ジャンル: JAZZリリース情報

PCD-23937 Bananas Are Not Created Equal
2008.06.06

知られざる実力派ギタリスト、ジェイ・バーリナー唯一のアルバムは名手ウェイド・マーカスのアレンジ+コーネル・デュプリー&ゴードン・エドワーズが弾きまくりで全編最高の男泣きグルーヴ満載なMainstream最強の一枚!

リーダーこそ誰も知らないけど、冗談抜きでMainstreamの中でも1、2を争う大名盤。ミンガスのImpulse!盤でデビューした白人ギタリスト、ジェイ・バーリナーは70年代前半にはCTIのアルバムにも数多く参加したセッション畑の人。唯一のリーダー作であるこの一枚はコーネル・デュプリー(g)、ゴードン・エドワーズ(el-b)、ジミー・ジョンソン(ds)、レイ・バレット(conga)と揃ったバックも壮絶。1曲目はいきなりの最高ブレイクで始まるロッキンなジャズ・ファンク「Getting The Message」。トロトロのエロ・オルガンで始まる号泣系「I Just Want To Be There」、クラシックスIVの大名曲「Stormy」、スモーキー・ロビンソンの「We’ve Come Too Far To End It Now」、ビル・ウィザースの「Use Me」など泣かせ曲多数。

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DOX-32 The London Session
2008.06.06

ベンジャミンがそのパフォーマンスの素晴らしさを目の当たりにし、口説き落として実現したブリティッシュ・ジャズ・シーンの伝説的な存在であるピアニスト、スタン・トレイシーとのロンドンでのセッション。ということでベンジャミンのサックスと、スタン・トレイシーのピアノの緊張感あふれる絡みがやはりキモ!バート・フォン・リール(tb)、アンドリュ・クレインダート(ba)、クラーク・トレイシー(dr)が参加。

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JMANLP-23 Together Again
2008.06.06

「トゥゲザー・アゲイン」は、テナー・サックス奏者のラッセル・ウェブスターを中心に米インディアナポリスで結成されたグループ、アンクル・ファンケンシュタインが残した唯一の作品で、レコード・コレクターやファンク&レアグルーヴ発掘家達のあいだで「最もレアな一枚」として語り継がれてきたもの。もちろんオリジナル盤の中古取引価格は破格の6ケタ余裕超え、多くのファンがいまだにその現物を拝めずにいる伝説のレコード。まずは何と言っても「Uncle Funkenstein」だろう。これ以上ないくらいにタイト&ソリッドなリズムセクション、その上でスパークする漆黒のホーン、裏を這うピアノのメロディ、あらゆるものをナギ倒す極太のベースライン!かつて1990年代の中頃、Ubiquity傘下の再発部門「Luv N’ Haight」がリリースした編集盤「Feelin’ Good」にこの曲のショート・エディットが収録、一部マニアのあいだで話題となったが、あれから十余年、遂にフル・バージョンが拝めるなんて・・・。表題曲の「Together Again」、イブシ銀な「Blue Robe」など、その他の楽曲も素晴らしい!!

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PCD-17177 Earth Bloossom
2008.06.06

伝説のStrata East名盤がまたもや復刻!ダラー・ブランド、アーチー・シェップ、スティーヴ・レイシー等とも共演歴のあるドラマー、ジョン・ベッチが残した唯一のアルバムである1974年作が世界初CD化!シリアスでグルーヴィなアフロ・スピリチュアル・ジャズ満載の知られざる好盤!

US出身ながらフランスに移住、最近ではロンゲッツ・ファウンデーションやアン・ヴァーツといったパリの新鋭アーティストの作品への参加でも知られるヴェテラン・ドラマー、ジョン・ベッチ。
ナッシュビルのフリスク大学に在籍中に録音されたというこの作品、参加しているアーティストはいずれも無名のプレイヤーばかりだが、コルトレーン以降を感じさせるマルチリード奏者ビリー・プエットやピアノのボブ・ホームズなど、演奏はピリッと締まっている。
変拍子とパーカッションを多用したアフロ・ジャズ「Ode To Ethiopia」「Ra」、ジャズ・ロック的な開放感あふれる「Open Pastures」、大陸的なアフリカン・ビートが大らかな「Darling Doria」など、派手さはないものの、全編に強靭なグルーヴとメッセージ性を宿した聴きこたえある佳作。
70年代のアメリカン・ブラック・ジャズの底力がここに。

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PCD-93010 Energy Control Center
2008.06.06

近年[Stones Throw / Now Again]のイーゴンが監修、話題を呼んだカシミア・ステージ・バンド。そのレジェンドにはまだまだ続きがあった!!
カシミア・ステージ・バンドでお馴染みの名伯楽=コンラッド・O.ジョンソンにファンクの聖地・ヒューストンにて師事した、コンラッドの育てた最もファンキ-なドラマーとして名高いブッバ・トーマスの代表作にしてレアグルーヴのファンク・サイド最重要盤二枚を、イーゴンの協力のもとCD化!!

[STONES THROW]の傑作コンピ『Funky 16 Corners』にも収録された”The Phantom”を収録、ブッパがファンクに目覚めて『Country Fried Chicken』で爆発する足掛かりとなった、’72年発表の傑作盤。
アルバムはシングル・カットもされたことで45インチ・マニアが探しまくっている、デトロイトの[Tribe]諸作にも通じるような、スピリチュアルで荘厳なトロンボーンと浮遊するエレピが素晴らしい“Wench”から静かに始まり、フルートが美しい”Blues For Curtis”、そして曲を追うごとにどんどんとブッパのドラムが存在感を増していく。
ブッパの初期スピリチュアル・ジャズ・サイドの名演“Leo”“Jupiter’s Child”を経て、アルバムの最後”The Phantom”で彼の初期衝動が爆発、当作の後に発表される『Country Fried Chicken』へとつながるファンクネス開眼の瞬間がここに。

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DGCD-2006 Chet Baker’s Finest
2008.06.06

かのチャーリー・パーカーのバンドにも参加し、1950年代にはマイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気を誇っていたクール・ジャズの寵児チェット・ベイカー。代表作である『Chet Baker Sings』における“My Funny Valentine”のカバーで広く知られる伝説的なトランペット奏者のチェットは、1988年にツアー先のオランダ・アムステルダのホテルでの不慮の転落により他界してしまいましたが、生前にオランダのレーベル<TIMELESS>に遺していた音源に、晩年のライブ・レコーディングをカップリング!1978年から88年にかけてヨーロッパを拠点に活動していた時期にレコーディングされたこの音源は、精力的に活動していた様を思い起こさせ、晩年でありながらも新たな絶頂期であったことを裏づける貴重な記録!正に「Finest」というタイトルに偽りナシ!死の一月前に行われたラスト・ライブの音源も発掘!CDのみのボーナス・トラックとして、1985年のフィリップ・キャサリーンとのセッションを収録!

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PCD-23932 John White
2008.06.06

ギョイーン!ファンク・ビートに乗ってボロボロのストラトキャスターから殺人的フレーズをまき散らす最強のブラック・ギター・グルーヴ!Mainstreamのジミヘンことジョン・ホワイト唯一のアルバムが遂に世界初復刻!

これが唯一のリーダー作であること以外は全く詳細が分からない、まさしく謎のギタリスト、ジョン・ホワイト。

ジャズ・ギタリストにはめずらしいストラトキャスター使用、ギザギザ極太な音色で粘着系フレーズを津軽三味線のようにかき鳴らす。その音圧たるやまさしくジミヘン~ピート・コージー級。

名刺代わりの邪悪なロング・ソロを披露する冒頭のミッド・ファンク「Right Off」、ワウでファンキィに武装した横揺れファンク「Number 3」、超ロッキンな「Granite And Concrete」、圧倒的なグルーヴを見せつける陶酔のヘヴィー・ファンク「Help Us Out」など、Mainstreamの中でも1、2を争うブラック・グルーヴ傑作!マール・サンダース(org)、ハドリー・カリマン(ts)、ソニー・レッド(as)など参加。

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