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USシューゲイズの革新的作品! 実験精神とオリジナリティが花開いた90年代末期の傑作アルバム、All Natural Lemon & Lime Flavors『Turning Into Small』がCD/LP世界初リイシュー!
2025.08.06 INFORMATIONRELEASE


アメリカ・ニュージャージー州出身のシューゲイズ・バンド、All Natural Lemon & Lime Flavorsが1998年に同郷のレーベルであるGern Blandstenからリリースした2ndアルバム『Turning Into Small』がCDとヴァイナルで再発。90年代半ばに結成されたAll Natural Lemon & Lime Flavorsは、My Bloody Valentineを筆頭とするUKシューゲイズ/オルタナティヴ・ロックの薫陶を受けながら、オリジナリティ溢れる実験的なサウンドをUSエモ/インディー・シーンで追求していた。そんな彼らの革新性が花開いたのが、現時点でのラスト・アルバム『Turning Into Small』である。

まず本作において目を引くのは、8分にも迫る「Your Imagination」だ。そのスペーシーなサウンドスケープは深い没入感をもたらし、90年代後半以降におけるシューゲイズの新たな波を予感させる名曲としてバンドの代名詞にもなっている。しかし、それ以上に特筆すべきは「Puzzled Into Pieces」や「In Between And After」などに代表される、シンセサイザーを駆使したエレクトロニックで厚みのあるサウンド、緩急のあるコラージュ的な展開とアンサンブル、そして時に跳ねるようなメロディを特徴とした楽曲群であろう。それらがもたらす不可思議な浮遊感は、どのシューゲイズ・バンドからも得難い。My Bloody ValentineやStereolab、The Flaming Lipsと呼応する一方で、様々な要素が入り混じるミュータント的な音像はSwirliesやSerena-Maneesh、さらにはThey Are Gutting a Body of Waterといった現行シューゲイズとも通ずる。時代を超えた実験精神とオリジナリティにより今なお色褪せないUSシューゲイズの革新的な1枚に、今こそ触れてみてほしい。

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SSWの宙樹によるソロプロジェクト“blend house”、最新EP『ぼちぼちいきましょう』より、サウスロンドンのプロデューサーedblとの共作による「すだち Prod.edbl」が8/6(水)より先行配信!
2025.08.05 INFORMATIONRELEASE


徳島を拠点に活動するSSW宙樹(ボーカル)を主体としたソロプロジェクト、blend house。10月リリースの最新EP『ぼちぼちいきましょう』より、サウスロンドンのプロデューサーedblとの共作による「すだち Prod.edbl」が8/6(水)より先行配信決定。edblによるハウス仕様なトラックに載せて、過去の甘酸っぱい記憶を徳島の特産品であるすだちの味に重ねて宙樹がクールに歌い上げるダンサンブルな一曲。

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井上園子、北海道ツアーソールドに伴い札幌追加公演決定!東北ツアーもソールド、そのほか全国各地の公演もソールド&残席僅か!!
2025.08.05 INFORMATIONRELEASE


FUJI ROCK ’25でも圧巻のステージを披露した井上園子が、先日発表した北海道、東北ツアー含め全国各地の公演でソールドアウト続出!追加となった9/5札幌公演ほか、残席僅かな公演も多々ありますのでお問い合わせ、ご予約はお早めに!!

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CITY POP on VINYL 2025|日本のAOR~シティ・ポップ・シーンをリードするシンガー・ソングライター、今井優子。キャリア初となる大好評のカヴァー・アルバム『Reminiscence』、待望のLP、本日8/2リリース!
2025.08.02 INFORMATIONRELEASE


昨今のシティ・ポップ・ブームに先んじて「真夜中のドア~Stay with me~」(松原みき)をカヴァーしていた(2016年のベスト盤『SWEETEST VOICE』に新録収録)今井優子が本格的にカヴァーに取り組んだ意欲作『Reminiscence』。生音を主体にじっくりと作り上げられた本物感あふれる極上のサウンドをバックに、伸びやかで心地よい歌声をじっくりと聴かせる。今井の特徴でもあるラテン~フュージョン色をそこはかとなくにじませたアレンジの妙も聞き物。定番を避けつつも、ポピュラリティとマニア度をバランスよく考慮した選曲でAOR~シティ・ポップ・ファンをうならせること間違いなし。さらに、本人の書き下ろしによるまさにYUKO-SOUNDな新曲「Eternal Promise」を収録した、単なるカヴァー・アルバムにとどまらない充実の作品集。CDにつづいて本日8月2日LPリリース。

「これまでにも邦洋の名曲を積極的に取り上げてきたシンガー・ソングライター今井優子が、イージーなシティポップ・カヴァーが氾濫している今、あえてカヴァー・アルバムにチャレンジした。コラボレイトの内容は、3作連続参加となる実力派アレンジャー:安部潤が彼女のフュージョン・サイドとラテン・サイドを構築。角松敏生ファミリーで旧知の梶原順・友成好宏によるユニット:川成順が、しとやかなオーガニック・サイドを彩る。キャリアに裏打ちされたヴォーカルと、彼女なりの解釈で名曲を表現するスタンス、そのバランス感が絶妙だ。そのなめらかで麗しい歌声、超絶リアルなバンド・アンサンブルが、ありきたりのカヴァーに大きな差をつけるだろう」――金澤寿和(Light Mellow)

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世界一のガールズ・バンド、少年ナイフ。その記念すべき初のリリースとなる1982年発表の自主制作カセット・テープ『みんなたのしく少年ナイフ』。大好評の初LP&CD化につづいて、カヴァー・アートワークにちなんだ二種類のカラー・ヴァイナルのリリースが決定!
2025.08.01 INFORMATIONRELEASE


■ニッポン代表、我らが少年ナイフ。そのファンの間では伝説的な存在となっている、1982年に自主で制作、リリースされたカセット・テープ。先日、奇跡の初LP&CD化となった、わずか89本しか製造されなかったというウワサもあるその激レア・アイテムを、ピンクとグリーン、二種類のカラー・ヴァイナルでリリース。

■「Burning Farm」「バナナリーフ」「サマータイム ブギ」等、のちに1st~3rdアルバムに収録されるナンバーの初期ヴァージョンに加えて、この作品でしか聴けない楽曲も収録された、まさにお宝盤。

■マスタリングは、少年ナイフの初期タイトルの録音、および制作にも関わった音楽家/音楽制作者の宇都宮泰氏が担当。

■こののち、83年にゼロ・レコードから発表されたファースト・アルバム『Burning Farm』が、USインディ界の重鎮カルヴィン・ジョンソン主宰のKレコードからカセットでリリースされ(85年)、それを手にしたであろうカート・コバーンがほれ込み、少年ナイフをニルヴァーナのUKツアーのフロント・アクトに抜擢し、世界的な存在になっていく。これがそのすべての出発点だ! 少年ナイフ・ファン激マスト!

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「これはこれはとばかり花の吉野山」安原貞室:江戸時代の俳人、安原貞室の俳句にインスパイアされた“言葉に言い表せないほどにあまりにも美しい情景”を、15人編成による美しくも艶やか、そして豊潤で鮮やかな彩りに満ちたジャズ・アンサンブルで表現したエインシェント・インフィニティ・オーケストラ最新アルバム!
2025.08.01 INFORMATIONRELEASE


「これはこれはとばかり花の吉野山」安原貞室

江戸時代の俳人、安原貞室の俳句にインスパイアされた“言葉に言い表せないほどにあまりにも美しい情景”を、15人編成による美しくも艶やか、そして豊潤で鮮やかな彩りに満ちたジャズ・アンサンブルで表現したエインシェント・インフィニティ・オーケストラ最新アルバムがリリース決定!ファラオ・サンダースやアリス・コルトレーンらの影響を受けたそのサウンドは、ベース、ハープ、サックス、クラリネット、バイオリン、ビオラ、チェロ、オーボエ、フルート、マンドリン、コンガ、ピアノ、ドラム、そしてパーカッションという多彩な楽器によって構成された重層的かつ祝祭に満ちた新世代スピリチュアル・ジャズです!国内外で高い評価を受けた1stアルバム『River of Light』(2023年)に続き、UKの新世代ジャズシーンを担うGondwana Recordsからのリリース!日本国内盤のみボーナストラック追加収録!

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Half Mile Beach Clubがリミックスアルバム『Days of the Ocean Waves(REMIXES)』を8月22日にリリース !先行シングル「Sugar Vista – Hugo LX Remix」は本日より配信スタート
2025.08.01 INFORMATIONRELEASE


海辺の情景を想起させる心地よいダンス・ミュージックを奏でるインストゥルメンタル・バンド、Half Mile Beach Clubが、リミックスアルバム『Days of the Ocean Waves(REMIXES)』を2025年8月22日(金)にリリースする。
 
本作は、昨年発表したアルバム『Days of the Ocean Waves』のリリース1周年とアナログレコード化を記念したリミックスプロジェクトで、親交のあるアーティストやリスペクトするミュージシャンたちへのオファーに加え、メンバー自らによるセルフリミックスも収録。オリジナル楽曲がそれぞれ異なる個性によって再構築された全6曲に加え、アナログ盤購入者限定で楽しめるボーナストラックを含む構成となっている。
 
また、本作からの先行シングルとして「Sugar Vista – Hugo LX Remix」が本日8月1日より配信スタート。フランス・パリを拠点とするビートメイカー/プロデューサーHugo LXが、原曲に新たなグルーヴを吹き込んだ珠玉のクラブ・トラックに仕上がっている。
 
さらに、『Days of the Ocean Waves』のアナログ盤購入者には、盤面に同封されたQRコードを通じて、リミックスアルバム全曲(ボーナストラック含む)を本日8月1日より先行ダウンロード可能とする特典を用意。既にレコードを購入済みのリスナーも、同様の方法でダウンロードが可能となっている。

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USインディー・フォークやカントリーといったルーツ・ミュージックの系譜を受け継ぐTocago待望のヴァイナルリリース!やわらかでありながらも骨太なサウンドと独創的な視点で紡がれる歌で唯一無二の存在感を示すオルタナティヴなサウンドは必聴!
2025.07.31 INFORMATIONRELEASE


東京を拠点に活動しているオルタナ・インディー・フォーク・バンド、Tocagoがこれまでの活動の中でリリースしてきた2枚のEP『How are you feeling?』と『Wonder』、さらにシングル「家」も収録したレコードのリリースを決定!元々シンガー・ソングライターとして活動していた沖ちづるを中心にKiQやPuné Loiのメンバーでもある礒部智(Ba)、自身でアンビエント作品などもリリースしている森飛鳥(Gt)、そしてSouth PenguinやGuibaのメンバーであり、様々なアーティストのサポートも務める礒部拓見(Dr)といった実力派が揃ってスタートしたTocago。USインディー・フォークの人間らしさが詰まった音の質感や心地よいメロディーをナチュラルに取り込んだスタイルに、ヴォーカル沖ちづるの力強さと儚さを同時に備えた日本語の歌が見事にシンクロ、フィーリングやグルーヴを重視するリスナーから歌声や歌詞に傾倒するリスナーまで幅広く受け入れられるサウンドを展開しています!

デビューシングルとして公開され、美しさとヒリヒリした感覚を同時に感じ取れるまさにイースト・コーストのインディー・フォークの魂が宿ったデビューEPのタイトル曲「Wonder」や、よりカントリーや牧歌的なフィーリングをたっぷりと注入した2nd EP収録の「Koper」、さらにそれぞれの楽器が絶妙なバランスでヴォーカルの歌声を支える爽やかさとディープさが混ざり合う「黄色い砂」など粒ぞろいの楽曲を多数収録したバンド初となるヴァイナル・リリースです!

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黒人音楽のルールを変え、サマー・オブ・ラヴの象徴となり、そして時代の頂点に立った男の、赤裸々な回想録――スライ・ストーン(著)新井崇嗣(訳)『サンキュー またおれでいられることに──スライ・ストーン自叙伝』本日7月30日発売
2025.07.30 INFORMATIONRELEASE


ストーンはあまりにも高く舞い上がり、あまりにも激しく墜落したため、挫折した希望と閉ざされたユートピアの生きたメタファーとなったのだ。
――『ガーディアン』書評より

黒人音楽のルールを完全に変え、
サマー・オブ・ラヴの象徴となって
ブラック・ポリティクスをポップスに流し込み、
そして時代の頂点に立った男の、ウィットに富んだ赤裸々な回想録

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ロック・ジャーナリズムの巨匠によるディラン研究の集大成――グリール・マーカス(著)坂本麻里子(訳)『フォーク・ミュージック──ボブ・ディラン、七つの歌でたどるバイオグラフィー』本日7月29日発売
2025.07.29 INFORMATIONRELEASE


ディランの想像力を刺激した音楽を最もよく理解している書き手による独創的な書物。
――『ニューヨーカー』

長編探偵小説のような文化批評であり、音楽的なラヴストーリー。
――『Rolling Stone』(2022年のベスト・ミュージック・ブックに選定)

マーカスのディラン論は、ボブ・ディランその人と同じくらい不可欠なものだ。ディランの幻視的な創造力というプリズムを通して、マーカスは現代アメリカの魂の驚くべき歴史を浮かび上がらせる。
――オリヴィエ・アサヤス(映画監督)

マーカスの洞察と叙情が冴え渡った一冊。ディランとその音楽についての豊富な情報、回想的な筆致と霊感に満ちた批評との見事な融合。最も独創的な音楽家を、最も独創的な音楽批評家が語るにふさわしい本だ。
――ジョイス・キャロル・オーツ(作家)

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