メディア: LPリリース情報

PLP-7167 Aburadako
2021.12.22

あぶらだこのようなバンドはあぶらだこしかいない。薄青い霧の中を逝く舟に乗り、出港から入港までの間を物語形式にしたコンセプト・アルバムとなる2008年発表の通算第7作(通称『舟盤』)。録音・ミックスは中村宗一郎(PEACE MUSIC)。形而上学を横滑りする言葉の海を抜け、極限まで脱臼した演奏が聴く者の意識下に映し出すサイケデリック一大絵巻。それまでのどの作品とも著しく異なる、現時点でのこの最新アルバムには、あぶらだこが遂にあぶらだことなった7盤目の真実が塗りこめられている。待望のLP化!

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PLP-7183 The Path
2021.12.22

ロイ・エアーズを愛する美しきヴィブラフォン奏者が作り上げた初のリーダー作!

70年代初頭のモダンなソウル・ジャズ~スリリングなジャズ・ファンクのサウンドを繊細にアレンジした、偉大なジャズマンたちへの敬意を込めたデビュー・アルバムがついに国内盤化!

ミルト・ジャクソン、カル・ジェイダー、ビリー・ウッテン――…。
ヴィブラフォン界の新星が2020年にリリースしたデビュー作『The Path』は、スミフン・ウェッスンやモス・デフなど数多くのアーティストにサンプリングされたロイ・エアーズの「We Live in Brooklyn Baby」で幕を開け、マイルス・デイヴィスとビル・エヴァンスによる「Blue In Green」、ビル・リーが作曲したスパイク・リー監督の映画「Mo’ Better Blues」などのカヴァー曲を含んだ、偉大なジャズの先人たちに敬意を評した美しきソウル・ジャズ!

台北国立芸術大学で作曲やパーカッションを学んだのち、フィラデルフィア芸術大学ジャズ科でヴィブラフォンを専攻。トランペット奏者のジェレミー・ペルトのクインテットにも参加し、ヨーロッパ各地を巡るツアーをはじめ来日公演歴もある正統派のジャズ・ミュージシャンながらも、ソウル~レア・グルーヴ・ファンの心をも掴むグルーヴィーでスウィングしまくりのプレイで今注目を集めるヴィブラフォニスト。
スリリングに展開する「Invitation」や絡みつく黒いベースラインがファンキーな「Blind Faith」、テレサ・テンの歌唱などでも有名な台湾民謡“雨夜花”を異国情緒あふれるソウル・ジャズへアレンジした「Blossom in a Stormy Night」など、オリジナルの作曲・アレンジのスキルも海外のJAZZマガジンで高い評価を得た、デビュー作にして文句なしの傑作です!

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PLP-7771 Disco Party
2021.12.22

レア・グルーヴ最高峰TSGリイシュー企画、第4弾にして最深部へ、TSGのオリジナル盤は「誰も見たことがない!」と言っても過言でない超レア盤です。ジャクソン・シスターズを擁するTIGER LILLYをはじめ、TAX SCAM(税金対策)レーベルの名盤・珍盤は数多くあれど、その頂点に立つTSGの中でも最も謎の多い盤のベールが遂に剥がされる。これぞ正にRARE GROOVE!!

レア・グルーヴ考古学の数々の難問を解いてきたGROOVE DIGGERSチームにとっての最終到達点の虎の穴に潜む最難関で謎だらけの本盤・・・以前、本シリーズで料理したREALITY(PCD-24799)とは別のバンド(今回の方がレアグル度が高い)・・・ 唯一の手掛かりは同じ音源が別の(目玉)ジャケットで同じく謎の税金対策レーベルのGRAHAM INTERNATIONALから出ており、これもレアだがTSG盤よりは手に入りやすいこと。ちなみに同じくTSGの最高峰ULTIMATESも本レーベルから別ジャケでリリースされており、こちらも無論レアなのだが長くなるので、この二つのレーベルの関係性においてはこの次の機会にしておきましょう。このように、70年代に数々あったTAX SCAM(税金対策)レーベルは本来とは別の目的(=税金対策)でリリースされたことによる数々の曰わく、そしてその「訳あり」によるプレスの少なさのため稀少性が担保され、その中から「音」=「内容の良いもの」が選りすぐられ今日レア・グルーヴとして世界中のマニア崇められることとなった。その最深部をぜひ、この機会に!!肝心な本盤の音??既にレア・グルーヴとしての評価が高いことで、一定の内容の良さは担保されていることは間違いないですが軽く触れておくと、先日、本シリーズでLP化し世界中で好評を博したTomorrow’s Peopleの人気曲ではないですが、呪術的に永遠に繰り返すベース・ラインのループにホーンがマッシヴに絡むFUNKや伸びやかなホーンの嵐とともにギターがカッティングするレア・グルーヴらしい柔らかいメローなミドル等、間違いないダブル・サイダーです!!!

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PLP-7162 Sequin Sunrise
2021.12.15

ディスコ・ブギーやアシッド・ジャズをカジュアルに落とし込んだセンス、夏にぴったりなスウィートでトロピカルな雰囲気、そして女性ヴォーカリスト3人の抜群の歌唱力! 2015年の大傑作セカンド・アルバムが、大好評だったハワイアンAORレムリアのカヴァーも収録し、めでたく初LP化!

全人類をトリコにするグッド・ミュージックを凝縮した、聴く人を皆笑顔にさせるキュートでトロピカルなフレイヴァーが満載!2013年にデビュー・アルバムをリリースし、21世紀版のFree Soulとも評されたカナダ・トロント発のディスコ・ソウル・バンド、ザ・スパンデッツ。2015年真夏にリリースしたセカンド・アルバムは、その名も煌めく『スパンコール・サンライズ』! 初期のジャミロクワイを彷彿させるアシッド・ジャズ「Love Me Leave Me」、ルーディーなレゲエ・チューン「So Far Away」、そして7インチでもリリースされた、ハワイアンAORの大傑作レムリアのカヴァー「All I’ve Got To Give」など人気曲を収録したセカンドがついにLPでリリース!

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PLP-7157 Live
2021.12.15

“ジャズ・ファンク”ライヴ・アルバムの最高峰! CDがライヴ盤としては異例の10,000枚を越えるセールスを記録したヴィブラフォン奏者ビリー・ウッテンによる伝説のライヴが令和に蘇る!!むせかえるような会場の熱気に包まれて乱舞するヴァイブとファンク・ビートがライヴならではの生々しい躍動感を伝えるまさに歴史的ドキュメント! ジャズ・ファンク・ファンは必ずや手にする永遠のマスターピース!

グラント・グリーンのBlue Note盤『Visions』やリチャード・エヴァンスのアルバムにも参加しているインディアナポリスのヴィブラフォン奏者、ビリー・ウッテン。ヴィブラフォン、オルガン、ギター、ドラムという編成による当時のウッテンのレギュラー・バンド“ ザ・ウドゥン・グラス”が1972年インディアナポリスの小さなクラブ“ナインティーンス・ホール”でみせた熱演はもはや伝説として語り継ぐべき奇跡的なライヴ・レコーディング!
初CD化の際には、グルーヴ度、白熱度、そしてオーディエンスの熱狂度とその全てを空前絶後と形容するにふさわしい大名盤としてジャズ・ファンク/レア・グルーヴファンを狂気乱舞させたまさに伝説の1枚!新世代のジャズ・リスナーにも受け継がれなくてはいけない作品です!

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PLP-7746 Taking Care of Business
2021.12.15

ロイ・エアーズの極上のメロウネスとビリー・ウッテンのローカル・ジャズ・ファンク・マナーを兼ね備え、レアグルーヴ重要エリア=ニュージャージーにひっそりと残された、「ヴィブラフォン」・ダブル・サイダー、無論、超レア!!

レアグルーヴ重要エリア=ニュージャージーを拠点に活動をしていたヴィブラフォン奏者、テッド・コールマンが1980年にリリースした隠れたレアグルーヴの最高峰という呼び声もある幻のデビューアルバム! “マエストロ”ロイ・エアーズのヴァイブス・タッチをよりソフト&メロウにした、テッドの堪らないプレイが全編で冴えわる全曲オリジナルの傑作! 特にヴォーカル曲が素晴らしく、テッドの味わい深い歌いまわしに絡む柔らかなヴァイブとタイトなドラムが、USマイナー・ジャズのローカル秘境盤を狙う世界中のトップ・コレクターを虜にしたことにも納得させられる、なんて正しいレアグルーヴ・マナーだろう! 「ジャケが地味」?いえいえ、このレアグルーヴ臭を嗅ぎ分けて手に取った方だけに天国が訪れ、素通りしてしまうと一生後悔してしまう。それこそがdiggers道の本分であります!

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PLP-7196 Cereal
2021.12.15

トム・ミッシュやコスモ・パイクに続くロンドンから届いた新たな才能!

ジャジーなギターリフをベースに抜群のポップ・センスで纏め上げたメランコリック・ソウルの誕生! FKJのサポートも務める若きプロデューサー、パステルのデビュー・アルバムが国内独自CD&LP化!

フランス領ポリネシア出身、現在はロンドンを拠点に活動する若きプロデューサー&マルチ・プレイヤー&ソングライター、パステルのデビュー・アルバムが待望の日本独自CD&LPで登場! ジャジーなギターリフをベースに、ソウル、ハウス、ヒップ・ホップにボサ・ノヴァ~フュージョンまでを新世代の感性でカジュアルに溶け込ませた、抜群のポップ・センスにノック・アウト!
ネオ・ソウルやブラジリアン・ジャズを中心とした70年代の音楽に影響を受け、独学で楽器とソング・ライティングを学んだと言うマルチ・ミュージシャン:パステル。現在ではFKJのサポートも務め、フレンチ・カリビアンの歌姫、アデュリーンの最新作『Interimes』のremixアルバムではBlue Lab BeatsやKraak & Smaakらと並び参加し冒頭の1曲目を担当。最新シングルではSnowkとJ.LAMOTTA すずめのコラボ楽曲「Under The Moon」のremixなどもこなす現行ロンドン・シーンにおける大注目株!
本デビュー・アルバムのリリースをきっかけにRolling Stone Magazine、Earmilk、Metropolis、Stereofoxなどのメディアに取り上げられ、さらにはSpotifyのFresh Finds、Jazz UK、Electro Chill、Chill Vibesなどの人気プレイリストにも次々とピックアップ!
終始リラックスした雰囲気と艷やかな哀愁ギター・ソロ、ざらついたノスタルジックな生音とハウス~R&B的なビート・アプローチが絶妙なバランス感でブレンドされた、極上のメランコリック・ネオ・ソウルです!

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PLP-7767 Doin’ Alright
2021.12.15

この世で最もグルーヴィな味わいを弾き表したギタリストだったコーネル・デュプリー。その遺作となってしまったコーネル・グルーヴが溢れ出す名盤CD『ドゥーイン・オーライト』を、リリースおよび没後10周年となる2021年に新たにホーンを加えてLP化! ブリブリ・ゴリゴリの荒くれテキサス・ホーン・サウンドに乗ってコーネルのギターは魅力倍増だ!

これぞコーネル・デュプリー!と歓喜の叫びを上げたくなる決定的アルバム『ドゥーイン・オーライト』。本人はその2011年7月のリリースを見ることなく、同年5月8日に惜しくもこの世を去ってしまい、遺作となってしまった同作の楽曲を厳選し、新たに現在大人気のテキサス・ホーンズの分厚いブラス・サウンドを加えてLP化。これまで多くのホーン対決セッション名作を遺してきたコーネルへ捧げる特別企画盤だ。
CDアルバムではセッションのスリルの中でのコーネルだけが弾き出すことの出来るグルーヴ、そのたまらない味わいを楽しんだが、今回はコーネルの原点となるテキサス特有のタフでファットなホーンによるロッキン・サウンドを作り出した。コーネルを新たに盛り立てるのは、テナー・サックスのカズ・カザノフ率いる百戦錬磨のザ・テキサス・ホーンズだ(ホーン・アレンジはオリジナル・セッションにも参加していたカザノフ自身)。アナログ盤オンリーの特別企画。

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PLP-7776 グソクムズ
2021.12.15

東京・吉祥寺の新星”グソクムズ”、待望のファーストアルバムが遂に完成!
風街を愛する若者たちが作り上げた”ネオ風街”。吹き抜けた気分を奏でる自然体のヤングソウルはいつの時代も変わらない響きで日々を彩る。
ファーストにして希代の名盤たる風格を湛えた傑作が誕生。令和の邦楽シーンを担うバンド”グソクムズ”を見逃すな!

シンプルでキャッチーなサウンド、洗練されたメロディ、そして粋なハーモニー。簡潔で適切で雄弁、随所に切れの良いプレイを聴かせる必要最小限の楽器の演奏で、あくまでも「歌」そのものが引き立つような音作り。はっぴいえんどや高田渡、シュガーベイブなどからの影響を絶妙に咀嚼・消化、風のやさしさと街のしたたかさをブレンドした、親しみやすくも滋味深いロックを鳴らす。

滑らかで豊潤な温もりを感じさせるテンダー・ヴォイスから流れ出るように伝わり来るのは豊かな叙情がうかがえる情景描写。それほど気負うわけでもなく、日常的な生活の断片を歌ったような語り口に溢れた歌詞の親しみやすさが魅力。適度にナチュラルに、ある意味では本能的に鳴らした音が時として楽曲に深い彫りと陰影を与えソウルフルに響かせています。メンバー全員がソングライターという筆の冴え、 吹き抜けた気分を奏でるメロディアスな名曲が並ぶ傑作の誕生です。

彼らのバンド・サウンドを、古さや新しさで測るつもりはない。
通り雨に打たれたことがある者なら、髪から滴るしずくや水溜りの反射に映る汚れた街が美しく見える瞬間をご褒美に感じたことがあるだろう。
その感覚は、今も昔も変わらないはず。そして、グソクムズの音楽は、直感的にその本質をつかんでいると思う。
松永良平(リズム&ペンシル)
(P7-6290 グソクムズ / すべからく通り雨へのコメントより抜粋)

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PLP-7180 GSU Jazz Live!
2021.12.08

泣く子も黙る“Freedom Jazz Dance”のキラー過ぎる漆黒のジャズ・ファンク・カヴァー収録! 数あるカレッジ・バンドの中でも破壊力/レア度ともに最高値を誇る究極中の究極の1枚が遂に世界初LPリイシュー!

市場でもまずお目にかかることのないレアグルーヴ~ジャズ・ファンク・マニア歓喜の1枚! テキサスのカシミア・ステージ・バンドを筆頭に、数々の恐ろしくファンキーなバンドが混在するカレッジものの中でも、頭一つ、いや三つ四つ抜きん出た作品として、ファンク~レアグルーヴ・コレクターの中でも幻とされる1枚が遂に世界初LPリイシュー!
 シカゴはガヴァナーズ・ステイト・ユニヴァーシティの学生達によるバンドが、ウォリック・L・カーター指揮のもと演奏した作品で、強烈なブレイクが炸裂する名曲“Freedom Jazz Dance”のカヴァーを筆頭に、到底学生の演奏とは思えない強烈なファンク~ジャズ・ファンクが目白押しの強烈な内容!

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