ジャンル: ROCKアーティスト情報

RF & LILI DE LA MORA
2008.09.10

2007年2月のジョアンナ・ニューサム来日公演でバッキングを務め、彼女の最新作『ザ・Ys・ストリート・バンド・EP』にも参加しているサンフランシスコのマルチ・インストゥルメンタリスト、RFことライアン・フランチェスコーニ。彼がこれまでにリリースした3枚のソロ・アルバムは、エレクトロニックな要素とアコースティックな要素を絶妙に融合させたものとして日本でも高い評価を得ている。

そして、ロング・ビーチのドリーム・ポップ・バンド、ジ・イヤー・ゼロのヴォーカリスト、リリ・デ・ラ・モーラ。その神秘的で美しいウィスパリング・ヴォイスは、ずっと浸っていたくなる妖しい心地好さで聴くものを魅了する。

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EINSTURZENDE NEUBAUTEN
2008.09.10

「崩壊する新建築」という名前を冠して、破壊と構築を繰り返しながら音楽の可能性を問い直し、1980年代以降の音楽地図を塗り替えてしまった、ブリクサ・バーゲルト(ex-ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ)率いるベルリンの最重要グループ、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン。

デペッシュ・モード、ソニック・ユースやナイン・インチ・ネイルズをはじめ、無数のアーティストに多大な影響を与えながら、今もなお新しい地平を切り拓き続けるその独創性は、他に類を見ない。

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EXTRADITION
2008.09.10

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3/3
2008.09.09

3/3に勝てるバンドなど、70年代の日本には絶無だった……。現在、日本の70年代ロックを語る上で最重要と評価されてはいるものの、その全容についてはなお知られざる部分が多かった伝説のバンド、3/3。 フリクションの前身バンドとして、レック、チコ・ヒゲ、ヒゴ・ヒロシの3人を中心とするその活動は、タイトで強靭なバック・ビートそのもののグルーヴを前景化させた。

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KURUUCREW
2008.08.28

HAIR STYLISTICSを主宰する中原昌也や、Incapacitants、MELT-BANANAといった世界的にも非常に評価の高いミュージシャン達とも交流が深く、STRUGGLE FOR PRIDEとも対バンをするなど、東京地下シーンを代表するまでに成長したプログレッシヴハードコアバンド。

あぶらだこやSOB、さらにはBATTLESのサウンドも熱狂的に支持される今、ダイナミックなロックのグルーヴにアヴァンギャルドなセンス、そこにフリーキーなメロディーが融合したサウンドは、カオティックでいながら狂わんばかりにメロディック!!!

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The Thirst
2008.08.28

イギリスの南ロンドンに位置するブリクストン出身の平均年齢23歳の若き四人組、ザ・サースト。

兄弟のメンサーとクァーメに加え、二人の学校の友人、マークとマーカスが加わり、バンドを結成後、ストリートで悪さを避けるために、ひたすら音楽に没頭し、活動を本格化。

全員アフロ・カリビアンなルーツを持ち、その音楽にはUK特有のガレージロックの色だけでなく、スカやレゲエといった要素も実に上手く盛り込まれた、独特なものになっている。

週6回にはライブ、といった過酷なスケジュールも難なくこなし、その熱意と確固たる実力で瞬く間にロンドンの注目株になり、デビューEPは二週間で完売。既にローリング・ストーンズやセックス・ピストルズの前座、グラストンベリーやアイル・オブ・ワイトといったステージで観客の心を掴んできている。今年夏に予定されているピート・ドハティーのソロ作にも参加。

今後のロック界に新たな旋風を巻き起こすのが確実なバンドである。

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JEFF LANG
2008.08.28

ジョン・バトラー・トリオなどに多大なる影響を与え、良質なルーツ音楽を生み出し続けるオーストラリアのシーン自体を支え続ける孤高の天才シンガー・ソングライター。

比類なきスライドの実力、誰もが引き込まれる歌の世界と、斬新で度肝を抜くようなグルーヴとエネルギーを生み出すライブ・パフォーマンスで世界中の観客を魅了している。

「ギターの魔術師」とまで呼ばれるそのテクニックは、ブルース、ジャム、フォーク、オーガニックといったスタイルを遥かに通り越し、体験した人にただ感動を与えるオリジナリティーに満ちている。

キャリアは既に20年近くに及ぶが、2008年には日本デビューを果たす。

二度の来日ツアーに加え、同年の朝霧JAMでの壮絶なステージを見せつけ、2009年には満を持してのフジロック・フェスティヴァル出演を果たし、日本で初めて披露したトリオ編成で更なるヴァラエティーを足したグルーヴと感動を与えてくれた。

2009年11月4日には彼のロック魂を全開に出した新作アルバムがリリース!

新たな境地、新たなグルーヴ、そして新たな超絶プレイの領域に入ったジェフ・ラングを見逃すな!!

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Sonya Kitchell
2008.08.21

16歳の時、あなたは何をしていただろう。我々のほとんどの場合、その10代は探求と実験、そして不安の深い霧の中で費やされたにちがいない。そんな早い時期に自らの才能について満足に認識できるほど、十分に安定し、成熟していたものは数少ないだろう。ソーニャ・キッチェルはまれな例外である–たった16歳にして彼女は文字通りにも、比喩的な意味においても、まぎれもない自らの声を見つけたのだ。

その声の持つ、まぎれもない温かみと健全さは彼女のデビュー・アルバム『キャント・ゲット・ユー・アウト・オブ・マイ・マインド』(プロデュースはショーン・コルヴィンやスザンヌ・ヴェガを手がけるスティーヴ・アダボ)にパーフェクトに表現されている。人々は多くの偉大なシンガーのきっかけを感じ取るだろう、ジョニ・ミッチェルの風通しの良いリリシズム、エラ・フィッツジェラルドのフレージング、そしてノラ・ジョーンズやナタリー・マーチャントの煙るようなロマンティシズム–しかしそれらのサウンドはキッチェル自身のものだ。それは簡素でありながら誠実であり、心をふるわせる。

キッチェルのヴォーカルの温かみ以上に人々を驚かすのは彼女がその年齢にもかかわらず、偉大なシンガー・ソングライターであることだろう。アルバム『キャント・ゲット・ユー・アウト・オブ・マイ・マインド』に収められた曲は全て彼女のオリジナルである。今日までに彼女は100曲以上を書いており、彼女が12歳で作曲を始めたことを考えると、その驚くべき偉業はたった4年間で成し遂げられたのだ。摸倣ではないのと同時に、彼女の作品はジャズからフォーク・ロック、R&B、そしてポップスまでを開拓した。あなたがそれを聴いたなら、キャロル・キングやヴァン・モリソン、そしてバート・バカラックまで(特に「Tinted Glass」に)にいたる巨人達の影を感じるだろう。しかし彼女は彼女の人生の経験を非常に個性的な何かを創造するために注いでいるのだ。例えば「Clara」はイザベル・アレンデの著作『House Of Spirits』からインスパイアーされたものだし、「Someday」は浪費に対してキッチェルが異議を唱えた内容だ。

キッチェルと弟は西マサチューセッツの田園地帯にある40エーカーの土地で育ち、今もそこに住んでいる。そこでは勢いよく植林された夏の風景が晩秋に急速に冷たく荒涼となる。自然は詩的霊感とインスピレーションの源となるが、両親を見て育ったという彼女の度胸の芯がアーティストとして成功するキャリアを切り開いた。彼女の父親は抽象画ポスターの第一人者であり、彼女の母親はグラフィック・デザイナーである。ふたりから若きキッチェルは写真や旅行、そして何よりも音楽への愛情を受け継いだ。彼等は傾倒と忍耐をもってすればいかなることも可能となるという知識を覚えこませると同時に、知らず知らずのうちに不安定な経済的成功がアーティストに何を及ぼすかを示したのだ。

キッチェルは幼少のうちから母方の祖父から譲り受けたピアノ(それはクラシックのピアニストであり、ヴェトナム戦争の通信員でもあった母方の祖父が香港で買いもとめ、長い旅路を経て彼女の家にたどり着いた)をいじくりまわすことによってミュージシャンとして早いスタートをきった。彼女は8歳という感受性の鋭い年齢で、彼女の父親の義母のピアノ・リサイタルの中で歌う、という初めてのパフォーマンスを経験している。もちろん彼女の才能は生まれついてのものだが、彼女はミュージシャンとして成長するため常に努力をおこたらなかった。10歳の時彼女はジャズ・シンガーであるシーラ・ジョーダンとレベッカ・パリスによるヴォーカル・レッスンを受け始め、11歳の時には楽理の勉強も始めた。1999年に北カリフォルニアで行なわれたスペシャル・オリンピックで彼女は最初の大きなステージを経験した。もっと最近では彼女の作曲した「Romance」という曲が2003年のダウンビート・スチューデント・ミュージック・アワーズの“ジャズ・ヴォーカル”と“ベスト・オリジナル・ソング”部門で受賞した。加えて彼女はケネディ・センターにある、ベニー・カーター・ジャズ・アヘッド・プログラムにおいて、世界中の30歳以下の作曲家の中からわずか40人しか選ばれないというジャズ作曲の週間プログラムにも選ばれている。

2004年は若きソーニャ・キッチェルにとって極めて重要な一年であった。先行EP『コールド・デイ』のリリースはもちろん、彼女は自身のバンド(すでに3年共に活動している)と共に、タジ・マハール、タック&パティ、ショーン・コルヴィンといった世界的アーティストとの共演を果たした。彼女の才芸はその年齢にしては数多いにもかかわらず、もしあなたがキッチェルに質問したとしても、彼女が自身の年齢について口を開くのは一番最後だ。彼女にとってのゴールは全ての世代の、全ての世代のための、たぐいまれなヴォーカリスト、ソングライター、そして楽器奏者になることなのだ。

アーティスト公式サイト:http://www.sonyakitchell.com/

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GENE VINCENT
2008.08.21

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L’Altra
2008.08.21

シカゴの若手ポスト・ロック・バンドの筆頭と目されているラルトラ。
メンバーはリンゼイ・アンダーソン、ジョセフ・コスタ、ケン・ダイバー、エベン・イングリッシュの4人。

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