メディア: CDリリース情報

PCD-22112 Z
2008.12.26

現メンバーに落ち着き、更なる成長と進化を遂げ、実験性と遊び心がふんだんに投入された2005年作!「アメリカが遂に自分達のレディオヘッドを手に入れる時が来た」と欧米では絶賛された大ブレイク作!

プロデューサーにレディオヘッドも手掛けたジョン・レッキーを迎え、スタジオでの実験を大胆に取り入れ、バンドとしての実力が確固たるものだと証明した力作。
レゲエやコーラス隊までもが登場し、今まで以上にカラフルで、ロッキンなアルバムに仕上がり、アメリカでは20万枚以上のロングセールスを記録。
現代最高のロック・バンドと世界中のメディアに言わせた。
今までのイメージを見事に払拭しつつ、自分達の色をしっかりと打ち出した圧巻の勝負作でもある。

read more

PCD-20041 The Man I Am
2008.12.26

ニーヨ、クリス・ブラウン系のメロウR&BファンからTQ、さらにウォーレンG等のウェッサイ系メロウ・ヒップホップ・ファンまでをもトリコにすること間違いナシ!
“R&ベイ”シンガー、マタイ登場!!

●なんとあのチカーノ・ラッパーのベイビー・バッシュ(「Suga Suga」!)をイトコに持つ、ベイエリアはヴァレーホ出身のラティーノ・シンガー(ココが不思議なところ)、マタイことルベーン・オリオール・リヴェラ日本上陸!

●マタイはこれまでに地元の首領E-40やノーティ・バイ・ネイチャーと共演し、LAミュージック・アウォードにノミネート(03年)、西海岸最大のプエルトリカン・フェスに招待、過去作のトータル・セールスが万単位と、ベイエリアを中心に着実にキャリアを積んできた。

●マタイは自身の音楽を“R&Bay”(ベイエリア流儀のR&B)、“Bayggeaton”(レゲトンとベイエリアのビートのミックス)と呼んでおり、ハイフィ的なテイストも併せ持ったいかにもベイエリアなビートにラテン・フレイヴァーを織り交ぜたサウンドがなんとも心地好い。スウィート&メロウなメロディ・センス、バウンスからウェッサイ的なレイドバック感溢れるトラックまで難なく乗りこなすビート感覚、なんにでもフィットするスムース&テンダー・ヴォイスはイマドキR&Bリスナーのみならず、ローライダー系リスナーにも激オススメ!

read more

PCD-22111 It Still Moves
2008.12.26

アメリカン・ロックに未来を与えた衝撃のATO移籍第一弾アルバム!
70分超にも及ぶパワーと壮大な美の揺ぎ無い結晶となった金字塔的作品!

ライブでは大定番となっている「ワン・ビッグ・ホリデイ」や、ローリング・ストーン誌が選ぶ史上最高のギター・ソング・トップ100にも見事選ばれた「ラン・スルー」などを収録した、ジャム、ブルース、カントリー、サイケデリア、フォークの要素が注ぎ込まれた、金字塔的アルバム。

read more

PCD-18551 大阪・ラ
2008.12.26

時代がひとまわりしても想い出波止場の解明は今の人類には不可能であることを証明した日本のロックの極北。
大阪の夢魔のフリーキーで力強い創造性にあえて応えた21世紀のアート・ロック。
あらゆる理屈をなしくずしにする飛躍の連続は、世界的に見ても、21世紀の現代において類型がない。
ポスト・ポストロックというべきもの。

read more

PCD-18550 Vuoy
2008.12.26

エレクトロニクス、打ち込みも導引し、オーディオ的おもしろさが飛躍的に拡張された名作。
隠された音と、音の関係性を聴き込んで解いてゆく快感は格別だ。
山本のポップな側面が表われたメロディやコード感による楽曲が多いが、実験はたっぷり行なわれているのもまた想い出ならでは。
「SUGAR CLIP」はなんとシングル盤でも発売。メジャー第二弾!

「名作をサンキュー、山本さん。」

―小山田圭吾

read more

PCD-18549 金星
2008.12.26

想い出流サイケデリック・ロックともいえる心地よいのに全体がひどく歪んでいるトランス感は独得。
後のROVOや羅針盤につながる要素が多数含有されている。
幅広い音楽性を放出するのではなくストイックかつ大胆に表出させている。ジャーマン・ロック的な高揚感がある。
想い出波止場初メジャー盤。

read more

PCD-17256 His Majesty’s Dub
2008.12.26

ダブの元祖とその継承者、二人のレジェンドによるガチンコ対決を収めた名盤が待望の初CD化!

正に”皇帝陛下のダブ”というタイトルに相応しい、誰もが待ち望んでいた隠れ名盤がようやくCD化!
ジョー・ギブス、チャンネル・ワン、ランディーズで録音、ジャー・ウッシュのプロデュース、そしてタビー&ジャミー、ETことエロル・トンプソンの職人たちによる強烈過ぎるダブ対決盤!

参加ミュージシャン:
ベース フラッバ・ホルト、ロビー・シェイクスピア、ファミリーマン・バレット
ドラム スライ・ダンバー&スタイル・スコット、カールトン・バレット
リード・ギター ボブ・ピープ、ロッド・ブライアン
リズム・ギター ビンギー・バニー、ソウェル
キーボード アンセル・コリンズ、スナッピング&グラディ
ホーン ヴィン・ゴードン、ボビー・エリス
パーカッション スカリー、ボンゴ・ハーマン 

read more

PCD-17255 Lambs Anger
2008.12.26

セバスティアン『リミクシーズ』も絶好調、躍進止まらない仏エレクトロ・シーンの大本命<ED BANGER>から、シーンの最先端をひた走るヴェテラン・プロデューサー、ミスター・オワゾーによる待望の最新アルバムが到着!

ジャスティスのブレイクで表舞台へと飛躍したご存知ED BANGERのヒット・プロデューサーとしてUFFIE諸作でおなみのミスター・オワゾーことQuentin Dupieux。
仏名門<F Communications>から驚きの電撃移籍を果たして以降、吹っ切れたかのようにポップなプロデュースが続きフロアをホットな絨毯爆撃で沸かせてきた「遅れてきた注目ヴェテラン新人」による待望の最新アルバムは、UFFIEをフィーチャリングした激キャッチーな強力シングル・トラックを含む、現行シーンへのオリジナル・フレンチ・シーンからの回答とも言うべきカッティンエッジでありながらポップな意匠をまとったナイス・トラックを連発!
遂にブレイク、か。
 

read more

PCD-17252 Cali Dippen
2008.12.26

うぇっさいぃぃ~の王道を継承する超強力ラッパー、ビッグ・ストークス!
ドッグ・マスターやDJ AK、カジュアルらマチガイないメンツがサポート!

★DJ AKのトークボックスが炸裂!ギラツキバウンスM1からいきなりヤバス!

◆ チカーノ・シーン最強チーム<ウエストサイド・カーテル>周辺から、カジュアルのブレイクに続きビッグ・ストークスもソロ作をドロップ!既にカジュアルのアルバムなどでオナジミな大注目株!

◆ そのカジュアルを始め、ドッグ・マスターやDJ AK、さらにはロッキー・パディラも参加とマチガイナイ布陣での制作!メロウ曲だけでなく、豪快なG・ファンク・チューンも多数収録し、内容もマチガイナシ!

◆ DJ AKのトークボックスがサクレツするM1からウェッサイ・ファンならばトリハダモン!パディラが歌うM2やドッグ・マスターとカジュアルとの大人気ジョイントM3、タイトルどおりパーティなノリのM4…と休む隙は全くナシの充実作!

◆ 90年代前半の第一次G・ファンク黄金期を彷彿させる王道ウェッサイを継承!
アイス・キューブやマック10、ウエストサイド・コネクション、ダズ~DPG・ファンならば激マスト!全てのウェッサイ、チカーノ・ファンに捧ぐ一枚です!

read more

PECF-1009 tingaruda
2008.12.24

たいこはうたう。不思議な楽園の翼、OLAibiの歌声。
OOIOOのパーカッショニスト/ドラマーOLAibi。
聖なる小鳥が羽ばたくような、さえずるような。
そんな感じのセカンド・ソロアルバム。

ときに激しく、ときに優しく。たった一人の奏者が描き出す世界の何と大きなことか。
確かな技術に裏打ちされた演奏、打楽器群プラスα。
卓越した技術と音楽性。客演陣を迎えながらも基本的には独演状態のマルチ・インストゥルメンタリスト、OLAibi。
音楽的な幅も広がり、新しい方向性を窺わせるサウンドスケープ。
ファーストアルバム「Humming moon drip」に比べてオルガンの導入など、エレクトロニックな音処理が目立ち、存在感のあるガムラン演奏がアクセントになっています。
彼女が展開する音楽的スペクトラム。
セカンド「tingaruda」はいわゆる、アフリカ音楽とファンクのリズム・ケミストリーをさらに推し進め、ハイブリッドなエスノポップを確立した力作となりました。
音楽を切り詰め、間を生かした演奏は思いのほかポップ。奔放に見えながら、実は緻密に計算され、大胆に構築されたリズムの多彩さ。
間に美学を見出しているかのような隙間の多い演奏の中に複雑な高揚感やエキゾチシズムを感じ取る事が出来ます。
明確なメロディを演奏するというわけではなく、曲ごとにアイデアや全体のトーンを決めた上で縦横無尽、気ままに行き交う自由な表情。躍動的な側面と実験的なチャレンジを絶妙のバランスで溶け込ませた仕上がり。独創的な楽曲を彩るサウンドの流れがとても滑らかです。
ただし、主役がリズム楽器という性格上、演奏自体はストイック。しかし流麗。そして、ヒューマン。
音楽の展開に合わせて瞬時に必要な楽器を取り上げて演奏しているようでありながらも再現可能な綿密なアンサンブル。
また、そこに込められた音の奥行きの雄大さはある意味で環境音楽のようでもあり、アートコアな作品でもあり。
手探りで獲得した素朴なオリジナリティが魅力です。
個性的なアイデアが盛り込まれたフォークロア的手作り音楽。一種、原始的で土着的、且つ肉体的な音楽をコンテンポラリーな手法で蘇生させた、現代的な伝統主義とも言える新鮮で印象的な内容。あまり構えず、オープンな気持ちでお楽しみ下さい。
他にはない手触り、耳ざわり。傑作です。

ぎこちなく、小刻み、揺れ、走って、停まって、うごめく、音、音、音。

OLAibiが奏でるリズムは独特だ。一聴して彼女から出たリズムだと判る。パーカッションを叩いても、オルガンみたいな楽器を演奏しても、なんだか全てリズム。まるでモールス信号のような。アフリカのとある村々では、遠く離れた人達にリズムで信号を送る、太鼓を使って喋る、と言うけれど、なるほど、OLAibiが紡ぎ出すリズムを聴いてると、物語を読んでもらっている気分になる。それは人間がどうしたこうしたの物語ではない気がする。なんだか、精霊?(名前なんて何でもいいのだけれど)そんなものが語りかけてるような、知らないようで知ってる物語。
一緒に戯れたり、踊ったり、夢見たり。

彼女がパーカッションを叩くと、周りの空気が、色んなものが喜ぶ。世の中には、私がどうしただの、あなたがどうしただの、そんな私情をのせた音が溢れ出してて辟易するけれど、OLAibiのような音を聴くと、やっぱり音楽って昔から変わってなくて、とても素敵だなと思える。虫や鳥の音みたいで、精霊や植物や動物と話してるようで、馬になって走ったり、風になって鳥と飛んだり、波になって魚と揺れたり、おぞましい闇になって飲み込んでみたり、星になって光を受け止めたり。極自然に色んなものと交流して、嬉しくなる。

人類で初めて音を鳴らすとしたら、何の為に、どんな音を鳴らすだろう。
 

身体を揺らして、制約に囚われずに。

―高木正勝

read more