ジャンル: BLUESリリース情報

BS10-01 Blues Heritage I: Earl Hooker – Calling All Blues
2024.01.25

1959年代末からシカゴ最高のギタリストとなって、その歌い上げるプレイで時にはシンガーよりも雄弁にブルースを呼び起こした名手がアール・フッカーだ。ここでは1960年から63年にかけてシカゴ・ブルースを先導したインディペンデント・レーベル、チーフ/エイジ/メル・ロンで発表した作品群を厳選し、このあとオーティス・ラッシュらが取り上げてブルース・ギター・インスト名作となった「ブルー・ギター」や、共演も多かったジュニア・ウェルズのハープも参加したロックするブルース・インスト「ユニヴァーサル・ロック」、そしてヴォーカルの伴奏達人でもあった腕を見せつけるA.C.リードの「ディス・リトル・ヴォイス」も収録。これぞブルースを歌うギター!である。

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PLP-7673 Sings the Blues
2024.01.24

頑固一徹にブルースを生きた狼ハウリン・ウルフ。その1951、52年にモダン系列のRPMに吹き込んだ作品をまとめ、1962年に同じくモダン系列のクラウン・レコードから発表されたアルバムをLP再発。ウィリー・ジョンスンによる、プリミティヴなデルタ・ブルースとファンシーなジャズのコードをミックスした掟破りのギター、ドラムのウィリー・スティールと正体不明のミュージシャンたちが繰り出す強力無比のバッキング、アイク・ターナーの躍動感あふれるピアノに乗り、ウェスト・メンフィスで荒々しくタフなブルースを吠えまくったウルフ。ピアノの調律が狂っていたり、ギターのチューニングが合っていなかったり、ハーモニカのキーもズレていたりと、ドサクサでありながらも美しい――これ以上の衝撃はない。キャリアの最初期、40歳をすぎてレコーディング・デビューしたブルースの狼の暴れぶりに圧倒されること間違いなし。相棒ヒューバート・サムリンのギターが宙を舞うその後のシカゴ録音(チェス)もすばらしいが、とことんワイルドなこのメンフィス時代のウルフの魅力には何物にも代えがたいものがある。クラウン名物の“美女ジャケット”仕様でお届けする(※注:中身は純度100%の荒くれサザン・ブルースです。取り扱いには十分にご注意ください)。

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PLP-7665 Feel Like Going Home
2024.01.19

永井“ホトケ”隆×沼澤尚×中條卓×KOTEZ=日本屈指のブルーズ・コンボ、ブルーズ・ザ・ブッチャー、記念すべき通算第10作『フィール・ライク・ゴーイング・ホーム』、お待たせしました!のLPリリース!

永井のブルーズの原点ともなるシカゴ・バンド・ブルーズの生みの親、マディ・ウォーターズのナンバーにがっぷり四つで取り組んだ、ほぼ全編マディ・ナンバーによる気概のアルバム。さらに、マディのバンド・スタイルの完成に欠かせない存在だったブルーズ・ハーモニカの革新者リトル・ウォルターの名曲をKOTEZがカヴァー。マディの重厚な楽曲からリトル・ウォルターのキャッチーなナンバーまで、すべてに新たな息吹をもたらしている。節目となる通算第10作を飾るにふさわしい、まさに原点回帰と言える、ブルーズに対する愛情とリスペクトがたっぷりとつまった意欲作。CDには未収録の楽曲を2曲収録(逆にCDでしか聴けない楽曲もアリ)。

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PCD-18908/9 Live In London
2023.12.20

ブルースの歴史に新たなるライヴ・アルバムの傑作が誕生! 今最もエキサイティングなギタリスト クリストーン“キングフィッシュ”イングラム、エネルギーと興奮に満ち溢れたプレイを熱量そのままにパッケージングした『ライヴ・イン・ロンドン』が堂々完成! 2曲の新曲も初収録!

前作『662』でグラミー賞を受賞、今最もエキサイティングなブルース・ギタリストと各方面から絶賛の嵐を受けるクリストーン“キングフィッシュ”イングラムが、2023年6月6日にUKの有名クラブ、ザ・ガレージで汗だくになりながら録音したのが本作『ライヴ・イン・ロンドン』だ。オープニングの「She Calls Me Kingfish」やマイケル・“アイアンマン”・バークスの「Empty Promises」の鮮烈なヴァージョン、ファンクにインスパイアされた「Hard Times」など、熱気溢れるギターとソウルフルなヴォーカルを全編にわたって聴かせるライブとなっている。更に2曲の強力なオリジナル新曲『Midnight Heat』と『Mississippi Night』も初収録。

世界中のキングフィッシュ・ファンが待ち望んでいた初のライブ作品。マディ・ウォーターズの『At Newport 1960』、B.B.キングの『Live In Cook County Jail』、アルバート・キングの『Live Wire/Blues Power』などに比肩する、ブルース・ライブ・アルバムの新たな傑作がここに完成した。

NPR Music、ローリング・ストーンをはじめ各方面から絶賛の嵐!

「イングラムは、ドラマチックな灼熱のトーンで確かな権威を携えてギターを弾くが、それはスタジオでの話だ ? ライヴは更に恐ろしい」――NPR Music
「筋骨隆々なギターとゴージャスなヴォーカル…イングラムの歌とソロには激しく転がるようなメロディズムがある」――AllMusic
「クリストーン“キングフィッシュ”イングラムはすでに世界最高の、そして間違いなく今最もエキサイティングなブルース・ギタリストの一人としてその名を轟かせている」――ギター・ワールド
「キングフィッシュは、B.B.キング、ジミ・ヘンドリックス、プリンスを包括するサウンドを持つ、ここ数年で最もエキサイティングな若手ギタリストの一人である」――ローリング・ストーン

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PLP-7662 Blowin’ Smoke
2023.12.20

名門モダン/ケント・レコードが1977年に傘下のビッグ・タウンから放った強烈にファンキーな傑作モダン・ブルース・アルバムをLP再発! 西海岸を拠点に活動した、とことんタフでガッツあふれるシンガー/ギタリスト、スモーキー・ウィルスンのファースト・アルバム!ハウリン・ウルフとエルモア・ジェイムズを混ぜ合わせたかのようなワイルドなダミ声ヴォーカルと、ハチャメチャなファンキー・ブルース・ビートのグルーヴ。ファンク・ブルースからシャッフル、スロー・ブルースまで、その勢いと歯切れの良さにブッ飛ばされること間違いなし!猪突猛進的なエネルギーが爽快ですらある名盤。

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PLP-8095 Great Blues Works and Hits
2023.11.27

ブルースの王様B.B.キング。そのキャリアの最初期にして絶頂期、1950年から65年のモダン/ケント時代の膨大な録音のなかから、Pヴァイン創業者、日暮泰文がセレクトしたこだわりのベスト・アルバム!

1949 年のデビュー以来、2015年に逝去するまでつねにトップに君臨し続けたブルースの王様、否、もはやブルースの神様と言うべき絶対的存在B.B.キング。ローリング・ストーン誌恒例のベスト企画ギタリスト編の最新版“史上最も偉大なギタリスト250人”でも堂々の8位に選出された革新的なギター・プレイと洗練されたスタイルでモダン・ブルースに革命を起こし、クラプトンやレイ・ヴォーンなど後のギタリストたちに多大な影響を与えたのはすでに歴史の常識。魂の底からブルースを絞り出すスクィーズ・ギター! メリスマを効かせた雄大なヴォーカル! この唯一無二のブルース世界=B.B.を聴かずしてブルースは語れない。そんなB.B.の絶頂期、モダン/ケント時代の録音から、アメリカの老舗ブルース雑誌、Living Bluesのベスト・アルバムで、批評家選と読者選のダブル受賞を獲得した『ザ・コンプリート・RPM/ケント・レコーディング・ボックス 1950~1965』の監修者、日暮泰文の選曲によるベスト・アルバム。

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PCD-25379 The Birth Of Boogie Woogie
2023.11.27

巷で話題のブギ・ウギ。ブギ・ウギって何? これです! ってなコンピです!

終戦直後の日本を明るく照らしたあの曲のルーツを探る編集盤が登場! 1920年代末にアフリカ系アメリカ人の間で人気を博したブルース音楽の一ジャンル、ブギ・ウギ。30年代後半にブームが起こり、その流行は50年代前半までつづき、ジャンプ・ブルースの発展に大きく貢献し、リズム&ブルースとロックンロールにも多大な影響を及ぼした。本コンピレーションは、あの曲誕生以前のおもに戦前の作品を中心に、「ブギ・ウギとは何か?」を堅苦しくなく気軽に楽しもうというもの。戦前研究所の異名を取る小出斉の選曲により、気楽にブギ・ウギ求道コンピが誕生! ブギ・ウギという用語をはじめて使用したパイン・トップ・スミスによる1929年のヒット曲「Pine Top’s Boogie Woogie」からとにかくゴキゲン!

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PLP-7647 Blues After Hours
2023.11.15

ハウンド・ドッグ・テイラーからライ・クーダー、デレク・トラックスまで、数多くのミュージシャンに多大な影響を与えつづけている巨人エルモア・ジェイムズが、自身のバンド、ブルームダスターズを従えスライド・ギターで暴れまくる!! 〈酒場の見返り美人〉ジャケで有名なクラウン盤LP(1960年)を正規再発! 「ダスト・マイ・ブルース」等のスライド・ギターで3連でたたみかけるブルーム調のナンバーから、南部らしさとアーバン/ジャンプ感覚が同居したブルームダスターズ・サウンドが炸裂する楽曲まで、すべてが絶品!豪快なスライド・ギターはもちろん、ゴスペルに根差したディープなヴォーカルもすばらしい。なにもかもが強烈な輝きを放っている。

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PLP-8070 Rock The Blues
2023.10.30

ギタリスト、ピアニスト、バンドリーダー、プロデューサー、タレント・スカウトなど様々な顔を持つアイク・ターナー。その、つい先日、発表されたローリング・ストーン誌の「史上最も偉大なギタリスト250人」で148位に選出されたギター異能ぶりもたっぷりと堪能できる、1963年にモダン系列のクラウンからリリースされたレア・アルバムをLP再発(1952~54年録音)。

トレモロ・アームを多用した後の変態ブチ切れギター・インストの原点ともなる、DJの間でも人気のズンドコ・ルンバ・ブルース・インスト3曲「Cubano Jump」「Loosely」「Cuban Get Away」に加えて、アメリカ南部一帯を中心に全国的に活躍した、アイク率いる50年代最強ブルース/R&B一座、キングズ・オブ・リズムのフィーチャリング・シンガーだったデニス・バインダーがリード・ヴォーカルを執る最高のロッキン・ブルースなどを収録。デニス・バインダーのシングル作品と当時未発表だった楽曲も追加収録し、弩級のブルース/R&Bアルバムとしてお届けする。

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PLP-8061 Good Rockin’ Charles
2023.09.26

ブルース裏名盤最右翼! グッド・ロッキン・チャールズことチャールズ・エドワーズが1976年に発表した唯一のアルバムをLP再発!

55年にジミー・ロジャーズのバンドに参加し、56年にあの「Walkin’ By Myself」の録音に起用されるものの、怖気づいて(?)酒を飲みに出かけてしまい、キャンセル、57年にはコブラ・レコードが録音の機会を設けたものの、スタジオに現れずキャンセルと、自らチャンスをつぶしたせいもあり、残した録音はきわめて少ない。

しかし、そのシンプルかつ力強いブルース・ハーモニカの味わいは他では求めえないものだ。Ⅰ、Ⅱ、両サニー・ボーイ・ウィリアムスンとリトル・ウォルターの影響が大きいが、圧倒的なヴォリュームと押しの強さ、歯切れの良さは天下一品! サニー・ボーイⅠ世ともまたひと味違う、投げ出すようなぶっきらぼうなヴォーカルも最高! オープニングの「Eyesight To The Blind」(サニー・ボーイⅡ)から痛快そのもの! 忘れ得ぬ隠れた名盤だ。

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