リリース情報

Volume One
SHE AND HIM
Volume One
シー&ヒム
『ヴォリューム・ワン』
2008/05/16
CD
PCD-24207

¥2,520(税抜¥2,400)
レーベル: Merge
解説付 歌詞付 対訳付 ※解説:村尾泰郎・岡 俊彦 ※日本先行発売

彼女と彼の第一楽章――今後、大きな注目を集めること必至の女優ズーイー・デシャネルと、USインディ・シーンを代表するシンガー・ソングライターのひとり、M・ウォードの初のデュオ・アルバム! なんとも心和む、ハートウォーミングなひとときを

なんとも意外な組み合わせではある。

キャメロン・クロウ監督の映画『あの頃ペニー・レインと』(00年)で主人公の姉役を演じ、大きな注目を集めることとなったハリウッド女優ズーイー・デシャネルと、ノラ・ジョーンズの最新作『ノット・トゥー・レイト』の参加も話題となった、ホワイト・ストライプスやブライト・アイズ、キャット・パワー、ベス・オートンら、ミュージシャンのファンも多い、今最も注目されるシンガー・ソングライターのひとり、M・ウォードことマット・ウォード。

この二人、シー&ヒムの物語は06年に始まった。

とある映画のサントラで、リチャード&リンダ・トンプソンの「When I Get To The Border」を吹き込んだ二人はすぐに意気投合、このコラボレーションへと発展していったという次第。

デシャネルが自宅で録りためていたデモが、『ヴォリューム・ワン』のベースになっている。

ビートルズの「恋する二人」、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの「You Really Got A Hold Me」の2曲のカヴァーを除き、すべてデシャネルのオリジナルで、彼女の親しみやすい歌声に、ウォードの手によるすばらしいアレンジと巧みなギター・プレイが加味され、『ヴォリューム・ワン』の独特なサウンドが生まれたのだ。

アルバム全体に漂うそのノスタルジックなムードにレス・ポール&メアリー・フォード、ロネッツ、ニーナ・シモン、リンダ・ロンシュタット、カーター・ファミリー……といった名前が思い浮かんでくる。

甘酸っぱくハートフルでチャーミングな、なんとも愛すべきアルバムである。

  • DISC 1
  • 1. Sentimental Heart
  • 2. Why Do You Let Me Stay Here?
  • 3. This Is Not A Test
  • 4. Change Is Hard
  • 5. I Thought I Saw Your Face Today
  • 6. Take It Back
  • 7. I Was Made For You
  • 8. You Really Gotta Hold On Me
  • 9. Black Hole
  • 10. Got Me
  • 11. I Should Have Known Better
  • 12. Sweet Darlin
  • 13. Swing Low Sweet Chariot