ジャンル: ROCKアーティスト情報
54-71
2008.09.16
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1995年結成。
現在のメンバーは、Bingo Sato (vocal)、Duke Takada (guitar)、Bobo (drums)、Kentaro Kawaguchi (bass)。
インディペンデント・レーベルからのリリースを経て、2002年にBMG JAPANより『enClorox』でメジャー・デビュー。
そして2008年に自身を中心とするレーベル「contrarede」を設立し今作のリリースに至る。
そのサウンドからはヒップホップ、ジャズ、ロック、ソウル、ファンク、ミニマル、アヴァンギャルド~フリーミュージック……などなど、様々なエッセンスが伺えるが、54-71は単なる足し算や掛け算の「ミクスチャー」ではない。
ジャンル云々の前にある「音楽」から純粋に生まれたリアルでオルタネイティヴな「音」、そして「存在」そのものだといえるだろう。
そしてその存在は東京から世界にも真摯に広がっている。
ANNE BRIGGS
2008.09.16
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Dana Westover
2008.09.13
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PVCP-8036 Dreaming Of Revenge
2008.09.13
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前作『アンティル・ウィー・フェルト・レッド』でジョン・マッケンタイア(トータス/ザ・シー・アンド・ケイク)をプロデュースに迎え、天才ギタリストとしてのみならず、ソングライター/シンガーとしても目覚しい成長を遂げたカーキ・キング待望の最新フル・アルバム!
前作の路線を継承する歌ものとアトモスフェリックなインスト曲が違和感なく同居する、カーキ・キングでしかありえない世界をますます深化させた充実作。
カーキはギターのみならず、多くの曲でキーボードやドラムも演奏し、マルチ・インストゥルメンタリストとしての才能を遺憾なく発揮している。
ボブ・ディラン、ネヴィル・ブラザース、パティ・スミス、エミルー・ハリスらとの仕事で知られるグラミー賞プロデューサー、マルコム・バーンとの共同制作。
PCD-93134 At Mount Zoomer
2008.09.13
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同郷の盟友アーケイド・ファイアやモデスト・マウスからの熱烈な支持を受け、一躍脚光を浴びるようになったカナダ・モントリオールの4人組、ウルフ・パレードが遂にその真価を遺憾なく発揮した超傑作セカンド・フル・アルバム!
巧緻で切れ味鋭いギター・リフと浮遊感溢れるキーボードのフレーズ、シンプルで無駄のないベースとドラムが重なり合いながら音の濃淡を描き出していく、ポップでありながら懐が深いサウンドが素晴らしい。録音は、アーケイド・ファイアの所有するモントリオール郊外の教会で、ドラマーのアーレン・トンプソンによって行われている。
Sunset Rubdown、Handsome Furs、Swan Lake 等、各メンバーのサイド・プロジェクトも欧米で高い評価を受けていたが、言わば本家のウルフ・パレードとしての新作アルバムが長らく待望されていただけに、アイザック・ブロック(モデスト・マウス)がプロデュースした前作から3年近くを経た本作のリリースは、早くも世界中で大きな話題となっている。
PCD-93136 10 Pieces, 10 Bruises
2008.09.13
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ファイスト・ファン必聴! キャッチーなメロディとメランコリックで儚げなヴォーカル、アコースティックとエレクトリックのバランスも絶妙、しなやかで優雅なバンド・サウンドも素晴らしい最上級のポップスを聴かせてくれる、スウェーデンの新人女性シンガー・ソングライター、ヨンナ・リーによるデビュー・アルバム。
イギリスでは根強い人気を誇る男性SSWエド・ハーコートが3曲をプロデュース。M3「And Your Love」での見事なデュエットも聴き物。M4「I Wrote This Song」では、何とスーパーグラスのドラマー、ダニー・ゴフィーもゲスト参加!
※2006年に彼女は完全なエレクトロ・アルバムを1枚作ったが、それが世に出る前に「どうもしっくりこなかった」という理由で心変わりしてリリースを取りやめた。
※その後、2007年に、彼女は『10ピーシズ、10ブルージズ』の曲を書き、録音し、(クラエス・ビョークルンドと共に)プロデュースした。
※彼女は共演者にエド・ハーコートを想定して「And Your Love」という曲を書き、その曲を彼に送って数週間後にはデュエットで録音していた。
※彼女は、ストックホルムにはちゃんとした演奏スペースが必要だと考え、2007年に「ポップマラソン」というライヴハウスを立ち上げた。
もうお分かりだろう。彼女はエネルギッシュな人だ。ヨンナらしい計らいで、アルバムの数曲の録音に、エド・ハーコートが共同プロデュースと演奏で参加することになった。ヨンナとエドは2007年夏、一緒にイギリスをツアーして回ったりもした。「それがエドの演奏だと分かるのには驚くほど時間を要さないの。彼はただピアノの脇に座り、Gのコードを弾く。すると、それがエド・ハーコートの「G」であることが即座に分かるわけ。」ヨンナとエドは、スーパーグラスのドラマーであるダニー・ゴフィーの家にも立ち寄った。そして、「I Wrote This Song」では、ゴフィーがドラムとバック・ヴォーカルを担当している。
『10ピーシズ、10ブルージズ』でファイストを思い起こす人もいるかもしれない。ヨンナ・リーは興味深そうに「それを言うのはあなたが最初じゃないわ」と言う。なぜなら、彼女はまだ一度もファイストの曲を聴いたことがなかったからだ。彼女は、特定のシンガーやバンドに熱狂することはあまりなく、どちらかというと曲本位で聴く方だと言うが、強いて言うなら「歌詞においてはアガサ・クリスティ、歌においてはエド・ハーコート、全てにおいてレオナ・ネス」にインスパイアされるという。彼女のレコード棚にはくたびれたディオンヌ・ワーウィックのアルバムもあれば、同じくらい愛されているキャロル・キングのレコードもある。
ヨンナ・リーが言うには、英国そのものが彼女に大きな影響を与えている。「いつも雨が降っているという天候が好き。犯罪小説の中にいるような気分になるの。」そしてヨンナの歌詞は、確かにアガサ・クリスティの作品への彼女の愛をはっきりと表している。『10ピーシズ、10ブルージズ』の最初のシングルは殆ど犯罪小説そのもので、「嫉妬と悲惨さと、それを完成させる殺人もある。」「悲しいことに私はかなり嫉妬深い人間なの。だから自分が酔っぱらいすぎて無意識のうちに自分の感情を行動に表しはじめたらどうなるか考えるようになったのよ!」
PCD-24209 Fingerpointing
2008.09.13
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レッド・クレイオラ、20世紀末の大傑作にして大問題作『フィンガーペインティング』が、奇才ジム・オルークの手によりまったく新しく生まれ変わる!
『フィンガーペインティング』リリース10周年記念(?)盤『フィンガーポインティング』!
『ペインティング』とはまったく異なる、新たな衝撃を!
『フィンガーポインティング』は、1999年にリリースされた『フィンガーペインティング』のマテリアルの、ジム・オルークによるユニークなミックスによって構成されている。
『フィンガーポインティング』、『フィンガーペインティング』、そして『ザ・パラブル・オブ・アラブル・ランド』の三作は同時再生可能なのだ!!!
レッド・クレイオラは1960年代から70年代を横断し、80年代を通じ、90年代を潜り抜け、そして現在に至るまで、びっくりするような音を提供し続けている。『フィンガーポインティング』は90年代のレッド・クレイオラ──デイヴィッド・グラブス、ジョージ・ハーリー、アルバート・オーレン、スティーヴン・プリナ、イライザ・ランダッツォ、メイヨ・トンプソン、トム・ワトソン、そしてサンディ・ヤン──をフィーチャーしている。
米ドラッグ・シティ盤『フィンガーポインティング』は限定リリースだが、Pヴァイン盤『フィンガーポインティング』は半永久的に供給される。レコード自体がボーナス・トラックである!
PCD-17215 The Music of Lennon & McCartney Chillout Album
2008.09.13
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「レット・イット・ビー」を始めとするジョン・レノン/ポール・マッカートニーがソング・ライティングしたビートルズの名曲群を、チルアウト向けにカバーした最上級のヒーリング・ミュージック・アルバム!
ポップ・ミュージック界の至宝、ビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーがソング・ライティングした楽曲の数々をチルアウト?ダウンビートでカバーした絶好のヒーリング・アルバム!「レット・イット・ビー」や「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」、「エリナー・リグビー」、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ザ・ダイアモンズ」といった誰もが一度は耳にしたことのある名曲から隠れた人気曲まで、新たにアレンジされた全14曲を収録!美しいメロディをリラグゼーションにカバーしている最高級の癒し作品です!
PCD-17210/1 The Coral Sea
2008.09.13
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パティ・スミスとケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)による世紀のコラボレーションのライヴ録音が遂にリリース。CD2枚組。
エイズで夭折した写真家のロバート・メイプルソープに捧げたスミスの時に静かで時に情熱的な朗読に、シールズならではの美しいギターノイズが幾層にも折り重なっていく様は感動的。録音はスミスの近年のアルバムでもお馴染みの敏腕エンジニア、エメリー・ドビンズ(アントニー&ザ・ジョンソンズ他)、ミックスはシールズ自らが手がけている。
『ロスト・イン・トランスレーション』のサウンドトラックへの曲提供や他アーティストのプロデュース(プライマル・スクリーム、J・マスキス等)はあったが、シールズが全面参加したフル・アルバム作品は、MBVの『ラヴレス』以来17年ぶりとなる。
パティ・スミスとマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズは2008年7月、2人が設立したレーベル、PASKから、「ザ・コーラル・シー」のライヴ・パフォーマンスを記録した2枚組のアルバムをリリースする。『ザ・コーラル・シー』は、パティ・スミスが、彼女の友人で写真家のロバート・メイプルソープの亡くなった後に捧げたオマージュであり、1996年に出版された詩集のタイトルでもあった。ケヴィン・シールズがギターとエフェクトで同伴し、朗読される彼女の詩に忘れ難い背景を作り上げている。
録音は、2005年6月22日と2006年9月12日に、いずれもロンドンのクイーン・エリザベス・ホールで行われたソールド・アウト公演のものである。合わせて2時間近くにも及ぶ長さだが、それぞれの公演によってアプローチの仕方も異なっている。イギリスのガーディアン紙は、2005年の公演に5つ星の評価を付け、「マジカル」だったと書いた。
ある批評家はこの公演について次のように言っている。「この上ない緊張感に満ちたレクイエムとも呼ぶべき『ザ・コーラル・シー』は、末期の病に冒されたメイプルソープの様子を描いている。パティ・スミスが詩を朗読し、緊迫した、折り重なるエレクトロニクスが不協和音の高まるクライマックスへと押し寄せて行く。彼女の言葉は、航行する客船のようにノイズの海の上を進んで行き、白黒のヴィデオ映像が、海と客船と灰色の悲嘆に暮れる薄明を映し出す。詩は、死が訪れる前、南十字星を見るために最後の旅に出るM(メイプルソープ)の物語を語っている。」
二度にわたる公演のライヴ録音は、長らくCD化が噂されていたが、パティ・スミスとケヴィン・シールズ両人の行き届いた監修によって初めての公式リリースが実現した。2人がこのパフォーマンスを再演するかどうかはまだ決まっていない。
PVCP-8255 Little Lucid Moments
2008.09.13
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ノルウェーが生んだ希代のロック・モンスター、モーターサイコによる待望の最新フル・アルバム。あらゆる音楽スタイルを呑み込んで独自の深化を遂げた、壮大なスケールのコズミック・ロックにただただ圧倒される傑作!
○正ドラマーに新メンバーのケネス・カプステッドを迎え、3人編成に戻って制作された本作は、いきなり20分に及ぶ表題曲に始まって、凄まじいテンションで突っ走る4曲59分の壮大な作品。1曲1曲の中に目まぐるしい展開があり、サイケ、プログレ、ハード・ロック、メタル、ジャズまでを貪欲に取り込んで我が物にしてしまう、モーターサイコならではの雑食性がここに極まれりという内容。
○アートワークはこれまで同様、北欧アート界で最も注目を浴びている気鋭の若手アーティスト、キム・ヨーソイが担当。