メディア: CDリリース情報
PCD-94103 Lapapo
2022.06.14
Tweet
マイス・パレード、じつに約9年ぶりとなる激待望のニュー・アルバム! 久しぶりの万華鏡音世界体験! 桃源郷行き確実の傑作!
マイス・パレード、約9年ぶりのニュー・アルバム『ラパポ』。2020年10月にリリース~ツアーの予定だったが、パンデミックにより延期となっていたいわく付きの作品。2013年の最後のツアーの後から少しずつレコーディングしてきたもので、マイス・パレードのカタログの各時代の音楽コンセプトを包含し、かつ新しい領域に乗り出すものである。キャロライン・ラフキンやクリスティン・アンナ・ヴァルティースドッティル(ex.ムーム)ら、これまでライヴ・バンドに参加していた歴代のシンガーが全員、参加し、ある意味、同窓会のような作品でもある。加えて、エンジェル・デラドリアン(ex.ダーティ・プロジェクターズ)とアローン・ダイアー(ビューク&ゲイス)が参加。アルバム・タイトルはヨルバ語で“一緒に”とか“完全に”といった意。夢見心地のリリカルなナンバーから無国籍チューン、シューゲイズまで盤石の一枚。
PCD-25342 Flying Doesn’t Help
2022.06.08
Tweet
幻の二作『アウト』と『リード・ウィッスル&スティックス』の再発が大好評のスラップ・ハッピーのアンソニー・ムーア。
彼が1979年にリリースしたアルバム『フライング・ダズント・ヘルプ』を紙ジャケット仕様で再発!ポップかつ先鋭的な無二の傑作!
スラップ・ハッピーのアンソニー・ムーアが、お蔵入りアルバム『アウト』(1976年)につづいて1979年にA. More名義でリリースしたアルバム『フライング・ダズント・ヘルプ』。彼は本作において、精巧でありながら親しみやすく、荒々しく、美しく、エモーショナルで、少し危険な音楽風景を創出している。フォーク・ロックを根源的な資質に持つという高品質のポップ・ソング集『アウト』から一転、彼は『フライング・ダズント・ヘルプ』において、とげとげしいアート・パンク的なプロダクションのシンガー・ソングライターの姿を提示し、カルトな傑作を生み出したのだ。鋭利かつアヴァンギャルドな破片と繊細なヴォーカルで満たされた、高密度の高い音の森を構築している。
再生するたびに少しずつその姿を現していく特別な作品だ。
PCD-26082 The Art Of Conversation
2022.06.02
Tweet
ベン・シドランを父に持つマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、シンガー・ソングライター、リオ・シドランの最新オリジナル・アルバム。オーセンティックかつコンテンポラリーな、無二のセンスが光る逸品!
「2018年に発表されたマイケル・フランクス・ソングブック『COOL SCHOOL』以来となる、リオ・シドランのソロ7作目。Dr. Jazzの異名をとるベン・シドランの息子ながら、そのスタイルは父よりマイケル寄り。根底にジャズのスピリットを宿しながら、スマートなワンマン・バンド・スタイルで洒脱に聴かせる。「Row On」は、南米ウルグアイのアーティスト:ホルヘ・ドレクスレル「川を渡って木立の中へ(Al Otro Lado del Rio)」の英語カヴァー。この曲はホルヘとリオの共同プロデュースで、映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」に提供され、2005年にオスカー受賞。ノラ・ジョーンズのデビュー盤がフェイヴァリットだった…、という方は要チェック」
――金澤寿和
リオ・シドランの最新アルバムは、2020年初頭に曲作りのプロジェクトとしてはじまった。その後、パンデミックの数ヶ月の間に新しい意味を持つようになり、最終的に、社会的孤立の親密さと、ソーシャル・ディスタンス・レコーディングの共同作業の可能性の両方を提示する作品となった。
PCD-94114 When Sonny Blows Blue
2022.06.02
Tweet
ソニー・スティットがアーマッド・ジャマルのレーベルに吹き込んだ超レア盤が2020年代に復刻! ハンコック、ロン・カーターなどがゲスト参加し、グルーヴィにキメた「Sunny」のカヴァーで即死間違いなしなキラー・ジャズ・ファンク盤!
ジャズ界きっての多作家で知られるソニー・スティットのリーダー作の中でも随一のレア度を誇る異色盤! ピアニスト、アーマッド・ジャマルが運営していたレーベルJamalに残されたこのアルバムにはハービー・ハンコック(p, key)、ロン・カーター(b)、グラディ・テイト(ds)、ジーン・ベルトンチーニ(g)、バッキー・ピザレリ(g)など驚くべき大物アーティストが参加し、その間違いないミュージシャン達と共にクオリティの高い演奏を披露。ソニーが好調なブロウを聴かせる4ビートも良いですが、やはり聴き所は1970年という録音時期にふさわしい最高のジャズ・ファンク・ナンバー。「Out Of This World」「Summertime」などのスタンダードが驚きのジャズ・グルーヴ的解釈でカヴァーされているほか、5分以上にわたって繰り広げられる「Sunny」高速カヴァーがたまりません!容赦無く叩きまくるグラディ・テイトのドラムに熱いものがこみあげます。アレンジ担当デイヴ・ワード作のファンク「Opus 1」も素晴らしい仕上がりに!
ALPCD-1 NOISE,VIOLENCE & DESTROY
2022.06.01
Tweet
Alchemy Records Essential Collections
1984年にJOJO広重が設立し、自身がリーダーをとるバンド非常階段のアルバムをはじめ、ノイズ、パンク、サイケなど幅広いジャンルをフォローしたアルケミー・レコードのリイシュープロジェクトが始動!
グラインド界の大物、ナパームデスにも影響を与えたといわれている大阪代表S.O.B. 彼らがノイズ・バイオレンス集団の非常階段と組んだのがこの作品。バックでノイズが響いていながら早くてカッコいい前例なき高速ギター、高速ドラム、デス声ヴォーカル、でノイズという素晴らしさ。
大阪で1980年代に活躍したハードコアバンド「S.O.B.」と非常階段の合体したユニット「SOB階段」。1988年にアナログレコードで発売、3000枚はすぐに完売。その後3度CD化されており、トータル5000枚以上プレスされ、やはり完売で現在廃盤中。国内外から長年再発を渇望されていた傑作が満を持してリリース!
ALPCD-2 スラップ・ハッピー・ハンフリー
2022.06.01
Tweet
Alchemy Records Essential Collections
1984年にJOJO広重が設立し、自身がリーダーをとるバンド非常階段のアルバムをはじめ、ノイズ、パンク、サイケなど幅広いジャンルをフォローしたアルケミー・レコードのリイシュープロジェクトが始動!
嵐のようなノイズの中から木漏れ日の如く童子の世界が見え隠れする…ノイズまじりの森田童子、世界唯一森田童子のカヴァー・バンド、それがスラップ・ハッピー・ハンフリー。
フォークとノイズ、一見すると相反するように思えるこのふたつの要素が生み出す奇跡的な空間。板倉ミネコの歌声もいい。ノイズの向こうにぼんやりとではあるが間違いなく居る、、、森田童子が、、、JOJO広重が予てから構想していた「ノイズの中で森田童子を演奏する」というコンセプトでエンジェリン・ヘヴィ・シロップの板倉ミネコ、サバート・ブレイズの藤原弘昭氏とで結成。
PCD-4556 I Love You EP
2022.05.18
Tweet
70’sソウルマナーを踏襲したメロウでグルーヴィーなサウンドを聴かせる気鋭のシンガーソングライター“イハラカンタロウ”。Weldon Irvineによるレア・グルーヴ~フリー・ソウル・クラシック「I Love You」日本語カバーも話題となった彼の最新EPがリリース!全国ラジオ局でのヘヴィ・プレイを経て即完&争奪戦となった7インチ「I Love You / You Are Right」に加えて、同じく7インチでリリースされていた「gypsy/ rhapsody」、さらには「I Love You」の最新Studio Live Sessionも収録した全楽曲初のCDフォーマットでリリース決定!
70年代以降のソウルやAORをベースに幅広い音楽スタイルやエッセンスを吸収したサウンドで現代のクロスオーヴァー・ソウルを体現する”イハラカンタロウ”。今年2月に7インチでリリースされたWeldon Irvineによるレア・グルーヴ~フリー・ソウルクラシック「I Love You」は、オリジナルのフィーリングはそのままに日本語カバーで歌い上げたそのスキルとセンスで高い評価を受けましたが、カップリングのオリジナル曲「You Are Right」も全国各地のラジオ局やプレイリストで取り上げられ耳の肥えたAORリスナーも唸らすなどソングラインティング能力の高さも披露!最新EPとなる本作には即完&争奪戦となった7インチ「I Love You/You Are Right」に加えて、同じく7インチでカットされていた1stアルバム『C』からの2曲、軽やかなカッティング・ギターとピアノのバッキングが心地よい爽快グルーヴィー・ソウル「gypsy」とメロウでスウィートなミディアムバラード「rhapsody」、さらには「I Love You」と「gypsy」の最新Studio Live Sessionを収録した全楽曲初のCDフォーマットとしてリリース決定!
PCD-94117 Les Nouvelles Musiques De Chambre Volume 2
2022.05.18
Tweet
イタリアのアンビエント・プロデューサー、Gigi Masinが、This HeatのCharles Haywardとの連名で88年にベルギーの<Sub Rosa>からリリースした作品がリイシュー!
Bjork「It’s in Our Hands」、Nujabes「Latitude」、そして近年では舐達麻「Floatin’」にもサンプリングされた名曲「Clouds」を収録した最高傑作!
イタリアのMusic From Memory 監修によるベスト盤「Talk To The Sea」のリリースを皮切りに、ファースト・アルバム「Wind」や「The Wind Collector」が立て続けに再発されるなど、2010年代以降再評価高まるイタリアの音楽家Gigi Masin。2018年以降は毎年コンスタントに新作をリリースするなど、現在も精力的に活動を続ける生けるレジェンド。その彼が1989 年にThis HeatのCharles Haywardとの連名で発表した、彼の最高傑作と名高いアルバムがリイシュー! LPのA面をGigi Masinによる作品が占めており、その美しいピアノの音色が心に染みるアンビエント/ニューエイジから現代のバレアリック/エレクトロニカ・ファンまでを魅了すること間違いなし!
PCD-94106 Message From The Tribe 1st Version
2022.05.18
Tweet
伝説のレーベル、Tribeの代表作であり、3種類のタイプがあることでも有名な『A Message From The Tribe』。1stヴァージョンの『崖ジャケ』、2ndヴァージョンの『地球ジャケ』、3rdヴァージョンの『顔ジャケ』はそれぞれ内容が違う。今回、これまで再発、CD化がされてこなかった幻の1stヴァージョンの『崖ジャケ』と、本作の最終形態である3rdヴァージョンの『顔ジャケ』を限定復刻! しかも『顔ジャケ』アナログ盤は、より完成度を高くした2枚組重量盤となって再発!
ここからTribe伝説が始まった! オリジナル盤は入手困難ゆえに、今まで知られていなかったテイクの全く違う幻の1stヴァージョンの全貌がこの一枚で明らかに!
『Message From The Tribe』の最初のヴァージョンは、他と比べ録音や収録曲が違うということは、オリジナルがレアな事もあり知る人ぞ知る事実だが、今回はその謎を解明するべく世界初の完全復刻。Tribeのコミュニティは、発足当初はライブを主な活動としていたが、その延長で音楽と寸劇と詩で構成されたミュージカルをデトロイト美術館にて公演。その録音を一枚のLPに収めたのがこの『崖ジャケ』だ。収録曲のウェンデル・ハリソンの代表的な曲、「Where Am I」はフリー・セッションから徐々にスピリチュアルで気持ちの良い楽曲へと構築されていく、ウェンデル代表曲の初演。また「What We Need」はメッセージ性の強さを象徴するフィル・ラネリンによる曲で、自由と自立のためにいま何が必要かを問いかけたメッセージが妖艶に紡がれていくグルーヴィーなヴォーカル・ジャズファンク。本作は当時のデトロイトの優秀なミュージシャン達が自由で斬新な演奏を行い、社会的な強いメッセージを込め、時代を変えていこうとする姿勢と情熱を注いだ最初の船出。ブラック・アメリカンズにおける音楽史の重要な作品であることは間違い無い。
PCD-94107 A Message From The Tribe 3rd Version
2022.05.18
Tweet
伝説のレーベル、Tribeの代表作であり、3種類のタイプがあることでも有名な『A Message From The Tribe』。1stヴァージョンの『崖ジャケ』、2ndヴァージョンの『地球ジャケ』、3rdヴァージョンの『顔ジャケ』はそれぞれ内容が違う。今回、これまで再発、CD化がされてこなかった幻の1stヴァージョンの『崖ジャケ』と、本作の最終形態である3rdヴァージョンの『顔ジャケ』を限定復刻! しかも『顔ジャケ』アナログ盤は、より完成度を高くした2枚組重量盤となって再発!
収録曲やテイクを変更してリリースされた2ndヴァージョンから更にこだわりを追求し、細部の音のバランス変更やエフェクト処理などを加え完璧に仕上げられた完全版!
『A Message From The Tribe』の代表的なバージョンは「地球ジャケ」と思われがちだが、実はこの3rdバージョンの「顔ジャケ」が本作品群における最終形態。まず1stヴァージョン「崖ジャケ」ではA面がウェンデル・ハリソン、B面がフィル・ラネリンの書く曲であったのに対し、2ndヴァージョン以降はそれが逆になり、テイクも変更、加えてウェンデルの楽曲が全曲別曲に差し替えられている。そして2ndヴァージョンから大きくミックスを変え、マスタリングやカッティングまでこだわりリリースされたのが本作。2ndヴァージョンと聴き比べても別物と思えるほど、音の違いがはっきりわかり、特に「What We Need」のファンキーさは、キックとベースの音圧やボーカルの輪郭などが格段にアップし、レアグルーヴ度200%、現在であればクラブ仕様としても十分に使える音像に変化している。そのほか反復するウッドベースのフレーズやローズの音色などが漆黒のグルーヴを生み出した「How Do We End All Of This Madness」や、刻んだハットと乱れ打つスネアが印象的なウェンデル・ハリソンらしい疾走感あるジャズファンク「Beneficent」など、独自のファンク+フリージャズ感を打ち出した、Tribeならではの楽曲多数。今回のリイシューは元の音源を忠実に再現しつつ、アナログは2枚組の重量盤LPでより高音質な仕様にしてリリース。Tribeのアーカイブにマストなデラックス盤をこの機会に是非!