ジャンル: BLUESリリース情報

PCD-22448 Great Blues Works and Hits
2024.06.28

これがいま聴くべきB.B.だ!
アタマのギター五音でのけぞるブルース王者永遠の美と興奮
キング・オブ・ザ・ブルース・シンギングの叫喚
大ヒットとお宝でめくるめくB.B.のゴージャスな世界を!!
                     ――日暮泰文

1949年のデビュー以来、2015年に逝去するまでつねにトップに君臨し続けたブルースの王様、否、もはやブルースの神様と言うべき絶対的存在、B.B.キング。2023年10月に発表されたローリング・ストーン誌の”史上最も偉大なギタリスト250人”でも堂々の8位に選出された革新的なギター・プレイと洗練されたスタイルでモダン・ブルースに革命を起こし、クラプトンやレイ・ヴォーンなど後のギタリストたちに多大な影響を与えた。魂の底からブルースを絞り出すスクィーズ・ギター、メリスマを効かせた圧倒的なヴォーカル、この唯一無二のブルース世界=B.B.を聴かずしてブルースは語れない。そんなB.B.のキャリアの最初期にして絶頂期、1950年から65年にかけてのモダン/ケント時代の膨大な録音のなかから、アメリカの老舗ブルース雑誌、Living Bluesの年間ベスト・アルバムで、批評家選と読者選のダブル受賞を獲得した『ザ・コンプリート・RPM/ケント・レコーディング・ボックス 1950~1965』の監修者でありPヴァイン創業者、日暮泰文がセレクトしたこだわりのベスト・アルバム。

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PLP-7480 Meet Me At Midnite
2024.06.26

ブルース、ジャズ、フォーク等、アメリカン・ルーツ・ミュージックの魅力を伝えつづける歌姫マリア・マルダーが、1990年代当時、新録ブルース最重要レーベルだったブラック・トップに残した2枚のアルバムを世界初LP化!

艶やかな歌声が演出する、ルイジアナ音楽をテーマにした前作に引き続き、米国南部の真夏の夜のような熱気と色香に包まれた1994年ブラック・トップ盤。ジョン・ポーター(バディ・ガイ、B.B.キング等)のプロデュースで、トレイシー・ネルソン、リトル・フィートのビル・ペインとショーン・マーフィ、ドン・ブライアント&アン・ピーブルズ夫妻らが参加。ダン・ペンが作者に名を連ね、ホーン・セクションをフィーチャーし、まさにメンフィス、ハイ・サウンドな作りの「Sweet Simple Love」をはじめ、サザン・ソウル風味の楽曲が印象的な金字塔的アルバム。旧知のギタリスト、リック・ヴィト作&参加のヴードゥー~スワンプ色濃厚なタイトル曲もすばらしい。前作ともども、彼女のキャリアを語る上で欠かすことのできない重要な作品。

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PLP-7479 Louisiana Love Call
2024.06.26

ブルース、ジャズ、フォーク等、アメリカン・ルーツ・ミュージックの魅力を伝えつづける歌姫マリア・マルダーが、1990年代当時、新録ブルース最重要レーベルだったブラック・トップに残した2枚のアルバムを世界初LP化!

アメリカン・ルーツ・ミュージックを紡ぐ歌姫が、ニューオーリンズから愛を込めて送り届けた1992年ブラック・トップ盤。タイトル通り、ニューオーリンズなどルイジアナの音楽を追求した、60年におよぶ彼女のキャリアのなかでも特別かつ稀有な作品で、旧知のエイモス・ギャレットとドクター・ジョンに加えて、アーロン&チャールズ・ネヴィルらが参加。ジョン・クリアリー作のズバリ、ニューオーリンズ=セカンド・ライン・ビートの「Second Line」で幕を開け、アーロン・ネヴィルのコーラスとエイモス・ギャレットのギターが華を添えるタイトル曲、J.J.ケイルの「Cajun Moon」のカヴァー、ドクター・ジョンとのデュエットの2曲――「Best Of Me」「Layin’ Right Here In Heaven」――ほか、アメリカ南部の薫り漂う珠玉の一枚。

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PLP-7459 Mojo Hand
2024.05.08

このジャケ! この迫力! 1960年にニューヨークで名物プロデューサー、ボビー・ロビンスンにより制作されたブルース史上屈指の名盤!

1983年にPヴァインが世界初復刻したことにより、そのすばらしさが世界中に広まったといっても過言ではない(オリジナル盤の市場取引価格は今や20万円超!)この傑作をカタログ化!タイトル曲等のブギはもちろん、暗黒のスロー・ブルースも絶品!エレキのヘラルド盤に対し、アコギでダーティ・ライトニンの極致を見せる!

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PLP-7458 Lightnin’ And The Blues
2024.05.08

ロウダウン&ダーティなブルースの権化、ライトニン・ホプキンス。その数ある録音のなかでもとびきりにダーティな最高傑作として昔から絶対的な評価を受けてきた1954年のヘラルド録音から12曲をまとめ、1960年に同レーベルからLPとして発表された名盤!

音とともにブルース・ファンの心を震わせつづけてきた秀逸きわまる稲妻ジャケをカタログ化! 全編、ベースとドラムを従え、ライトニンのエレキがワイルド&ダーティにビヤビヤと鳴り響く! ジャケの稲妻のごとく炸裂する怒涛のライトニン節に悶絶必至!

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PLP-7457 The Jungle
2024.05.08

絶頂期の1961.62年に録音され、67年にケントから発表された、数あるB.B.のアルバムの中でも最高傑作の呼び声高い決定的名盤!

既に彼がABCに移籍した後に編集され発表された盤だが、ここから 6曲ものR&Bチャート・イン・ヒットが出た。濃厚なタイトル曲など全曲が秀逸で、まさに王者の貫禄に満ちあふれている。「5 Long Years」などスローの濃厚さもこの時代のB.B.ならではである。本盤を聴かずして B.B.は語れない!

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PLP-7694 King Of The Jungle
2024.02.21

オーティス・ラッシュ、マジック・サム、バディ・ガイらに続く、正しく“シカゴ・ウェスト・サイド派”の一人となるシンガー/ギタリスト、エディ・C・キャンベル。弱冠12歳にしてマディ・ウォーターズと共演し、リトル・ウォルターやハウリン・ウルフ、リトル・ジョニー・テイラー、ジミー・リード、ココ・テイラー、マジック・サムら、そうそうたるアーティストと演奏を共にし、なかでも、隣人だったというマジック・サムには大きな影響を受けたというキャンベルが、評論家/プロデューサーのスティーヴ・ウィズナーのレーベル、ミスター・ブルースから1977年に発表した遅咲きデビュー・アルバム。キャリー・ベル(hca)、ラファイエット・リーク(p)、ボブ・ストロージャー(b)、クリフトン・ジェイムズ(ds)ら、手練れメンバーが繰り出す強力なサウンドをバックに、スモーキーかつ溌剌とした歌と、紫のジャズマスターを駆り、リヴァーブを効かせた独創的なギターを聴かせる。キャンベルの代表作であり、この時代のシカゴ・ブルースの隠れた名盤。LPでは初復刻となる、インパクト絶大の珍しい“ジャングルの王”オリジナル盤アートワークも傑作。

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PLP-7693 Mean Ol’ Frisco
2024.02.21

エルヴィス・プレスリーのデビュー曲「ザッツ・オール・ライト」のオリジネイターで、エルヴィスが「リアル・ロウダウン・ミシシッピ・シンガー」と敬愛したブルースマン、アーサー“ビッグ・ボーイ”クルーダップ。
南部魂全開!!の歌とギターでブルースの嵐を巻き起こすクルーダップの、ボビー・ロビンスンのプロデュースによる、1962年ニューヨーク録音のファイア盤。表題曲ほか、「ザッツ・オール・ライト」、同じくエルヴィスがカヴァーした「ソー・グラッド・ユー・アー・マイン」、「ケイティ・メイ」など過去の代表曲の再演が中心で、クルーダップのトレードマークかつ最大の魅力となる甲高い歌声は健在ながらも、どの曲もオリジナルとは一味違う渋みにあふれている。当時57歳で円熟味をきわめていたクルーダップを味わい尽くす名盤だ。原盤はかなり珍しい本作を、オリジナル・アートワーク、逆貼りジャケット仕様でLP再発!

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PLP-7687 Blue Lightnin’
2024.02.07

偉大なるテキサス・ブルースマン、ライトニン・ホプキンス。1959年に“再発見”されて以降、数多くの録音を残したライトニンが、ルイジアナ州シュリーヴポートの名門ジュウェル・レコードから発表した3枚のアルバムの第一弾をLP再発! 1965年、地元テキサスにおける録音で、エルモア・ニクスンのピアノとベース&ドラムというバンド編成に、ギラつくライトニン節が炸裂! ライトニンのダーディ・ブルースの美学を捉えた、かねて名盤として評価の高い一枚だ。それを、広く出回っている本人のカラー写真を使用したジャケット・デザインではなく、今やかなり“見ない”、ライトニンの別の写真をあしらい、全面ブルーに加工したデザインの珍しい別ジャケ仕様でお届けする。こうしたちょっとした違いを楽しむというのもまた、ヴァイナル道の醍醐味のひとつなのだ。

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BS10-02 Blues Heritage II: Buster Benton – Spider In My Stew
2024.01.25

ブルースの魅力はやはり感情の唸りのヴォーカルだ!と、誰をも納得させる70年代シカゴ・ブルース絶対の名作「スパイダー・イン・マイ・ステュー」、これで決まりだ。プロデューサーのウィリー・ディクスンの下、キャリー・ベルとビッグ・ウォルターの二大ハーモニカ奏者もフィーチャーして、むしろ60年代よりも濃厚にそして創造性あるシカゴ・ブルース・サウンドを創り上げている。すべて70年代前半にシングル盤として発表され、地元シカゴ及び南部一帯で評判となった、まさに伝統美溢れる時代のブルースである。これまで殆ど話題にならなかった、現代ではファンク/レア・グルーヴ・ファンにも注目されているダンス・ナンバー「ザ・フットボール」、そしてシカゴ・ソウルともなるバラード「ディス・イズ・ザ・リーズン」もPヴァインによってオリジナル・マスター・テープが発見され、極上のサウンドでビニールに刻みました。

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