リリース情報

10 Pieces, 10 Bruises
Jonna Lee
10 Pieces, 10 Bruises
ヨンナ・リー
『10ピーシズ、10ブルージズ』
2008/07/04
CD
PCD-93136

¥2,415(税抜¥2,300)
レーベル: Razzia
解説付 歌詞付 対訳付 ※ボーナス・トラック1曲収録

ファイスト・ファン必聴! キャッチーなメロディとメランコリックで儚げなヴォーカル、アコースティックとエレクトリックのバランスも絶妙、しなやかで優雅なバンド・サウンドも素晴らしい最上級のポップスを聴かせてくれる、スウェーデンの新人女性シンガー・ソングライター、ヨンナ・リーによるデビュー・アルバム。

イギリスでは根強い人気を誇る男性SSWエド・ハーコートが3曲をプロデュース。M3「And Your Love」での見事なデュエットも聴き物。M4「I Wrote This Song」では、何とスーパーグラスのドラマー、ダニー・ゴフィーもゲスト参加!

※2006年に彼女は完全なエレクトロ・アルバムを1枚作ったが、それが世に出る前に「どうもしっくりこなかった」という理由で心変わりしてリリースを取りやめた。
※その後、2007年に、彼女は『10ピーシズ、10ブルージズ』の曲を書き、録音し、(クラエス・ビョークルンドと共に)プロデュースした。
※彼女は共演者にエド・ハーコートを想定して「And Your Love」という曲を書き、その曲を彼に送って数週間後にはデュエットで録音していた。
※彼女は、ストックホルムにはちゃんとした演奏スペースが必要だと考え、2007年に「ポップマラソン」というライヴハウスを立ち上げた。

もうお分かりだろう。彼女はエネルギッシュな人だ。ヨンナらしい計らいで、アルバムの数曲の録音に、エド・ハーコートが共同プロデュースと演奏で参加することになった。ヨンナとエドは2007年夏、一緒にイギリスをツアーして回ったりもした。「それがエドの演奏だと分かるのには驚くほど時間を要さないの。彼はただピアノの脇に座り、Gのコードを弾く。すると、それがエド・ハーコートの「G」であることが即座に分かるわけ。」ヨンナとエドは、スーパーグラスのドラマーであるダニー・ゴフィーの家にも立ち寄った。そして、「I Wrote This Song」では、ゴフィーがドラムとバック・ヴォーカルを担当している。

『10ピーシズ、10ブルージズ』でファイストを思い起こす人もいるかもしれない。ヨンナ・リーは興味深そうに「それを言うのはあなたが最初じゃないわ」と言う。なぜなら、彼女はまだ一度もファイストの曲を聴いたことがなかったからだ。彼女は、特定のシンガーやバンドに熱狂することはあまりなく、どちらかというと曲本位で聴く方だと言うが、強いて言うなら「歌詞においてはアガサ・クリスティ、歌においてはエド・ハーコート、全てにおいてレオナ・ネス」にインスパイアされるという。彼女のレコード棚にはくたびれたディオンヌ・ワーウィックのアルバムもあれば、同じくらい愛されているキャロル・キングのレコードもある。

ヨンナ・リーが言うには、英国そのものが彼女に大きな影響を与えている。「いつも雨が降っているという天候が好き。犯罪小説の中にいるような気分になるの。」そしてヨンナの歌詞は、確かにアガサ・クリスティの作品への彼女の愛をはっきりと表している。『10ピーシズ、10ブルージズ』の最初のシングルは殆ど犯罪小説そのもので、「嫉妬と悲惨さと、それを完成させる殺人もある。」「悲しいことに私はかなり嫉妬深い人間なの。だから自分が酔っぱらいすぎて無意識のうちに自分の感情を行動に表しはじめたらどうなるか考えるようになったのよ!」

  • DISC 1
  • 1. Ordinary, I
  • 2. Dried Out Eyes
  • 3. And Your Love
  • 4. I Wrote This Song
  • 5. Autumn Song
  • 6. Lost Track
  • 7. Time
  • 8. Here's The Low
  • 9. Biggest One
  • 10. Closer
  • 11. Prints *
  • 12. Comeback **