メディア: CDリリース情報
PCD-26138 Frou-Frou
2025.01.27
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インコグニートのブルーイも称賛するオランダ最高のジャズ・ファンク・バンド、トリスタン、通算第8作となる最新アルバム! 新シンガー、イルマ・ダービーを迎え、よりいっそう華やかかつグルーヴィに迫る!
「3人目となる新シンガー:イルマ・ダービーを迎えたトリスタン8作目。スピードやスケール、エナジー感をアップさせたファンキーなバンド・サウンドに乗って、チャカ・カーンやドナ・サマー、ランディ・クロフォードらのような魅力を併せ持つイルマが表現力を爆発させる」―金澤寿和
自らのサウンドを「現代のエナジー、ヴァイブ、サウンドを備えた心地よいヴィンテージ・アシッド・ジャズと形容するのが適切」というオランダのバンド、トリスタンの8thアルバム。チャカ・カーンやドナ・サマーになぞらえられる新シンガー、イルマ・ダービーをフィーチャーした、最高にソウルフルでエレガントな傑作。
PCD-27090 Stud
2025.01.24
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テキサス・ハード・ロックの雄馬が解き放たれる! 1975年、わずか200枚のみプレスされ、世界中のコレクター達から“聖杯”と呼ばれてきた幻のアルバム『スタッド』が待望の最新リイシュー!
1974年にヒューストンで結成、地元でライヴ活動を行いながらリハーサルを重ね、レッド・ツェッペリンなどから影響を受けながら独自のスタイルを構築していく。そうしてテキサス州ローゼンバーグにあるザ・バロンズ経営のスタジオでレコーディング、傘下レーベル“バロン・レコーズ”から発表されたのが唯一のアルバム『スタッド』である。若さに任せたハードなサウンドと恐れを知らない実験精神を兼ね備えた本作。当時17歳のドクター・ティモシー・ウィリアムスが若さのままに斬り込んでいくリード・ギターを前面に迎え、ポール・デヴィッドのリッケンバッカー・ベースとオルガンがバンドの音楽性の基盤を支え、深みと彩りを与える。ジョージ・ランデルの鉄壁のドラムスも強力で、トリオならではのソリッドなテキサス・ロックとプログレッシヴな展開を兼ね備えている。ひたすら重量感溢れるリフとビートとシャウトが押し寄せる「Woman Like You」(M1)や理屈抜きにぶっ飛ばす「Captain Boogie」(M2)などの痛快なハード・ロックを筆頭に、執拗に攻めるヘヴィ・リフ、断末魔の叫び、プログレッシヴなジャムがせめぎ合う「Stud」(M3)、間違った方向に進んでいく世界を憂う叙情派ナンバー「The War Song」(M5)という、それぞれ約12分のロング・ナンバー2曲もバンドの個性を際立たせている。骨のあるハード・ブルースとアコースティック・ギターが絶妙な「Jim / Blues」(M4)を加えた全5曲のアルバムは、興奮とスリルに富んでいる。
彼らの才能を認めレコーディング費用を負担、200枚のLPをプレスした“バロン・レコーズ”だったが、アルバムはヒューストン周辺のラジオ局でエアプレイされたものの、メジャーのレコード会社との契約を獲得するには至らず。LPは再プレスされることもなく、テキサス州のロック・コレクターですらも入手不能の状態が続いていた。2015年にはスペインのレア盤リイシュー・レーベル“グエルセン・レコーズ”傘下のサブ・レーベル“アウト・サイダー”から復刻され、そのクオリティの高さが好事家/マニアを驚かせた。それから10年、復刻盤すら入手困難な状況が続いていた。だが2025年、遂に待望の日本盤CD化が実現! ポールが当時を振り返るライナーノーツや貴重なライヴ・フォトの数々を含むブックレットも付属、日本をテキサス色に塗り替えるときが来た!
*1970年代のイギリスの同名バンドとは別バンドです。
PCD-26136 Play What You Feel
2025.01.24
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伝説のサックス奏者クリフォード・ジョーダンが円熟の最後期90年代に高音質に拘ったメイプル・シェイド・レコーズに遺した4枚のアルバムが新たな仕様でCD再発&初ヴァイナル化!
1990年12月、ニューヨークのコンドンズで行われたライヴ・レコーディング! 16人編成による分厚いアンサンブルにスモーキーでブルージーなクリフォード・ジョーダンとその盟友、ディジー・リース、ベニー・パウエル、ジュニア・クック、チャールズ・デイヴィス、キアヌ・ザワディらによる円熟のフレイジングで聴かせるビックバンド・ジャズ! デューク・エリントン「Don’t Get Around Much Anymore」やディジー・ガレスピー「I Waited For You」に「Third Avenue」ほか自身の楽曲も披露した極上のライヴ・レコーディング! 世界初ヴァイナル化!
PCD-20456 KC Jump
2025.01.24
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ブルースを唄い続けて半世紀超。スタンダップ・シンガーによる日本語ジャンプ・ブルースの真骨頂がここに!――吾妻光良
1970年代、日本のブルースの黎明期にファッツ・ボトル・ブルース・バンド、その後、日本で初となるジャンプ・ブルース・バンド、福嶋岩雄&ザ・ミッドナイターズで活躍したスタンダップ・シンガー、福嶋タンメン岩雄が、10年近くのブランクを経て地元、京都で活動を再開。2019年3月には自身初となるソロ・アルバム『UNTIL NOW, AND NOW』をリリース。そして2020年に地元、関西の若いメンバーと福嶋“TAN-MEN”岩雄 Rockin’ The Blues!を結成。ジャンプ・ブルースやニューオーリンズR&Bを中心に豪快に歌い上げる。最近は、盟友・吾妻光良氏とブルース日本語化協会の会長・副会長としてブルースやR&Bの日本語化に積極的に取り組んでいる。
PCD-26133 DIVERCITY
2025.01.22
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ダウンタウンLAを拠点にプロデューサー/DJとして長年活動を続けながら、2024年、ついに初となるフルアルバム『ASCENT』をリリースした日本人ビートメイカー=KAPSOULが、その勢いのまま早くも2ndアルバム『DIVERCITY』を完成させた。
彼自身のバックボーンでもあるアンダーグラウンド・ヒップホップのカラーをより濃厚に反映させた本作には、前作でも強烈なインパクトを残していた仙人掌やAA Rashidに加えて、日本からはS-kaine、JNKMN、OYG、DOGMA、SAW、さらに海外勢ではFLY ANAKIN、KING MILOといった知る人ぞ知るディープな面々が参加。“Diversity”(=多様性)という言葉をKAPSOUL流に変換した『DIVERCITY』というタイトルの通り、異なる国や街に集う年齢も文化的な背景も異なるさまざまな人たちが交錯し、レコードの上で新たな音のコミュニティを作り出す。
*KAPSOUL “FROM SLAVERY TO BRAVERY” Feat. AA RASHID (Official Video)
https://youtu.be/9NSXs8c5tzA
*KAPSOUL “LOW TIME SCHEME” feat. S-kaine (Official Video)
https://youtu.be/3LiH72xoBWo
*KAPSOUL “MY HOOD” feat. 仙人掌 & SAW (Official Video)
https://youtu.be/stkFwdHjz7Y
PCD-25464 UNSAID
2025.01.17
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静寂の中に切なさが流れ込む、美しいピアノとギターが響くアンビエント/ローファイサウンド!Idealism、Lucid Greenの名タッグによる最新作が日本独自CD化!
フィンランド出身のプロデューサーIdealism、フランス出身のLucid Greenの名コンビによる最新アルバム『UNSAID』CDリリース決定! Ta-ku主宰レーベル823とJakarta Recordsのタッグにより2023年にリリースされたファーストアルバム『Undone』は国内外で高く評価され、それに続く待望の第二弾となっている。静寂の中に切なさが流れ込むような美しいピアノとギターが響く、哀愁漂うアンビエント/ローファイサウンドに仕上がっており、CDにはボーナストラックとして「Itsuka」、「Yukkuri」を収録!
PCD-25463 Do Not Go To War With The Demons Of Mazandaran
2025.01.16
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パワフルでオリエンタルなヴォーカルと大地をのたうつような重厚なグルーヴで高密度に展開していくエクストリームかつプログレッシヴなドゥーム・サウンドで注目のUKプログレッシヴ・メタルバンド、ローウェンが遂に日本上陸!
UKの老舗HR / HM専門メディア『METAL HAMMER』の2024年ベスト・プログレッシヴ・メタルアルバムにてオーペスに続き第2位に選出(第3位はナイトウィッシュ)されるなど、現行メタルシーンに新たな風を吹き込んだ本年度最重要プログレッシヴ・メタルアルバム!
日本国内盤にはオリエンタルな詠唱とダフ、シュルティボックスといった民族楽器の演奏にアコースティック・ギターのみで制作された3曲入りEP『Unceasing Lamentations』(2021)をボーナストラックとして追加収録!
PCD-25458 FAFJUNK
2025.01.15
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東京・品川の注目クルー、Flat Line Classicsのメンバーとしても活動するBIG FAFと北九州を拠点に活動している若きビートメイカー、ILLJUNKによるジョイント・アルバム、その名も『FAFJUNK』がリリース!Joe Cupertino、G North Cheriがゲスト参加!
2023年1月に1stアルバム『THROW BACK LP』、2024年2月にEP『Backstage』をリリースし、着実にシーン内でその名を浸透させている東京・品川の注目すべきHIPHOPクルー、Flat Line Classicsのメンバーとしても活動しているBIG FAFと北九州を拠点に活動している若きビートメイカー、ILLJUNKによるジョイント・アルバム、その名も『FAFJUNK』がリリース!
全曲をILLJUNKがプロデュースし、ゲストにカリフォルニア出身のバイリンガルなラッパーとして注目を集めているJoe Cupertino、東京の若手有望株ラッパーのG North Cheriが参加。東京のヒップホップ・シーンを継承し、Flat Line Classics作品とはまた異なるアプローチを聴かせるBIG FAFのラップとILLJUNKの手掛ける玄人好みのド渋なサンプリングトラックのドープなジョイントが堪能できる。
PCD-25465 クイ~ンオブルーズ
2025.01.14
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マダムギター、8枚目のソロアルバムでひっそりPヴァインに返り咲き!
二つのスタジオで、それぞれの空気の中、限られた時間と空間の中で思いついた曲を気ままに弾き歌う。時にはギターを置きピアノを弾いてみたり、当然歌い語る言葉はルーズでブルースなテイスト。せちがらい日々をフォーキーにブルースに嘆き笑い飛ばすファンタジーなマダム・ワールド。
あえてクイ~ンとチョーキングも力入れずに。気持ちを緩くしてのんびりとマダム長見順を味わう。
■録音/ミックスは吾妻光良、アドバイザーはモアリズム・ナカムラ♠、岡地曙裕、そしてしりあがり寿のジャケイラストがまた素晴らしい。
タイトルは「クイ~ンオブルーズ」、直訳すると、「いいかげんなチョーキング」てな感じです。
PCD-27088 The lost Warthog tapes
2025.01.14
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コロラド州の山々を揺るがすアシッドな一撃! 1970年代初頭という激変の時代の産物であるアメリカン・サイケデリック・ハードの“幻”の逸品、ウェイクフィールド『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』が最新CDリイシュー!!
コロラド州プエブロで1969年に結成。ヒッピー・ムーヴメント末期ならではのジャム志向のハード・ロックバンド、ウェイクフィールドは地元のシーンで支持を得て、初期フリートウッド・マック(ピーター・グリーン在籍)のオープニング・アクトやチャック・ベリーのバックを務めるなどした。同州のデンヴァーやボルダーなどの都市部やワシントン州シアトルなどへの遠征を経て1970~71年、デンヴァーの低予算スタジオ“ウォートホグ・スタジオ”でレコーディング・セッションを行い、その音源は長年聴かれることなく眠ってきたが、2002年になってコロラドの再発レーベル“ギア・ファブ・レコーズ”が発掘することとなる。
ハードなリフとエッジの効いたリード・ギターで攻め立てるサイケ・ロック・サウンドを起点としながら、未知の領域へと解き放たれていく本作『ザ・ロスト・ウォートホグ・テープス』。オープニングの「ブリング・イット・オン」(M1)からホーン・セクションをフィーチュア、コンガを交えたサウンドが鋭利なギターと煽りあい、さらにトランペットやフレンチ・ホルン、フルートなどもが加わって、1960年代サイケデリアの残滓を感じさせながら新時代の混沌へと歩を進めていく。8分以上の長尺ナンバーも彼らの表現をさらに豊かにするものだ。フルートのイントロから水のごとく流れていく「ウォーター」(M7)、トランペットが曲を導いていく「スノーチャルド」(M8)、人生そのものを11分に凝縮した「オールド・マン」(M5)などの起伏に富んだナンバーは、孤独や博愛を描いたディープな歌詞を踏まえて、コンセプト・アルバムと解釈するリスナーがいるのも納得だ。ただ、シリアス一辺倒でなく、ユーモアを感じさせるのも彼らの懐の深さだ。「レッツ・ゲット・ローデッド」(M12)はあからさまなドラッグ・ソングだが、カウンターカルチャーの後ろ暗さは感じさせず、トランペットやハンドクラップ、カントリータイプのギターソロに乗せて「ハイになろうぜ!」と歌う。「ローリン・ダウン・ザ・ハイウェイ」(M14)もブルースのパスティッシュに近いライトなノリだ。そんな明暗を兼ね備えた作風もトータル性を伴っている。バンドは1974年に解散、ギタリストのボビー・バースはブラックフットに加入するなど表舞台でも知られるようになったが、ウェイクフィールドの名前はロックの歴史から忘れられつつあった。だが今、止まっていた時計の針が動き出すときが来たのだ。