ジャンル: CLUBリリース情報

PCD-93226 Smalltown Supersound On Fire
2009.03.16

キム・ヨーソイ、ジャガ・ジャジストのホームグラウンドとして知られ、昨年はリンドストローム初のオリジナル・アルバム『ウェア・ユー・ゴー・アイ・ゴー・トゥー』を発表して注目を集めたノルウェイ先鋭インディ「スモールタウン・スーパーサウンド」が、今度はイジャット・ボーイズ新ユニットをフックアップ(DJハーヴェイ、ヤム・フーも参加)!新曲、新ミックス、エクスクルーシヴ満載、あり得ないくらい強力ラインナップで、スモールタウン流のバレアリック新解釈とも言えるナイス・コンピレーション!

『オン・ファイア』と題された、ギャラクシー500のアルバム名に由来するこの作品は、DJハーヴェイやヤム・フーも参加しているというイジャット・ボーイズの新しいライヴ・ユニットや、リンドストロームのヴォーカル曲、プリンス・トーマスによるタッスル楽曲の新しいリミックスなど、ソレ系のファンにはタマらないエクスクルーシヴ楽曲をいくつも収録しつつ、ここ数年ではキム・ヨーソイ以来のポップ・ヒットとなったトイの新曲、そしてそのキム・ヨーソイの新しいバンド・プロジェクトのお披露目曲、日本のにせんねんもんだい、米国アングラ・シーンの巨匠サンバーンド・ハンド・オブ・ザ・マンの楽曲のビョーン・トシュケによるリミックスなども、収めている。

トラックリストだけ一見すると何だかとっ散らかった印象を受けるかもしれないが、ひと通り耳を通せばわかるように、この全体を覆うレイドバックしたテイストと、裏側に渦巻くグルグルの宇宙観は、まさにSTS流バレアリック新解釈とでも言えるのではないか。
「コズミック」(再)評価以降のプロッグでサイケデリックなケムリ薫る新世代クラブ・シーンともコネクトしつつ、メルツバウからサーストン・ムーアまでを包み込んできた従来的なトンガリ極まりないSTSセンスも見え隠れ、どちらでもありどちらでもない、いかにもスモールタウンらしいハズレ具合、ハマリ具合。そうそう、この立ち位置こそが、このレーベルのキモなのであります。エレクトロニカ時代からのファンにとっては、ちょっと意外な展開と感じられるかもしれないが、このユニークなセンスの本質は、ジャガ・ジャジスト或いはキム・ヨーソイを初めて世に問うたあの頃と、何も変わってません。
 

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Smalltown Supersound
2009.03.16

世紀の変わり目から現在に至るまで、キム・ヨーソイやジャガ・ジャジスト、ホワイテスト・ボーイ・アライヴ、120デイズなど、ノルウェイを代表する新世代アーティストたちをコンスタントに発掘、世界に紹介してきたオスロの先鋭インディ・レーベル、スモールタウン・スーパーサウンド(以下、STS)。

00年代初頭に一大潮流となった、ポスト・テクノ時代のエレクトロニカ/IDM、或いはシカゴ界隈を源流とするポスト・ロック的なムードを、独自のアヴァンギャルド・センスと織り交ぜながら、唯一無二のサウンドを発信してきた同レーベルは、ジャンルレスな、アンダーグラウンドに根ざしたブレの無い活動で、コアな音楽ファンのあいだで高い信頼を得てきた。

そんなSTSが、2007年ごろから新しい領域に向けて、舵を切り始めている。

リンドストロームやブラックベルト・アンダーセン、モンゴリアン・ジェット・セットほか、彼の地のオルタナティヴなハウス・ミュージックを多数フックアップしたミックスCD『Sunkissed』、ホットチップやオプティモのリミックス収録が話題を呼んだ、米西海岸ハウス・シーンとの関わりも深いクラウト・バンド、タッスルによるEP『Warning』、ボアダムスのEYE氏による「Lift Boys」名義の12”シングル再発など、明らかにこれまでのエリアをハミ出したダンスフロア寄りのリリースが、目立ち始めてきたのだ。

2008年はリンドストロームのデビュー・アルバム『Where You Go I Go Too』をリリース、STSを知らないクラブ系リスナーからも、ぼちぼち気にかけられるような存在となりつつあるようだ。

エレクトロニカ、アヴァンギャルド、プログレッシヴなダンス・ミュージック。

様々な音のメルティング・ポットとして新たなシーンで脚光を浴び始めたSTS。

 

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DISCOGRAPH-6140622 The Takeover
2009.03.10

トム・ヨーク(レディオヘッド)の参加が話題となったMODESELEKTORのアルバムへの参加で、その名を一気に広めたクリーチャー・ヒップホップ集団、PUPPETMASTAZの新作!無数のパペットで構成されたヒップホップ・グループ…その実体はGONZALESやEC8ORのBOMB 20、MOCKYらによる覆面ユニット!パペットによるUSギャングスタ・ラップへの回答(ミス)、もしくはマペット・ショウとウータン・クランの異種交配、はたまたヒップホップ版AC/DCというイカレたコンセプト(?)は、エミネムやインセイン・クラウン・ポッセを思わせる確信犯的な悪ノリっぷり!(一緒にするな?)T.RAUMSCHMIERE、SIRIUSMOら豪華メンツがリミックスした先行曲M6/M3が話題!しかし聴かせるサウンドはオールド・スクール~エレクトロへのオマージュもあり、密かに日本でも人気上昇中!

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PUPPETMASTAZ
2009.03.10


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BSCP-30106 Hands Up For Feet
2009.03.04

とにかくラスマス・フェイバー・ファンは必聴!ラスマスのレーベルからもシングルをリリースするフランスのハウス・デュオ、フィーと待望のデビュー・アルバム!ラスマス・リミックス&トゥオモ・リミックス収録!

ラスマス・フェイバーのレーベル<Farplane>からもシングルを発表しているフランス人若者男子デュオ、フィート。
音も実にラスマス系!サウダーヂなブラジリアン・フィーリングとファンキィなソウル・フィーリングが織りなす美メロ・ヴォーカル・ハウスが満載。
クロスオーヴァーでPOPな音楽性、ジャジーな生演奏を多く取り入れたナチュラルでウォームなサウンド、70s~80sブラック・ミュージックへの憧憬がにじむヴィンテージな肌触り、カラフルで美しいジャケット、グッド・ルッキンなルックス等が魅力!

もちろんアルバムにはラスマス・フェイバー・リミックス収録!おまけにサイモン・グレイをキーボードにフィーチャーしたトラックも収録。
そして日本盤だけのスペシャル・ボーナス・トラックとして07年夏に大ヒットしたトゥオモの名曲「Don’t Take It Too Hard」のフィート・リミックス収録決定!

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BSCP-30107 Soul Source presents Lovers House
2009.03.04

数々のリミックス・プロジェクトやコンパイルでお馴染み、箭内健一によるSoul Source Productionが「J-ハウス」のツボを押さえた自身名義の新曲と現場直送のフロアキラーをジョイントしたミックスCD!

★ジャクソン5、アース、ウィンド&ファイアなどのリミックス・プロジェクトで広く名を知らしめた、箭内健一氏のプロジェクト=Soul Source Production。

★つい最近も『Tokyo House Lovers + Fresh』、『Tokyo Luxury Lounge 3』などの人気ハウス・コンピにオリジナル曲を提供、J-ハウス・シーンの担い手としての引きも強い! 
また、ラスマス・フェイバーの日本ツアー・コーディネイトを担当、これだけの人気たらしめたのは箭内氏の尽力あってのもの。

★箭内氏が日本各地でDJプレイ、現在進行形でフロアのクラウドの両手を挙げさせているフロアキラーを厳選した、「現場感プリップリ」のミックスCD!
ファット・ボーイ・スリムのミックスCD収録を機に、世界のクラバー・アンセムと化したスパンコック「トゥ・ザ・クラブ」などをチョイス。

★今年後半に発売予定のSoul Source Productionのアルバムから、オリジナル曲のニューミックス/新曲も逸早く収録!
現在、「J-クラブ」「洋楽/ダンス」コーナーで大人気の、センチメンタルでキラキラなピアノ・リフが印象的なチューンに仕上がっています。

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BENI
2009.02.26

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PIRAHNAHEAD
2009.02.26

 

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PCD-93217 Adesiji
2009.02.26

ナイジェリアをルーツに持つ漂白のソウル・ブリースト、シージーが生み出した圧倒的な一枚! 

★抜けるように青いアフリカの空が最も似合うソウル・ミュージック!
2004年、クラブ・ミュージックの名門BBEより届けられたデビュー・アルバム『God-Given』で絶賛を浴びたアフリカ、ナイジェリア生まれのヨルバ系シンガーソングライター、シージー、4年ぶりとなるセカンド。伝統的アフリカン・ミュージックを核に、ソウル、ジャズ、ハウス、ブラジリアン、ハイライフ、アフロビートなど様々な要素をハイブリッドしたサウンド、男性的でソウルフルなメロディ、強靭な意志の力を感じるヴォーカル、全てが前作を上回った傑作となった。

★極上のクロスオーヴァー感覚とシンプルかつ雄弁なサウンド!
前作のオスンラデに引き続き、今作でも2曲にキング・ブリット、リッチ・メディーナというクラブ・ミュージックの巨匠が参加。それ以外は全て自身による作詞作曲・プロデュース。アフロビート的なM02「Fantasy」、ハウシーなソウルM04「Take Me Away」、ジョン・ルシアン的なブラジリアン・ソウルM06「Yearning For Home」、ヨルバ語で歌われるハイライフ的なM10「Irinajo」など、ロンドン、ラゴス、ボルティモア、NY、サン・フランシスコと漂流を続ける孤高のソウル・プリーストが生み出した圧倒的な一枚!

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