ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-93063 Alles Wieder Offen
2008.06.06

最新スタジオ・アルバム! 27年にも及ぶバンドの過去に様々な形で自己言及しつつも、単なる焼き直しには終わらず、同じ所に留まることを良しとしない彼らの意思がはっきりと表れた傑作。

インダストリアルやノイズ・ミュージックの偉大なる先駆者といったノイバウテンの画一的なイメージからは想像もつかない多様な音楽性と緻密で大胆な音響設計が実に新鮮に感じられる。

ノイバウテンを知らなかった若い世代にこそ、先入観なしに聴いてみて欲しいアルバム。

ベース、ピアノ、ヴォーカル、 パーカッション、ギター、ストリングスが順に折り重なり、次第に高まっていく冒頭の「Die Wellen」、アレキサンダー・ハッケのメロディアスなベースのフレーズが冴え渡る「Nagorny Karabach」、特徴的なメタル・パーカッションの音が鳴り響く「Weil Weil Weil」、中国の北京から現れた注目のエクスペリメンタル・ユニット、White の紅一点Shenngy(日本でも有名なガールズ・パンク・バンド、Hang On The Box の元ドラマー!)をゲスト・ヴォーカルに迎えた「Ich Hatte Ein Wort」等々、捨て曲は一切なし!

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PCD-20015 Total Magique
2008.06.06

ちょっぴりおバカでダンサブル! !!!やラプチャーに通じるダンス感覚と、スーサイドやクリニックを彷彿させるシニカルさがタップリのユーモアとともに同居したモントリオールのトリオ、ウィ・アー・ウルヴス! ジャスティスやデジタリズムあたりのファンにもオススメ!

Alexander Ortiz(vo, b, g)、Vincent Levesque(key, drum machine, vo, perc)、Antonin Marquis(ds, vo, perc)のモントリオールのトリオ、ウィ・アー・ウルヴス日本上陸!

05年にファット・ポッサムからアルバム、『Non-Stop Je Te Plie en Deux』でデビューした彼らの本邦初登場となる2ndアルバム、『トータル・マジック』! ワイルドなドラムとチープなキーボードを前面にフィーチャーしたそのサウンド(曲によってはボコーダーも!)はじっつにダンサブルでキャッチー! 

とはいえ、ただ能天気なわけではなく、ポスト・パンク的なクールなカッコ良さを兼ね備え、バンドならではのダイナミズム溢れるそのサウンドに誰もが踊りだしたくなること請け合い!

フロア仕様のワイルドなダンサブル”ロック・バンド”、ウィ・アー・ウルヴスに大きな注目を! 

いやあ、これはヤられるよ、きっと! 

アナタもボクも、みんな楽しくウルヴス中毒!!

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CDWIKD-282 Cadillac Man : The Legendary Sun Masters
2008.06.06

信頼のブランド〈ACE〉傘下のから、1966年にリリースされたM4“Cadillac Men”のヒットで知られるメンフィスのガレージ・ロック・バンド、THE JESTERSのコンパイル盤がリリース!<SUN RECORDINGS>に遺した音源をコンパイルした本盤には、未発表音源も当然収録されており、“Cadillac Man”の別テイクなどのレア曲もあり!さらにリード・シンガー(スクリーマー)のTOMMY MINGAが率いたバンド、THE ESCAPADESの音源までも収録という充実っぷりで、60‘sのガレージ・ファンやロカビリー・ファンなど、クレイジーなロック・ファンに満足してもらえるのではないでしょうか!

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KRS(LP)-485 Offend Maggie
2008.06.06

真にインディペンデントで自由な精神を守りながらも絶え間なく変化し続けてきた奇跡のロック・バンド、サンフランシスコのディアフーフによる待望のニュー・アルバム!ディアフーフにしか作り出せない素晴らしくユニークな曲のオンパレードで、英語と日本語が大胆に交錯するさとみの歌詞や歌いまわしも、そのあまりにも自然な佇まいが素晴らしい。USインディー・ロックの枠を飛び越え、多くのアーティストから絶賛されている唯一無二の存在です!(アナログ盤)

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PCD-20021 Apple O’
2008.06.06

クリス・コーエン(ザ・カーテンズ)の加入により4人編成となったディアフーフによる最初のアルバム。

サトミが発するハイトーン・ヴォイスは、子供の鼻歌のようにさりげなくも感動的。

ベイエリア屈指の個性派ギタリスト、ジョンとクリスのツイン・ギターが繰り出す創意あふれるフレーズは時に性急で凶暴、時にスロウで美しい。

そこにバンドの要となるグレッグの自在なドラミングが噛みあって、激烈にポップで、夢と現実の間を絶えまなく行き来するような緊張感に溢れた、唯一無二のディアフーフ(鹿のひづめ)・サウンドが生まれる。

病み付きになること請け合いのこの魅力は聴かなければ分からない!

「ハイ・アートとロウ・アート、そしてアウトサイダー・アートの世界がぶつかり合い、いつになく自然に溶け合う今こそ、ディアフーフの時代なのかもしれない」

―ネルズ・クライン(ウィルコ)

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PCD-20011 Different Places
2008.06.06

「ポスタル・サーヴィス『ギヴ・アップ』以来、これほどまでにパーフェクトなエレクトロ・ポップ・アルバムは聞いたことがない」(UKラフトレードショップ)と絶賛された、マチュー・ジャンドロー(カナダ・モントリオール出身)と ピーテル・ファン・デッセル(ベルギー・アントワープ出身)のデュオ・ユニット、プラスティック・オペレーターのデビュー・アルバム。

2006年にBBC1のDJ、ロブ・ダ・バンクが主宰するレーベル、Sunday Best からリリースされて一躍注目を集めたシングル曲「Folder」も収録。

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PCD-24207 Volume One
2008.06.06

彼女と彼の第一楽章――今後、大きな注目を集めること必至の女優ズーイー・デシャネルと、USインディ・シーンを代表するシンガー・ソングライターのひとり、M・ウォードの初のデュオ・アルバム! なんとも心和む、ハートウォーミングなひとときを

なんとも意外な組み合わせではある。

キャメロン・クロウ監督の映画『あの頃ペニー・レインと』(00年)で主人公の姉役を演じ、大きな注目を集めることとなったハリウッド女優ズーイー・デシャネルと、ノラ・ジョーンズの最新作『ノット・トゥー・レイト』の参加も話題となった、ホワイト・ストライプスやブライト・アイズ、キャット・パワー、ベス・オートンら、ミュージシャンのファンも多い、今最も注目されるシンガー・ソングライターのひとり、M・ウォードことマット・ウォード。

この二人、シー&ヒムの物語は06年に始まった。

とある映画のサントラで、リチャード&リンダ・トンプソンの「When I Get To The Border」を吹き込んだ二人はすぐに意気投合、このコラボレーションへと発展していったという次第。

デシャネルが自宅で録りためていたデモが、『ヴォリューム・ワン』のベースになっている。

ビートルズの「恋する二人」、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「You Really Got A Hold Me」の2曲のカヴァーを除き、すべてデシャネルのオリジナルで、彼女の親しみやすい歌声に、ウォードの手によるすばらしいアレンジと巧みなギター・プレイが加味され、『ヴォリューム・ワン』の独特なサウンドが生まれたのだ。

アルバム全体に漂うそのノスタルジックなムードにレス・ポール&メアリー・フォード、ロネッツ、ニーナ・シモン、リンダ・ロンシュタット、カーター・ファミリー……といった名前が思い浮かんでくる。

甘酸っぱくハートフルでチャーミングな、なんとも愛すべきアルバムである。

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PCD-93080 Wilding In The West
2008.06.06

Track02 1:52あたりの、「ピー」という電子音は任意のものです。

”不恰好にねじれ曲がっていて、毛むくじゃらででこぼこだが、驚くほどに肥沃な本当のニンジン*”のような唯一無二の歌声・・・。

漢ボニー・ビリーここにありをまざまざと見せつける圧巻のライヴ・アルバム!

ここ最近のビョーク作品に欠かせない存在でもあるヴァルゲイール・シグルドソンのプロデュースもすばらしかった現時点での最新作、『ザ・レッティング・ゴー』(06年)がきわめて高い評価を受けた、まさにワン&オンリーの個性と歌声を持つ現代アメリカを代表するシンガー・ソングライターのひとり、ボニー’プリンス’ビリーから、日本(とオーストラリア)のファンのためだけに作ってくれたスペシャルなライヴ・アルバムが到着!

日時や場所などの詳細は不明ながら、昨年後半から今年にかけての『ザ・レッティング・ゴー』ツアー時の録音で、同作で彼とほとんどデュエット状態で印象的な歌声を聴かせているドーン・マッカーシー(フォーン・フェイブルズ)、随所でキラリと光るギターを披露しているエメット・ケリーらが参加。

ミックスはニール・マイケル・ハガティ(ハウリング・ヘックス)で、彼のベスト・ワークのひとつと言っても過言ではないほどの冴えを見せる。

そして、ボニー’プリンス’・・・。彼の声を再び聴けるのはいつだってすてきな瞬間だ。なんとすばらしい!

(*©アラスデア・ロバーツ)

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