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人生の大切なことは韓国ノワールが教えてくれた――西森路代『韓国ノワール その成熟と激情』本日発売!
2023.06.28 INFORMATIONRELEASE

株式会社Pヴァイン/ele-king booksより、西森路代『韓国ノワール その成熟と激情』を刊行します。

いまや世界で評価される韓国映画、そのなかでも大きな一角を締めているのが「韓国ノワール」とよばれる犯罪映画の一群です。
「香港ノワール」のリメイクに挑戦したり、韓流スターが出演するなど独自に展開してきた韓国ノワールは、韓国映画の特徴である「容赦のない暴力描写」と「社会に対する批判的な視点」により年々クォリティを上げ、
『新しき世界』でひとつの到達点に達したと言ってもいいでしょう。
K-POPや韓流ドラマも発展を遂げたが、そんな中で韓国ノワールはどのような進化を遂げてきたのか。
本書はで単著『K-POPがアジアを制覇する』、共著『韓国映画・ドラマ わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』などで知られるライターの西森路代さんが韓国ノワールの主要作品を紹介し、その変遷を読み解いていきます。

目次より
まえがき
第一章 初期の名作
現在のノワールの原型を作った『友へ チング』(2001年)
なぜ原題は『黄海』なのか 延辺の朝鮮族を描いた『哀しき獣』(2010年)
美しさを「見せる」「正しき」ノワール『アジョシ』(2010年)

第二章 韓流×ノワール
若かりし日のイ・ビョンホンとファン・ジョンミンの熱が感じられる『甘い人生』(2005年)
むきだしの激しい感情だけがリアルなのか 『映画は映画だ』(2008年)
普通の会社員が実は殺し屋 発想の斬新さは今見ても健在 『ある会社員』(2012年)

第三章 香港映画のリメイク
ノワールに必要だったのは多様な顔ぶれか 『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』(2010年)
マルチキャスティングブームでブラッシュアップされた快作 『監視者たち』(2013年)
『毒戦 BELIEVER』(2018年)を見終わった後の余韻は『別れる決心』と似ていた

第四章 『新しき世界』前夜
ソン・ガンホの人間力にキュンとくる恋愛×ノワール 『青い塩』(2011年)
因果応報では解決しないリアルなノワールの夜明け 『生き残るための3つの取引』(2013年)
人間のかっこ悪さや滑稽さを、濃い面々で突き詰めた群像劇 『悪いやつら』(2012年)

第五章 力とは何か
あの頃、なぜ勧善懲悪が求められていたのか 『ベテラン』(2015年)
プライドを捨てて、権力に寄り添ったところで、誰も守ってはくれないことを学べ! 『ザ・キング』(2017年)
正義と復讐で結びついたふたりが巨大な悪を圧する『インサイダーズ/内部者たち』(2015年)

第六章 バイプレイヤーから主人公へ
これからという時期の俳優同士のぶつかりあいの記録 『最後まで行く』(2014年)
あのユ・ヘジンが凄腕の殺し屋の主人公に 『LUCK―KEY/ラッキー』(2016年)

第七章 女たちのノワール
母と娘、闇組織のボスと部下、ふたつの意味での継承の物語 『コインロッカーの女』(2015年)
〝力〟と〝感情〟を爆発させるパク・フンジョン作品の女性たち 『楽園の夜』(2020年)『The Witch 魔女』(2018年)
女性の怒りを描いた王道クライム・アクション 『ガール・コップス』(2019年)

第八章 感情のノワール
感傷的(メロウ)な感情に浸っていたい 『新しき世界』(2013年)
これはまぎれもなく愛のノワールだ 『名もなき野良犬の輪舞』(2017年)
まっとうな感覚が北と南のふたりを結ぶ 『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(2018年)

第九章 歴史との並走
嫉妬心が人を破滅に向かわせる 『KCIA 南山の部長たち』(2020年)
金大中のよりよい未来を信じる諦めなさが今の韓国エンタメを築く元になったとわかる『キングメーカー 大統領を作った男』(2021年)

あとがき これからの韓国ノワールは……

監修者プロフィール
西森路代
愛媛県生まれ。地元テレビ局、派遣社員、編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。主な仕事分野は、韓国映画、日本のテレビ・映画やお笑いについてのインタビュー、コラムや批評など。
ハン・トンヒョン氏との共著に『韓国映画・ドラマ――わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020』(駒草出版)がある。

韓国ノワール その成熟と激情
西森路代(著)
6/28発売
46判 208ページ
ISBN:978-4-910511-52-8
定価:本体1,800円+税
公式サイト
https://www.ele-king.net/books/009220/

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日本のみならず海外のインディーファンからも注目を集めるオルタナティブ・ポップ・ユニット、宇宙ネコ子がSnail Mailの来日公演に出演決定!
2023.06.27 INFORMATIONRELEASELIVE & EVENT

シアトルのラジオ局KEXPのラジオで選曲されたのをキッカケに世界中のインディー / シューゲイズ・リスナーから人気を集めている宇宙ネコ子が12月に開催されるSnail Mailの来日公演へ出演決定!

Lindsey Jordanによるプロジェクト、Snail Mailはデビュー作『Lush』で注目を集め、同年行われたジャパンツアーは即完。2022年にはフジロックにも出演し、日本でも更に注目を集めている。

そんなSnail MailがInstagramで紹介するなど、元々フェイバリット・アーティストとも知られる宇宙ネコ子がLindsey Jordan本人による指名により、2023年12月6日の東京公演に出演することが決定した。

宇宙ネコ子は2016年にリリースしたデビューアルバム『日々のあわ』が世界初のレコード化として限定リリースされる事も決定している他、2017年に限定リリースされ現在では入手困難な『Night Cruising Love / parks』の7インチがピクチャーVINYLとして再リリースされることも決定したので合わせてチェックしてほしい。

宇宙ネコ子『日々のあわ』予約リンク
https://pvine.lnk.to/yYdhLT

宇宙ネコ子『Night Cruising Love / parks』予約リンク
https://p-vine.lnk.to/vms9iz

【イベント情報】

2023年12月6日(水)
OPEN 18:00 START 19:00
ADV ¥7500(+D)
Act:Snail Mail
Gues:宇宙ネコ⼦

e+
チケットぴあ (P:244-437)
ローソンチケット (L:73149)
問い合わせ 03-3444-6751 (スマッシュ)https://smash-jpn.com

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ブラジリアン・ソウル〜MPBからAOR、アーバン・ソウル、ブギー・ファンク、そしてシティ・ポップまでをも呑み込んだブラジリアン・グルーヴ・マスター“エヂ・モッタ”待望の最新アルバムがついに完成!先行曲「Safely Far」解禁!
2023.06.23 INFORMATIONRELEASE

近年リリースされた“AOR”三部作の流れを汲むメロウなフィーリングとグルーヴィーなサウンド、そして自身も最大級のリスペクトを贈るSteely Danに勝るとも劣らないハイスペックなプロダクションは、前作から5年の歳月を費やした超大作と呼ぶに相応しい1枚です!

Alberto Continentino、Michel Limmaといったブラジルのファースト・コール・ミュージシャンをバンドメンバーに迎え、ホーンはデトロイト、ストリングスはプラハ(チェコ)とこだわりにこだわり抜いたレコーディング! さらにRufusの初代ヴォーカリストでQuincy Jones、Marvin Gayeらとも共演してきたシカゴの女性シンガー、Paulette McWilliams、Motown傘下のGordyからデビューし一世を風靡したSwitchのPhillip Ingramといったレジェンドミュージシャンも参加!

【Safely Far(lyric video)】

【Streaming/Download/Pre-order】
https://p-vine.lnk.to/0bszcg

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エストニア発、世界中のシューゲイズ・リスナーに愛されるシューゲイズ / ドリームポップの雄、Pia Frausが7月28日にリリースするニューアルバム『Evening Colours』から「Fog on the Hills」を先行配信!
2023.06.23 INFORMATIONRELEASE

エストニア発、世界中のシューゲイズ・リスナーに愛されるシューゲイズ / ドリームポップの雄、Pia Frausが7月28日にリリースするニューアルバム『Evening Colours』から「Fog on the Hills」が先行配信された。

「Fog on the Hills」はPia Frausらしい男女混合のヴォーカルワークが活躍し、ドリーミーな音像が浮遊感を生み出したノスタルジックなドリームポップである。

Pia Fraus「Fog on the Hills」ストリーミング
https://p-vine.lnk.to/YF7ltw

2019年に開催された来日公演も記憶に新しい東欧シューゲイズ / ドリームポップ・シーンの中心バンド、Pia Fraus。7枚目のオリジナルアルバムとなる本作『Evening Colours』はPia Frausらしい心地の良いドリーミーなサウンドや轟音なシューゲイズを軸にしつつも、シンセやコーラスワークなどを使いカラフルでレトロな要素も含んだアルバムに仕上がっている。

本日よりアルバムのCD/LPの予約も開始された。CD にはボーナストラックとして My Bloody Valentine の「Sunny Sundae Smile」のカヴァーも収録されている。

アルバムの予約/プレオーダーはコチラから
https://p-vine.lnk.to/arL0S3

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MGFのラッパーであるSIGEMARUの新曲”Junk Diver”が本日より配信開始!客演に田中光を迎え、プロデュースはTHE BED ROOM TAPEが担当。
2023.06.23 INFORMATIONRELEASE

“優しくしないで’95″ feat.曽我部恵一や”Beautiful” feat. mabanuaなどで知られ、RIP SLYMEのRYO-ZやDJ / プロデューサーのAKAKAGEとともに結成したユニット、ARMとしてのリリースでも知られる3MCsユニット、MGFのラッパーであるSIGEMARUのニューシングル”Junk Diver”が本日6/23(金)より配信開始!客演に田中光、プロデュースにTHE BED ROOM TAPEと気心の知れた面々を迎え、自らを深いところに導いてくれるようなビートからインスパイアされて「深海」や「深層心理」をテーマに綴られた楽曲である。

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periwinklesが来月にリリースする2ndアルバム『A Day In The Life』からLAのPeach Kelli Popをゲストに迎えた新曲「GAL」を先行リリース!MVも同時公開!
2023.06.21 INFORMATIONRELEASELIVE & EVENT

新潟を拠点に活動中のインディーロック・デュオ、periwinklesが7月26日にリリースする2ndアルバム『A Day In The Life』からリードシングル「GAL」を先行配信をスタートし、MVを公開した。

periwinkles / GAL(Official Music Video)

「GAL」は来日公演も行っており、日本にも馴染みのある LA のサンシャイン・パンク・バンド、Peach Kelli Pop がゲストコーラスとして参加し、海外に住むティーンの日常を妄想し歌ったガレージやインディーロックをミックスした西海岸テイストな楽曲に仕上がっている。

periwinkles はVo/Gtの riho とDrの ikumi によるライブも完全に 2 人で完遂させる正真正銘のデュオで、今回リリースされる『A Day In The Life』は彼らが影響を受けたウェストコーストのガレージ〜ロックンロールから 90s のオルタナファンにまで届くであろう USインディー好き必聴のアルバムに仕上がっているので、ぜひチェックしてほしい。

また、アルバムリリースに伴いリリースパーティーが新潟、東京、名古屋で開催される事も決定!詳細は後日発表されるとのことなので、スケジュールを空けておこう!

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6/7に配信スタートしたシングル『III』が、数量限定のCD盤として6/28より一部店舗限定にて販売決定!
2023.06.21 INFORMATIONRELEASE

6/7に配信スタートしたシングル『III』が、数量限定のCD盤として6/28より一部店舗限定にて販売決定。
美しきフィードバックノイズによる幕開けとなる1曲目「前奏」から、バンドとしてのあらたな新機軸となる大作「13月」は、8分を超える曲ながらデジタルにて好調な推移を見せている。
「13月」は次作アルバムへの入口となる1曲。いつまでも続いて行きそうな不確かな霞がかった日常の中で、そっと背中を押されるような力強さも感じさせる1曲。ドラムからの幕開けから幾重ものレイヤーを重ね水が染み渡るように終焉を迎えます。M1「前奏」からの流れとも滲むような10分間の旅。
先日のDENIMSを迎えて開催した『III』のリリースパーティーもSOLD OUTの大盛況な中終了し、続くYATSUI FESTIVAL!、台湾のゲシュタルト乙女の来日公演を経て、この夏も各所フェスやサーキットでも目にする機会も多いと思われるdownt。彼らから目が離せない!

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歴史の教科書を書きかえる超レア音源発掘!レス・デマールとランディ・ブレッカーが結成したSound 67の唯一の録音盤として、そしてランディ・ブレッカーがブレッカー・ブラザーズのリーダーとなる9年前の初期演奏の聴ける録音作品としても極めて貴重な作品。
2023.06.21 INFORMATIONRELEASE


驚異的なドラミングで10代の頃からクラブやテレビのパフォーマンスを通じて聴衆を驚かせてきた希有の天才ドラマー、レス・デマール。歴史的名盤とされる1stアルバム『スペクトラム』より前の1967年、トランペット奏者ランディ・ブレッカーらとSound 67を結成しレコーディングしたものの、アトランティック・レコードの混乱の中で失われたままとなっていた幻の作品が、56年の歳月を経て遂に陽の目を見ることとなる。レス・デマールの20歳にして完成された才能と当時の血気あふれるサウンドが今明らかになる!

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ISSUGIの昨年11月にWWW Xで開催された『366247』RELEASE LIVEから”Game Changer”(Prod DJ SCRATCH NICE)のライブ映像がYouTubeにて公開!
2023.06.20 INFORMATIONLIVE & EVENT

ISSUGIが昨年7月に、NYから帰国したDJ SCRATCH NICEをメインプロデューサーに迎えてリリースした9thアルバム『366247』。全国12箇所を回るリリースライブツアーが開催となり、11月にはアルバムにも参加しているMr.PUG、EujinKAWI、BES、VANY、stz、仙人掌、JJJのラ ッパー勢に、DJ SCRATH NICEとBUDAMUNKも出演した東京公演「DOGEAR RECORDS PRESENTS ISSUGI 『366247』RELEASE LIVE」が渋谷WWW Xで行われました。その東京公演から”Game
Changer”(Prod DJ SCRATCH NICE)のライブ映像がYouTubeにて公開!また同公演のフルヴァージョンはABEMA HIPHOPchにて視聴可能です。

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P-VINE主催のヒップホップ・イベント「P-VINE Presents THIS TOWN」が8/18(金)に渋谷WWW Xにて開催!ISSUGI、LIBRO、MUD、Flat Line Classicsら所縁のある面々が出演!
2023.06.16 INFORMATIONLIVE & EVENT

間もなく設立50周年を迎えるP-VINEの主催によるヒップホップ・イベント「P-VINE Presents THIS TOWN」が8/18(金)に渋谷WWW Xにて開催!昨年発表の最新作『366247』も記憶に新しく、所属するMONJUやSICKTEAM、さらには16FLIP名義などでもP-VINEから作品を多数リリースしているISSUGIを筆頭に名曲”雨降りの月曜”を収録した日本語ラップ・クラシックな名盤『胎動』を1998年にリリースしたLIBRO、KANDYTOWNのソロ作品としてIOやYOUNGJUJUらに続く形で2017年にソロ・デビュー・アルバム『Make U Dirty』をリリースしたMUD、今年初頭にリリースしたファースト・アルバム『THROW BACK LP』が各所で話題となっているFlat Line ClassicsとP-VINEに所縁あるアーティストたちがラインナップ。各アクトがP-VINEからのリリース楽曲も盛り込んだスペシャルなセットでのライブを予定しており、当日はTシャツなどのマーチャンダイズやCDなどの限定アイテムも会場にて多数販売。前売チケットは6/17(土)午前10時からe+とローソンチケットにて販売開始となり、前売チケットを購入いただいた方にはレアなアイテムもランダムに詰めたP-VINEステッカーパックが特典としてイベント当日に配布になる。

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