ジャンル: JAZZリリース情報

PCD-94142 Glass Bead Games
2023.06.07

テナー・サックスの巨人、クリフォード・ジョーダンが名盤『In The World』に続き〈Strata-East〉に残した、スピリチュアル・ジャズとハード・バップが見事なまでに融合した傑作『グラス・ビード・ゲームズ』最新リイシュー!

1931年シカゴに生まれ、1993年3月にこの世を去るまでハードバップの真髄を表現し続けたテナー・サックス奏者、クリフォード・ジョーダン。スピリチュアル・ジャズ大名盤『In The World』と同じく名門レーベル<Strata-East>から1974年に発表された本作は、<Strata-East>創始者の一人あるピアニスト、スタンリー・カウエルや、映画監督スパイク・リーの父としても知られるベーシスト、ビル・リー(先月94歳でご逝去されました。 心より哀悼の意を表します)など錚々たるミュージシャンらとの録音で、スピリチュアル・ジャズとハードバップが見事なまでに融合した傑作として『In The World』と並び称される代表的な作品です! 熱のこもったブロウが沁みるジョーダン自らのペンによる「Powerful PaulRobeson」(A1)やスタンリー・カウエルのドライヴ感溢れるピアノとの絡み合いが心地よい「Cal Massey」(M4)、そしてビル・リーのベースラインから始まり徐々に高まるテンションに心震わされる名曲「John Coltrane」(M5)など聴きどころ満載な1枚!

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PCD-94152 Vibes From The Tribe
2023.06.07

“Wendell Harrison”と同じく伝説のJAZZレーベル“TRIBE”の創始者として名を連ねる“Phil Ranelin”が、レーベルの最後のリリースとして1976年に発表したスピリチュアル・ジャズ~レア・グルーヴ決定盤!
超弩級のブレイク・ビーツで圧倒するドープな「Vibes From The Tribe」と極上なグルーヴで畳み掛ける「Sounds From The Village」といったキラー・ジャズ・ファンクも収録した名盤が新たなマスタリングを施し蘇る!

Wendell Harrisonとともに伝説のジャズレーベル“TRIBE”を立ち上げ、70年代初頭のデトロイトのジャズシーンにおける重要人物として存在感を示していたトロンボーン奏者Phil Ranelinが“TRIBE”最後のリリースとして1976年に発表した本作は、70年代のデトロイト・ジャズシーンやスピリチュアル・ジャズ~レア・グルーヴを語る上では外すことができない歴史的な1枚! オープニングから超弩級のブレイク・ビーツで圧倒するドープな「Vibes From The Tribe」(M1)や華麗なホーン・アンサンブルや腰にくるグルーヴで畳み掛ける「Sounds From The Village」(M2)などの極上ジャズ・ファンク、そしてボッサ・フレイバーが心地良い「For The Children」(M4)といたフロア・キラーな楽曲を多数収録した名盤中の名盤が新たなマスタリングを施した最新仕様でリイシュー!

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P7-6490 Farewell To The Welfare
2023.06.07

Wendell Harrisonがレーベル名である“TRIBE”をアーティスト名に冠したキラー・ジャズファンク「Farewell To The Welfare」が、オリジナル盤には存在しない新たなジャケットと最新リマスタリングを施した7インチフォーマットで再発決定!
盟友Phil Ranelinを筆頭にHarold McKinney、Lopez LeonといったTRIBE周辺アーティストをメンバーに従え、“Wendell Harrison and the Tribe”の名に相応しい漆黒のグルーヴと強靭なファンクネスを備えた超強力盤が最新リイシュー!

Wendell HarrisonがTRIBEで共に活動していた面々と1975年に残した“Farewell To The Welfare”は、近年『An Evening With The Devil』CD再発時に1トラックでボーナストラックとして追加収録されるなどディガーには知られた存在でしたが、オリジナル盤7インチは常に高額で取引されているプレミアシングル! もちろん内容も素晴らしく、Lopez Leon(Bass)、George Davidson(Drum)といったTRIBE関連作品で漆黒のグルーヴを支えるリズム隊にHarold McKinneyの鍵盤、STRATAに残したリーダー作ほか数々のデトロイト・ジャズ名盤にギタリストとして参加してきたRon English、そしてWendell Harrison(Tenor Saxophone/Flute)と盟友Phil Ranelin(Trombone)による強力なブロウが炸裂する様はまさにキラー・ジャズファンク! 今回のリイシューに伴い、オリジナル盤には存在しなかったジャケットとリマスタリングを施した最新仕様でのリイシューです!

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P7-6491 Why Don’t Love (Make Everything Right)
2023.06.07

Wendell Harrison、Jimmy McCloudらのTRIBEリリース作品にも参加していたLarry (Vjava) Lewisプロデュースによる極上メロウ・ソウル、COSMIC FORCE「Why Don’t Love (Make Everything Right)」が世界初リイシュー!
TRIBEが活動休止となる1978年にリリースされた稀少盤で中古市場では常に高額で取引されているプレミアシングルが、オリジナル盤に存在しなかったジャケット、そして最新デジタルリマスタリングを施した7インチフォーマットで再発決定!

Wendell Harrison『An Evening With The Devil』、Jimmy McCloud『Don’t Make The Angels Cry / I Blew It』といったTRIBEからのリリース作品にも名を連ねていたLarry (Vjava) Lewisプロデュースによる本作は、ドラム、ベース、ピアノのアコースティックな編成に柔らかなカッティングギター、アーバンなサックス、そして流麗なメロディを奏でるヴァイオリンをバックにファルセットなヴォーカルが絡み合う極上メロウ・ソウル! 1978年の発売以降、過去再発をされたことはなく希少盤でもあることから中古
市場では常にプレミア価格で取引されるコレクター盤でもありますが、やはり高い評価を得ているのはそのサウンドの素晴らしさでしょう。今回の再発にあたり、オリジナル盤には存在しないジャケット、そして最新デジタルリマスタリングを施した7インチシングルのフォーマットでリリースです。

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PLP-7957 Especially Sexy
2023.05.24

ロン・カーター、アル・フォスターを迎えたストレートなジャズ・バラードやマイケル・ブレッカー、デヴィッド・サンボーンなどフュージョン・シーンのトップ・プレイヤーが参加した楽曲など、ストレートなジャズからエレクトリックなサウンドにブラック・コンテンポラリーのフィーリングをも取り入れた1984年作品!

前作『June Night Love』(1983)でその卓越したパフォーマンスと作編曲家としてのスキルを思う存分に見せつけ、日本のジャズシーンに新たな風を吹き込んだ三宅純がアメリカのトップ・プレイヤー達と取り組んだ2ndアルバム『Especially Sexy』がついにリイシュー決定!デヴィッド・サンボーンと共にアーバンでスムースな調べを奏でる「June Night Love」(A1)を皮切りに、マイケル・ブレッカーと共にエレクトリックなビートに切れ味鋭いフレイジングで魅せる「Twist To Open」(A2)、「JFK Express」(B1)といったフュージョン・ライクな楽曲はもちろんのこと、バークリー時代の盟友ボビー・ブルームがヴォーカルをとる「Wish」(A3)、ウェザーリポートに在籍中だった盟友ヴィクター・ベイリーが自在に鼓舞する「Crossing」(A4)、マイルス・デイヴィス・バンドへの参加で注目を浴びていたダリル・ジョーンズがグルーブを支える「Sea-born Mind」(B2)といったライト・メロウな楽曲まで、80年代中頃のフィーリングを凝縮したサウンドを中心に、ロン・カーター、アル・フォスター、ローランド・ハナという豪華トリオをバックにしっとりと吹き込んだアコースティックなジャズ・バラード「Becoming To You」(B4)も収録。ジャズ・プレイヤーとしての矜持も感じさせられる全曲粒ぞろいの作品!オリジナルのレコードに封入されていた当時のライナーノーツやレコーディングの模様を記したブックレットも復刻し、可能な限りオリジナルに忠実な形で再現した世界初リイシューです!

■参加ミュージシャン
ロン・カーター(Bass)/ アル・フォスター(Drums)/ ローランド・ハナ(Piano)/ ボビー・ブルーム(Guitar/Vocal)/ マイケル・ブレッカー(Tenor Sax)/ デヴィッド・サンボーン(Alto Sax)/ ダリル・ジョーンズ(Bass)/ ヴィクター・ベイリー(Bass)/ マイク・スターン(Guitar)ほか

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PLP-7956 June Night Love
2023.05.24

アンディ・ウォーホル出演のTV-CMに使用されたことで一世を風靡した「Could it be real?」「I knew I was」他を収録。日野元彦、清水靖晃、村上秀一、宮本大路など国内のトップ・プレイヤーを迎え、モダンなジャズからフュージョンへと変遷する当時の時代背景を見事なまでに切り取った1983年作品!

音楽家として知られる三宅純が音楽を手がけたビデオ/カセットテープのCMは名作として今でも語り継がれている映像である。それらCM使用楽曲を収録した三宅純の1stアルバム『June Night Love』(1983)がついにリイシュー決定!三宅純のフリューゲルホルンと清水靖晃によるテナー・サックスの二管にエレクトリックなベースやシンセサウンドが絡み合う「I knew I was」(B1)や澄み切ったピアノと華麗なストリングスで美しいメロディを奏でる「Could it be real?」(A2)といった上述のCMで使用された80年代初頭ならではの楽曲はもちろんのこと、恩師でもある日野皓正に捧げた「You would smile so」(A4)やニューヨーク在住時にマサチューセッツ州のコンクールで作曲賞を受賞した「Scorpio」(B2)といったアコースティックなジャズも収録、錚々たるミュージシャン達と卓越したパフォーマンスを繰り広げるプレイヤーとしてのみならず、1stアルバムにして多様なスタイルを披露した作編曲家としての才能が導き出された作品!オリジナルのレコードに封入されていた三宅純、日野皓正両氏による対談記事も復刻し、可能な限りオリジナルに忠実な形で再現した世界初リイシューです!

■参加ミュージシャン
日野元彦(Drums)/ 清水靖晃(Tenor Sax)/ 宮本大路(Soprano & Tenor Sax)/ 村上秀一(Drums)/高水健司(Electric Bass)/ 内田浩誠(Acoustic & Electric Piano)/ 秋山一将(Electric Guitar)/ 河原秀夫(Acoustic Bass)/ 野力奏一(Keyboards)/ 北島健二(Electric Guitar)/ 是方博邦(Electric Guitar)/ イヴ(Chorus)ほか

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PLP-7950 Connected
2023.05.24

台湾出身のヴィブラフォン奏者、Chien Chien LuとAlicia Keysのバンド参加経験もあるアフリカン・アメリカンのベーシスト、Richie Goodsによるアイデンティティーを超えたジャズアルバムが完成! BIGYUKIもゲスト参加!!

台湾出身、現在はジャズの本場NYCの第一線で活躍中のヴィブラフォン界の新星、Chien Chien Luと彼女のデビューアルバム『The Path』のプロデューサーでもあり、Alicia KeysやCommonのバンドメンバーとしてもプレイ経験のあるベーシスト、Richie Goodsによるコラボアルバムが完成した。『CONNECTED』という作品はChien Chien LuとRichie Goodsの2人がロックダウン最中にお互いのルーツのコトを交えながらBLMやアジア人に対してのヘイトクライムといった話題の意見交換をしていくうちに制作がスタートした作品。アフリカン・アメリカンであるRichieとアジア人であるChien Chienがそれぞれのコミュニティーの間にステレオタイプとして存在する溝のことを2人で考え、それをアイデンティティが異なる人たちが一致団結して埋めていきたいというラヴ&ピースの思想をコンセプトにした2人のフレンドシップが作り上げたアルバムだ。アルバムは同じくNYCを拠点に活動中のR&Bシンガー、Sy Smithをゲストに迎えた「Water/H20」でスタートする。7分を超える幕開けとなるこの曲ではソウルフルで多幸感生み出しているSy Smithのヴォーカルと優しさに溢れたヴィブラフォンのサウンドが桃源郷へと連れて行ってくれる。3曲目「Embrace the Now」には純アジア人としてNYCのジャズシーンの最前線で戦っているという意味ではChien Chien Luと同じ立場で活躍を続ける日本のキーボード奏者、BIGYUKIをゲストに迎えている。特に楽曲後半のヴィブラフォン、ベース、ドラムだけのパートに徐々に入ってくるBIGYUKIのスペイシーでサイケデリックな空間を作り出すシンセのサウンドには意識を持っていかれる。今作はもちろんジャズを楽しむのに間違いない作品だし、雨の日の定番曲として愛される5曲目「Rain」のカヴァーなども本当に心穏やかにさせられるのだが、ジャズ喫茶風の緩いジャズサウンドに乗せて2人がアジア人へのヘイトクライムを話題に会話している内容が録音された「2021 Interlude」や今作を作るキッカケを同じく優しいBGMに乗せて語っている「Rain Interlude」など大事な大事なメッセージが詰まっている曲もこの作品の特徴であり、何より心に残る。

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