南部ジョージア州独特の軽やかさと物憂い感覚が同居する、味わい格別なシンガー/ギタリスト。アトランタを中心としたジョージア・ブルースとひとくちにいっても、その味わいはすばらしく多彩だ。このシンガー/ギタリスト=ペグ・レグ・ハウェルとその仲間による、ひなびて、純朴で、また軽やかなムードは格別。フィドルを加えたバンドの原点としての楽しさもいっぱい。1926/30年録音ベスト24曲。 ■旧盤PCD-5767『コール・マン・ブルース』
戦前カントリー・ブルースの味わいは多彩だが、中でもアラバマの地域色豊かなブルースは、その素朴な香りが独特で極めて美味。その代表的シンガー/ギタリストの、飄々とした軽妙な味わいの絶品、全作品集である。 ■旧盤PCD-5726『マムリッシュ・ブルース』
戦前メンフィス・ブルースを代表する存在で、単弦ソロは弾かず、コード・ストロークのギターで、なんとも「のどか」なブルースを聞かせる。これぞ「元祖なごみ系」となる戦前サウンドだ。ベスト24曲選。1927~30年録音。 ■旧盤PCD-5729『アイム・ワイルド・アバウト・マイ・ラヴィン』
ミシシッピ・シークスとして活動した、有名なストリング・バンドのチャットマン兄弟。その一員、カーター(=ボー・チャットマン)が1928~40年に遺した120曲からベスト選曲した24曲だ。ディープで芸人根性たっぷり! ■旧盤PCD-5730『カウンティ・ファーム・ブルース』
歴代名ピアニストの中でも、特に弾き語りでダイナミックなバレルハウス・ピアノの伝統美をそのメランコリックな響きで表したリトル・ブラザー・モンゴメリー。その1930~36年までの戦前自己作品の全て26曲を。 ■旧盤PCD-5758『ファースト・タイム・アイ・メット・ザ・ブルース』
70年代初頭まで精力的に活動を続け、レイ・チャールズの「ザ・ナイト・タイム・イズ・ザ・ライト・タイム」のオリジネーターともなるシンガー/ピアニスト。ニューオーリンズ的ほんわかさも持つ、南部風かつ都会の香りあるサウンドが実に個性的。ベスト24曲。 ■旧盤PCD-5731『ザ・ハニー・ドリッパー』
セントルイスを代表するシンガー/ピアニストで、あくまで深く沈み込むような重さが魅力で、そのピアノ・スタイルも実にユニーク。ライ・クーダーがカヴァーした“I Can Tell By The Way You Smell”も収録した、ベスト22曲。 ■旧盤PCD-5732『M & O ブルース』
ブギ・ピアノの古典的名作となる「カウ・カウ・ブルース」で、ブルース・ピアニストの元祖の一人となったダヴェンポート。その永遠の名作となるソロ作品と伴奏者としての魅力を発揮した1920年代末から30年代のベスト24曲を。 ■旧盤PCD-5759『カウ・カウ・ブルース』
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