メディア: CDリリース情報

PVCP-8256 Object 47
2008.12.01

衝撃の復活アルバム『センド』から5年。ポスト・パンク・レジェンド、ワイアーの新たな到達点を示す、その30年を超えるキャリアの中でも屈指の傑作がここに誕生! USポスト・ハードコアの重鎮、ヘルメットのペイジ・ハミルトンも参加!!

コリン・ニューマンの冷たいヴォーカルとノイズギター、グレアム・ルイスのずしりと重いベース、淡々と精確にリズムを刻むロバート・グレイのドラム、さらにはエレクトロニクス音が緻密に重ね合わされ、メロディアスでポップでありながら、アンビエントで曖昧模糊とした部分も併せ持った魅力的なサウンドを生み出している。

途轍もなくアグレッシヴで尖鋭的なサウンドで圧倒した『センド』以上に、その時々の類型的なパンクやロックからすり抜け、分かりやすいカテゴライズを拒絶しながら自在に変化してきた、いい意味で掴みどころのないワイアーらしさが全開になっているアルバム。「ロックでなければ何でもいい!」という名言の原点がここに再び見て取れる。

2004年の来日公演では、ベテランのイメージからは程遠い、驚異的に若々しく強靭なパフォーマンスを見せてくれたが、その後間もなくしてギターのブルース・ギルバートが脱退。ライヴでは、TOO PURE のバンドLAIKA の主要メンバーで、 PJハーヴェイのバックでギターを弾いていたこともあるマーガレット・フィードラーがサポートメンバーとして参加しており、先日ニューヨークで数千人を集めて行われたフリーライヴでのパフォーマンスも絶賛を浴びている。

ポスト・パンク期の不朽の名盤として不動の評価を得ている最初の3枚のアルバム(『ピンク・フラッグ』『チェアーズ・ミッシング』『154』)は、2006年にEMIジャパンより、紙ジャケリマスターの形でリイシューされている。

前作『センド』のリリース(2003年5月)から5年の間に、ワイアーは意見を述べ、再考し、収縮し、休眠し、回復し、拡張し、その全てを通じて古い皮膚を脱ぎ捨てて新しい皮膚を育てた。ワイアーは前と同じではないが、そもそもワイアーが前と同じだったことなどない・・・

『オブジェクト 47』(ワイアーのディスコグラフィの中で47番目の作品)は、しかし、ワイアーの11番目のスタジオ・アルバムにすぎない。それは、2006年に始まる一連の仕事――すでに高評価を得ているEP『Read And Burn 03』もここから出てきた――が生んだ2番目の産物であり、2008年現在のワイアーの確信に満ちたステートメントとして成り立っている。いつものとおり前を見据えて! ワイアーならではのアヴァンギャルドな思考と古典的なポップのタイム感との特異なミックスを保ちながらも、このアルバムは、正真正銘のワイアー・サウンドでありつつ最新のサウンドにもなりうる(バンドが呼ぶところの)「tunes with zoom」というユニークな公式を示している。

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TATS-006 MemoryStorm
2008.12.01

降神のトラックメイカーKOR-1(ケイオーアール・ワン)とサンディエゴ出身のターンテーブリストDJ PSI KICK(サイキック)のファーストアルバム。MPC2000とターンテーブルを駆使した人力ブレイクビーツ・ユニット。
フジロック08にも出演済み。

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TATS-005 Heaven’s 恋文
2008.12.01

THE BLUE HERB、MSCと並んでアンダーグラウンド・ヒップホップの中心的存在である降神(オリガミ)の志人によるファーストアルバム。
降神の相方でもある、なのるなもない、MemoryStormのKOR-1なども参加。

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CLDCD-053/08CD Mundo Simples
2008.11.27

ミュージシャン、コンポーザー、アートプロデューサー、著者でありアレンジャーでもあるイタリアのマルチ・タレンテッド・アーティスト:DONATIの2年ぶりとなる新作がリリース!典型的なジャズピアノの伴奏に浮遊感のあるビブラフォン、ボッサギター、ストリングとホーンセクション、ポルトガル語の優しい雰囲気のボーカルとコーラスから構成された心地よいニュー・ボッサ・ジャズ!今作も前作『Vagalume』と同路線の、ブラジル~ボサノヴァとダンス・ビートやダブを融合させ、新しいタイプのラウンジ・ミュージックを聴かせてくれるDONATI。あの巨匠EUMIR DEODATOも「別格のアーティスト/世界に類のない革新的なサウンド」と大絶賛!ディープかつポジティブ、サウダージ感も損なわれていなく、聴くものを気持ち良くリラックスさせてくれる極上のチルアウト・ミュージック!最高に心地良いアルバムです!

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CDZ-021 Fireplace
2008.11.27

1994年にローラン・ガルニエ主宰のF Comからデビュー、以来10年以上にわたってフランスのエレクトロ・シーンのトップ・クリエイターとして君臨しつづけてきたヴェテラン、JUAN TRIP。 F Comを離れ、彼が新たなるチャレンジの場として選んだヴィタリック率いるCitizenより、待望の新作が完成!「オペラ・ロック」とも評され、幅広い層で大きな話題となった前作『Consolation』に続く新作は、それを踏襲したヴェルヴェット・アンダーグラウンドからジェファーソン・エアプレイン、13THフロア・エレベーターズといったサイケデリック・サウンドに強く影響を受けたアシッドな内容に!フィード・バックし、歪みまくったノイジーなギター・サウンドとダンサブルなビートをベースにした、エレクトロ・シーンを通過してのサイケデリック・ロックに、様々なコラージュを重ねたサウンドは幻想的かつ覚醒的で退廃的!スモーキー&ダビーな音世界に、何もナシでトリップさせられてしまうはず!前作同様、ジャンルの枠を大きく超え、クラブ・シーンとロック・シーンの双方で話題となること間違いなし!

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CDKEND-309 The Delfonics / Tell Me This Is A Dream
2008.11.27

信頼のブランド〈ACE〉傘下の《KENT SOUL》より、フィリー・ソウルの人気グループ、デルフォニックスの3rd & 4th アルバムが2 in 1 CDでリリース!“La La Means I Love You”と並ぶ名曲であるM1“Didn’t I (Blow Your Mind This Time)”を含む70年作の『The Delfonics』は、ギャングスターらが用いたM6も人気高し!72年作『Tell Me This Is A Dream』はタイトル曲M20のほか、M11、M16辺りがシングル・ヒットし、こちらも人気の高い作品なだけに、このカップリング・リリースは嬉しいかぎり!

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PCD-93084 The Push
2008.11.26

クラウン・シティ・ロッカーズのリーダー兼MCであり、さまざまな客演によってUSアングラHIPHOPシーンを代表するMCとなりつつある永遠のB-BOYラーシャン・アーマッド、待望のソロ・デビュー・アルバムが完成!ヘッドノディック等クラウン・シティの同僚はもちろんのこと、ケロ・ワン、プレスト、ジャズリベレーターズ、プロカッションズなど豪華すぎるプロデューサー陣がビートをデリヴァリー、伊達男ラーシャンのHIPHOP愛がスパークするサイッッコーの傑作!!

★I ♥ being a B-BOY!!
現在待望の新作アルバム製作真っ最中というクラウン・シティ・ロッカーズに先がけて、リーダー、ラーシャン・アーマッドのソロ・デビュー作がドロップ。ファンキィでスムース、アグレッシヴでパーティ精神に溢れたMCスタイルでケロ・ワン、ジャズリベレーターズ、テス・ワンなど多くの一流プロデューサーにも愛される彼。いつもライヴで着ているTシャツの文字「I ♥ being a B-BOY!!」どおり、永遠のB-BOYイズムに溢れたアルバム!

★豪華すぎるプロデューサーがこの一枚に集結!
クラウン・シティ・ロッカーズ・プロデュースの「Close」はもちろん、ケロ・ワンのアルバムにも収録でおなじみのスーパー・ジャジーな「Here We Go」、西海岸の新鋭ノエル・ザンゲラによる美しいピアノHIPHOP「Yusef」、盟友ヘッドノディックによる疾走系ファンク・ナンバー「The Crush」、フランスのジャズリベレーターズとのコラボ曲「Cool Down」、プロカッションズのマエストロ・プロデュースによるピアノHIPHOP「Peace」、こちらも新作間近のDJプレストと組んだ「Pressure」ほか、自身のプロデュース曲、クラウン・シティの同僚カット・オウアノやウッドストックもビートを提供!

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PCD-17165 Carolina Funk
2008.11.22

ファンクの神に憑かれた孤高のレコード・ディガー、ジャズマン・ジェラルドによる信頼のブランド「JAZZMAN」待望の最新リリースは、「テキサス」「ミッドウェスト」「フロリダ」に続く米国ローカル・ファンク・ディギン・シリーズの最新弾『キャロライナ・ファンク』!!

遂にジャズマン・ミーツ・Pヴァイン。
「ディープファンク」というジャンル、シーンのパイオニア的存在として世界中でリスペクトされる唯一無二のブランドがPヴァインとのジョイントにより更なる大海へと漕ぎ出します。
注目の第一弾リリースは、「テキサス」「ミッドウェスト」を皮切りにオブスキュアな米国のご当地ファンクを次々と掘り起こして45回転マニアたちをノックアウトしてきた人気シリーズの最新章となる『キャロライナ・ファンク』。

Carleen & The Grooversの「Can We Rap」、Soul Driftersの「Funky Soul Brother」、Black Exoticsの「Theme of Blackbyrds」など、オークションやディーラー・リストでも滅多にお目にかかることができない激レアな45回転人気曲をドッサリと22曲も詰め込んだ満腹確実の特盛り盤!
渾身の英文解説完訳付き。

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PCD-18548 Mantako
2008.11.21

まぬけ美と暴力衝動は表裏一体であることを証明した新次元パンク。想い出流ミニマル・ミュージックの趣きも。当時少数出回ったのみですぐに市場から姿を消したこともあって血眼で捜しているファンも多い。山本精一の編集力が光る。
1994年Public Bath(USA、PBCD-5)からの発売のみであった貴重盤が初の国内CD化! 
Mantakoとはマンションのタコ、、、凄い、、、!

曲目表記は12曲だが、13、14、15とシークレット・トラックが?$?#☆!?

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PCD-18547 ブラックハワイ
2008.11.21

現代の異能集団・思い出波止場の紡ぎだす暗黒のハワイとは?
前代未聴のサード・アルバム遂に完成!

ボアダムス全盛期に録音されたポップでジャンクな雰囲気も漂う怪盤。わけがわからないことにかけては随一の山本精一の、最もわけのわからない部分が集結した奇蹟のアルバム。
ワールド・ミュージックの極東解釈における金字塔。ハワイアンのファンク化もあればフォルクローレのディスコ化もある、ユニヴァーサルなダンス・ミュージックが探求されているという点においてサン・ラー的でもある。サンバと電子音楽の相性のよさも証明。裏テーマはもちろん祝祭。ラップもあればカントリー・ジョー&ザ・フィッシュのカヴァーも。

オリジナル=アルケミー 1992年

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