ジャンル: ROCKリリース情報

PCD-27070 On A Day Of Crystaline Thought
2023.08.02

70年代初期NYCアンダーグラウンドシーンから放たれた芳醇なサイケデリック・フォーク!幻のサイケデリック・ハードバンド、ザ・フロウを率いたピート・ファインが、ソロで奏でた幻想かつ幽玄な音世界!1974年にプレスされたオリジナルLPは100枚限定の激レア盤が新たな装いでついに蘇る!

ニューヨークのアンダーグラウンドから解き放たれる自由な精神(フリー・スピリット)。1974年という時代、音楽の冒険への旅に赴いた人間がいた。

ピート・ファインは自ら率いるバンド、ザ・フロウを結成。唯一のアルバム『ザ・フロウのグレイテスト・ヒッツ』(1972)はヘヴィなサイケデリック・ロックにトリップ感覚と逸脱したアート・センスを加味した唯一無二のサウンドが“東海岸からのブルー・チアーへの回答”としてマニア層から支持され、2023年に日本盤CDがリリースされるなど、カルト・クラシックとして愛されてきた。だがピートはある日、ラジオから流れるブルックナーの交響曲第8番に触発され、自らオーケストラ音楽を書くことを思い立つ。ニューヨークの総合芸術施設“リンカーン・センター”に何度も足を運んで、独学でオーケストラ譜の読み書きと作曲法を修得した彼が自らの音楽的ヴィジョンを具現化させたのが『クリスタルの想いの日へ』だった。

ピートの12弦アコースティック・ギターを軸にストリングスやフルート、フレンチホルン、トランペットなどをフィーチュア 、手探りでオーケストラ音楽にアプローチする実験性がスリルを伴う本作。「啓示~序曲~サムへ」のプログレッシヴな展開やアシッド・ペイガン・フォークに通じる演奏は現世界からアナザー・ディメンションへと羽ばたいていく。一方、ザ・フロウ時代のナンバー「瞑想」を再構成した新ヴァージョン(アルバムの原題On A Day Of Crystalline Thoughtはこの歌詞から取ったもの)、同じくザ・フロウの「バイジンクス」を発展させた「バイジンキーズ」、また「人生」「バイジンキーズ」ではエレクトリック・ギタリストとしての手腕もいかんなく発揮されるなど、ザ・フロウのハードな側面も受け継がれている。本作を経てピートはギターと交響曲を融合させる独自の音楽スタイルを構築させていくが、そのキャリアの大きな転換点となった作品として重要だ。

本作は1974年に100枚限定でLPがプレスされたが、ほとんど店頭に並ぶことなく、ピートがニューヨークから引っ越した(各地を転々としてアリゾナ州トゥーソンに定住)際に廃棄されてしまった。そのため熱心なサイケ・コレクターですら聴いたことのない“幻”のアルバムと言われている。2000年にはドイツのレア盤サイケ・レーベル“シャドックス”から復刻され、一躍その名が広まることになった。今回のリイシューは初の日本盤化。音源のリマスタリング、紙ジャケット仕様CDなど、世界中のマニアから熱い注目を集めている。

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THE VERTIGOS
2023.08.01

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PCD-25369 Wet Ass Plutonium
2023.07.28

世界の三大首脳による空前のメタル・サミットが実現! 
核保有国ならではの破壊的テクニカル・プログレッシヴ・メタルで遂に日本侵攻を開始する!!

ドニー(ギター)、キミー(ドラムス)、ウラジP.(ベース)からなるニュークリア・パワー・トリオが集結したのは2020年のこと。新型コロナウイルスの蔓延、ミサイル実験、隣国との戦争などの諸問題を抜本的に解決するべく、彼らはメタルを旗頭に立ち上がることになった。EP『A Clear And Present Rager』(2020)でミュージシャンとしてのデビューを飾った彼らはその政治手腕を楽器に持ち替えて進軍開始。「Grab ‘Em by the Pyongyang」でライヴ・パフォーマンスを繰り広げるミュージック・ビデオが世界の度肝を抜いた。それから3年間、外交問題などに忙殺されてきた彼らだが、遂に再合体。ポスト・コロナ時代のメタル像を提示するのが『W.A.P.(ウェット・アス・プルトニウム)』だ!デビュー作の音楽的国境線をさらに押し広げる初のフルレンス・アルバムでは、全編鮮烈なインストゥルメンタル・プレイが炸裂する。超絶速弾きやタッピングを駆使したアリージョンばりの技巧派ギター、エクストリームなスラッピングをフィーチュアしたセファリック・カーニッジを彷彿とさせるベース、驚速ビートから変拍子までをこなすハヴォックに迫るパワーとテクニックを兼ね備えたドラミングまで、世界第一線のエクストリーム・メタル・バンドと遜色のないサウンドがリスナーのハートを空爆せずにいない。

アルバムからの先行リーダー・トラック「Nyetflix and Chill」のミュージック・ビデオではスリリングなステージ・パフォーマンスを披露。ホーン・セクションを加えたサウンドの拡がり、今後のバンドの展開において重要な位置を占めるであろう仮想敵国の指導者“プーさん”も登場するなど、彼らの闘いが続くことを大胆に予見している。本作では彼らの政治的ネットワークをフルに活用。クリス・ブロデリック(メガデス、イン・フレイムス)、ベンジャミン・エリス(スカー・シンメトリー)、ブライアン・ホップ(セファリック・カーニッジ)、スコット・カーステアーズ(ファルージャ)らがギター・ソロでゲスト参加しているのも注目だ!

政治理念の違いを乗り越え、3人は突き進んでいく。メタルによる世界平和のために。

Nyetflix and Chill (Official Music Video)
https://youtu.be/8MVWtHRrMjM

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PCD-94155 Evening Colours
2023.07.28

エストニア発、世界中のシューゲイズ・リスナーに愛されるシューゲイズ / ドリームポップの雄、Pia Frausによる最新作『Evening Colours』が完成!

東欧シューゲイズ / ドリームポップ・シーンの中心バンド、Pia Frausが2020年以来の新作アルバム『Evening Colours』のリリースが決定!
1999年にエストニアの首都、Tallinnの芸大の生徒6名で結成され、そこから20年以上東欧のシューゲイズ・シーンを支えてきたバンド、Pia Fraus。過去にはアメリカ一番のシューゲイズ・レーベル〈Shelflife Records〉からアルバムをリリースし、日本でも2019年に来日公演を開催するなど、世界中のシューゲイズ / ドリームポップ・リスナーから信頼を得ているバンドだ。
遂に完成した7枚目のアルバム『Evening Colours』はPia Frausらしい心地の良いドリーミーなサウンドや轟音なシューゲイズを軸にしつつも、シンセやコーラスワークなどでカラフルに新しさを色付けされたアルバムだ。
アルバムは柔らかくドリーミーな轟音と共に心地良い時間が流れていく「French Exit」でスタートすると、3曲目に収録されており、タイトル曲でもある「Evening Colours」でPia Frausが一番得意とするスムースなヴォーカルがドリーミーな音像の中に溶け込んでいき、一気に夢の中へと引き込まれる。
4曲目「Sunny Afternoon」などでもキーになっているレトロなシンセサウンドは今作の新たな特徴で、シューゲイズ~ドリームポップというジャンルの中でまた別の空間へとイメージをワープさせる効果を発揮している。
新しいスタイルを混ぜながらも今作にもこれまでのPia Frausを感じさせる楽曲も多く収録されていて、特に「Cloud Winterland」が流れる時間はまるで雲の上でチルしているかのような感覚にさせられる100点満点のTHE Pia Frausでたまりません! アルバム全体を通して轟音シューゲイズの要素も残しつつもお昼下がりの心地良さを生み出している聞きやすいアルバムに仕上がっています。
またCDにはボーナストラックとしてMy Bloody Valentineの「Sunny Sundae Smile」のカヴァーが収録!

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PETE FINE
2023.07.18

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Pia Fraus
2023.07.12

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PCD-26098 Steve Eaton
2023.06.28

メロウでグルーヴィなブルー・アイド・ソウルの傑作を23年ぶりに再発! アイダホ州ボイシ在住のシンガー・ソングライター、スティーヴ・イートン、1980年発表のセカンド・アルバム!スティーヴ・ルカサー、リーランド・スクラーも参加!

「若き日をビル・ラバウンティのバンドメイトとして過ごし、カーペンターズやアート・ガーファンクルに楽曲提供して注目されたスティーヴ・イートン。フォーキーなソロ・デビューから一転、洗練された都会派ブルー・アイド・ソウルをパッケージしたソロ第2作が、23年ぶりにCDで復活。新規ボーナス・トラック追加」――金澤寿和

かつてビル・ラバウンティとファット・チャンスというグループを組んでいたこともあるシンガー・ソングライター、スティーヴ・イートンが1980年に発表した、オリジナルはレアなセカンド・アルバムを久しぶりに再発。軽快でグルーヴィな「All In Love Say “I”」をはじめ、捨て曲一切なしのブルー・アイド・ソウルの逸品。スティーヴ・ルカサー、リーランド・スクラーほか、バックも豪華。

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DGP-1159 Subway Station Revelation
2023.06.16

For Tracy Hydeが12月14日にリリースする5thアルバム『Hotel Insomnia』からUSインディーの香りを漂わせたサウンドに彼らにしか生み出せないJ-POPファンにも真っ直ぐに届くであろうキャッチーなメロディーを乗せたFor Tracy Hydeの強みを最大限に放った新曲「Subway Station Revelation」。

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