドンとインディアン・パーカッション奏者のラティーフ・カーンとのジョイント・アルバム!プロデュースは、キング・サニー・アデやフェラ・クティを手掛けたことでも知られるフランスの才人、マルタン・メソニエ!この組み合わせからも想像できるように、サウンド的にはジャスやワールド・ミュージックをブレンドしつつ、バレアリックやエスノ、チルアウト、アンビエントなどの文脈でも語れる雰囲気あり!ジャズ・ファンやワールド・ファンだけでなく、そっち方面のリスナーにも強く響く作品です!

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PCD-22296 The Erotic Cakes Of Stoned Soul Picnic
2008.06.06

まさに現代版モホークス!!UKハモンド・ファンクの伝説的バンド、モホークス魂を受け継ぐ新鋭ハモンド・カルテット、ストーンド・ソウル・ピクニックのデビュー・アルバムが遂に完成!!ブギーでブーガルーなファンク・フードがテンコ盛りで腹パンパン!!

★このバンド名どっかで聞いたな…。

と思ったら、そういやロイ・エアーズのアルバムにも『Stoned Soul Picnic』ってありましたね。つうか元ネタはローラ・ニーロなんですが。

そんなイカした名前のUKの4人組新人ファンク・バンド。ミーターズと同じハモンドB3、ギター、ベース、ドラムスの基本編成で、これまでにもAcid Jazzのコンピ『Exile on Hammond Street』を始め、様々なコンピに参加。

先行7インチが話題を呼んでディープ・ファンク・シーンでも待望視されていたデビュー・アルバムがついに登場!

★勝手に動くなオレのカラダ!

サウンドの方はまさにミーターズ流のオルガン・ファンク・マナーをわきまえた横揺れブギー・ファンク系。

1曲目から「勝手に動くなオレのカラダ!」とキレたくなるほど踊らされます。何曲かにはセンセーショナルなフィメール・シンガー、マリカ嬢が参加してグッとソウルっぽくなったり、アルト・サックスが入ってグッとジャズ・ファンクっぽくなったり、と飽きない味付けも充分。

激しいブレイクにノケぞる冒頭の「Boogaloo Baby」、バスを降りるだけで何故これほど大騒ぎなのか分からないジャム系「Get Off The Bus」など、カロリー高めのファンク・フード・パーティ!

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PCD-23983 Free Soul:The Classic Of Mainstream
2008.06.06

橋本徹氏(サバービア)監修・選曲によるおなじみのコンピ・シリーズ、“フリー・ソウル”のメインストリーム・レコーズ編発売決定!

★フリー・ソウル・シーンを代表する名盤『アリス・クラーク』を中心に、エレリン・ハーディング、マキシン・ウェルドンなどのガールズ・ジャジー・ソウルから、ジャクソン5「I Want You Back」やサイマンデ「The Message」などソウル・ヒットのジャズ流儀カヴァー、そして数多のサバービア的ブラジリアン・ジャズ、クロスオーヴァー・ジャズまで収録!

数多のジャズ、ソウル名作を送り出したメインストリーム・レコーズの魅力を最も分かりやすくダンサブルに集約した世界初のコンピレーション!

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DR-035CD Manifesto
2008.06.06

エリザベス・シェパードの爆発的大ヒットで知られるカナダの良質レーベルから、アフロ・ジャズ・ファンク・バンド、THE SOULJAZZ ORCHESTRAが待望の新作をリリース!前作収録の“Mistah President”をジャイルス・ピーターソンやダニー・クリヴィットらがヘヴィ・プレイ!また、ジャイルスのラジオ・プログラムで2006年のベスト・トラック・トップ10にピックアップされたことで、世界中でますます注目度が高まった話題のバンド!ジェイムス・ブラウンとティト・プエンテがフェラクティと一緒にジャムっているかのよう、とも形容されるファンキーなサウンドは今作でも顕在!アフロビートを基本としながらもジャズ・ファンク、キューバ、カリブなどのラテン要素、スピリチュアル・ジャズのフレイバーまで盛り込んだアンチバラスもビックリのスタイル!!先行カットされた正統派アフロ・ファンク・チューンM1“Parasite”が早くも話題!世界中をツアーしたことで、バンド・サウンドにさらなる厚みが加わったことを実感させられる濃厚なアルバムです!

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PCD-17195 Live At The Jazz Cafe London
2008.06.06

モッズ、アシッドジャズからジャズファンクへ!いつの時代もヘヴィでファンクなオルガン・ジャズの頂上にはこのオトコがいた!御大JTQ渾身のライヴ・アルバムが、遂に登場!

長年フロアを沸騰させてきたアツ過ぎる自身の名曲の数々に加えて、ハンコック「Blow Up」やブーガルー・ジョー・ジョーンズ「No Way」などライヴの真骨頂とも言うべき鉄板カバーも炸裂!

ジャズファンクの醍醐味はやっぱライヴ!そう断言できる、入魂の一枚です。

今作に収録されているライヴでは、他のバンドを前座としてブッキングはせず、JTQが2セットを演奏。

自らのサポート・アクトとなって演奏した1セット目は、ジェームズ・テイラー本人も驚くほど開放感に包まれ、自分達が好きなチューンを披露しまくり。

それに加え、場所はJTQ過去17年間で150回以上ものライヴを行なってきたロンドンのジャズカフェ。

そのホーム・グラウンドでだからこそ何にも囚われることなく自由気ままに演奏するJTQの新たな一面が見られる最高の一枚!

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PCD-93042 A Time In My Life
2008.06.06

泣けるなあ、この歌。Mainstreamに数々の録音を残す大物、サラ・ヴォーン。彼女のアルバムの中でも異色作といえる全編8ビートでポップ・ヒットをカヴァーしたアルバム。「本物のディーヴァとはどんなビートでどんな曲を歌ってもディーヴァである」その証明のような一枚。

ジョン・レノンの「Imagine」にはじまり、マーヴィン・ゲイの「Inner City Blues」、ボブ・ディランの「If Not For You」、ジョン・セバスチャンの「Magical Connection」などのポップスをカヴァーしまくった一枚。

中でもブライアン・オーガーの作品は3曲も取り上げています。

たとえ歌うのはポップスでも、やっぱり格別にうまいです。

どんな曲でもサラ・ヴォーンの世界に引きずり込み、じっくり聴かせます。ただただ感動です。

ディーヴァとはこのことです。

中でも人生の酸いも甘いも知り尽くしたようなブライアン・オーガーの「On Thinking It Over」は涙なくしては聴くことのできない名唱。

ジョー・パスまで参加した見事なバックのオーケストレーションは名手アーニー・ウィルキンスの仕事。

ジャケットの濃さを忘れてのめりこむべき傑作。

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PCD-23939 Many Shades Of Blue
2008.06.06

ハンサムでファンキィでダンサブルなトランペットも魅力が炸裂!スカイハイ~ミゼル・ブラザーズ系の音が好きな人にはぜひオススメしたいMainstreamの看板トランペッター、ブルー・ミッチェルのファンキィ・フュージョン傑作!!

実に6枚ものアルバムをMainstreamに残したソウルフル・トランペッター、ブルー・ミッチェルの最終作。

このあと彼はRCAに移籍し、ド・フュージョンなアルバムを多く残すことになる。

今作は大物アレンジャー、デイヴ・マシューズのペン&アレンジの元、ブルーノート末期のドナルド・バードを髣髴させるスカイハイ・プロダクション風のフュージョン・ファンクを録音。

例によって豪華なメンツにはジョン・トロペイ、ジョー・ベックという2大フュージョン・ギタリストのほか、RTFのジョー・ファレル、ジョン・ファディスなども参加。

四つ打ちがハマりそうなダンサブル・ファンク「Hot Stuff」、異様な盛り上がりを見せる最高のバンピン・ファンク「Funky Walk」など、タテ乗り系のファンクが好きな人はツボな74年作。

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