ジャンル: ROCKアーティスト情報
VINCE TAYLOR
2009.01.27
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PCD-24213 396
2009.01.21
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PCD-93202 The Crying Light
2009.01.15
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世界中に感動の渦を巻き起こした前作『アイ・アム・ア・バード・ナウ』から4年ぶりとなるアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズ待望の新作フル・アルバム。
本作は、アントニーがこよなく敬愛する日本の舞踏家、大野一雄に捧げられており、ジャケットには、1977年、写真家の池上直哉によって撮影された、大野一雄のポートレイトが使われている(本作に先駆けて発売された5曲入りEP『Another World』にも、ピエール・オリヴィエ・デシャンによって撮影された大野一雄の写真が使用されている)。
「『クライング・ライト』は偉大な舞踏家の大野一雄に捧げられています。舞台公演で、彼がステージの上に光の輪を投影し、その輪のなかに入って、彼の心にある夢や幻想を露わにするところを私は見ました。彼は何か神秘的で創造的なものの目の中で踊っているようでした。あらゆる所作の中に、彼は子供と神の女性的な側面を表現していました。彼は、芸術家としての私にとって親のような存在です」
アントニーは、今まさに消えつつある自然の風景と心の中にある風景の間を往き来しながら、その歌によって自らの魂の有り様を差し出してみせる。
『クライング・ライト』は、『アイ・アム・ア・バード・ナウ』に続く待望のフル・アルバムである。本作で、アントニーは主題のフォーカスを移動させ、自然界と自らの関係を探究している。ジョンソンズのサウンドの親密さは、アヴァン・クラシカルの作曲家、ニコ・ミューリーによるシンフォニックな編曲にくるまれている。
「Her Eyes Are Underneath the Ground」の冒頭の部分は、木の葉が太陽にウインクし、「私の目にクリスタルを踊らせる」アニミズム的な世界を開示している。
そして、「Kiss My Name」の喜ばしい跳躍や「Epilepsy Is Dancing」の螺旋状に上っていくワルツが後に続く。
アルバムの中心となる曲「Another World」は、消えていく風景に対するシンガーの深い悲しみをなぞっていく。
「Dust and Water」の素晴らしいヴォーカルは、この魅惑的な子守歌を横切ってひらひらと舞い、広がりのある牧歌的な「Everglade」がアルバムの幕を閉じる。この曲で、アントニーは孤独の限界を乗り越え、自らの「手足が、帰る家を求めて泣くのをやめ」るパラダイスへと入っていく。
こうした夢想の中でアントニーは、その神秘的なポートレートが『クライング・ライト』のジャケットを飾る伝説的な舞踏家の大野一雄と一緒になっているようにも見える。
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズの音楽は、現代的なクラシックとブルースの橋渡しとなり、バンドのソールドアウトになった公演は、カーネギー・ホールからジ・アポロに至るまでの会場で、スタンディング・オヴェーションに包まれた。
『クライング・ライト』は、大胆な楽曲と魅惑的なヴォーカルによって、魂を呼び覚ますニューヨークそのものである。
アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズは、魔法のような、しかし今まさに消えつつある世界を、私たちの意識の最前部にまで差し出してみせる、繊細だが時宜を得たアルバムを作り出した。
「初めて彼の歌を聴いたとき、私は自分が天使の前にいるのだと分かった」
「心を奪われた観客の目の前で(そして私たちの喜びに満たされた耳の中で)、アントニーは新しく生まれた世界のまだ名前もない何物かに変貌していた」
「アントニーは、よりいっそう美しく変化を遂げたサウンドへと行き着いた。(劇場の)暗がりのなかで彼と一緒にいるのは、息をのむような体験だった」
PECF-2001 Chimera Music Release No.0
2009.01.14
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PCD-25089/90 Okonokos
2008.12.26
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ザ・フーの「ライブ・アット・リーズ」やオールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・ライブ」などに例えられ、今世紀最高のライブ・アルバムと評されたマイモニの神髄を詰め込んだ圧巻の二枚組が遂に国内盤化!!!
もはやこのアルバムが正式に国内で登場していなかったのが犯罪に近かったというくらいの名作。
世界中の大型フェスで引っ張りだこになり、ニール・ヤング、フー・ファイターズやパール・ジャムがツアーに連れて行きたいほど惚れこんだその才能と、「生」での圧巻のパフォーマンスを全て収録した怒涛の二枚組アルバム!
サンフランシスコの名ライブ・ハウス、フィルモアで収録。
初の単独来日公演を記念して、待望の国内リリース!!
PCD-22112 Z
2008.12.26
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現メンバーに落ち着き、更なる成長と進化を遂げ、実験性と遊び心がふんだんに投入された2005年作!「アメリカが遂に自分達のレディオヘッドを手に入れる時が来た」と欧米では絶賛された大ブレイク作!
プロデューサーにレディオヘッドも手掛けたジョン・レッキーを迎え、スタジオでの実験を大胆に取り入れ、バンドとしての実力が確固たるものだと証明した力作。
レゲエやコーラス隊までもが登場し、今まで以上にカラフルで、ロッキンなアルバムに仕上がり、アメリカでは20万枚以上のロングセールスを記録。
現代最高のロック・バンドと世界中のメディアに言わせた。
今までのイメージを見事に払拭しつつ、自分達の色をしっかりと打ち出した圧巻の勝負作でもある。