ジャンル: J-POPリリース情報
DGP-955 Marron
2021.06.02
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PCD-25324 Symbol
2021.06.02
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孤高の電子音楽家、横田進が追い求めた美の世界後期代表作『symbol』最新リマスタリングリイシュー!
「楽しみながら作品を作ったことはない、ぶっ飛んで作るか、涙を流しながら作るかだ」と、1997年暮れの池尻での取材で横田はぼくに語っている。『symbol』が涙を流しながら作った作品であることは、何度か彼を取材した人間として言わせてもらえれば、間違いない。──野田努(ele-king)※ライナーノーツより
かつてピッチフォークから、日本人はなぜレディオヘッドを評価してススム・ヨコタを評価しないのかと言われたように、海外ではロンドンで回顧展が開催されるほどに評価されている横田進。彼の短い人生のなかで作られた、美しい電子音楽の傑作がここにリイシューされる。通算30枚目のアルバム、彼のレーベル〈Skintone〉からは8枚目となる『symbol』は、2004年10月27日にリリースされている。「象徴主義ということを意識して作った」と当時の取材で彼は答えているが、ここには彼の美学が集約されていると言えるだろう。「思えば、僕がやってきたことは象徴主義的だった。精霊であったり、天使であったり、魂であったり、そういうものはつねの自分のなかのテーマとしてあった」、横田は当時こう語っている。クラシック音楽の断片をカットアップしながら、彼が追い求める美を描写した問題作──リマスタリングされて、いよいよその魅力が世界に放たれる!
■Susumu Yokota
90年代初頭から音楽活動を開始、1993年にドイツのテクノレーベル“Harthouse”から発表した『Frankfurt Tokyo Connection』が国内外で話題となり注目を集めると翌94年には日本人として初めてベルリンのラヴ・パレードに出演、レイヴ・カルチャー黎明期の日本においてシーンを牽引するテクノ/ハウス/エレクトロニカのプロデューサーとして広く知られるようになる。90年代は主に“Sublime Records”、90年代末からは自身のレーベル“skintone”、さらにはロンドンの“Lo Recordings”などインディペンデント・レーベルを拠点に活動を続けていたが、2006年にはハリウッド映画『バベル』に楽曲を提供するなどメジャーなフィールドでも活躍している。長らく続いていた闘病生活の末2015年に永眠、約22年間の活動中に35枚以上のアルバムと30枚以上のシングルをリリースし2012年に発表した『Dreamer』が遺作となったが、没後もシーンの評価が揺らぐことはなく未発表音源のリリースやリイシューなどはコンスタントに行われ、2019年にはロンドンでメモリアル・イベントが開催されるなど今なお世界中のリスナーから愛されているアーティストである。
DGP-950 どん底
2021.06.02
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PCD-94031 The Recreations
2021.05.26
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The BeatlesやThe Beach Boysから連綿と続くグッドメロディーを敬愛しつつ、90年代の英米オルタナインディーバンドを偏愛するThe Recreations。早耳音楽マニアからの熱いラブコールを受けて待望のファーストアルバム発売!
ギターポップ、パワーポップ、ネオアコ、シューゲイザー等の音像にThe BeatlesやThe Beach Boys、ELO、Todd Rundgrenといったポップレジェンドを彷彿とさせるキャッチーかつ繊細なメロディーが融合。作詞作曲と全ての楽器演奏を行う南葉洋平のソロプロジェクトです。2016年にサウンドクラウドに楽曲を発表すると国内外のPopマニアの間で話題となり、米Popマニアによる人気ネットラジオ番組 Pure Pop Radio では「Swing Together」、「Smile Again」などの曲がJelly FishやBurt Bacharach などを引き合いに幾度となく取り上げられる。
同年、アメリカ人ソングライター、スコット・マクファーソン(Prefab Sprout のトリビュートバンドとして知られる SproutlessやPop4などの中心メンバー)のラブコールを受け彼のソロプロジェクトTiny Volcanoのニューアルバム収録となる曲を共作(2021年米でリリース予定)。2017年8月、自らのレーベル「ザクロレコーズ」より6曲入り1st.EP「Swing Together EP」をリリース。某ネットCDショップで先行発売されると早耳音楽愛好家からの熱烈な支持を集めヒット作となる。翌年2018年1月には同EPを全国発売。2021年3月、待望のファーストアルバムをリリース。
DGP-959 Dance Party
2021.05.26
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シャンモニカと家主 そういうわけで
2021.05.20
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「シャンモニカと家主 そういうわけで」
2021年7月11日(日)
ACT:シャンモニカ / 家主
PLACE:下北沢LIVEHAUS
OPEN:12:30
START:13:00
ADV:¥2000+1drink
DOOR:¥2500+1drink
予約:syanmonika@gmail.com
PCD-25325 吸いきれない
2021.05.19
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レゲエ、ブルース、サイケを基盤とした演奏にポエトリーリーディングと女性ヴォーカルが乗るスタイルは唯一無二。2020年代最重要バンドになりうるgnkosaiBANDの最新アルバム『吸いきれない』がついに全国流通。
gnkosai(Dr / Poet)を中心に2013年結成。<FUJI ROCK FESTIVAL>や<祝・春一番>など国内フェスティバルへの出演も経験しながら、湘南・横浜を中心に活動を展開してきたgnkosaiBAND。2020年4月に自主レーベルから発表したアルバム『吸いきれない』がこの度流通作品として再リリースを果たす。
レゲエ、ブルース、サイケを主軸に、ブレイクビーツやダブもミックスされた無国籍なサウンドとアンサンブルはKhruangbinにも通ずる。またgnkosaiがポエトリーリーディングを乗せていくスタイルには、Linton Kwesi JohnsonやMutabarukaに代表されるダブ・ポエトリーにもルーツがあるだろう。しかし彼らにとってのリーディングはあくまでバンド・サウンドの一要素であり、その「音と言葉とビート」の三権分立が換骨奪胎な表現につながっている。
ソロプロジェクトmoqmoqでも活動しているオカザキエミ(シンセベース / Cho)が2018年に加わり初の音源である本作。gnkosaiのリーディングとオカザキの歌がシームレスに掛け合い、後半には別の詞が並立で発声されていくラテン・ロック「春一番」。中華風のサウンドを下敷きにしながら他の曲がカットインしていくダブ・ミックスで混沌の渦に巻き込んでいく「POSSE」。gnkosai単独のリーディング・パートからボサノヴァ・グルーヴに突入し、オカザキが随所でスキャットを入れていく「yajin」など、サウンドはもちろんだが、ボーカリゼーションの対比においても様々なアプローチがとられた全10曲が揃った。
中でも冒頭を飾る「Journey」は、出演してきたイベントと会場の名前をgnkosaiがひたすら「ワン・ツー」と読み上げていき、これまで活動を共にしてきたメンバーたちの名前も挟みこまれる楽曲。シンプルなブルース構造に乗ったその詞表現は、もはやポエトリーでもない領域まで手を伸ばしている。いわば彼らの実績と旅路を辿るメモリースティックだ。しかし以前のようにライブが出来ない状況が長らく続く現在においては、一つ一つの会場にエールを送る、応答確認としての「ワン・ツー」にも響いてくる。どうにか苦境を乗り越え、ライブで再訪することを願う、彼らなりのリアルなレベル・ミュージックなのだ。
全国に向けて放たれる『吸いきれない』。gnkosaiBANDは今あなたに「チェック ワン・ツー」と呼びかけている。
峯 大貴(ANTENNA – カルチャーを切り口に世界のインディペンデントな「人・もの・こと」を紐解くWebマガジン)
DGP-940 Never to CDG (feat. Eminata)
2021.05.19
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PLP-6795_6 New Young City
2021.05.12
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日本が誇るシューゲイズ、ドリーム・ポップバンドFor Tracy Hydeの傑作3rdアルバム『New Young City』がレコード化!ライト・ピンクの2枚組カラー・ヴァイナルで限定リリース!
3作目にして日本のオルタナ、インディー、シューゲイズ、ドリーム・ポップの金字塔となったアルバム『New Young City』。トリプル・ギターならではのバンド・アンサンブルを追求し、ルーツであるネオアコやシューゲイズ、ドリーム・ポップを日本ならではの観点/文脈から再解釈した、きらびやかかつ力強い音像に仕上がっている。かねてより評価の高い夏bot (Gt.) の詞世界も一層の洗練を見せ、これまで以上にポジティブかつロマンティックなムードに満ち溢れた本作。リリース後には元乃木坂46生駒里奈が主演する舞台「かがみの孤城」の全編にて収録楽曲が使用されたことでも話題に。ライト・ピンクの2枚組のカラー・ヴァイナルで限定リリース!