ジャンル: JAZZリリース情報

PCD-94108 A Message From The Tribe 2nd Version
2022.05.18

伝説のレーベル、Tribeの代表作であり、3種類のタイプがあることでも有名な『A Message From The Tribe』。1stヴァージョンの『崖ジャケ』、2ndヴァージョンの『地球ジャケ』、3rdヴァージョンの『顔ジャケ』はそれぞれ内容が違う。今回、これまで再発、CD化がされてこなかった幻の1stヴァージョンの『崖ジャケ』と、本作の最終形態である3rdヴァージョンの『顔ジャケ』を限定復刻! しかも『顔ジャケ』アナログ盤は、より完成度を高くした2枚組重量盤となって再発!

70年代ブラック・ミュージック/スピリチュアル・ジャズを語る上では超重要なレーベルTribe Recordsの代表作。地球ジャケとして知られる2ndバージョンのCDも最新のリマスタリングで再プレスが決定!

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PCD-94109 A Spirit Speaks
2022.04.29

名曲「Coltrane」の作曲で知られるベーシストであり、映画監督スパイク・リーの父としても知られるビル・リー率いるファミリー・バンドが名門〈Strata-East〉に唯一残したスピリチュアル・ジャズの最高峰。70年代のスピリチュアル・ジャズの奥深さと偉大さを伝える宝石のように美しく輝く大傑作!

「Crooklyn」や「Do The Right Thing」などのディレクターである映画監督、スパイク・リーの父としても知られるビル・リーとその兄弟たちによって構成されたファミリーバンド、Descendants Of Mike and Phoebeが唯一残したアルバムが本作「A Sprit Speaks」だ。クリフォード・ジョーダンの名演でも有名なビル・リーが残した大名曲「Coltrane」は凛とした美しさを放つピアノの音色と重厚なワルツビートが奇跡的なバランスで表現されている。チック・コリアに捧げたと思われるM3「Chick Chick」ではアップテンポで疾走感のある楽曲を披露。そこからラストの「Too Little, Too Late」までとにかく美しくて、泣けてしまうような楽曲が続いていく70年代のスピリチュアル・ジャズの奥深さと偉大さを伝える大傑作!

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SRVLP-2 Ghibli Jazz 2
2022.04.23

前作に続き大ヒットした、『ジブリ・ジャズ2』待望のレコード化!

ジャズでありながらPOPで、POPでありながらおしゃれで、大人も子供も楽しめるというジブリカバーの名盤第二弾。
選曲も前作に引き続き秀逸。前作同様にヴォーカリストにCOSMiC HOMEの桑原由理子を迎え、歌入り/ インスト合わせて全12曲。

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SRVLP-1 Ghibli Jazz
2022.04.23

「ジブリ」の劇中歌の名曲達をスゥイング感の有るジャズフィーリングでカバーした、「ジブリ・ジャズ」待望のレコード化!

ドラム・ベース・ピアノというシンプルな3点が奏でるジャズテイストに、ホーンや管楽器などで彩を加えたインスト・カバーアルバムとして製作。全12曲の内、3曲「HELLO!」「DEAR!」でボーカルを務めた透明感ある歌声で定評のCOSMiC HOME(コズミックホーム)の桑原由里子が担当。

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P7-6298 Square Wheel feat. Kokayi & Michael Mayo/See The Birds feat. Joel Ross & Michael Mayo
2022.04.20

世界中で一大旋風を起こしているバンド、ヴルフペックの別動隊フィアレス・フライヤーズのメンバーとしてや、マイケル・ジャクソンへの楽曲提供でも知られる現代最高峰ドラマーにして緩急自在のメロディ・メイカー=ネイト・スミス!! 話題の最新アルバム『Kinfolk 2: See The Birds』から全世界初となる待望の7インチ・シングル・カットが決定!!

まさに現代最高峰ドラマーを証明するようなエッジの効いたドラム・プレイが冴えわたる、ファンキーさと美しさを兼ね備えたAサイド「Square Wheel」、一変、彼のメロディ・センスが発揮されたディープ&メロウな楽曲「See The Birds」のBサイドと、最新アルバムが誇るキラー曲をカップリング! アルバム、そして現在のネイト・スミスの魅力が凝縮された最高の1枚!

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PCD-94099 Just Us
2022.04.06

ピースフルなヴォーカルと小粋にスウィングするバンドサウンドでジャズ~レア・グルーヴリスナーを虜にしたFOUR-UM唯一のアルバムが最新&世界初LPリイシュー決定!

NY州バッファローを拠点とするミュージシャン達で結成されたFOUR-UM唯一のアルバムである本作(1972年録音)は、オルガン、ギター、ドラムというバンド編成に女性ヴォーカルをフィーチャーしたスタイルで当時のヒット曲や人気曲をローカル・クラブで演奏していた彼らのステージがそのまま再現されたかのような臨場感に溢れた収録内容!
Burt Bacharachの「What The World Needs Now」(M1)を高速スウィング・ジャズ化&フロア仕様へとアップデートしたかと思えば、Aretha Franklin「Day Dreaming」(M3)を洒脱なジャジィ・ヴォーカルで聴かせるなど多彩な表現力と卓越した演奏力が堪能でき、Vince AndrewsやRaphael Chicorelのような躍動感溢れるヴォーカル・ジャズ・ファンにマストな1枚でしょう。さらにThe Spiral Starecaseによるフリーソウル・クラシック「More Today Than Yesterday」(M6)カバーなどソフト・ロック・ファンにも聴きどころアリ! LPは世界初リイシューです!!

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P745-44 I Believe In Miracles / Lope Song
2022.03.16

110_45rpm

銀河系最高のファンク・コンボ、ザ・ニュー・マスターサウンズのリーダーにしてギタリスト、エディー・ロバーツ入魂のソウル・ジャズ・リスペクト・プロジェクト! 
2011年のアルバム『BURN!』から、レア・グルーヴ古典カヴァーが初の7インチ・カット!

エディー・ロバーツが自身のルーツに立ち返った、ソウル・ジャズ・カヴァー多めでお届けしたサイド・プロジェクト「THE FIRE EATERS」。A面にはレアグルーヴ・ファンなら誰しも思い浮かべるジャクソン・シスターズの大ネタ・カヴァー!…と思いきや、なんと作曲者であるシンガー、マーク・カパニの原曲ヴァージョンのインスト・カヴァーなのだ!! ダンサブルなカヴァーは数多くあれど、優雅でグルーヴィーなミッド・テンポのオリジナル版カヴァーは秀逸の一言。さらにはブルー・アイド・ソウル風なヴォーカル・ラインをフルートで辿るという美しさ…。
B面にはこちらもレア・グルーヴ史に残るフルート・ファンクの名作、エディ・ラス「Lope Song」のカヴァー! オリジナルより更に激しくソウルフルに吹き乱れるフルートを筆頭に、より荒々しくファンキーにアレンジされた名カヴァー! まさに美味しいとこ取りの7インチ・カットです!!

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P7-6455 What We Need / The Wok
2022.02.02

110_45rpm

A NEW DIMENSION IN CULTURAL AWARENESSという強いキャッチフレーズと共に1972年のデトロイトで産声を上げたスピリチュアル・ジャズのレーベル、Tribe Records。その第一弾となった傑作アルバム「Message From Tribe」から最重要作「What We Need」が遂にシングルカット。ヒップホップ・シーンはもちろん、カール・クレイグをはじめとしたデトロイト・テクノなど、現代の幅広いシーンに多大な影響を及ぼした黒いグルーヴの極意がここにある!

洗練されたジャズをベースにしたファンクネスなサウンドや、自主で制作されたマガジンの出版など、Tribe Recordsの5年間に渡ったその活動は現代においても影響力が強く全く色あせていない。シリアスで信念を貫き通しながらも常に大衆文化を意識し、音、言葉、ビジュアルなど様々な活動を通して彼らがローカルに発信してきた、「ブラック・アメリカンズが尊重される社会」を願ったそのメッセージは、未だ差別が様々な形で取り上げられる昨今も目を向けるべきである。
その代表的な一曲とも言える「What We Need」はクールなエレクトリック・ピアノと切れの良いホーン・セクション、力強くも妖艶なヴォーカルが素晴らしいソウルフルなジャズファンク。ブラック・パワーの概念を昇華し、団結を求め、自由のために今、何が必要かを問いかけた強いメッセージが、クールなグルーヴに乗って堂々と紡がれていく様は、当時のデトロイトでも大きな影響を及ぼしたに違いない。
その後、80年代に入るとTribeの主催の一人であるウェンデル・ハリソンは自身のソロ作を中心に発表する、WenhaとRebirthRecordsを立ち上げる。Tribeは形を変えてより音楽的にバラエティーに富み、時代に即して70年代特有のファンク的な曲調からフュージョンに近いサウンドへと変容していく。本作のカップリング曲にはそのWenhaからリリースされたウェンデル・ハリソンのアルバム、「Organic Dream」から「The Wok」をピックアップ。オリエンタルかつ爽快でメロウなサウンドだが、その下地はTribeを受け継いだ骨太なリズムで、いわゆる一般的なフュージョン・サウンドとは一線を画している。
矢を挟んで二つの顔があるトライブのロゴのように、70年代の黒いスピリチュアルな側面と、それを受け継ぎながらメローダンサーへと移行した影と光のコントラストをこの1枚で是非とも味わって欲しい。

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