メディア: CDリリース情報

PCD-94119 Ethnic Expressions
2022.07.06

レア度、スピリチュアル度、グルーヴ度、全てがスピリチュアル・ジャズ・シーン最高峰と呼ばれる究極のライヴ・アルバム! デトロイトが誇るドラマー、ロイ・ブルックスが残した壮絶なブラックネスを放つ一枚が甦る!

50年代に活動をスタートし、60年代初頭のホレス・シルヴァー・コンボを皮切りに、スタンリー・タレンティン、ユセフ・ラティーフ、チャールズ・ミンガスなどのバンドに参加するなど05年に没するまで常にシーンの第一線を支えてきた筋金入りの職人肌アーティスト、ドラマー、ロイ・ブルックス。地元デトロイトのウェンデン・ハリソンのアルバムにも参加するほか、名高いマックス・ローチのM’boomプロジェクトにも加わっている凄腕ドラマーが70年代前半に自身が率いたグループ、ジ・アーティスティック・トゥルース名義で73年11月、NYCでのライヴを収録した、質、濃度ともにBaystate盤を軽く凌駕する一枚が本作だ。参加メンツもレジー・ワークマン(b)、オル・ダラ(tp)、ジョー・ボナー(p)、セシル・ブリッジウォーター(tp)、ソニー・フォーチュン(as)ら錚々たるブラック・ミュージシャンを従え、2曲ではエディー・ジェファーソンもヴォーカルで加わるという充実度。まさにこの時代のスピリチュアル・ジャズの真の凄味が凝縮されたような生々しく、これでもかとグルーヴを詰め込んだ5曲48分のスピリチュアル魂を感じるライヴドキュメント!

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PCD-94118 Synchronized
2022.07.06

タイムレス・レジェンド=『永遠なる伝説』の名にふさわしい、数々のディスクガイドやDJ諸氏にフィーチャーされたディガー悶絶の究極甘茶盤が最新リイシュー! 世界中のハード・ディガーを虜にした究極のモダン・ダンサー「I Was Born To Love You」など“全てのシングル曲”を追加収録したコンプリート仕様!

スウィートなバラードやメロウでグルーヴィなダンサーに絡むハーモニーも抜群なオハイオ州出身の4人組コーラスグループ、タイムレス・レジェンド。そのレア度と充実の内容は甘茶盤の頂点と言っても過言でもない唯一のオリジナル・アルバムに、さらにシングル曲として当時7インチで発売され、ケブ・ダージをはじめとした世界中のハード・ディガーを虜にした究極のモダン・ダンサーで、ソウル・ファンからレア・グルーヴリスナーまで狂喜乱舞したフロア・キラー「I Was Born To Love You」などシングル曲6曲を追加収録!グループが残した全ての楽曲を余すことなく収録したコンプリート仕様での最新リイシューです!

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PCD-17842 JAZZ IS DEAD 011
2022.06.28

エイドリアン・ヤングとア・トライブ・コールド・クエストのアリによるプロジェクト<Jazz Is Dead>最新シリーズがスタート!

・LAアンダーグラウンド、現行ジャズ・シーンにおいて最も注目されるレーベル〈Jazz Is Dead〉のセカンド・シリーズが早くもスタート!
・セカンド・シリーズでフィーチャリングされるのは、ロニー・リストン・スミス、ヘンリー・フランクリン、ジーン・カーン、フィル・ラネリン、ウェデル・ハリソン、トニー・アレン、ギャレット・サラチョ、カタリスト(katalyst)!
・セカンド・シリーズの一発目は、前回同様、今後発表されるアルバムから1曲ずつ収録したお披露目コンピレーション!
・世界中のディガーが日夜そのレコードを追い求めるブラック・ジャズやレア・グルーヴの巨匠たちと、今最もレトロ・モダンなブラック・ミュージックを奏でるザ・ミッドナイト・アワーによる世代を超えた夢の共演!!

“僕たちは先人に敬意を払いながら音楽を作る。それが僕たちの目的なんだ”
アリ・シャヒード・ムハンマド

〈Jazz Is Dead〉、セカンド・シリーズ開幕!!
コロナ禍の中、レーベルの原点でもあるライヴ・イヴェントが開催できない苦しい状況においても無事に完走したファースト・シリーズ全10作品により、LAアンダーグラウンドやジャズの界隈でいま最も衆目を集める存在となった〈Jazz Is Dead〉が早くもセカンド・シリーズをスタート。開幕を告げる鐘となるのは、前回と同じく、セカンド・シリーズでリリースが予定されているアルバムから1曲ずつを収録したコンピレーション。今回のラインナップには、コズミックなジャズ・ファンク~フュージョンの先駆者であるロニー・リストン・スミスを皮切りに、〈Black Jazz〉からのリーダー作や、同レーベルの数々の名盤で印象的な演奏を残したベーシストのヘンリー・フランクリン、同じく〈Black Jazz〉を代表する歌姫にして、ファースト・シリーズでもアルバムをリリースしたダグ・カーンの奥方であったジーン・カーン、さらには伝説的なブラック・ジャズ・レーベル〈Tribe〉の創始者であるフィル・ラネリン、ウェンデル・ハリソンまでもが登場。これだけでも、レア・グルーヴ~ブラック・ジャズの好事家たちにとっては夢のような企画ながら、ジャンルや世代を越境したコラボレーションをその魅力とする〈Jazz Is Dead〉らしく、2020年に惜しくも亡くなった、フェラ・クティの右腕としてアフロビートを創造したトニー・アレンや、1973年に名門〈Impulse〉に唯一残したアルバム『En Medio』がラテン/チカーノ・ジャズの傑作としてLA界隈で今なお語り継がれるギャレット(ゲイリー)・サラチョもそのラインナップに名を連ねる。そして、もしかしたらセカンド・シリーズにおけるダークホース、最大の聴きどころになるかもしれないのは現行LAジャズ・シーン注目のコレクティヴ、カタリストとのコラボレーション。これまでのリリースでも、カタリストのドラマー、グレッグ・ポールが随所でプレイしていたため、気心知れた関係故に他の大御所陣との作品とは一味違うサウンドに乞うご期待。前回同様、最後にはエイドリアンとアリのユニット、ザ・ミッドナイト・アワーによる新曲も収録。

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PCD-27063 US
2022.06.22

4年ぶり待望のニューアルバムはソフトでキャッチーなネオソウル感覚のギターロック!初めての日比谷野音ワンマンに向けて最高傑作ここに誕生!!

「眺め」(2018年)以来4年ぶり待望のオリジナルアルバム(12枚目)。2022年8月13日に待望の日比谷野音ワンマン公演を控えたタイムリーなリリース。性別を超えた視座で男性的な表現からの解放に努めた有馬和樹のリリックと唯一無二のグッドメロディーが心地良くマッチング。無駄な音を削ぎ落しながら隙間を存分に生かしたミニマルな構造の中で浮遊感や陶酔感が印象的な新しい響きを湛えたしなやかでソフトなサウンド。従来よりも重心が低めで抑制の効いた柔らかな生演奏をベースに簡素な言葉遣いで明快なフックを繰り出す歌ごころが肝。キャッチーなネオソウルとサイケデリックなギターロックの横断的アプローチが魅力的な最高傑作です。

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PCD-26085 For Imagination’s Sake
2022.06.22

ヨット・ロック/西海岸AORアーティスト、ペイジ99、衝撃のデビュー作に続くセカンド・アルバムが早くも登場! 前作以上の完成度に驚嘆するしかない傑作!

現行シーンをフォローするすべてのAORファンを驚愕させたデビュー作から約1年。ペイジ99が、早くも2枚目のアルバムをドロップ。サンズ・オブ・チャンプリンのカヴァー曲をリメイクしたタイトル曲には、そのオリジネイターであるビル・チャンプリンがヴォーカル。更にビルが参加するCWF首謀者のピーター・フリーステット、マドンナやホール&オーツ、ザ・システムで活躍したポール・ペスコが、共にギターで参加。前作よりメロディ重視、バラエティに富んだAORの魅力をアピールする中、フィニス・ヘンダーソンの名曲カヴァー「You Owe It All To Love」が一層の輝きを放つ」
――金澤寿和

バークリー出身のミュージシャン、ジョン・ニクソンが、偉大なる1970年代、80年代の米西海岸の音楽の理想の姿を存続させるべく立ち上げたプロジェクト、ペイジ99。大好評のデビュー作に続くセカンド・アルバムが早くも完成! サンズ・オブ・チャンプリン作品のリメイクとなるタイトル曲のリード・ヴォーカルは本家ビル・チャンプリン! 前作以上にカラフルで秀逸なメロディが光る傑作!

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PCD-26083 Vol. 1
2022.06.22

プリンス・ファン、ミネアポリス・サウンド・ファン必聴! 正真正銘のスーパー・グループ、マイティ・ソウルメイツ、1993年録音のお蔵入り作品を日本独自CD化!

「プリンスに近いアンドレ・シモーンとセント・ポールことポール・ピーターソン、ザ・システムのミック・マーフィー、そしてマドンナ、ティナ・ターナー、アル・ジャロウ、マイケル・マクドナルドらに楽曲提供してきたサウンド・クリエイター:ガードナー・コール。そんな4人が93年から手を組み、断続的に動かしてきた幻のプロジェクト、ザ・マイティ・ソウルメイツが遂にヴェールを脱いだ。ソリッドなソウル&ファンクに緻密なコードワークとメロウなハーモニー。リアルなミュージシャンシップが籠もった、しなやかなアーバンR&Bスタイル」
――金澤寿和

レヴォリューション以前のプリンスのオリジナル・ベーシストだったアーティスト/シンガー/ソングライター/プロデューサー、アンドレ・シモン、ザ・システム、ジャック・サス・バンドのメンバーだったシンガー/ソングライター/プロデューサー/ギタリスト、ミック・マーフィ、ザ・タイムのキーボード奏者で、プリンスのグループ、ザ・ファミリーのリード・シンガーだったセイント・ポール・ピーターソン、マドンナとの仕事で有名なソングライター/プロデューサー/ミュージシャン、ガードナー・コールの4人によって結成されたマイティ・ソウルメイツ。その1993年に録音され、四半世紀以上、未発表となっていた、伝説となるべきだったセッションを開帳。2021年12月にデジタルのみでリリースされたアルバム『Vol. 1』を日本独自CD化。洗練されたファンク、エモーショナルなR&B、ニュー・ジャック・スウィングのフレイヴァが見事にブレンドされた高水準サウンドに驚愕。お蔵出しに感謝!の一枚。『Vol. 1』ということで、続編にも期待したい。

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PCD-25343 Lady Champagne
2022.06.14

世界標準のサウンドで国内外のシーンから高い評価を得ているディスコ・クリエイター”T-GROOVE”と数多のセッションやライヴで変幻自在のグルーヴを叩き出すストリート・ドラマー”George Kano”を中心に、日本とフランスから総勢18名に及ぶミュージシャンが集結したジャズ・ファンク・ディスコ・プロジェクトが始動!ムーディーでスウィート…ソウルフルでグルーヴィー…全編生音によるプロダクションで繰り広げられるセクシーでラグジュアリーなサウンドは、フロアからリスニングまでフィットする現在進行形ダンス・ミュージック![全編英語詞]

セーヌに映る摩天楼のキラメキが、水面のシンコペーションに波打つ。時計の針を止めれば、心はもうパリからTOKYOへと駆け出して。T-Grooveとジャズ・ファンク・ドラマーGeorge Kanoが発信する、ミラクルな日仏共同プロジェクト・アルバム。
(金澤寿和 / 音楽ライター・ Light Mellow)

「ディスコを究めつつ多方面にアクセスするT-Groove。ジャズやファンクを軸にi-depの一員としても活動するドラマーのGeorge Kano。ダンス・ミュージックの粋を知り尽くしたふたりのグルーヴ・マスターがラグジュアリーで親密な空間に誘う。国境を越え幅広い人脈を駆使して全編生音で奏でるモダンなフュージョン・ディスコは、70~80年代の音楽を愛するリスナーにとっての桃源郷だ。SWING-OやYUMA HARAも関与した緻密かつ大胆なアレンジ、DAISUKEやShohei Uemur(aTHREE1989)らによるムーディーなヴォーカルも彩りを加える。(林 剛/音楽ジャーナリスト)

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PCD-94104 Positive Force Feat. Leslie Page
2022.06.14

世のソウル~AOR~レアグルーヴ・コレクター達をとろけさせてきた83年リリースの大傑作アルバム『Positive Force Feat. Denise Vallin』で知られる西海岸のバンド=ポジティヴ・フォースによる秘蔵音源が、なんと日本独自CD/LP化!!

「数年前の発掘劇でレア・グルーヴ~AORのフリークたちをクラクラさせたグループが、ナンと大復活!  女性シンガーは代わったものの、演奏陣は当時と同じラインアップで、あの頃のままのヴィンテージな都会派ジャズ・ファンクを今に蘇らせる。歴史がひと回りするとき、我々の感動もまた巡ってくるのだ。」
――金澤寿和

驚異のヒット~ロングセラーを続ける魅惑の激レア再発盤『Positive Force Feat. Denise Vallin』と同じ、いやそれ以上の輝きを放つ極上のソウル~AORアルバムの誕生! そのアルバムに収録された名曲「Everything You Do」の流れを汲んだ「Forever In Your Eyes(仮)」を筆頭に、さらに洗練度の増した抜群にメロウでこの上なく都会的なサウンドが展開された最高の内容!本作も間違いなくソウル~AORの両ファンの心を鷲掴み虜にしてくれること間違いなしの逸品!!

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PCD-17843 JEAN CARNE(JAZZ IS DEAD 012)
2022.06.14

〈Jazz Is Dead 〉、セカンド・シリーズ第二弾!! コロナ禍の中、レーベルの原点でもあるライヴ・イヴェントが開催できない苦しい状況においても無事に完走したファースト・シリーズ全10作品により、LAアンダーグラウンドやジャズの界隈でいま最も衆目を集める存在となった〈Jazz Is Dead 〉、セカンド・シリーズの第二弾が登場。第一弾のコンピレーション『JAZZ IS DEAD 011』で狼煙を上げ、いよいよ本始動と言える今作は、〈Black Jazz 〉を代表する歌姫、ジーン・カーン!!

〈Jazz Is Dead 〉のファースト・シリーズの5作目にて登場したダグ・カーンの奥方でもあったジーン・カーン。70年代前半の〈Black Jazz 〉時代には、ダグ・カーンのスピリチュアル~ブラック・ジャズの名盤『Spirit Of The New Land』、『Revelation』の二作にて、「featuring the voice of Jean Carn」という表記で文字通りヴォーカリストとして参加。その後、フィリー・ソウルの総本山〈Philadelphia International 〉に移籍し、ギャンブル&ハフやデクスター・ワンゼルのプロデュースの元、あのラリー・レヴァンがヘヴィ・プレイした“Free Love”や“Was That All It Was”など数々のガラージ・クラシックを収録したディスコ・クラシック・アルバムを3枚吹き込み、ジャズ・ファンだけでなく、ソウル~ディスコ界隈からも支持の厚い彼女。

今回、ザ・ミッドナイト・アワー(エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハンマド)のバックアップの元で送り出す久しぶりのソロ・アルバムは、“People Of The Sun”、“The Summertime”といった曲名にも表れているように、暖かく、陽気なムードの楽曲を中心とした内容に。思わず惚けるメロウなソウルと、否が応でも踊り出したくなるグルーヴィーなジャズが等しく配合された極上のバッキング・トラックの上で、とても齢75とは思えない衰え知らずのきめ細かなヴォーカルを披露するジーン・カーン。70年代のソウル・ジャズ系のレア・グルーヴ・アルバムにひっそりと収録されていそうな“People Of The Sun”、ジャズ・ヴォーカリストとしての本領を発揮する“My Mystic Life”、ネオ・ソウル調のお洒落な“The Summertime”、これから踊れるジャズ系DJのレコード・バッグの常連になりそうな緩急の効いた“Black Love”と、繰り返しになりますが、70代とは思えない歌声の力強さ、表現力にはただただ驚くばかり。ザ・ミッドナイト・アワーの二人の音楽の懐の広さも堪能できる、またまた素晴らしいアルバムが誕生。

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PCD-27061 Orang-Utan
2022.06.14

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1971年、ハード・ロックの巨猿が大西洋両岸を蹂躙した! 英国ロンドンで結成、アメリカでデビューを飾った“幻”のバンドの唯一のアルバムが日本国内盤初のリリース決定!

オランウータンはレッド・ツェッペリンやリーフ・ハウンドなどを彷彿とさせるブルージーでアシッドなハード・ロックでマニアのハートを鷲掴みにしてきた。ヘヴィなギター・リフと絡み合うツイン・リード、コブシの効いた高音シャウトが交錯するサウンドはリリースから半世紀を経た今日でも鮮烈だが、バンドは本作1枚のみで解散。イギリス出身でありながらアメリカのみでアルバム・デビューという複雑な事情も関係して流通がままならず、知る人ぞ知るアンダーグラウンド・レジェンドとしてロック史にその名を刻んできたが、いよいよその全貌が白日の下に晒されることになった。
1960年代後半にハンターとして結成。ロンドン周辺でライヴ活動を行い、ジェネシスやモット・ザ・フープルと共演したこともあったという彼らは半日でアルバムをレコーディング。その音源が知らないうちにアメリカで発売されていた!…というのが本作だ。
そんな数奇な運命に翻弄され、短命に終わったバンドの唯一のアルバムとなる『オランウータン』だが、そのソングライティングと演奏力には驚かされる。攻撃力に満ちた「アイ・キャン・シー・インサイド・ユア・ヘッド」(M1)「チョコレート・ピアノ」(M4)、ウェットな哀メロが映える「ラヴ・クイーン」(M3)「フライ・ミー・ハイ」(M6)、プログレッシヴな展開の「マジック・プレイグラウンド」(M8)などは当時のトップ・バンドと較べても遜色のないもので、当時19~20歳のメンバー達のありったけのエネルギーが注ぎ込まれている。
わずか1作で解散したオランウータンだが、ギタリストのミック・クラークはデイヴィ・パティスン(ロビン・トロワー、モントローズ)、ロング・ジョン・ボールドリーと活動するなど、音楽シーンに爪痕を残してきた。『オランウータン』の日本公式リリースは、ハード・ロックの失われた鎖が繋がれる瞬間だ。

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