ジャンル: ROCKリリース情報

WATER-199 Anne Briggs
2008.10.24

1971年に英国CBSからリリースした名作「森の妖精」が昨年紙ジャケで国内盤化され話題となったアン・ブリッグス。
ブリティッシュ・フォーク・リバイバルの最重要人物だった彼女が残した初、そして最も力強いアルバム(オリジナルはTOPIC)が遂にオリジナル・ジャケットで初めてのCD化!
素朴でありながら聴き手を魅了するカリスマ性、フォークへの型破りなアプローチ。
アン・ブリッグスがフォーク界に与えた衝撃は、パンクがロックに与えた衝撃と同じくらいと言っていい程彼女の及ぼした影響は多大なもの。
深い森の目覚めをそっと後押ししてくれるような滋味あふれる歌声がいまだ多くのファンを魅了してやまないアン・ブリッグスの原点。世代を超えた永遠の名盤です!

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DC(LP)-373 An Optimist Notes The Dusk
2008.10.24

スクイレル・ベイト~バストロ~ガスター・デル・ソルと渡り歩いてきた、ルイヴィル~シカゴ・シーンを語る上で欠かすことのできない重要人物、デイヴィッド・グラブス。
その前作、『ア・ゲス・アット・ザ・リドル』(04年)以来となるニュー・アルバムがついに完成! マトモス(片割れのドゥルー・ダニエルはグラブスとルイヴィル仲間)やアダム・ピアース=マイス・パレードらの参加も話題となった前作に続くこのアルバムは、マイケル・エヴァンス(ds/ゴッド・イズ・マイ・コ・パイロット)、ネイト・ウーリー(tp)、そしてデイヴィッド・グラブス(g, vo, etc)という布陣で制作された。グラブスのこれまでのソロ・アルバムは、ポップ作品と、より実験的なインストゥルメンタル作品にはっきりと分けられるものだったが、ここではそれがシャッフルされている。聴く者の方向感覚を失わせるという点で、ガスター・デル・ソルの諸作と通じるものがある。いつもながら見事なエレクトリック・ギターを中心に、清々しくも味わい深い唯一無二の歌声を響かせる比較的長めの5曲+アナログ・シンセによるミニマルな長尺インスト1曲の全6曲、至福の38分間。すばらしい。

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DC(CD)-373 An Optimist Notes The Dusk
2008.10.24

スクイレル・ベイト~バストロ~ガスター・デル・ソルと渡り歩いてきた、ルイヴィル~シカゴ・シーンを語る上で欠かすことのできない重要人物、デイヴィッド・グラブス。
その前作、『ア・ゲス・アット・ザ・リドル』(04年)以来となるニュー・アルバムがついに完成! マトモス(片割れのドゥルー・ダニエルはグラブスとルイヴィル仲間)やアダム・ピアース=マイス・パレードらの参加も話題となった前作に続くこのアルバムは、マイケル・エヴァンス(ds/ゴッド・イズ・マイ・コ・パイロット)、ネイト・ウーリー(tp)、そしてデイヴィッド・グラブス(g, vo, etc)という布陣で制作された。グラブスのこれまでのソロ・アルバムは、ポップ作品と、より実験的なインストゥルメンタル作品にはっきりと分けられるものだったが、ここではそれがシャッフルされている。聴く者の方向感覚を失わせるという点で、ガスター・デル・ソルの諸作と通じるものがある。いつもながら見事なエレクトリック・ギターを中心に、清々しくも味わい深い唯一無二の歌声を響かせる比較的長めの5曲+アナログ・シンセによるミニマルな長尺インスト1曲の全6曲、至福の38分間。すばらしい。

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DC-377 The Musical Paintings, Vol.1
2008.10.24

ご存知、ポスト・ロックのカリスマ、ショーン・オヘイガンとベルギーのアーティスト、ジョン・ ピエール・ミューラー二人の天才のコラボによって生まれた新たなアート表現。
複数のパネルから構成されているミューラーの絵の裏にはスピーカーが組み込まれ、それぞれのパネルに触れることによってオヘイガンが担当した「絵のサウンドトラック」が流れるという仕組み。つまり、作品を見ている(聴いている)オーディエンスが自ら作品をミキシングできるという未だかつてないインターラクティヴなアート形式。そんな作品の絵をたっぷり堪能できるこちらの本(96ページ、フルカラー!)に加え、サウンドトラックを含むエンハンスドCDで彼らの作品を体験することができる満足度100%の内容です!

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LA DUSSELDORF
2008.10.23

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DUNGEN
2008.10.14

Gustav Ejstes グスタヴ・エイステス

Reine Fiske レイネ・フィスケ

Mattias Gustavsson マティーアス・グスタヴソン

Johan Holmegard ジョワン・ホルメガルド

BIOGRAPHY

ドゥンエンはこの4枚目のスタジオ・アルバムで、称賛されたスウェーデンのグループのサウンドを、これまでのサイケデリアからより以上にすばらしいものへと展開させている。単なるスタイル上のさまざまな関心事を越え、『4』におけるグスタヴ・エイステスの主眼が、両極端にあるドゥンエンのサウンドを二つの独立体に分離することにあることが分かる。燃え立つような荒々しいギターが随所でいい働きを見せてはいるが、本作では、映画的な色合いを伴った、感動的に編曲された、ジャズのクールさを有した構成もまた、際立っている。

バンドリーダーのグスタヴ・エイステスは、その創作プロセスをヒップホップ・プロデューサーのそれになぞらえていると、たびたび言及してきた。『4』では、それぞれの楽曲の感触において、そして、グループのメンバー内の直観と抑制という意味において、その両方においてそのプロセスはこれまで以上に明らかなものとなっている。新ドラマー、ジョワン・ホルメガルドがギタリスト、レイネ・フィスクとベーシスト、マティーアス・グスタヴソンに加わる一方、エイステスはこのアルバムではギターはまったく弾いておらず、リード楽器としてピアノに集中している。とともに、彼らはぜいたくなスタジオ使用と、感動的な物語調のアレンジで組み立てられた、クラシックかつ途切れのないサウンドに磨きをかけ、その上、凶暴なブルース・サイケ・インストゥルメンタルの動脈をはち切れんばかりに隆々と表面上に浮かび上がらせている。

彼らの音が進化し続けて、『4』に収められた10曲は、ドゥンエンの未だかつてない集中力の成果から成り立っている。ビートが怒涛のように押し寄せ、サウンドが展開していくにしたがってムードが変化していく。ここでは、すべての曲が5分足らずにまとめられており、それが、グループにより簡潔な枠組みのなかで、確信に満ちたメロディときわめて印象的な雰囲気を伝える推進力になっている。結果から判断すると、この挑戦は成功だったと言える。

本作には、ライヴの十八番の「Mina Damer och Fasaner」や、「Samtidigt」と名づけられた、ワイルドなサイケデリック・ジャム・セッションからの抜粋と、嵐のような、ノーザン・ソウルの影響を受けた「Fredag」というタイトルのインストゥルメンタルが収められている。これらの楽曲は、ドゥンエンのこれまでのキャリアにおいてもっともすぐれた作品に匹敵するものだ。じわじわと染みてくるプログレッシヴ・ポップ・グルーヴァー「Det Tar Tid」と、雄弁なオープナー「Satt At Se」もまた然りである。なお、後者は今秋の『4』の発売に先立ち、サブリミナル・サウンズと北米のメキシカン・サマーから限定12インチとしてリリースされている。

華やかなポップ表現に対する強い嗜好と、眩く輝くギターのきらめきとともに、『4』はドゥンエンのサウンドと物語に新たな1ページを刻んでいる。

 

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COCOON
2008.10.14

Mark Daumail (composition, acoustic guitar, ukelele, beatbox, etc.)

Morgane Imbeaud (vocal harmonies, keyboards, arrangements)

フランス出身のマルチインストゥルメンタリスト、マークと女性ボーカルのモーという二人のアーティストからなるデュオ、コクーン。

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D.R. HOOKER
2008.10.14

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