ジャンル: JAZZリリース情報
PLP-7863 Ethnic Expressions
2022.10.19
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レア度、スピリチュアル度、グルーヴ度、全てがスピリチュアル・ジャズ・シーン最高峰と呼ばれる究極のライヴ・アルバム! デトロイトが誇るドラマー、ロイ・ブルックスが残した壮絶なブラックネスを放つ一枚が甦る!
50年代に活動をスタートし、60年代初頭のホレス・シルヴァー・コンボを皮切りに、スタンリー・タレンティン、ユセフ・ラティーフ、チャールズ・ミンガスなどのバンドに参加するなど05年に没するまで常にシーンの第一線を支えてきた筋金入りの職人肌アーティスト、ドラマー、ロイ・ブルックス。地元デトロイトのウェンデン・ハリソンのアルバムにも参加するほか、名高いマックス・ローチのM’boomプロジェクトにも加わっている凄腕ドラマーが70年代前半に自身が率いたグループ、ジ・アーティスティック・トゥルース名義で73年11月、NYCでのライヴを収録した、質、濃度ともにBaystate盤を軽く凌駕する一枚が本作だ。参加メンツもレジー・ワークマン(b)、オル・ダラ(tp)、ジョー・ボナー(p)、セシル・ブリッジウォーター(tp)、ソニー・フォーチュン(as)ら錚々たるブラック・ミュージシャンを従え、2曲ではエディー・ジェファーソンもヴォーカルで加わるという充実度。まさにこの時代のスピリチュアル・ジャズの真の凄味が凝縮されたような生々しく、これでもかとグルーヴを詰め込んだ5曲48分のスピリチュアル魂を感じるライヴドキュメント!
PCD-17851 HENLY FRANKLIN (JAZZ IS DEAD 014)
2022.10.04
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〈JAZZ IS DEAD〉、セカンド・シリーズ第四弾!! コロナ禍の中、レーベルの原点でもあるライヴ・イヴェントが開催できない苦しい状況においても無事に完走したファースト・シリーズ全10作品により、LAアンダーグラウンドやジャズの界隈でいま最も衆目を集める存在となった〈JAZZ IS DEAD〉、セカンド・シリーズの第四弾が登場。第一弾のお披露目コンピレーションから始まり、早くも第四弾となる今回は、第二弾でフィーチャーされたジーン・カーンと同じく70年代に〈Black Jazz〉レーベルにて活躍した、スキッパーの異名を取る名ベーシスト、ヘンリー・フランクリン!!!
マニュアル・アーツ・ハイ・スクール在学中に、ロイ・エアーズのラテン・ジャズ・カルテットのメンバーとしてプロとしてのキャリアをスタートさせ、その後、彼のプレイを目にしたヒュー・マサケラにその才能を見初められ、マセケラの大ヒット曲“Grazing in the Grass”に参加することで人気プレイヤーとしての地位を確立し、これまでにスティーヴィー・ワンダーからフレディ・ハバード、アル・ジャロウなど数々の著名なミュージシャンに起用されてきたヘンリー・フランクリン。72年には〈Black Jazz〉から初のリーダー作であり、自身の異名を冠にした『The Skipper』と、その二年後に『The Skipper at Home』をリリースし、同時に〈Black Jazz〉の数々の名盤にも参加し、同レーベルを支えた功労者として、レア・グルーヴ〜ブラック・ジャズ界隈からその名前が信頼される存在に。
『The Skipper at Home』収録の“Soft Spirit”はア・トライブ・コールド・クエストの“The Hop”でサンプリングされていたこともあり、アリ・シャヒード・ムハンマドとの邂逅は必然的でもあるといえる今回のコラボレーション。アルバムのオープナーとなる“Karibu”は、ゆったりとした立ち上がりからダブル・タイムへと突入する曲調で、開幕早々胸が熱くなる1曲。“People’s Revolution” は、〈Black Jazz〉や〈Strata East〉のような王道のブラック・ジャズの雰囲気を踏襲した曲調ではあるもの、ここから終盤にかけては主役の多彩さが際立つ展開に。チック・コリアの不朽の名盤『Return to Forever』のサウンドをアップデートしたような“Feedback”、チャールズ・ミンガスが愛情を注いだラテンとジャズのフュージョンを想起させる“Cafe Negro”、そしてユゼフ・ラティーフのように西アフリカのリズムを取り入れた白熱の“African Sun”と、ジャズの偉人たちのこれまでの挑戦の歴史をなぞるような、マエストロのジャズマンとしてのアグレッシヴさが前面に出た、驚きと感動に満ち溢れた一枚に仕上がっています。
https://youtu.be/0Q-JoHLMW_I
https://youtu.be/UPXNtNkkLPA
THE REAL SHOOBEEDOO
2022.09.28
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PLP-7843 A Spirit Speaks
2022.09.28
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名曲「Coltrane」の作曲で知られるベーシストであり、映画監督スパイク・リーの父としても知られるビル・リー率いるファミリー・バンドが名門〈Strata-East〉に唯一残したスピリチュアル・ジャズの最高峰。70年代のスピリチュアル・ジャズの奥深さと偉大さを伝える宝石のように美しく輝く大傑作!
「Crooklyn」や「Do The Right Thing」などのディレクターである映画監督、スパイク・リーの父としても知られるビル・リーとその兄弟たちによって構成されたファミリーバンド、Descendants Of Mike and Phoebeが唯一残したアルバムが本作「A Sprit Speaks」だ。クリフォード・ジョーダンの名演でも有名なビル・リーが残した大名曲「Coltrane」は凛とした美しさを放つピアノの音色と重厚なワルツビートが奇跡的なバランスで表現されている。チック・コリアに捧げたと思われるM3「Chick Chick」ではアップテンポで疾走感のある楽曲を披露。そこからラストの「Too Little, Too Late」までとにかく美しくて、泣けてしまうような楽曲が続いていく70年代のスピリチュアル・ジャズの奥深さと偉大さを伝える大傑作!
PCD-94126 Better Days
2022.09.21
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“ジョー・パスxジャズ・ファンク”異種格闘技的伝説のレア盤が待望の世界初LPリイシュー! 知的でファンキー&小粋でダンサブル! 正統派ジャズギター・ファンはもちろん、ロニー・ジョーダン、インコグニートなどアシッド・ジャズ・ファンや『Cafe Bleu』からのUKソウルファンにもオススメ!! フロアでもカフェやバーでも大活躍の1枚です!!!
ジャズ・ギターの名手ジョー・パスがジャズ・ファンクに挑んだ興味深いレア名盤が待望のリイシュー!(1971年作)
カリフォルニアのマイナー・レーベルGwyn Recordsの第一弾としてリリースされたこの一枚、非常に豪華なメンバーが参加しています。ドラムにポール・ハンフリーとアール・パーマー、ベースにキャロル・ケイ(レーベル・オーナー)とレイ・ブラウン、ホーン隊はJ.J.ジョンソン、トム・スコット、コンテ・カンドリ、とまさに当時の西海岸のトップ・ミュージシャンが一同に会した歴史的セッション。冒頭のクール・ファンク「Better Days」からほぼ全編ジャズ・ファンクの嵐。ジョー・サンプル作の「Free Sample」、うねるビートが印象的な「Burning Spear」、ベース・ラインが渋過ぎる「Head Start」、ゴキゲンなブギー・シャッフル「Gotcha!」など、いずれもが西海岸らしくドロ臭さを排したスマート・ファンク。ジャズ・ボッサ「Balloons」、泣きのミディアム・ソウル「It’s Too Late」なども存在感抜群。シングル・トーンでツボを押さえまくったパスのインテリジェントなソウル・ジャズ・ギターが存分に楽しめるだけでなく、グルーヴィンな西海岸最高のファンキー・リズム・セクションも最高の聴き心地。
SRVLP-3 EVENING!
2022.09.21
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SRVLP-4 アニメザットジャズ弐
2022.09.21
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SRVLP-5 EVER JAZZ
2022.09.21
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William Odell Hughes
2022.09.14
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PLP-7862 JEAN CARNE(JAZZ IS DEAD 012)
2022.09.07
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〈Jazz Is Dead 〉、セカンド・シリーズ第二弾!! コロナ禍の中、レーベルの原点でもあるライヴ・イヴェントが開催できない苦しい状況においても無事に完走したファースト・シリーズ全10作品により、LAアンダーグラウンドやジャズの界隈でいま最も衆目を集める存在となった〈Jazz Is Dead 〉、セカンド・シリーズの第二弾が登場。第一弾のコンピレーション『JAZZ IS DEAD 011』で狼煙を上げ、いよいよ本始動と言える今作は、〈Black Jazz 〉を代表する歌姫、ジーン・カーン!!
〈Jazz Is Dead 〉のファースト・シリーズの5作目にて登場したダグ・カーンの奥方でもあったジーン・カーン。70年代前半の〈Black Jazz 〉時代には、ダグ・カーンのスピリチュアル~ブラック・ジャズの名盤『Spirit Of The New Land』、『Revelation』の二作にて、「featuring the voice of Jean Carn」という表記で文字通りヴォーカリストとして参加。その後、フィリー・ソウルの総本山〈Philadelphia International 〉に移籍し、ギャンブル&ハフやデクスター・ワンゼルのプロデュースの元、あのラリー・レヴァンがヘヴィ・プレイした“Free Love”や“Was That All It Was”など数々のガラージ・クラシックを収録したディスコ・クラシック・アルバムを3枚吹き込み、ジャズ・ファンだけでなく、ソウル~ディスコ界隈からも支持の厚い彼女。
今回、ザ・ミッドナイト・アワー(エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハンマド)のバックアップの元で送り出す久しぶりのソロ・アルバムは、“People Of The Sun”、“The Summertime”といった曲名にも表れているように、暖かく、陽気なムードの楽曲を中心とした内容に。思わず惚けるメロウなソウルと、否が応でも踊り出したくなるグルーヴィーなジャズが等しく配合された極上のバッキング・トラックの上で、とても齢75とは思えない衰え知らずのきめ細かなヴォーカルを披露するジーン・カーン。70年代のソウル・ジャズ系のレア・グルーヴ・アルバムにひっそりと収録されていそうな“People Of The Sun”、ジャズ・ヴォーカリストとしての本領を発揮する“My Mystic Life”、ネオ・ソウル調のお洒落な“The Summertime”、これから踊れるジャズ系DJのレコード・バッグの常連になりそうな緩急の効いた“Black Love”と、繰り返しになりますが、70代とは思えない歌声の力強さ、表現力にはただただ驚くばかり。ザ・ミッドナイト・アワーの二人の音楽の懐の広さも堪能できる、またまた素晴らしいアルバムが誕生。