ジャンル: J-POPリリース情報
PCD-24941 Fuck Dream and Kill Hope
2020.06.03
Tweet

日本におけるオウテカやエイフェックス・ツインへの反応として一世を風靡した“COM.A(コーマ)”が13年ぶりにカムバック!アンビエントやジャジーなセンスも注入しながらも、しかし、あの痙攣したビートと遊び心はさらに進化、そして混迷する現代への痛烈なメッセージも含んだ怪作!パンク・ミーツ・IDMの真骨頂ココにありです!
●沈んだ日本。暗い世界。先のない地球。こんな時にCOM.Aが昏睡状態から覚めるとは。玉手箱を開けると次から次へとパワフルな音楽が。ぜんぜん空気、読めてません草。──三田格
●みごとなパラドックス。夢と希望の電子音楽のオンパレード。──野田努(ele-king)
●異形の美から美の異形へ、タイトルからは想像もつかない楽想のポップさと印象深いメロディ。──松村正人(『前衛音楽入門』の著者)
2000年、UKの名門〈FAT CAT〉からデビューしてブレイクコア・ブームを先導、その後のデ・デ・マウスらの登場をうながした奇才、“COM.A(コーマ)”。前作『Coming of Age』から13年、1stアルバム『Dream and Hope』から早20年。長らく昏睡状態に陥っていたコーマの導きだしたメッセージが『Fuck Dream and Kill Hope』だ。気がつけば、自分の脳内も把握できず、コントロールすることすら怪しいこの時代、相も変わらず出口の見えない状態が続いている。コーマも多分に漏れず、自分を制御できずに混乱と迷走を繰り返している、そうした日々の集大成が今回のアルバムとなった。あなたはこの楽曲をどう受け取るか、判断するか。2020年、新しいディケイドのはじまりに、夢と希望を壊された頭で、是非ご確認いただきたい。
PCD-24940 We Are the Sun!
2020.05.28
Tweet

TAMTAMでの活動と並行し、昨年Vo.のKuroは自身初のソロ作品『JUST SAYING HI』を発表。EVISBEATSや君島大空、Shin Sakiuraも参加し、J-WAVEのSONAR TRAXへ選出、TOKIO HOT 100では最高8位を記録するなどソロとしても高い注目を集めるなか、待望のTAMTAMとしてのフル・アルバムがリリースされる。
冒頭を飾るアフロ・ポップなリード曲「Worksong! feat. 鎮座DOPENESS」は、”生きること / 日常の営み”=”Work”と捉え、日々やりきれない気持ちを抱える自己と他者へのエールを歌ったポジティブ・チューン。鎮座DOPENESSのリリックも冴え渡る。「Summer Ghost」はルーツであるレゲエをモチーフとした彼らなりのサマー・アンセム。メロウなレゲエ・ディスコでありながら、シティー風味のモダンな質感が癖になる。スムースでリラクシンな「Flamingos」、スピリチュアル・ジャズの要素を取り入れた「Sun Child」、パーティに捧げる賛歌「Neo Utopian」など、バンドサウンドと濃密なアレンジ、そしてポジティブで力強いメッセージが融合した全10曲を収録。
R&Bやレゲエ、ジャズは元よりアフロ・ビートやハウスなど多様な音楽性を積極的に取り入れた本作。フレッシュな輝きとドープなこだわりがつまった最高傑作が誕生した!
PCD-20422 Wool In The Pool
2020.05.19
Tweet

東京の地下シーンで注目を集める3人組Wool & The Pants!ハード・コレクターたちが信用を寄せる全米有数のアンダーグラウンド・レーベル、 Peoples Potential Unlimited(PPU)から日本人初のアナログ・リリースが話題となった『Wool In The Pool』が遂にCDでリリース!!
“誤解を恐れずに言えば、ブルーハーブや七尾旅人、坂本慎太郎のような人たちが出てきた時に感じたメインストリームに対する存在感・異物感。彼らはそうしたアーティストの系譜にいるように思えてならない。” ──野田努 (ele-king)
“フィッシュマンズがじゃがたらをカヴァーしたらこうなったのではないかと思える曲に出くわした”とele-king 野田編集長が語ったように、じゃがたらの江戸アケミの言葉をアクチュアルに継承し、全く新しい感性で表現してみせた曲「 Edo Akemi」や、“Durutti Columnがトリップホップをやったかのよう”、“Young Marble Giantsのジャズ/ファンク・ヴァージョン”と形容された「Just Like A Baby Pt. 3」、PPUからのリリースが証明するとおり昨今の洋楽シーンとリンクしながらもファッション・インディーとは一線を画した泥臭ささも兼ね備えたロウ・ファンク・ナンバー”Bottom of Tokyo”などを収録。このアルバムは坂本慎太郎の2019年間ベストディスクの1枚に選ばれている。
2019年、ドイツ・ベルリンのコンピレーション・アルバム『Music for Extinction Rebellion』へ参加。思い出野郎AチームのパーカッショニストにしてMAD LOVE Recordsを主宰するDJ サモハンキンポーと共にforestlimitで不定期開催しているイベント「Bottom of Tokyo」や、同じくPPUから7inch recordをリリースした鶴岡龍と日の出町シャノアールで企画し惜しくも延期となってしまった「PPU RELEASE PARTY」、TAICOCLUBの後継フェスとなるFFKT2020への出演と、国内外・イベントの大小を問わず活動範囲を広げている。
■Wool & The Pants
東京を拠点に活動する3人組。2019年にワシントンD.C.のレコードレーベルPPU(Peoples Potential Unlimited)よりLPをリリース。
PCD-26076 カルサヴィーナ
2020.04.28
Tweet

細野晴臣『花に水』、矢口博康『観光地楽団』、ムーンライダーズ『マニア・マニエラ』、南佳孝『昨日のつづき』といった一連の作品とともに冬樹社“カセットブックシリーズ 㻿EED”として 1984年に発表された井上鑑『カルサヴィーナ』。1st アルバム『予言者の夢』(1982年)以降、ソロ名義で自身の音楽性をさらに追求すべく試行錯誤が繰り返されるなか制作された本作は、20世紀初頭の伝説的バレエダンサー“ニジンスキー”をテーマにテクノロジーとともに飛躍的な進化を遂げた電子楽器&機材と稀有なプレイヤーたちによる生演奏とを精密に重ね合わせた先鋭的なサウンドで、「当時だからこそ可能であった」と本人も語るように長時間に及ぶレコーディングやスタジオワークから生み出され楽曲はそれぞれアンビエント、ミニマル、エスノ、フュージョンといった側面を持ちながらも全編通してはカテゴライズ不可能なまさに幻想の音世界!今回の再発にあたりオリジナルのカセットテープに最新デジタル・リマスタリングを施し新たなマスターを作成、さらに井上鑑本人とエンジニアとして参加していた藤田厚生による当時の回想録もブックレットに掲載し本作の成り立ちからどのように制作されたのかまで詳細に記された 80年代の音楽シーンが垣間見ることもできる資料的にも価値のある歴史的作品です!
【Musicians】
井上鑑 (Compose/Arrange/Piano forte/㻿ynthesizer and more) / 山木秀夫 (Drums/Percussions) / 川村昌子 (筝/十七絃筝) /銅銀久弥 (V. Cello) / カクラバ・ロビ (ベラフォン, Percussion) on M8 / 高水健司 (E.Bass) on M4,M6,M8 / 今剛 (Guitar) on M8 /浦田恵司 (㻿ynthesizer Manipulate ,㻿ound Design) / 野坂惠璃 (二十五絃箏) on M9
DGP-810 水と眠る(パソコン音楽クラブ remix)
2020.04.22
Tweet
井上鑑
2020.04.21
Tweet

1953年9月8日、東京生まれ、作編曲家、作詞家、ピアノ、キーボード奏者。チェリスト・井上頼豊の長男であり桐朋学園大学作曲科にて三善晃氏に師事。桐朋入学前後より故・大森昭男氏との出会いにより CM 音楽作曲、スタジオワークを始め、現在に至るまで寺尾聰「ルビーの指環」大滝詠一、福山雅治、他膨大な数のヒット曲、話題作を生み出す。1981 年 single「Gravitations」、Album「予言者の夢」で東芝 EMI よりソロデビュー、以降先鋭的サウンドとメッセージに満ちた言葉を駆使した通算 17 枚のソロアルバムを発表。初期作品も再発売が相次ぎ、新世代 DJ たちの熱い支持を得ている。創作活動はジャンルを超え、箏や津軽三味線などの邦楽器やチェロを始めとする弦楽器と真摯に向き合った作品は独特の変拍子感覚と近現代的書法、優美なメロディーとハーモニーを併せ持つものである。2011年、書籍「僕の音、僕の庭」発表、2013年より「連歌・鳥の歌」プロジェクト主宰、現地カザルス財団のサポートを得て 2016年カタルーニャ、ウクライナにて公演。同時期よりソロリサイタルを年1回シリーズで開催。Bela Bartok, Peter Gabriel を敬愛し David 㻾hodes, 㼀chad Blake など英国アーティストとの作品作りを 80年代より続けている一方、盟友である今剛、山木秀夫などと商業ベースを超えた音楽作り+ライブを精力的に展開。
PCD-83032 絶対大丈夫
2020.04.08
Tweet

甘酸っぱいメロディー、ローファイであたたかい宅録サウンド、彼にしか書く事の出来ない赤裸々な詞世界。喜びと悲しみ、天邪鬼とポップさが同居したSSW=横沢俊一郎ワールド全開の2ndアルバムが遂に完成!
ごく一部の店舗のみの販売にも関わらず入荷すれば即完売だったという2019年リリースのCD-R作品『YOKOSAWA デモ2 』に入っていた超名曲「誰にもわからない」、「your dog」等もヴァージョン・アップして再収録!
ライヴで横沢のバック・バンドを務める“レーザービームス”の面々、南部陽資(Ba.)、寺田崚平(Dr.)、近藤正太(Gt.)、清水瑶志郎(Key.)が全面協力、旧横沢バンドでベースとギター弾いていた渋谷系大好きノルウェー人Magnus Hole Fjetland(Ba.)と、昨年のアメリカ西海岸ツアーで出会ったBrenden Ramirez(Gt.)もM11.「プロローグ」に参加し、エモーショナルなギターを披露!ミックスは横沢俊一郎本人が施し、マスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)が担当した。
PLP-6974 Haiji
2020.03.25
Tweet
今春に予定している待望の2ndアルバムに先駆け、日本では極少数しか出回らず高騰していた傑作1stアルバム「ハイジ」のLPが国内流通決定!完全初回限定生産、是非お早目に!
持前のメロディと歌詞のセンス、宅録のローファイ具合からマック・デマルコと比肩され、ラブリーサマーちゃんにも絶賛されているSSW=横沢俊一郎。1stアルバム「ハイジ」が米・ポートランドのレーベルday to day recordsからプレスされLP化!
NYのカルチャー・メディア『the FADER』では「ティーンエイジ・ファンクラブとアヴァランチーズを等身大で表現したバブルガム・サイケ・ポップ」と評価され、2019年夏にはアメリカ西海岸7箇所ツアーを敢行。シアトルの人気ラジオ局KEXPでOn Airされるなど、海外でもユニークな存在として注目を集めている。