ジャンル: BLUESアーティスト情報
SOLOMON BURKE
2008.09.10
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THE FUMES
2008.09.10
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隠れたブルース大国オーストラリアから2004年に突如出現した、ギターのスティーヴ・メリーとドラムのジョエル・バターズビーのガレージ・ブルース・デュオ。伝統的なブルースの香りをたっぷりと漂わせつつも、若いロック・ファンの心をも鷲掴みにする切れの良い爆音リフとパワフルなドラミングが魅力。本国では、埋まらない会場はないというほどの圧倒的なライヴ・パフォーマンスでブルース・ファンのみならず、ロック・ファンを虜にしている。その上、雑誌のライヴ情報欄からその名が消えたことがないというほど、ライヴの本数も圧巻。 2005年には、名誉あるMusic Oz Awards(オーストラリア版Plug Awardsのような、インディーズ音楽の最高峰賞)でBlues Artist Of The Yearに選ばれ、そこでのパフォーマンスが全国放送され、さらなる話題となる。 Falls Festival、East Coast Blues & Roots Festivalなど、数多くの大型フェスで熱きグルーヴを磨いた後、デビュー・アルバム『ガンズ・オブ・ゴールド』を2006年7月に発表。ジャンルを越えたオール・ディストリビューション・チャートでトップ20入りを果たす。素晴らしいハード・ロックと、心地良いルーツ・ミュージックが同じくらい盛んなオーストラリアだからこそ産まれたこの熱いハイブリッド・サウンドは、心にガツン!と響く説明不要のかっこよさ。 The Beautiful GirlsやThe Vasco Eraといった本国の大物バンドだけでなく、数多くの海外バンドのサポートも務めてきた経験もあって、その楽曲も実にヴァラエティに富んでいる。骨太なブルース・ロックから、オーガニックなアコースティック・ナンバーまで、全くファン層を限定しない、強烈グルーヴがいよいよ日本に初上陸!
CAREY & LURRIE BELL
2008.09.10
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Little Arthur Duncan
2008.09.10
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シカゴのベテラン・シンガー/ソングライター/バンド・リーダー/ハーピストであるリトル・アーサー・ダンカン。
1934年ミシシッピ州インディアノラ生まれで、B.B.キングと同じプランテーション農場で育った。
50年代にシカゴに移り、あのアール・フッカーなどと演奏を開始。シカゴ以外ではほとんど知られておらず、もっぱら自身のバック・スクラッチャー・ソーシャル・クラブで演奏するぐらいだったが、89年ブルース・キングより『Bad Reputation』リリース。
99年デルマーク盤『Singin’ With The Sun』で広くその名を知られるようになる。
2007年5月に逝去したキャリー・ベルなど同世代のブルースメンが亡くなるなか、今年73歳のダンカンは現役バリバリ。
MARSHALL & THE FRO
2008.09.10
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BURNSIDE EXPLORATION
2008.09.10
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DAVID KIMBROUGH JR.
2008.09.10
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CARLOS JOHNSON
2008.09.10
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2004年5月。カルロス・ジョンスンはジャパン・ブルース・カーニヴァルのステージに立った。1989年にヴァレリー・ウェリントン(故人)と共に日本に来て以来、実に15年振りの来日であった。既に出演が決まっていたオーティス・ラッシュが脳梗塞に倒れ、彼をサポートするために急遽決まった来日であった。カルロスの名前がコールされ、“I Wonder Why”を弾き始めた瞬間に会場全体が総毛立った。スクィーズするギターの一音一音が心に突き刺さる。オーティス・ラッシュが登場し、その側で全身全霊を込めてギターを弾くカルロス。大きな拍手と歓声に包まれたのは言うまでもない。 その年の3月、Pヴァインが独自に制作を行い、世界のブルース・ファンにアピールする作品を作り出すという「新録ブルース企画」の第一弾として『ドント・メス・ウイズ・ザ・ブルースメン』(PCD-25020) がビリー・ブランチとの共演盤として発売された。長いキャリアにもかかわらず録音数が極端に少ない彼にとって、実質的に初めてのアルバムであった。
来日時の打ち合わせで「ライヴこそが私の魅力を引き出す」という彼の言葉を受け、ライヴ盤制作のプロジェクトがスタートした。 このレコーディングの為に特別に編成された<シリアス・ブルース・バンド>のメンバーは… シカゴ・サウスサイドの生まれのカルロスは、クラシックとジャズが好きな父と、カントリーとブルースが好きな母に育てられた。ギターは独学で始め、60年代はロック・バンドで演奏していたが、70年代に入ってからブルース・シーンで活動するようになった。そのエモーション溢れるプレイは多くのミュージシャン、ブルース・ファンを魅了している。アルバムは前述したアルゼンチン盤とPヴァイン盤の他に、2004年に日本のミスター・ケリーズから発売された『イン・アンド・アウト』がある。 サム・グリーンはカルロスのバンドのレギュラー・メンバーであり、長年に渡って彼を支えてきた屋台骨である。 キーボードのデイヴ・ライスは16歳からプロとして活動を開始し、サウス・イリノイ大学で音楽理論を学んだ。10年以上に渡るオーティス・ラッシュとの活動の他にルーサー・アリソンやバディ・ガイ、そしてロバート・プラントやジミー・ペイジなどとも共演経験がある。現在は音楽教師をしながら自らのビッグ・バンドなどで活躍中。2006年の完全オフ日は僅かに4日しかないという超売れっ子でもある。今回のレコーディングに際しては、アレンジや音楽監督を務め、影の功績者といえるであろう。 ドラムのジェイムズ・ノウルズは、カルロスと同じシカゴ・サウスサイドの出身で、やはり10代の頃からミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせている。これまでにシュガー・ブルー、メルヴィン・テイラー、アル・グリーン、タイロン・ディヴィスからR. ケリー(!)まで、幅広い活躍で知られる敏腕プレイヤーである。 (テキスト:高橋 浩 / a.k.a. 江戸川スリム)